【感想・ネタバレ】隣の家の少女のレビュー

あらすじ

1958年の夏。当時、12歳のわたし(デイヴィッド)は、隣の家に引っ越してきた美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。隣家の少女に心躍らせるわたしはある日、姉妹がせっかんされている場面に出合いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。ルースの虐待は日に日にひどくなり、やがてメグは地下室に監禁されさらに残酷な暴行を―――。キングが絶賛する伝説の名作!

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Posted by ブクログ

両親を事故で失い隣人のルースに引き取られたメグに恋をした12歳のデイヴィッド。ルースによりメグは地下に監禁され子供達から暴行を受けるが、デイヴィッドは傍観することしかできない。

海外小説はあまり読まないので馴染みのないシーンも多いが、テンポがいいので読みやすかった。
…善悪の判断を失っていく子供達の暴力は怖い。

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2025年08月15日

Posted by ブクログ

パラノイアの暴走は誰の手にも負えない。
ただ関心領域の内外を往復するうちに侵食されていく。そしてそれは読者も巻き込んでいく。読後の罪悪感はこれ以上ないに等しい。

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2025年03月13日

Posted by ブクログ

鈴木に誕プレでもらって読んだ。

導入がワクワクした。そっから昔話に入ったはじめのころの話で子供の綺麗さとか無邪気さを感じて導入部分との乖離が良かった。そっから事件の内容に進んでいくのも良かった。
けど事件内容の後半の方は現実離れ感が強くて^^って感じになった。
主人公の立ち回りとか、流される雰囲気どうこうに関する感想は特にない。
それよりも導入から事件に触れるくらいのところが一番よかった。
あと,主人公のあの立場でよくも導入の言葉が言えたなと^^
パフォーマンスのように自分を否定してそうでしてなさそうな雰囲気がすこ

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2023年10月18日

Posted by ブクログ

この本を読むと相当心を抉られる…。
エログロな内容なので決して万人には薦められないが、ホラーが好きな方であれば読んでみてもいいような気も。
だめな人は本当に受け付けないと思うけど、少しでも受け入れられる人なら、残酷な内容なのに続きが気になってページを読み進めてしまうと思う。
自分はただただ作者の語り口に魅せられるばかりだった。

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2021年12月21日

Posted by ブクログ

1950年台のアメリカ
隣に引っ越してきた両親を亡くした少女が養親の女と子どもたちに虐待され虐殺されるまでの日々を、隣に住み少女に恋しながら見続ける少年の目を通して描いている。
ホラーなんだけど心のどこかに恋の気持ちが滲む。
不思議と読み進めてしまった。

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2025年04月19日

Posted by ブクログ

嫌悪感、不快感、胸くそ悪さ、吐き気を欲しければケッチャムを読むべし!


メグとスーザン姉妹は両親を交通事故で亡くし、三人の息子を女手ひとつで育てているルースに引き取られる
両親を亡くした姉妹はそこで心の傷を癒やし幸せな生活を送る、、、





はずがあるかーい!!!


だって、この物語を書いているのはケッチャムですよ!
ケッチャムがそんな心温まる話を書くはずがあるかい!


なぜ!?なぜ!?なぜーーーーっ!?
メグが一体何をしたの!?
なぜこうなるの!?


可哀そう、、、
耐えられない、、、
とかいうレベルの話でないです


監禁、虐待、暴行のオンパレード
少女の身も心もボロボロになっていく描写に私のピュアな心も崩壊
耐えられないけれど、このぞくぞくさせられる感覚にページをめくる手も止められない


オレやべぇーかも、、、


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2024年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

かなり壮絶で、でもこういった酷い事件は日本にもあるし、身近な事でもあると思わされる小説でした。大人ですら心から信用してる人達の行動には知らず知らず同調してしまい、自分に言い訳をしたりして目が覚めるのが遅れることはあると痛感しているので、デイビットの気持ちも凄くリアルに感じました。心に残りました。

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2024年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お勧めされて読んだ本。
非常に後味が悪く、生理的嫌悪と恐怖に顔を顰めつつも、一気に読んでしまった。
アメリカの片田舎の平和な日常の描写から始まった物語は徐々に不穏さが滲み出ていき、「誰にも言ってはならない」というキーワードをもとに際限なくエスカレートしていく。
暴走した列車のようにどこまでも行き着くところまで行ってしまった恐怖と、ヤンチャだが気のいい仲間だと信じていた仲間たちが止まらない怪物だったときの絶望、傍観者として一部始終を眺めたデイヴィッドに対する嫌悪と憐憫。

