ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 月の立つ林で

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    ツキない話のタケトリ、オキナ。
    一つのポッドキャストを聴き、心を傷めたり、癒やされたり。
    月の満ち欠けにも似た気持ちを寄せる5人の物語。

    新月は物事の始まり。
    見えないけど、そこにある新月に願いを込める。
    祈りを捧げる。
    太陽と重なり、姿を消してしまう月。

    お月様とお天道様が沢山登場する。
    全部の話が、お月様とお天道様が寄り添うことで、新しい何かが始まりそうな終わりを迎える。

    天才。

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    2026年05月08日
  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    主人公である青年の家庭は、再婚を経て既に青年を家族という枠から用済みと突き付けた事により、青年の最後の微かな希望さえ酷く傷つけ青年をある意味で解き放ってしまった。
    また、青年を見いだした教授も、若くして母を失っている。そして不貞を働く父を恨んでいた。
    この2人は決してマザコンとかではない。家庭を、母(妻)を顧みなかった父親が共通点であり、そして青年の向かった村で代々行われていた依代(ヨリ)を辱める行為の末その依代達の溜まりに溜まった怨念の思いが、いわば、ヨリ(達)+(トヨ子)そして青年、教授の三者三様であれど行き着いた思いの先が一致しただけの事である。
    それだけの事で、地獄の蓋が開かれてしまう

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    2026年05月08日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    埋葬委員会、私も参加したいと心から思った。
    だけどこの3人がメンバーではないと意味がない。
    この3人の埋葬委員会に参加したい。
    桃子ちゃん、黒田さん、店長、3人の深くて強い絆がとても美しくて尊くて唯一無二の居場所で
    立ち入ることは誰も許されないような気さえして
    だけど埋葬委員会がある、いつだって受け入れてくれる3人の温かさに私も包まれたいと心から思った。
    "足りている人間"だとか"足りていない人間"だとか
    "世間一般的な幸福の基準やゴール地点"だとか
    そんなことに囚われ続けなくてもいいということを
    3人の関係性、各々の経験から、沢山教

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    2026年05月08日
  • 春にして君を離れ

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    自分の正しさを疑わず、回りの人間にもそれを押し付け、それにより他の人が悲しんだり怒ったりしていても、それを見ずに済ませ、簡単に忘れてしまう。

    そんな人物がふとなんもない場所にポツンと取り残されてしまったとき、
    初めて自分の真実と対峙する。
    そして現実を受け入れ、赦しを乞う決意をするのだが。

    ラストで視点が反転し、もう一方からの視点が入ることに、
    今作の計り知れない深みがある。
    誰かが悪くて、誰かが正しいとか、そんなシンプルなもんじゃない。

    いわば倦怠夫婦ものと言っていいのか、
    ものすごい読後感でした。

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    2026年05月08日
  • 最悪

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    まぁ面白かった。続きが気になって隙間時間を使って読んだ。
    早く3人が繋がって何かしてくれー!と思ってたが、合流が思ったより遅い。

    読みながら、自分にも何気ない些細なこと、自分からみてどっちでもいいと思っていることの選択によって、他人に大きな影響のあることがあるかもしれない、後々後悔することがあったかもしれないとか、いろいろ考えていた。その逆もあったのだろうなとか。

    結末は、まぁ、良かったのではないか。

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    2026年05月08日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    ずっと読みたかったから念願。京都の琴きき茶屋に行ってみたい。トリックも考えてみれば単純で、でも明かされるまでずっと分からなかったから、びっくりした。作者の後書きが良かったなー。少し切ない終わり方だった。

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    2026年05月08日
  • 汝、星のごとく

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    「自分の人生を生きることを、他の誰かに許されたいの?」
    「自分がどう在りたいかの選択権は、いつでも自分の手の中にある」

    凪良ゆうさんの言葉は、鋭くて優しい。
    諦めじゃなく、今を自分で選び取るための静かな勇気。

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    2026年05月08日
  • 日日是植物

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    観葉植物を私もルーマー笑 している身としては
    これは読みたい!と思って手に取った本。
    いとうせいこうって、なんか隙がないし小綺麗でなーんか近寄りがたいなという
    私の中のでの偏見があったけど、読み進めたら全くそんなことなかった。
    むしろ「ああーわかる!うちと一緒!!」とか「数増えますよねぇ、うんうん」みたいに
    謎にめちゃくちゃ親近感が湧いた。
    我が家も真っ最中のマンションの大規模修繕工事の話とか
    あと、ちょっとだけ野菜の栽培してみたり
    季節によってあっちへこっちへ移動したり
    今まで幾度となく沢山の植物を枯らしてきたり、それでも育て続けたり。
    本当すごく手間だし何も育てない方がもちろん楽なのは分か

