ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • Gene Mapper -full build-

    Posted by ブクログ

    近未来がリアルに書かれていて面白かった
    今なら共感というか想像できるけど
    これをコロナ前に読んでいたら何を言うとんにゃと思ってたかも

    0
    2026年10月08日
  • 風立ちぬ・美しい村

    Posted by ブクログ

    美しい文体。
    ジブリ作品「風立ちぬ」の原作だと知り手に取ったが、個人的にはこちらの原作の方が好み。
    結核の浪漫的な描写が印象に残る作品。

    0
    2026年10月08日
  • オーデュボンの祈り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    正直読み終わった瞬間の評価は星4だったのだが、じわじわ好きになってきて星5とした。
    この感想は読み終わってから3ヶ月以上経過してから書いているので正確とはいえないかもしれない。
    ただ私の敬愛する伊坂幸太郎のデビュー作と聞いて読み、その期待を軽々超えてきたことは確かである。
    少々内容に触れるが、リョコウバトの話は私も好きな逸話?というかエピソード?なのでその内容が本作に登場してとても嬉しかった。
    また魅力的なキャラクターたちは最初から変わらずなようで、私は桜が特にお気に入りだった。
    伏線回収、キャラクターの魅力、読みやすい文章、心に残る一文と私が伊坂幸太郎に求めるものが凝縮されたような一作であり、普段本をあまり読み返さない私でもいつかまた読み返したいなと思えるような私にとって大切な一作となった。

    0
    2026年10月08日
  • 殺し屋の営業術

    Posted by ブクログ

    「私を雇いませんか? この命に代えて、あなた方を救って差し上げます」

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    天性の営業術!!

    数々の営業会社を転々とし、行く先々でトップ営業に上る詰めるカリスマ営業マンの鳥井。
    しかし、どんなに好成績を収めても、どんなにお金を稼いでも、虚しさがつきまとう。鳥井は常に思っていた。「自分の人生を生きている実感がない」

    ある日、就業時間外に呼び出された顧客の家で、凄惨な殺人事件の現場を目撃した鳥井。そこで二人の殺し屋に捕まり、死体とともに生き埋めにされそうになる。

    死に直面した鳥井。必死に頭を回転させ、命乞いのためにしたのは 殺し屋相手の「商談」だった。

    「私を雇ってくだされば、必ず営業目的を達成してあなたを窮地から救う自信があります!」

    二週間以内に二億円の売上ノルマを達成しなければ、上から抹殺されてしまうという殺し屋に、自分を殺すより営業として雇ったほうが合理的だと説得した鳥井。

    鳥井は、殺人請負会社〈極東コンサルティング〉の営業担当として裏社会へ転職することに-!!

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    ブク友さんたちの間で「面白い!面白い!」と話題になっていたこちらの本。

    はい 面白いー

    いやーこれは一気読み必至なの頷けます。
    だってどのページで鳥井が殺されてもおかしくないんだから! 次のページではもう死んでるかもしれないよ??ってなったら止められない笑

    てか「生きてる実感が欲しかった」って、どんな方法で実感してるんだ!狂ってるね、最高(*´`*)

    で、選評で東野圭吾さんも仰ってましたが、鴎木のキャラはとっても魅力的♡♡
    え?これって結果どうなった??
    続編はあと11人待ちなんだけど、美紅は また出てくる?
    あ、待って やっぱり言わないで!



    フフフ 続編楽しみ〜(*´`*)




    0
    2026年10月08日
  • アンナ・カレーニナ 4

    Posted by ブクログ

    第1巻では見目麗しい貴婦人だったアンナが、物語の終盤に向かうにつれてどんどん狂っていく姿が、読むのを途中で投げ出したくなるほど苦しかった。

    一方、第8章でリョーヴィンの思想が詳しく描かれたことで、ここまでアンナの物語に感情を揺さぶられ続けていた自分の精神が、ようやく地に足をつけられたように感じた。

    0
    2026年10月08日
  • 金葉和歌集

    Posted by ブクログ

    勅撰和歌集ですね。
    『金葉和歌集』は、第五勅撰和歌集ですが、何度も却下されて、三度目に喜納されたそうです。
     雅俗こもごもの王朝和歌のダイナミックな側面を読み取るに十分な歌集との事です。
     『詞花和歌集』は、古今風から、新古今的な、感覚的美意識を基調とする幽玄とか余情とかいわれる歌風へと急速に移り変わってゆく、その直前に位置する。ひたすら歌意を求めるのでなく、言葉に遊ぶことが出来る楽しみがあります。

