小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレある人がおすすめできないと言っていた本。読む気になれなかったこの本を、ひょんなことから読むことになった。
いざ読み始めても、
婚活か、
自分には縁のない話だと思っていた。
結婚について、恋愛について、そういうことではなく、人間の傲慢さ、そして対照的に描かれる善良さ。
登場人物一人ひとりのキャラクターが繊細に描かれており、その人たちに感情移入してしまいそうなくらい、キャラが立っている。
自分とは縁がない話だと思うからこそ、話の展開が良い意味で読めず、次々と読み進められた。
親になったことはないが、私もなんとなく親の気持ちがわかる気がした。真実の両親と私の親を重ねてしまった。そういう読み -
Posted by ブクログ
ネタバレ成瀬史、第三段。
成瀬あかりが、大学に進学した後を描く物語。
集大成というところで、今まで登場した人物が勢揃いであった。
成瀬あかりを中心に、色々な人物が出会い、成長し、自分をも成長させていく成瀬は、見ていて飽きない。すっかりと人物が好きになってしまった。
今作は1作目の様な、成瀬自身の葛藤や感情、成長が見られ、2作目よりもより身近な主人公であると感じる。
だが、やはり太陽のような存在であることには変わらず、このように生きてみたいと、そう思わせてくれる人物だった。
中学生、高校生の頃にこの作品に出会えていたら、私はなにか変わっていたのだろうか。
本当に素晴らしい作品だった。
これが完結である -
Posted by ブクログ
ネタバレ物理や化学で習ったことが続々と出てくるのがとにかく楽しくて、理科を勉強してきてよかった〜と大人になってから一番感じたかも。
映画では細かく描写されていなかったアストロファージがエネルギーを蓄える仕組み、ロッキーとの意思疎通シーンに感動。特にロッキーとの意思疎通は映画で観た時にそんなうまいこと行かんだろと正直思っていたから、模型、分子の数珠玉、時計、数字、単位、ボキャブラリー変換、、という段階を踏んで交流するところにワクワクが止まらなくて、原作を読んで本当によかった。ロッキーのセリフのフォントがまさにロッキーのイメージ通りで、文字だけなのに映画以上に可愛く感じた。言動全てが本当にかわいい。
各 -
Posted by ブクログ
火葬場の喫煙所で偶然に出会った2人。
稀有な出会いから、季節ごとに1回の旅を経て、2人の関係性が少しずつ変化していく様子をゆっくりと追っていくお話です。
四季折々の風景や、2人の間に流れる穏やかで静かな時間の描写がきれいで、作品全体に漂う詩的でエモーショナルな雰囲気が個人的にとても好きでした。
作中随所に出てくる、「旅」や「時間」についての捉え方も素敵。
"いつもいる場所を離れたらもう旅なんだから、あとはなにもしなくてもいいんですよ"
"物語が時間の単位になることを、私はあの旅で初めて知った"
日常を離れて、静かな場所で特に予定を決めずに過ごす
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