残虐で後味の悪い作品だが、臨場感がすごく非常に読ませる力のある作品だった。

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2024年02月03日

Posted by ブクログ

一部で非常に有名な本作。文庫で400ページほどありますが、悪いことにすらすら読めてしまう。
語り手であるデイヴィッドが「いったいぜんたい、わたしはいつ堕落したのだろう?」と言った瞬間、最初っからだよ!と悪態をつきたくなるくらいには登場人物みんな嫌いになること請け合い。終盤あたりに「ママはこのごろ、ちょっとおかしいんだ」とドニーが言ったときなどどうしてやろうかと思いました。酷い描写は勿論、些細な会話も胸糞具合が秀逸です。

そして訳者あとがき。「読者が共感できる人物」としてメグ、スーザン、デイヴィッド!の名前を出し「善が悪に必死の対抗を試みる」と。
胸糞界隈では、あんなことをして最高にぞくぞくし、思わずにやけそうになった人間も善の分類なのでしょうか。

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2024年01月25日

Posted by ブクログ

気持ち悪いけど先に進まないと気が済まないような感じで一気に読んだ。読んだ後ずっと嫌な気分になるから人には勧められない。
人を助けるのは簡単じゃない、まして子どもなら。
恐怖を感じながらも読み進めてしまうのは、自分もそうなる可能性があるから。普通に起こることだから。みんなディビットになるし、ルースにさえなる。

読むんじゃなかったと書いてる人多い。激しく同意。なんで読んだんだろ。

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2023年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

衝撃的。

時代とお国柄の違いがあるため、違和感を覚える箇所もありますが、人が狂っていく様を見事にストーリー化していると思いました。

『ゲーム』と称して虐待がエスカレートしていく様子、思考停止状態の傍観者、コントロールしているはずのルースがもともと精神を病んでいるため、歯止めがきかなくなる様子…

ノンフィクションかと思うほど、説得力がありました。

主人公は最後に自我を取り戻せてよかったと思いますが、消えない心に傷はずっとずっと残ります。

ルースも結局は自分自身の問題をメグに押し付けてしまっていました。事件後に生きていたら、どんな運命を辿るのか気になりましたが、幸か不幸か裁かれることなく逝ってしまったため、知ることはできません。

テーマがテーマなだけに、読んでいる間のほとんど、眉間にシワが寄っていたと思いますし、読後もスッキリはしません。
けれど、読んでよかったと思う本でした。

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2023年06月25日

Posted by ブクログ

なんだこれ。狂騒とスリルがのしかかってきて、体が重圧を受ける。けれど、読む手を止められなかった。
強烈なパワーが渦巻く一冊だった。久しぶりの感覚に陥った読書体験だった。えげつない。

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2023年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これは本当に読むのがしんどくて、途中までは数ページずつ細切れにしか読むことができなかった。
文章が難しいわけではなく、逆に文章は読みやすく、クリアに状況がイメージできてしまうからこそ、辛くてしんどくて読み続けることができなかったのだ。

語り手は12歳の少年。
自然に囲まれた郊外で、近所に住む友達と毎日遊び戯れることが日課だったデイヴィッド。
彼の隣の家に、両親を交通事故で亡くしたメグとスーザン姉妹が引き取られてきた。
3歳年上の美しくて勇敢なメグにデイヴィッドはすぐに惹かれたのだけど。

隣と言っても日本の家のように建物が密集しているわけではないので、家は一種の密室になる。
隣の家には夫に逃げられたルースが、3人の息子と暮らしている。
「誰にも言わない」という約束で、ルースは息子やその友達にビールやタバコを許している。
美人で話せるルースは、近所の子どもたちの憧れだった。

最初はうまくいっていたルースとメグの関係が徐々に歪み始める。
美人のメグをルースは警戒する。
男をたぶらかす女にならないようにと、折檻する。
家事でこき使い、食事を与えず、殴る、蹴る、煙草の火を押しつける。