     優雅にして、幽玄、言葉遊び、雅俗の喜びを感じる和歌集ですね(=^・^=)

    0
    2026年10月08日
  • 黄色い家(下)

    Posted by ブクログ

    去年は村田沙耶香さん、今年は川上未映子さんだな。読書ってやっぱりいいと思わせてくれるワクワク感と没入感がすごい。

    0
    2026年10月08日
  • 春にして君を離れ

    Posted by ブクログ

    これはまさにこのような渦中にいる人には刺さりまくって、幸せで幸せで、、っていう人には一切、刺さらない物語だろうな。そして結婚して子供がいるかどうかでも刺さり具合いが変わるだろうな。
    非常に読みやすい文体、展開で、全く長くはないのにしっかり骨がある。
    いわゆるアガサ・クリスティのミステリーではない。アガサ・クリスティにこんなにも人間の心情に深ぼった作品があるとは知らなかった。もしこのような作品がアガサ・クリスティに多かったとしたら、大変な読み損となる。大変なことだ。

    0
    2026年10月08日
  • 地面師たち

    Posted by ブクログ

    スラスラ読めた。面白い
    Netflixのドラマを観た後でも面白かった。けど、ドラマの方がもっと最高。

    0
    2026年10月08日
  • 本が読めない33歳が国語の教科書を読む やまなし・少年の日の思い出・山月記・枕草子

    Posted by ブクログ

    学生時代に共通で扱ったことのある作品だから尚更、本作も前作に続いてにやけながら、頷きながら読めました。クラムボンは当時もツッコミしかなかったし、山月記に関しては李徴を1人にしてはいけない危機感みたいなものを感じていたなぁ。

    かまどさんのあとがきからも少し。わたしも学生の頃、発表した意見がなんとなく先生の求めている回答ではなくてサラッと流される経験を、国語でも道徳でも味わった記憶がある。わたしにどう思うか聞いてるのに、正解とか不正解とかあるんだ???と板書されなかったその言葉を思ったことがありました。

    満場一致の感想や答えが出るような結末の本もすきだし、読み手に解釈が委ねられている本もすき。今そう思えているのは、わたしがそれからも読書を辞めずにきたからなのだなと嬉しくなりました。読書って面白い!!!

    0
    2026年10月08日
  • イン・ザ・メガチャーチ

    Posted by ブクログ

    正直、最初の久保田と澄香の章までは、「推し活」「性格判断」「大学生活の人間関係」など、私には若いテーマで読みにくかった。また、最初の段階で久保田の貯金が澄香の推し活に消費される結末が想像できたので、怖いなという気持ちのままページをめくるのがつらかった。

    でも読み進めると、推し活の搾取、宗教・スピリチュアル、サラリーマンの孤独、学生のノリ、貧困、色んな要素が絡まっていき、さらに3人の幸福度が入れ替わり上下していくので、読むのをやめられなくなった。

    特に、久保田は希望に満ちた感じになっていったと思ったら、急降下して呆気にとられた。(1番マトモだと思ってたのに...!!ま、でも化粧したり、後輩と友達になれた気でいたり、やっぱ客観的にみたら変なやつか。)

    3人のうち、1番共感できる人ランキングが私のなかで何度も変わっていって、結局どの人にもなりたくないという結論になった。笑

    さらに、3人以外のサブの人間も、こうなりたいと思える人間があまりいなかったのが、上手いなぁと思った。(菜々、ユリちゃん、道哉は割と光の道を進んでるような感じがしたけど、それでも模範的な人間として描かれてない。)

    推し活で大金を使う人って、同じく澄香のように自分と同じ所を重ねてみるのかな?動画1つで色々考察できるなんて凄いな、、、とシンプルに推し活界隈の勉強にもなった。(最近、とあるグループの1人が脱退して、残るメンバーが会見しましたが、使われたマイクが脱退したメンバのメインカラーだったそうな。こういうのも、メンバーの意思ではなく戦略的なのかな?なんて穿った見方をするようになりました。)

