小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
下巻を読み終えて振り返ると、上巻中巻にも全く無駄な話がなかったなぁと感心した。すべてのストーリーが結末につながる意味のあるものだったことに感動。
中巻で感じていた違和感(歩の苛立ちの身勝手さ)が間違っていなかったことがわかって、個人的には胸のつかえが取れた感じもあって爽快。
あなたの信じるもは、あなた自身で見つけにいかなければならない。そしてそれは既にあなたのすぐそばにあるはず。
この物語ではその一例が登場人物の数だけ例示されているに過ぎず、あくまで表面的なもの。本質の答えはそれぞれが生きる意味、生きる根源を心の芯として見いだせるかどうかだから。
それがある限り、生活に付随する全てはどれもご褒 -
Posted by ブクログ
7冊目の伊与原新さんは、ドラマ化もされた『宙わたる教室』の続編です。
東新宿高校定時制の科学部が「火星のクレーター再現実験」で学会の高校生セッション優秀賞を受賞してから6年後。科学部顧問だった藤竹先生は学校から去り、科学部は消滅してしまっていた。
私立の超進学校から転入してきた飯星佐那は、科学部を復活させようと部員集めに奮闘するが…。
いやぁ〜すっごくおもしろかった!
新生科学部の面々もそれぞれに環境だったり抱える問題もあるけれど、仲間がいて、夢中になれるものがあるって本当に素敵なことですよね。
かつての科学部メンバーもしっかり活躍してくれて、大満足。
続編って前作が良ければ良かっ -
Posted by ブクログ
たまに感じる「私って何してんだろう。あの人はあんなにすごいのに…」。
そう感じる時に読みたい本。
ジャレットのもとにプラントハンターのケリーが来て、世界で飛び回った話を聞き、ジャレットの様子がおかしくなっていく。
本書で、印象的だったのは「本当に落ち込んでいるときほど、自分ではそうと気がつかないものなのです。」
というフレーズ。
確かに、物事の渦中にいる間というのは自分では気がつかない。
だからといって、他者の言葉に耳を傾けるほどの客観性も持ち合わせていないときも多い。
ジャレットは人に話すことで気がつき、乗り切ることができたけれど、わたしたちはそんな時、どんなきっかけでハッと気 -
Posted by ブクログ
『カラマーゾフの兄弟』は光文社の亀山郁夫訳で読んでいたけど、別の訳者のものも読みたいなと思っていたところにこちらの中公文庫が発売されたのでずっと気になっていて、やっと読めるタイミングがきたので全巻購入。
この中公文庫では、かなり細かい後記・注解がはいっているのがよかった。
これはこういう意味だとここで教えてもらわないとなんとなくで流し読んでしまう部分も多いかと思うので。
それと、ドストエフスキーの父のことや亡くなってしまった子ども(アリョーシャ)のことなど、元ネタになったと思われる出来事も結構記載されている。
『カラマーゾフの兄弟』は5年おきくらいで再読していることになるけど、やはり何度読 -
Posted by ブクログ
再読。
俳優の石田ゆり子さん出演のNHKの番組「世界の犬と猫を抱きしめる トルコ編」を観て、以前読んだことのある石田ゆり子さんの本を再読してみた。
石田ゆり子さんは、大の動物好きで現在ゴールデンレトリバーの雪ちゃんや愛猫ハニオたちと暮らし、保護犬や保護猫の支援活動にも取り組んでいる。
この「天然日和」は、石田ゆり子さんが2001年の春から約1年間、幻冬舎のホームページに連載した日常を思ったままに書いた日記を本にしたものである。
石田ゆり子さんのふんわりとした雰囲気とは違う芯の強さ、日常生活の中で考えたこと、飼っている猫4匹と犬1頭への愛情など、石田ゆり子さんの魅力が詰まっている。
石田ゆり子さ -
Posted by ブクログ
食堂のおばちゃんシリーズ第8弾。今回もほのぼの。
第1話 5月の節句はめざしがつく。お豆も持ち帰り。料理研究家の瑠美はただてさえ忙しいのに、婚活イベントに料理教室を使わないかと言われて閉口している。後藤や康平などもそろそろお嫁さんをもらわないとヤバいのではという話になる。康平の親が子供の婚活の会に入る。
第2話 ひな祭りが過ぎた。康平がお見合い相手をはじめ食堂に連れてくることになった。はじめ食堂では牡蠣は3月いっぱい。牡蠣づくしでもてなす。しかし変な男がお見合い相手を追いかけてきた。
第3話 うすいえんどうスペシャル回。調理師免許試験会場で会った志音が、職場でのゴタゴタを愚痴って、あれこ
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。