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世界中を混乱させるアメリカのトランプ大統領を誕生させ、各国でポピュリスト政党を台頭させるものとは一体何なのか。欧州と南米の民主主義の崩壊を20年以上研究する米ハーバード大の権威が、世界で静かに進む「合法的な独裁化」の実態を暴き、我々が直面する危機を抉り出す。全米ベストセラー待望の邦訳。
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Posted by ブクログ
民主主義の死に方:二極化する政治が招く独裁への道。スティーブン・レビツキー先生とダニエル・ジブラット先生の著書。世界中で民主主義が崩壊に向かっている。大衆迎合主義者や極端な過激派勢力が権力を手中にすると、合法的な独裁化で民主主義が危機にさらされる。アメリカのトランプ大統領のようなタイプの政治家が世界...続きを読む中で生まれている事実。民主主義を守って、独裁政治を防ぐには、きちんと選挙に行くこと。
民主主義を守っているのは憲法や法律よりもむしろ本書でやわらかいガードレールと呼ばれる規範や慣習であり、独裁者はまずそこを攻撃する、という指摘は説得的。
鈴木 幸一(インターネットイニシアティブ会長CEO)の2018年の3冊。 「規範」と「自制」を捨てたトランプが大統領となった米国で、民主主義が崩壊する危機を分析している。
2017年のトランプ大統領の登場で、民主主義の危機を感じた著者らの思いが込められた本だが、フランコ、ヒトラー、ムッソリーニの時代から、マルコス、カストロ、ピノチェトを経て、プーチン、チャベス、エルドアンまでの事例から、正統な選挙で選ばれた人が、次第に変貌していく過程を精密に検証している.アメリカ合衆...続きを読む国では憲法だけでなく、相互的寛容と自制心の二つの規範が長く踏襲されてきたことで、民主主義が守られてきたと総括しているが、トランプがそれを無視する行動を批判している.日本を振り返ると、大丈夫かなと感じることが多くなっている.
今、民主主義は危機的状況にある。トランプ政権がようやく倒れたのは良かったが、世界的に見ればまだまだ油断はできない。 選挙は民主主義を護れるのか、日本は民主主義を護れているのか。一人ひとりが考えなくてはならないと思う。
〈かつて民主主義は革命やクーデターによって死んだ。しかし、現代の民主主義の死は選挙から始まる〉――アメリカの事例を中心に、民主的に選ばれた代表が「独裁者」になっていく道筋を提示している。 本来、民主的な制度のうちには「独裁者」が生まれるのを防ぐためのしくみが備わっているはずだ。ところが独裁者は巧...続きを読む妙にその「たが」を外していく。それをサッカーにたとえている部分(p105)が秀逸だ。 ●審判を抱き込む 公務員や非党派の当局者をこっそり解雇し、支持者と入れ替える 裁判所を支配する メディアの買収 ●対戦相手を欠場させる 対立している相手を捜査、逮捕、投獄、訴訟 実業家を標的にする 文化人を抑圧する ●ルールを変える 選挙区の変更 投票の制限 ●「危機」を訴えてこれらを正当化する こうして並べてみると、安倍晋三がやっていることと驚くほど一致している。 また、本書が「民主主義のガードレール」と呼んでいる2つの規範、「相互的寛容」と「特権の乱用を避けること」についても、「執拗な民主党政権批判」「臨時国会開催の義務を履行しない」「恣意的な解散権の行使」など、ぴたりと当てはまる。 本書の定義によれば、日本ではすでに民主主義は半ば死んでいて、安部独裁が完成間近であるということになる。暗澹とした気持ちになる。
トランプ政権のことが書かれているのに、まるで日本のことが書かれているようだった。こんな時代になるとは思ってなかった。
この本が書かれた時点から、バイデン政権を経て、第二次トランプ政権。 示した通りの方向になってはいないが、それでもすべてがおかしくなったわけではないということは、まだ守られているものが少しは残っている、ということなのかなぁとボヤッと考えてみた。 ちょっと訳が読みづらい印象はある。
今、現在時の兵庫県での政治、その劇場化の先鞭、ここに在り、という感じ。国政とローカルな県政という枠は、関係ない、もう同列でいい。規範違反の常態化だったんだな。 小人閑居して不善をなす、これに尽きるか。 権力が歪な形で可視化される時代、少々のパンとサーカスでは、収まらないわな。
世界的な民主主義の危機が起こっている。 合衆国憲法はなぜ守られているのか。 それは競い合う政党同士が相互的寛容と組織的自制心を持っていたから。 寛容と自制の規範は「やわらかいガードレール」として機能し党派間の闘いを避けるために役立ってた。
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民主主義の死に方―二極化する政治が招く独裁への道―
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スティーブン・レビツキー
ダニエル・ジブラット
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