ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 舟を編む

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    ネタバレ

    とても面白かった。
    まじめくん主体の話で最後まで進むと思いきや西岡と岸辺主観の話が始まり飽きずに最後まで読めた。
    松本先生を始めとした関わる人全ての熱意で胸が熱くなる。
    辞書を作るのはこんなにも大変なのかと知って、辞書を見る目が変わった気がする。
    今度本屋さんに行ったら辞書をめくってみて「ぬめり感」を確かめてみよう。

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    2026年03月26日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    ネタバレ

    旅行記であると同時に、亡きお父上への思いと、生きづらさの根源に迫ろうとする話。

    新自由主義、資本主義、社会主義、日本の良さ、世間への信仰、格差と分断…、私もこの辺のことは、何となくは知っていても、ちゃんとはわかっていない。

    芸人さんなので、笑ってしまうエピソードもしっかりと描かれているけれど、心に引っかかったのは若林さんの感じている生きづらさの方で、それは何となく感じている私自身の生きづらさでもあるのかな?

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    2026年03月26日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    再読した!!!特に印象に残ってなかったけど、色んな人がオススメしてるから再読したらまじで大感動> <
    おばあちゃんの教えも学びだしおばあちゃんのお茶目なところにキュンだし切なくて泣いた
    誤解は人生を豊かにするってあったのが納得で面白かった

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    2026年03月26日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    「自分の人生の寛大にして誇り高き女王であれ」
    この文章が心に刺さりました。何かに振り回されてしまうこともあるけど、人生は誰かのものじゃなくて自分のものなんだと改めて感じました。
    そして大きな声に流されず自分で考え、物事は色々な面から受け取れる人に私もなりたいです。

    今回もたくさんの人が登場して「あーこの人か!」とか懐かしくなりながら楽しめました(*^^*)
    みんな少しずつ進んでいて自分も頑張ろうと思える1冊になりました。

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    2026年03月26日
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

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    5作の短編集。
    面白い。ロジカルだし無理がない。表題作の「スノウマンの葬列」は何故置いたのかがロジカルであるからこその逆転発想にもなり得る。
    「初めては毒殺」も面白い。いつの間に?あれ?という違和感はありつつも上手く騙された。
    他の作品も読んでみたい。

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    2026年03月26日
  • ガラスの海を渡る舟

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    何冊か持ってはいるけど初めましての作家さん
    寺地はるなさん。(ヨミタカッタノ!)

    未来屋書店100イベントで、サイン入り文庫として手に入れたうちの一冊。ウサギさんのイラストがサインに添えられて、かわいい。

    寺地さん、こんなに読み心地が良いなんて
    早く違う作品も読みたーい!

    ガラス工房でガラス作品をつくりながら成長していくお話ですが、ステキなフレーズが満載。
    いわゆる発達障害という個性を持つ兄と、
    いわゆる普通に過ごせるが無個性な妹。
    お互い苦手意識で関係が上手くない兄妹。
    兄視点の章が特に良く、次第に兄を認めはじめる
    妹の関西弁が心地よい!

    プロジェクトヘイルメアリーからの一冊だったの

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    2026年03月26日
  • 恋と王冠 支配の玉座とふたりの王

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    あらすじ読んだときから期待してたけど、裏切らず面白かった!
    恋を捨てられないけど惚れたもん負けにはならないイザベルも、元王子様なリシュアンもいいし、脇を固めるカジミールとラウルもいいキャラをしている。堅実なおじ様と童顔かわいこぶりっこ策士。

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    2026年03月26日
  • マリエ

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    うぉぉおもしろかった〜
    千早さんの本は初めて読んだんだけど、文章から香りが立ってくるようで、ご褒美みたいな一冊だった。

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    2026年03月26日
  • 蒼ざめた馬を見よ

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    直木賞の表題作を含めた短編集。
    ソ連やロシアを中心とした、戦後に関連した話。

    ・蒼ざめた馬を見よ
    衝撃的な面白さ。というか、凄さ。
    新聞社に勤める鷹野は、ロシア批判の長編を日本に持ち込み出版しようとする。
    100ページ弱の中に、緊張感あり、どんでん返しあり、多数の伏線回収あり、そしてさらに。
    圧巻でした。

    ・赤い広場の女
    戦争をした国々。平和になってからそれをどうとらえるか。過去は過去として忘れるか。抱えていくか。
    戦後世代だからこその観点。感じ入る。

    ・バルカンの星の下に
    パリ赴任5年を迎え、帰国前にとブルガリアのブカレストに旅行に来た商社マンが、とある日本人夫婦に出会う。
    これは純文

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    2026年03月26日
  • アーマード2 極限死境 下

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    プロローグ

    優れたストーリーテーラーというものは、
    どう転んでも優れている

    なるほど、あのトム・クランシーと共著をおこなっていただけあるのは至極納得である

    一流の謀略小説家であることは疑いの余地はない

    そう思った!


