ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    きれいに騙されたけれど、それ自体が主人公たちのバイタリティなんだと思った。まだまだ頑張ろうと思える話。

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    2026年09月24日
  • 人間失格

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    本を読むのは好きだけれど今まで読んだことがなかった。面白かった。道化になる・・・というのは当てはまる人も居そう。私は「このティッシュを使うのを辞めたら・・・など途方もないことを考える」というのにとても同感した。幼い頃よくそう考えていたなと思い出した。人が誰しも考えたことがあるようなことを描写するのがとても上手い。色々な出会いや出来事が重なってしまった結果この結末になったのだろう。私は主人公は幼い頃に性的虐待を受けていなければこうなっていなかったのではないか・・・と考えてしまった。タイトル回収をきちんとしてくれたことに感動を覚えた。名作と言われる理由がわかった。

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    2026年09月24日
  • コンビニ人間

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    いろいろな人間がいて当たり前。格付けする人って、卑怯者で自分だけ良ければよいと思っている人かなと思った。主人公が最後、自分らしく立ち上がったのは痛快だった。みんな頑張れ!

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    2026年09月24日
  • モモ

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    ネタバレ

    最近知った本。
    名作と言われる理由のひとつは、時代を感じさせないところかなと感じた。
    かなり前に書かれているのに、時間を越えて、現代社会の冷たい部分を風刺的に表していると思う。

    私は、冷凍宅配弁当を定期購入していた時期がある。
    便利だったし、ご飯を作る手間が省けたのでしばらくは「楽になった!料理しなくていいから他のことに時間を使える!」と嬉しく思っていた。
    でも、料理に時間をかけないこと・簡単な手料理しか食べないことで、徐々に幸福感が無くなっていき、人生がつまらなく感じるようになった。
    『人間が時間を節約すればするほど、生活はやせほそっていくのです。』
    この本に書かれていた一文、まさにそのもの。
    久しぶりの自分のための料理は、最高に満たされた。

    「タイパ」と言って効率ばかり必死に求めずに、大きく時間に囚われることなく生きていきたい。
    原始的に生きたいという意味ではない。
    私は、ありがたーく文明にあやかりながら、その時々で心豊かに過ごす時間の使い方を考えたいのだ。


    モモに話を聞いてもらい、自然とアイディアが広がっていった子どもたちの、航海の話が好きだった。

    ジジが、モモのために紡いだお話を世間に向けて話してしまったことが悲しかった。

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    2026年09月24日
  • 殺し屋の出世術

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    ネタバレ

    半年前まで普通の営業マンだった鳥井さんが今回も大暴れ!!
    話は二転三転四転五転とどこまでも転がっていく。
    最後の最後にきちんと収まるあたりはちょっと作者のご都合主義にも思えるけど、そこは水戸の黄門さまといっしょで、わかっていても楽しめる。
    250ページ程あるけど、一気に読める。
    また、最後の終わり方が、鴎木美紅が「会わせてほしい男がいる」なので、近いうちにまた第3弾が出るということだろう。
    最初は4人だった極東コンサルティング、鳥井さんに惹かれてどこまで仲間が増えるのか???楽しみ!!

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    2026年09月24日
  • 宇宙に花火を。

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    あめんぼぷらす・おまつのデビュー作。
    あめぷら自体ストーリーがわかりやすく面白いのでこの方の脚本力自体かなり高いんだなと思いました。

    夢追人や夢追人を応援する人に是非読んで欲しい本。
    夢を語ることは馬鹿にされることも多いが、表現するからこそ少しずつ夢を目標にして近づけるのだと思う。
    これはyoutuberとかエンタメ業界関係なく共通だと私は思う。愚直と言えば表現は悪いが、素直に表現できる人だからこそ、応援されるような人になるのかなと思う。

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    2026年09月24日
  • 傷と雨傘

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    人間って繋がりあっていってその人同士の世界が接触することもあれば、完全にすれ違うこともある。肩肘張らずに少し楽に生きていけそうな気がする。

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    2026年09月24日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    ネタバレ

    いやいやいや、実に本寸法、直球王道どストレートのハードSF。しかもSF初心者でもわかりやすく面白い、超一級のエンターテインメントです。
    ・・・えっ、これ、アンディ・ウィアーのデビュー作なの・・・?デビュー作でこの完成度・・・!?