妹のスーザンは事故で重傷を負い、今も歩行補助具をつけないと会歩けない。
そのスーザンを庇うために、メグは必死でルースの言いつけを守るが、自身の尊厳は決して失わない。
その姿勢がよけいにルースの怒りを誘い…。

デイヴィッドは最初こそショックを受けますが、虐待を受けるメグを見ることに喜びを感じる自分もいます。
そのことに悩むデイヴィッド。
「誰にも言わない」ことの呪縛。
悪いことをしている自覚に責めさいなまれる日々。

詳しくはわかりませんが、ルースは心身に失調をきたしていたようです。
しかし、3人の息子は母の言うことに逆らうなんて考えもよらず、何なら積極的に母を手伝い、虐待はどんどんエスカレートしていきます。

もう本当に読むのが辛くて、途中でやめようと何度も思いました。
最後まで読んでもひとつも救いがありません。

実は大人たちが知らなかっただけで、近所の子どもたちはこの所業を知っていました。
積極的に虐待に加わる子がいる反面、親に打ち明けた子もいるにはいたのです。
しかし熱心なカトリック教徒だというその親は、「そうされるのならそうされるだけの悪いことをその子はしたのだろう」と取り合いませんでした。
悪意を持たない人は、悪意を想像することもできなかったのでしょうか。

メグが助けを求めた警官も、後日家を訪ねてルースに虐待の事実を問い、否定されたらそのまま帰っていきました。
マヌケすぎる。
その後のメグがどんな仕打ちを受けたのか、想像しようともしなかったのでしょう。

人のもつ悪意の醜さと恐ろしさがこれでもかと書かれていて、小説としては上等なのでしょうが、正直絶対再読したくありません。

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2022年04月25日

購入済み

誤字、脱字があまりに多すぎる。

全体的に割と良くできていて、リョナ耐性が備わってさえいればそこそこ楽しめる作品です。主人公の計画力の無さや登場人物のモラルの欠如具合等、設定があまい部分は作中所々見受けられますが、ギリギリ読み手の自己解釈で何とかなる程度なので、作品を楽しむ上では邪魔にならないです。しかし…誤字脱字、翻訳ミス等があまりにも多く、感情移入の妨げになります。エディターは本当に仕事をしているのでしょうか?どうであれ、読んでいて気持ちの良い物では無いので、早く直す事をお勧めします。

#切ない #ドキドキハラハラ #ダーク

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2022年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こんな衝撃的な本を読んだのは初めてです。
デイヴィッドを通して事細かに語られる物語は、実話なのかと思うほど生々しく痛々しく、顔を顰めながら読んでしまうほどでした。

日に日に残虐さを増していくメグへの虐待を見ることから逃げ出したい・助け出したい気持ちと見ることを辞めたくない気持ちが葛藤して、全てが終わった現在では人生で1番後悔し懺悔しているデイヴィッド。

私たち読者も文章を通してデイヴィッドと同じように、日に日に残虐になっていく虐待の様子を少しずつ読み進め、終わったときには後味の悪さ、時には読んだことへの後悔が残るかもしれません。


とにかく残虐でグロテスクで吐き気を催す描写も少なくなく、とても後味が悪いです。それでも夢中になって一気に読んでしまうくらい引き込まれました。

P.S. 実際の事件をもとに描かれていると知って鳥肌が立ちました…

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2022年02月23日

Posted by ブクログ

後味悪い本で検索して出会った本でした。もうこれは何とも言えません…。とてもじゃないけど、私は一気読みできませんでした。これ程までに読んでいて痛々しい本はありません。

実話に基づいてるとの情報も聞き、その事件についても調べるキッカケとなりました。被害者の気持ちを思うと言葉が出ません。ですが、このような事件が世の中に起こっていたという歴史を知ることができた点では、この本に出会えてよかったと思っています。でも、私にはもう読めないかもしれません…(笑)

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2022年06月25日

Posted by ブクログ

なかなか手に取る機会が無く積読化されていましたがとうとう読んでしまった....。

メグの美しさと逞しさ、完璧過ぎない姉妹愛。
そして邪悪に反抗出来ない、抗いもしない少年達と邪悪にひたすら支配されているルース夫人。
物語の尺は短い物の、徐々に形を生してゆく残酷さはとてもテンポが良く終始ダークなどんよりとした雰囲気なのに常に先が気になる指筋泣かせの恐ろしい作品だった。