    他者との優しくて健やかな繋がりをどうやって形成するか。「出し切る」に対して、自分の価値観を今一度考えようと思った。

    キーワード
    ・視野を広くもつことの虚無感、狭くもつことの危うさ
    ・推し活の構造。熱狂させるためには物語。
    ・何を正解だと信じ、そこにどれだけ時間とお金を費やすか。余白を何で埋めるか。

    0
    2026年10月08日
  • BURN 下 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

    Posted by ブクログ

    シリーズ本編完結!面白かった。悪に立ち向かう猟奇犯罪捜査班のみんなの絆と命の重み、あとがきの内藤了さんの言葉もよかったです。

    0
    2026年10月08日
  • 今夜も満月クリニックで

    購入済み

    慈愛に満ちた物語

    世の中にはPC画面だけ見て患者の顔すら見ないベルトコンベアの作業者のような医者がいます。その対極の慈愛に満ちていて医療知識もトップクラスの医者が主人公です。子育て中の女性、インフラ系のSE、漫画のシナリオライターと現実社会によくいる悩み多き患者が登場します。皆、彼と出会って自分を取り戻し元気になってゆく話で心癒されます。少し前に腰痛で、ある外科に行ったのですが30分も話をしてくれて自分も若い頃同じように痛めたことがあった、毎日風呂に入って気温が上がれば何もしなくて直るよということを言って、確かにその通りでした。その先生ちょっと似ているかなと思いました。作者は女性医師でファンタジーではあるが確かな医療知識と経験に裏打ちされたすばらしい小説です。

    #感動する #共感する #癒やされる

    0
    2026年10月08日
  • 風化水脈 新宿鮫8~新装版~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初は、やたらと説明が多かった。
    この道がどうの、あの道と繋がるだの。
    正直、今作は微妙かなとも思った。
    でも、後半がすごく面白かった。

    私の中では結構好きな真壁がよく出てきて。
    彼女やその母親とも会って、足を洗う話まで出てきた。
    そんなタイミングで弟分が撃たれて、代わりに昔の因縁の相手と仕事をすることになり。。
    中国人たちに殺されて終わるかと思った。
    でも、それほど命に関わるような怪我にはならず助かった!
    鮫島が真壁を助けた。
    鮫島に相談をした彼女のお陰でもある。
    そして、彼女に「鮫島に相談をするといい」と告げた男。
    仙田は何がしたいんだろうか。
    これから、少しずつわかってくるのか、いつか鮫島に逮捕される日が来るのか。

    0
    2026年10月08日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

    Posted by ブクログ

    久しぶりに早見さんの作品を読んだが、とても読みやすく内容も面白かった。
    家族についての作品は早見さんの別作品を読んだことがあるが、それとは違った温かさを感じて読んでよかったな。と思いながら、一気読みしてしまった。

    0
    2026年10月08日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良い本

    ・無駄な言葉は省け
    ・作家になりたいならたくさん読み、たくさん書く
    ★1時間練習しましょうと言われて1時間しか練習しない事は成功しない、楽しい事は苦にならない
    ・コツコツ続ける
    ・健康と夫婦円満が秘訣
    ・週一休み以上はだめ
    ・ストーリーテリングは正直さと日々の鍛錬である

    0
    2026年10月08日
  • 火花

    Posted by ブクログ

    久々の小説!没入して読んだ。
    後半は泣けて泣けて、芸人さん大好き、いつも笑いに助けられてる人間としては、もうたまらなかった。
    楽しく苦しく、人間の感情の複雑さと単純さと、言葉の世界に入り込める楽しさを思い出させてくれた。
    又吉先生ありがとう。

    0
    2026年10月08日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    レイチェル・カーソンの詩的で美しい文章が、上遠恵子さんの訳を通して鮮やかに伝わってきた。

    ある秋の嵐の夜から始まる冒頭の数行で、私はすっかりレイチェル・カーソンの世界に引き込まれてしまった。この本を通して、子ども時代をどう生きるべきか、そして何を大切にすべきかを考えさせられた。

    レイチェルが伝えようとしているのは、単なる知識ではなく、全身に響き渡るような経験なのだと思う。

    自然に触れ、心を動かされ、驚きや喜びを感じること。そうした経験にこそ、知識を得ること以上の価値があるのではないだろうか。

    例えば、草花や生き物の名前を覚えることも、その価値はどれだけ楽しみながら覚えたかによって変わる。ただ名前を知ることだけで終わってしまうのなら、そこにどれほどの意味があるのだろう。大切なのは、何を知っているかではなく、それに触れたときに何を感じたかなのだと思う。