    不肖鴨、この作品については映画「オデッセイ」を先に観て、とても面白かったのでそのうち原作も読もうと思っていたら「プロジェクト・ヘイル・メアリー」が出版されて、こちらは映画よりも先に原作を読んであまりの面白さにひっくり返り、あわてて「火星の人」を読んだ次第です。SF者として、まことにお恥ずかしい(^_^;

    で、感想は冒頭のとおり、いやー面白い!科学的な嘘は絶対につかず、科学的なプロシージャを厳密に守って、でも科学的な知識が豊富ではない読者がある程度読み飛ばしてもその面白さは何ら損なわれない、この絶妙なバランス感覚。
    何よりも好感度が上がるポイントは、登場人物が「知識も人柄も完璧なエリート揃い」ではなく、優秀でありつつも癖があって欠点もあってとっても人間臭い、愛すべき奴らばっかりだということです。特に、地球でマーク救出にあたるメンバーは当初はそれぞれの功利しか見えずに空中分解しかかるのですが、何だかんだとマークのために同じ方向を向き始め、最終的に見事なハッピーエンドに着地する、この気持ちよさ。素晴らしい読後感を残します。
    そして、救われる側のマーク自身が、“必ずしもみんなが同じ方向を向くわけじゃない”という現実をしっかりと理解しつつ、このハッピーエンドを手放しで喜んでいること。単なる科学技術礼賛の作品ではなく、現代の社会情勢なども踏まえてなお、SFとして与うる限りの人類への応援歌を歌い上げる、アンディ・ウィアーの心意気を感じます。

    まだ映画「オデッセイ」を観ていない方がもしいましたら、映画もぜひ!上手いことまとめてますよー。

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    2026年09月24日
  • 愛と忘却の日々

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    どこか平凡そうで平凡じゃない日日、燃え殻さんの視点を通して少しでも明日を楽しく生きるエッセンスが散りばめられたようなスパイシーな本。

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    2026年09月24日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    箱根駅伝ってゴールのことをフィニッシュって言うのはじめて知りました。
    あと、これは本編ではなく、解説で知ったのですが、箱根駅伝って最初から日テレで放送していたのかと思っていたら、その前にテレ東が放送していたとはびっくり。
    と、小ネタを重ねてしまいましたが、物語として、すごく面白かった。悪い監督や上役も、自覚すらせずに人を見下したり、それに乗ってしまう人たちをグーの根も出ないまでに叩き潰してスッキリ気分爽快。現実にはなかなか、そうはいかない。
    個人的には辛島アナに助演男優賞を差し上げたいところ。
    さて、次の楽しみは、ドラマのキャスティング見ること…

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    2026年09月24日
  • 本屋さんのある街で

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    ネタバレ

    書店への愛を込めて贈る珠玉のアンソロジー。
    私は瀬尾まいこさん、三浦しをんさん以外は初読みの作家さんだったけれど、本との新しい出会いや、書店の存在価値について改めて考えさせられる作品ばかりだった。
    やっぱり私は書店が好きだ♪

    ・続きは書店で(瀬尾まいこ)
    あと1ヶ月で閉店してしまう書店にアルバイトで入った菅原くんと、占いをやっている主人公(ルイーズ)の交流の物語。
    菅原くんが友達を100人作ろうとしていたけど、友達は必ずしも人ではなくて、本そのものだったり登場人物に対しても友達という感情を抱く視野が新鮮だと思った。
    自分にとって支えになる本や登場人物が力を与えてくれることもある。素敵なお話だった。

    ・歌うように生きて(一穂ミチ)
    飲み会で出会った中国人のリウと潤。潤はリウにルンと呼ばれ、二人の交流がスタートし毎週会うような仲になる。大学の生協にある書店で待ち合わせし、大学構内で会うようになる二人だった。
    ところがある日、リウは家庭の事情で突然中国に帰国することになる。
    そこから数年後リウが逮捕されたとネットニュースで知った潤。過去のことを振り返りながらも、ちょっと切ないけれど、純粋なリウのために居場所の作ろうと日本語と中国語の書籍の並ぶブックカフェを立ち上げた潤。
    2016年〜2025年の時系列でストーリーが展開されていくけれど、リウと潤(ルン)の素朴なやり取りに胸が熱くなるところがあった。リウがいつかまた潤(ルン)と再開できる日が来ますように…!

    ・手に取って見てみろよ(坂木司)
    本屋の前で振られた浅井と友人の高木が、高木の祖父母の故郷の岡山のシャッター商店街でお店を開店させるというお話。
    本屋の利益率が良くない現実ではあるが、インターネットではなく手に取って本を選べる魅力や、人が集まる空間を作るって素敵なことだと思った。

    ・小鳥たち(凪良ゆう)
    離婚して地元に戻り、父の書店を継ぐと決めた一葉。書店の中にカフェを作ることにした改装中の時期に、同級生の越智が来店し交流がスタートする。越智も家庭の不和や仕事のことで適応障害で地元に戻っていた。
    改装後のお店も、今までの常連さんにプラスして越智のようなお客さんも増え、居場所を作り出している一葉。奮闘しながらも結婚や離婚を経験し、「一周回って、わたしは見失った本来のわたしに戻ったと思えばいい。」と前向きになっている姿に励まされた。私も一葉と同年代〜。元気をもらったお話だった。

