小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
最初から最後までずっと面白かった。
序盤で登場人物が次々と出てきて、ごっちゃにならないようメモしたけど、メモしたら整理できて、見返すことはなかった。
取り調べの心理戦の描写が緊迫感あって良かった。
受ける側は、相手はどこまで知っているのか、自分は何を話せばいいのか、極度のストレス状態。
警察側は、優勢ではあるけど自白に頼る部分が大きく、また時効のリミットを悟られたら一気に劣勢になる危うい状態。
こういう微妙な心の揺れって心理としては複雑なのに、スッと文章が入ってきてイメージできちゃうから不思議。
回想と現在を行き来する構成で、15年の移り変わりの表現もすごく好き。
ストーリーと直接関係な -
Posted by ブクログ
本を読んで気づいたこと
①自分にとって都合のいい道具だと思っていたものも、本当は自分と全く変わりないただの人間である。
②自分が信じていた、こうあってほしいと願った理想の存在は頭の中にだけあって、実在しない。そこには自分と同じように利己的で気味が悪いただの人間がいる。
③みんな自分は搾取される側で、自分を搾取する敵がいると思っている。しかし本当は、搾取されていると思い込んでいる自分自身にも、都合のいい存在を搾取している一面がある。
【感想】
「人間」の気持ち悪さがグロテスクに描き出されている。言葉の通りブラックボックスがむき出しにされていく、最後の展開はリズミカルで読み手を引き込む魔 -
Posted by ブクログ
時々こみ上げるような思いや涙が湧いてきました。命にまつわる話の短編集で、いわゆる今を生きる真っ只中の人間らしい説明のつかない感情や思うようにいかない現実と、命を失っていく人のどこか静謐な感じの対比が際立って見えて、正直なところこういうふうに周りの人に意味を残す消え方ってそうそうできないだろうなと(少し羨ましくもある)思いました。現実を生きることは大変だけど、どこかに救いも感じられる物語が多く、登場人物たちの思うようにいかないこともありますが、スッキリした気分になりました。こだわっていたり、すがっていたものに気づき、それを手放せているからなのかな。
この人の文章は、スルスルと私の中に入ってきて -
Posted by ブクログ
ネタバレもうすぐ学園祭が始まるという頃に事件が起こった。
故障して、長年鳴っていなかった学校の時計塔の時計が1時間ごとに音楽が鳴り出した。
そして、文学部のパソコンから亡霊(ゴースト)と名乗るものから文章が入力されたフロッピーが見つかる。
その内容は、要約すると、拘束に縛られてるのは、息が詰まりそう、みんな同じような考え方をしないといけない学校は、とても嫌だ。 校則にとらわれて、感情なくしたロボットを作りたくないから、学校を破壊してやるという内容だった。
そのほかにも、学校の四つの伝説を元に、色々な不可思議なことが起き、夢水清志郎が最終的に解決する物語だった。
途中、真犯人が夢水清志郎を事件か -
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過去にタイムスリップして、特攻隊員と恋愛する話。
特攻隊と恋愛はどうなるの?と思い、最後は感動して涙が出ました。。
また、戦争時の生活が書かれていて本当に大変な時代だったんだなと感じました。
若い特攻隊員など尊い命のおかげで今の日本があることを忘れてはいけないし、戦争を繰り返してはいけないと再度認識しています。
僕のおじいちゃんとおばあちゃんは戦争の話してくれて、大変な思いをしたと話していました。
2人とも「戦争は絶対ダメだよ」と言っていて、戦争を経験した人の言葉は一段と重く聞こえました。
今は2人とも亡くなってしまったけど、今の生活はおじいちゃん、おばあちゃん、過去の人たちが頑張って -
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人の噂は怖いとつくづく思った。
25年前にある地方で起こった誘拐殺人事件。
その加害者だけでなく、被害者までもがただの噂で苦しめられていた。被害者家族では、当時うまれていなかった光汰朗まで噂話のせいで生きにくそうだ。
佐村美冬もSNSで言われもない噂の拡散で被害にあう。
特に写真を晒したり、住所を特定されるなど恐ろしい。なんで、そんなことを必死にする人がいるのか、よくわらかない。
時間は25年前から何かの因縁のようやものがあり、被害者家族が新たな事件に巻き込まれる。
なぜ、またこの家族が?
続きが気になって、ページを捲る手が止まらない。
早く下巻も読みたい! -
Posted by ブクログ
「テクニカルライター」として、一から仕事を覚えていく咲良の話。
テクニカルライターという仕事があること自体知らなかったが、読み手を意識して、わかりやすい文章を作っていく仕事の素晴らしさを感じた。読んでいるうちに、いつの間にか「私も上手に説明したい!」と思うようになっていた。
仕事で実際にメールを書くとき、「〇〇について」「〇〇の件」としていたけれど、これも少し変えてみたいなと、ちょっと考えるようになった。
主人公の咲良が新しい職場で仕事に意欲を持って打ち込み、向上心を持って取り組んでいく姿には、自然と応援したくなる。
そして、読んでいる自分も「自分もちょっと頑張ってみようかな」と前向き -
Posted by ブクログ
物語の中に物語がある感じでした。
途中までは、ん??さっきの登場人物と同じ??
とちょっと混乱しましたが、次のお話に引き込まれて、、、
登場人物の名前をわざとちょっと変えて、物語の中の作家さんの頭をのぞかせてもらった感じ?!
短編集のつながり、、、と捉えればそうもとれるし。
ちょっと混乱もしなくもないですが、私的にはとても楽しめました。
人それぞれ受け止め方は違うなぁ〜。と改めてしみじみ感じさせられました。
側から見たら恵まれたごく一般の家庭で育ったのね。。。
そう、幸せそうな、一般の家庭って何??
ですよね。
そんな身近なことを物語を通して気づかされました。
何気ない、悪気のない一言も他人 -
Posted by ブクログ
本当に面白いし、よく出来てる話!
ロッキーかわいいし、理科の話沢山出てくるし、話は壮大でとても面白かった!
アストロファージを見つけるだけでも面白いのに、それから地球を救うために宇宙に出て、宇宙人に会って、本当に壮大すぎる。ロッキーが友好的な宇宙人で良かった。言葉が通じないところから徐々に関係を築いていくの良い!
物理、化学、生物、地学など色んな理科の知識が出てきて、理系学生として読んでいて楽しい。大学で学んだことや、研究で使っている装置も出てきて、内容を理解しながら読めるのも嬉しかった。この本に出会えたのが今で大正解。
宇宙の話は昔から好きで、久々に宇宙の偉大さに想いを馳せて読んだ。こんなに
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