海外サスペンスならではのベースが狂人。そしてそれがとてもリアルに感じる恐怖。どうして彼等は狂人なのか、なんてどうでも良いのだ。ひたすらこれから起こる悲劇を待ち受ける読者。これぞエンターテインメント。

ー残酷なのに、どこか切なく美しいー

いきなり憑き物の取れる「わたし」と邪悪の呆気ない最期に拍子抜けはしたが、後日談の囁かな鳥肌に暗殺されかけました。
キングの賞賛にハズレ無し、他の作品も楽しみに読み進めていきたいと思います。

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2022年03月02日

Posted by ブクログ

読後感は悪い。
しかし、残虐な行為を酷いと思いながらも、どうなるのか見てみたいという好奇心が私にあったことは確かだった。そういう意味でも人間の残虐性をすぐ近くで感じられる恐ろしい作品だった。

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2022年07月30日

購入済み

内容に予備知識がない方は注意

もしこの本を読もうと思う方は、ある程度内容についての知識を持ってからでないとショックを受けるのでは…、まあ この本の購入を検討している時点で知っているとは思いますが ¨ シルヴィア ライケンス事件 ¨で調べてから購入を考慮した方が良いかと思います。

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2018年03月21日

購入済み

ありそうだと

後味悪い作品だと聞いて。
大袈裟かもですが、今の若者ってこんなんばっかですよね。閉鎖されてて、人数いれば安心して。
一言でグロいとかサスペンスじゃなくて、少年達になったつもりで読んでほしい。
彼らと違って、私は大人になってますので、少年達の行動は理解できず怒りを感じますが…でも学生の時あったなぁ…って、なんとも言えない気分に。
読みながら主人公に対してグズだの情けないだの思いましたが、落ち着いた頃に、あ、なんかこんな気持ちになったことあるなって思って、主人公を責められなくなりました。
なぜかいじめられていた同級生を思い出します。最近はいじめが深刻化していて、まさにこんな感じじゃないですか?
とか他人事みたいに言っちゃう私って…。う~ん、なんだか。内容もそうですが、自分に対しても後味悪いですねえ。

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2013年08月03日

Posted by ブクログ

主人公がメグに対する憧れから来る憎しみや迷いを感じる所、好意を抱くメグよりも大人であるルースに信頼を置いていた所などは、非常に子供らしく人間臭く感じられた。また、若く美しいメグに対するルースの嫉妬心のエスカレートも、そうと決めて書かれた描写はないにも関わらず、ものすごく巧みに感じられた。

そういった意味では評価の高い作品だと思うけれど「面白かった、良い作品だった」とは言い難い。自分も主人公と同じ傍観者の一人であったような、助けるべき一人の少女を見殺しにしたような、後ろ暗い気分。

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2021年08月18日

Posted by ブクログ

両親の事故でルース一家に引き取られたメグとスーザン。
ルースのメグに対する残虐極まりない虐待がエスカレートして、ルースの子供たちも加わり虐待が加速していく。
ディヴィット(語り手)がメグを助ける手立てを少しずつ模索するけど、いよいよギャーな展開。
そもそも救いを求めてケッチャムを読むのは間違いだけど、虐待シーンよりもメグの狂ってく描写がムムム。

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2025年11月13日

Posted by ブクログ

残酷、グロテスク、正視に耐えない、気が滅入るというか摩耗して立ち上がれなくなる。

この衝撃、この残滓。小説として素晴らしいのは分かるが、あまりにも、という作品。

ただ舞台となった時代や書かれた時代より、現代の方が、この立場の女性の追い詰められた状況や精神にも思いを寄せることが可能になっているはずで、そこにも考えを巡らせる必要が、今の時代の読者だからこそあるようには思う。

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

ひどい…
女子高生コンクリート事件も、きっと、こんな心理状態だったんだろうな
少年たちは、心が麻痺してくると、止まらない。
そして、映画キャリーに出てくるババアのメンタルも、こんな感じだろうな…

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2025年08月05日

Posted by ブクログ

朝の通勤時に読むものではない。気が滅入る。
今まで読んだ本の中で一番最悪で残酷なお話だった。
文章も読みやすく情景もありありと浮かぶし、先が気になるからどんどん読み進められるのに、人にお勧めできない本。