    本章
    『アーマード極限死境 下』★5

    今回は、前回のメキシコでの功績によりアメリカ大使館の職員の資格を得たダフィー夫婦は、転勤によりガーナへと向かう
    現地のアメリカ大使の護衛でダムを訪れるのだが、またしても大きな陰謀に夫婦もろとも陥ってしまうのだ

    ここからが、ジェットコースターよろしく、ダムの爆破を目論むテロリストから死闘の末、起爆装置を奪還し大使らVIPをテロから

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    2026年03月26日
  • 今はもうない SWITCH BACK

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    また裏切られました。
    読み終わった瞬間宇宙に投げ出されたような。
    または、空と大地のだだっ広い場所にポツンと置かれたような「うわーー。なるほど。」しか言葉が出ませんでした。
    「今はもうない」のです。

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    2026年03月26日
  • ジョン・レノン 運命をたどる ヒーローはなぜ撃たれたのか

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    あのジョンレノンを殺した犯人に逢いに行って「なぜ殺したのか?」と、それを聞きたいがために40数年もの歳月を経て実現させた青木冨貴子という女性はいかなる人物なのか、と興味を唆られた。
    犯人のマークチャップマンは慢性妄想型統合失調症であった。妄想が妄想を生み、こうあらねばならぬと思い込み、思い込んだら突っ走る以外に道はない、そういう病氣であった。判決では20年以上の無期懲役が言い渡された。
    著者は、ジョンレノン、ヨーコオノ、マークチャップマン、グローリア洋子(チャップマンの妻)の4人の生き様を実に克明に描いておりジャーナリスト魂を感じさせる。その鋭敏な感性はドキュメンタリー映画を観るような一見サラ

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    2026年03月26日
  • 生殖記

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    性的マイノリティについて、マジョリティ側の自分にとっては今まで非常に荒いレイヤーで認識してしまっていたのだと感じた。
    マイノリティのなかでも社会に適合するためにある種自分自身を殺して生きていくもの、社会に対して積極的に抗っていくもの、いずれもマイノリティの苦しさのなかで、どう生きるか問うてるような作品であったと思う。

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    2026年03月26日
  • 落としの左平次

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    松下隆一『落としの左平次』ハルキ文庫。

    貯まっていた古本屋のポイントを消費しようと思い、古本屋を物色していたところ、以前から読みたいと思いながら、失念していた本作を発見し、手に入れた。来月には第四巻が刊行されるようなので、慌てて第二巻、第三巻も新刊で購入した。

    松下隆一は、前に読んだ『羅生門に啼く』『侠』が面白かったので、気になっていた作家である。

    文庫書下ろしの時代ミステリー小説で、後にシリーズ化されている。この第一巻には三話が収録されている。

    時代小説はたまにしか読まないが、非常に面白い。読みながら、亡き父親が時代小説のことを『ちょんまげ物』と言っていたことを思い出したのは左平次の

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    2026年03月26日
  • チンギス紀 十三 陽炎

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    ネタバレ

    チンギス紀13 陽炎を読んだ。
    地図が一気に広がった1巻だった。
    ・西では、ホラムズ国との戦が本格的に始まろうとしている。マルガーシと共に成長してきたジャラールッディーンの、初陣と言えるような大きな戦の行く末が楽しみだ。また、マルガーシは戦うべき相手として明確にチンギスを意識している。その視線をチンギス自身が知った時、チンギスがどのような反応を示すのか。ジャムカファンの私としては目が離せない。
    ・ホラムズとの戦に入る前に、あっという間に西遼を併合した。ジェベの戦は見事。フスオルドやカシュガルがモンゴル国に加わった訳だが、ここに来てかつての盟友ジャカガンボが育てたタビュアン、その周辺人物のアサン

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    2026年03月26日
  • アポピスの復活 微生物研究室特任教授・坂口信

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    コロナを経験したからこそ実感として分かる、新種のアメーバの恐怖。スッキリわかりやすく、読みやすくて面白かった!
    事件が発覚する前の坂口家のほんわかした感じから、発覚後の疾走感も良かった。
    チャラ君というタイ人のカタコトの日本語が良い味を出していた。

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    2026年03月26日
  • 心霊探偵八雲5 完全版 つながる想い

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    ネタバレ

    毎回のことながら、犯人は全然わからなかった。
    今回は八雲の過去につながることが、わかった。
    まさか、八雲と晴香は出会うべくして出会ったんだな。
    八雲の母梓と晴香の母恵子が友人で、助けた相手で。
    そして、すべてが両眼の赤い男が絡んでいて。
    続きが知りたくて、どんどん読み進められた。
    面白かった。

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    2026年03月26日
  • 暦のしずく

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    一緒に歩いているような気になる。史実を丹念に追っていて、同時代の本を読んだ時に読み流して事件の真相を知った気になった。

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    2026年03月26日
  • 透析を止めた日

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    「透析を止めた日」を通し、透析に「終わり」があること、そしてその最期の凄絶さを初めて知りました。腹膜透析などの選択肢についても。

    私の父も透析を受けています。食事制限中より元気な父の姿に安堵していましたが、本人の望む終わり方を問う重要性を痛感しています。「どう死ぬか」は「どう生きるか」そのものです。

    また、医療従事者として、「情報格差」を猛省しました。私は患者様と、治療の選択肢や疾患について十分に共有しているだろうか。患者様と真摯に向き合う覚悟を新たにしています。

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    2026年03月26日
  • 傲慢と善良

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    2025年15冊目『傲慢と善良』

    「傲慢」な架と「善良」な真実。ふたりのイメージが少しずつ反転していく過程がとても面白かった。
    読み進めるうちに、最初は「やばい人…?」と思っていた真実が、私と同じ年代の女性には共感できる部分も多いんじゃないかな、と思うように。
    たとえば、自己肯定感は低いのに自己愛は強いところとか、なかなか自分で決めきれないところとか。
    辻村さんの描写の巧さもあって、気づいたら真実にすごく感情移入していたし、彼女はすっかりお気に入りのキャラクターになった。
    この物語は、結婚や婚活についてはもちろん、傲慢さについてもものすごく考えさせられた。傲慢と善良って実は表裏一体で、日頃の

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    2026年03月26日