    だからこそ、子ども時代には「やった方がいいこと」よりも「やりたいこと」に素直に向き合い、伸び伸びと好奇心を育むことが大切なのだと感じた。

    感性は、知識を育む土壌になる。

    豊かな感性という土壌があってこそ、そこに根づく知識はより美しく花開く。反対に、どれほど多くの知識を身につけても、それを育む土壌が貧しければ、知識は十分に根を張ることができない。

    また、日々見慣れた景色であっても、「もし、この景色を初めて見るとしたら?」「もし、もう二度と見ることができないとしたら?」と問いかけてみる。そうすることで、当たり前だと思っていた景色の中にも、これまで気づかなかった美しさや尊さを見いだせるのかもしれない。

    世界がつまらなくなったのではなく、世界に驚くことを忘れてしまっただけなのかもしれない。

    センス・オブ・ワンダーは、決して一部の人だけに与えられた特別な才能ではない。誰もが生まれながらに持っている、世界の不思議や美しさに心を動かされる力なのだと思う。

    だからこそ、大切なのはそれを新たに身につけることではなく、失わずに育んでいくことなのだろう。

    知ることの前に、感じること。

    大人になるにつれて知識は増えていくけれど、世界に対する驚きや好奇心まで失ってしまいたくはない。

    いつまでも、初めて世界に触れる子どものような眼差しを大切にしていたいと思った。

    0
    2026年10月08日
  • ハジケテマザレ

    Posted by ブクログ

    親父の文藝春秋をひったくって『蛇にピアス』を読んで以来、「この人は俺とは合わない」と決めつけて遠ざけていたことを、今になって全力で悔いている。伝え聞く作者のイメージと異なり予期せぬ読後感の良さに戸惑ったが、期待よりはるかに素晴らしかった。

    陰キャ寄りだけど普通of普通の権化たる主人公真野。読む人によって「ここは自分より優れている、ここは劣っている」という感じ方が変わってくるような丁度いいキャラメイク。それをひっくるめて普通を極めたような存在で面白い。
    それぞれ個性の塊のような同僚たちも、読んでいるとひとりひとりに愛着が湧く。
    真野が普通であることもまた個性として肯定される空間は居心地がいいだろうなぁ。

    マナツさんのように教養やボキャブラリーの豊かさが滲み出てしまうような人には主にしょうもないことを語らせて、それほど頭が良くなさそうな人にふと真理を突いたようなことを言わせる金原ひとみさんの天才的なバランス感覚が恐ろしい。

    169ページから172ページにかけてのブリュノとマナツさんの会話。カレーの定義から比較文化論、広義の哲学、人生とは何か、自分とは何かまで転がる場面。正直ここだけ切り取って売ってもお金が取れる文章だと思う。
    自分は『美味しんぼ』の24巻(まるまる1巻分カレーに費やしている)が好きなのだが、世に出た時代の差こそあれ、この会話だけで当時の美味しんぼのレベルを凌駕しているとしか言いようがない。
    で、何が最も凄いかというと、この会話をそっくりカットしても物語上成立しうるということ。もう笑うしかない。

    純文学よりの作品で主人公を取り巻くいつもの日常が突如異常な変化を見せる、みたいな展開がたまらなく好きな自分にとっては『フェスティヴィタDEATHシ』の集団ジャンプのシーン、『ウルトラノーマル』の最後の方など、まさに大好物。作者がノリノリでアクセルベタ踏みしている様が見えるようでゾクゾクする。

    次はもっとヘビーな方向の作品を読んでみようかな。過去の作品を遡って読みたい作家がまた増えてしまった。ああ困った。

    0
    2026年10月08日
  • 正欲(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    何者から引き続き、誰もが持つ大小様々なものを極例で浮き彫りにする説得力が神掛かっている。何を食べたらそんなにも両極端のものを解像度高く(少なくともそう感じさせるように)書けるのか、そして同時にそれが両極端でない事すら描けるのか、意味がわからない。苦しいけど楽しい、気が滅入ってるのか元気が湧いてるのかもわからない、そこが好き。あと卑屈っぽい語彙と章ごとのバトンタッチも。

    0
    2026年10月08日