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2025年07月30日

Posted by ブクログ

虐待していた母親の気持ちがわかる。
旦那はいなくなって、息子たちを1人で育てていて。
女がする仕事もない。
そこに若くて可愛い娘がやってきて。
老いていく自分が惨めになったんだろう。今までの色んなやるせなさがどうにもならなくなって。

嫉妬心とか、劣等感、羨望、、、そんなんが合わさっちゃったのかな。

私はそこに感情移入しちゃったな。

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2025年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

スプラッター描写が多すぎる。読むのが辛い。ディヴィットが両親にメグが虐待されてるのを言えなかったことと助けたい気持ちともっと虐待を見てみたい気持ちの葛藤に憎しみを覚えたが、この本を辛くても最後まで読んでしまった私と重なる部分がある。だからこそディヴィットに共感できてしまって苦しい。

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2025年04月27日

Posted by ブクログ

これ、どうなるんだろうと最後までページをめくり続けました。後味の悪さという意味で映画ファニーゲームが頭をよぎりました。

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2025年01月03日

Posted by ブクログ

色んな意味で読むのが辛い!

何かが起こり始める中盤まではひたすら私の苦手な翻訳もの特有の分かりにくい文が続き心が折れそうになる。
中盤からは慣れたのか読みやすくなって一気に駆け抜けたけど。

あれだね。三郷の…コンクリートの…どこまで行っても救われなく結局加害者も未成年で…

まあ、そのグロいかって言われればそうなんだけど、その描写よりも一方的にやられるのを読むのは精神的にキツイよね。
これは作者が意図的に追体験させてんだろうな。

あー。キツかった。

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2024年11月14日

Posted by ブクログ

怖いもの見たさで購入
表現力が凄まじく拷問シーンが鮮明に浮かぶ
感動もなければ何も得るものもない
ポッカキットとかみる人は好きそう

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2024年10月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

実際の凄惨な事件を元にしているらしいですね。
登場人物の心理描写が巧みで、文章としては読みやすかった。
被害者だと思って読み進め、途中で傍観者から加害者に。最後は何とか「これはおかしい」と気付いたけど、時すでに遅し結末は最悪。
子供がいるので教育や洗脳の部分でとても考えさせられた。「あなたのため」なら何をして良いわけではない。
読んでいる間はじわじわ喉から重い物が落ちていくような不快感、でも続きが気になるので一気に読んでしまいました。辛かった。

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2021年11月14日

Posted by ブクログ

子は親に似るって言うけど、悪びれもなく虐めができる周りの悪ガキにイラつくし、デイビッドに感情移入しちゃうし、忙しい話

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2021年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画化もされた実話を元にした小説。
S・キング推奨だそうです。
帯に「残酷なのに、どこか切なく、美しい。」ってあるのだけど、切なさや美しさを貪欲に飲み込む醜悪さも併せ持っています。
どこかで踏みとどまれなかったんだろうか。
もっと早く助けられなかったのか。
しょうがないのにそういうことを考えてしまう一作。

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2025年05月28日

Posted by 読むコレ

前評判から分かっていたので、胸の奥が刺し込まれるような
痛さが終始付き纏う、読みながら本気で辛くなる作品でした。
分かっていて読んでるので、仕方ないですが、まさか
ここまで....とは。ここまで読み途中でシンドくなる作品は
過去に出会ったことないかも。
なのに、最後まで読んでしまうのは、自分もこの
語り手である「デイヴィッド」同様に残酷な傍観者に
なりうる可能性が充分にあるから...なのか?

内容やあらすじを書こうとするだけで、辛くなるので
書けませんが...決して人に「是非!」と勧める作品ではなく、
人間の残酷さ、狂気、そして子供といえども、こういった
部分を支配下に置かれた環境では関係なく、そして
際限なく流出してしまう...という恐怖。
そこに嫌悪を抱きながらも、少女を助ける事もなく、
ただひたすらに傍観するという事で付き纏う悲劇。
ごくシンプルな構図のストーリーながら、ここまで
オブラート一切なしで書ける作者の精神も尋常ではない...のかも。

珍しく読書...を躊躇うことになったトラウマ作品になりそうです

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2013年03月31日

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