    ・見晴らし書店の一日(三浦しをん)
    東京の西の郊外で曽祖父が始めた小さな書店「見晴らし書店」。今は祖母と父親と主人公の花布で営んでいる。パートアルバイトさんと、地元の常連さんとの一日。
    本の配達も行っている見晴らし書店。「まほろ市」にある設定のようで、「まほろ駅前」シリーズのファンとしては嬉しい気持ちになった♪
    書店は高齢者を見守る街のセーフティネットとしても機能していて、街の大切な一つの要素になっているなぁと実感。街の書店は減る一方だけど、書店の存続を希望する人は意外と少なくないのかもしれない。

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    2026年09月24日
  • 時をかけるゆとり

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    初エッセイでした。
    本当に面白くて一気読みしました。
    やってきた経験、それを文章に起こす能力、言い回し、すべてが天才。
    第2弾、第3弾のゆとりシリーズも読むのが楽しみです。

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    2026年09月24日
  • 舟を編む

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    2012年本屋大賞受賞作

    辞書編集部という、本書を読まなければおそらく人生で一度も知ることのなかった世界を味わうことができた。
    そもそも辞書編集部という部署が存在することを本書を通して知った。考えてみれば世の辞書も、私の愛用している『三省堂国語辞典』も誰かが執筆している“本”であることに変わりなかった。今まで当たり前のように利用していたが、『舟を編む』によって辞書のありがたさを身にしみて実感している。私が辞書を購入するにあたって『三省堂国語辞典』を選んだきっかけも、文章が独特で面白く、かつ端的でわかりやすいからで、しっかりと読み物としての認識を持っていた。

    2012‐2026
    出版から14年経ち、私はこの本を初めて読んだが、全く色褪せない内容だった。まるで最近出版された本を読んでいるかのような。

    『舟を編む』が読む人を繋ぎ、結び、船に乗ってまた新たに誰かのもとへ物語が届くことを願います。

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    2026年09月24日
  • 春までのセンセイ

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    早見和真の作品には、ものすごいパワーを持ったものが多い。
    その中でも、この作品がダントツだな、と思いました。
    中学三年生の新学期が始まる時から翌年の春まで、時間の経過と共に32名の生徒たちが成長していく様が描かれているのですが、さすがだな、と思ったのは主に2点です。
    まずは32名の生徒それぞれの事情や人物像が、しっかりと描かれていること。
    そしてもう一つが、生徒一人ひとりが主役になるタイミングが絶妙であったことです。
    執筆前に、よほど練り上げられたのでしょう。
    著者に対しては、ただただ畏敬の念があるばかりです。

    生徒たちの成長、自立する姿があってこそ、熱く命を燃やし、生徒たちに言葉をかけ続けた先生の存在が、より偉大に見えてなりません。

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    2026年09月24日
  • 案山子の村の殺人

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    ネタバレ

    読み易かったし因習や案山子などを使ったミステリーは、凄く好き。クローズド・サークルも凄く好き。でも、犯人は、すぐにわかったな。

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    2026年09月24日
  • 楽園

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    ネタバレ

    『方舟』『十戒』と読んできたこともあり、「今回も最後に何かあるはず」と疑念を抱きながら読み進めた。途中までは「まぁ、そうだろうな」と半ば得心していたものの、最後には作者が用意したミスリードに翻弄され、その構成の鮮やかさに感嘆した。

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    2026年09月24日
  • 鏡の国(下)

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    ネタバレ

    醜形恐怖症、相貌失認症も外見からはわからない症状だけど本人だけにしかわからない苦悩があって誰にも相談出来ないし、自暴自棄にもなるよなぁとは思った。
    ストーリーは、凄く面白くて惹き込まれた。ページを捲る手が止まらなかったな。

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    2026年09月24日
  • サツ飯 刑事も黙るしみしみカツ丼

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    舞台が警察なのですが、事件は起きません。なんとグルメ小説なんです。

    しかも食べ物の描写がまた丁寧で美味しそうで…

    登場するメニューは警察官と犯人の思い出の品…なんて訳ではなく警察官が普段食べる日常のごはんで蕎麦屋さんのカツ丼や喫茶店のナポリタンなどです。

    これがまたどれも本当に美味しそうなんですよね。

    勿論舞台が警察なので警察の組織の知識なども描かれて居るのでこれがまた結構面白いです。

    読んでる途中に続刊を思わず購入してしまいましたのでそちらも楽しみたいと思います。

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    2026年09月24日
  • とんび

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    映画を観て感動したので、本を手に取りました。
    映画と同様に感動しました。
    グッと来るシーンがたくさんあって良かったです。
    ドラマバージョンもあるみたいなので、そちらも拝見したいです

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    2026年09月24日
  • 都会のトム&ソーヤ(1)

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    中学生の頃に大好きだった本!ワクワクドキドキさせてくれるシリーズ!
    当時最新刊まで読んで、そこから読まなくなって現在23歳。まだ続いていることに驚き!久しぶりに読んでみようかなと思ってます!

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    2026年09月24日