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    2026年05月08日
  • 持っている人

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    川谷絵音さんのエッセイ本
    彼のバンドも好きで、ラジオが面白いので買ってみました。
    川谷絵音絵音さんのこれまでの人生。そしてエッセイがとても面白かったです。

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    2026年05月08日
  • 方舟

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    ネタバレ

    閉所恐怖症で怖がりな自分にとって最悪のシチュエーション。自分だったら確実に自◯したくなる。でも子供を遺すとおもうと…読者に、自分がこの中の1人だったらどうするか?家族と一緒に方舟に閉じ込められたら?を考えさせ、ずーっと酸欠のような苦しさが続く。
    映像がなくても文字だけで暗さ、重さをここまで表現できるのはすごい。ある意味2度と読みたくないな〜と思わせる本。夜読むのはおすすめしません。
    犯人であるマイのバックグラウンドが読めないが、生に対して貪欲な姿、なぜ彼女がこう動いたのか?というか、頭の回転はやすぎないか?どんでん返しすら怖かったよ

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    2026年05月08日
  • 小説 天気の子

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    これは、映画が素晴らしく初版で当時購入した。
    映像美もよく、幾度も映画館に足を運んだ作品だ。もちろん、小説も素晴らしい。
    たった1人の愛する女性か、世界か。それで、1人の女性を選んだのが、高校生らしく好き。
    これも日常描写が素晴らしく、言の葉の庭とはまた違う雨の描写も好きだ。

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    2026年05月08日
  • 小説 君の名は。

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    映画から入って、文章でも読みたいと思い購入。
    やはり、不朽の名作だと私は思う。東京とど田舎、二つ世界を舞台に、会ったこともない男女がただ会いたいと願い、探す。大都市を舞台に繰り広げられるボーイミーツガール的な要素が好きな私にとっては、とても素敵な一作でした。新海さんが描く、日常、東京、季節の描写がとても好みで、日々読み返したくなる作品だ。

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    2026年05月08日
  • 赤いモレスキンの女

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    芸術の都パリという大都市で、1人の男が偶然女物のカバンを拾うところから始まる大人のためのおとぎ話。舞台がパリというのも相待って、想像以上に美しく切なさも残りつつ、ロマン溢れる素敵な一作でした。1人の男が顔も名も知らない女たった1人を追いかけていく、下手したら犯罪になりかねない行為を、ローランはそれを美しくロマンティックに描くことができている。

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    2026年05月08日
  • 天上の火焔

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    息の詰まるような読書だった
    ぐいぐい引き込まれ 終章に入ると
    瀬戸内の穏やかな海が見えてきた

    備前の窯を受け継ぐ三世代
    祖父は人間国宝の 深田路傍
    父は轆轤の名手である 深田天河
    物心つく前に母を亡くした城は
    可愛がってくれる祖父に甘えて育つが
    冷徹な父を理解できず苦悩する少年時代を送る

    備前焼には親しみがある
    良質な土で練り上げ
    釉薬をかけない
    窯の熱風で睫毛が焦げるほど
    高温でニ週間かけて焼き締める
    窯出しされた器には
    胡麻、桟切り…そして
    緋襷の赤が鮮やかに浮かび上がる

    本物の備前焼は硬くて割れにくい
    人間の"業"は燃え立つ焔!
    己の餓鬼に喰い尽くされぬよう

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    2026年05月08日
  • ラブレス

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    友人に薦められ、というか、読んでみてと持って来てくれて……初・桜木紫乃さん
    最後の場面にぐぐっとくるから、と涙目で言われ、楽しみに読み始めました

    我慢強くたくましいオンナたち、そしてその周りのクズオトコ(その1、その2、その3……)、昭和といえどもこれはないだろう、と思われる環境や言動……
    私はとにかく、終始にわたってオンナたちの強さが心に残った

    そしてぐぐっときました、ゾワっときました、あの場面でのあのセリフ……スポットライトが当たっている2人の姿が浮かんだ
    余韻が長引く本でした

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    2026年05月08日
  • 正欲(新潮文庫)

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    今まで、考えも及ばない事を浅井リョウさんは、いつもわたしに教えてくれる。小説を読んで考える事ができて良かった。 


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    2026年05月08日
  • リーチ先生

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    毎度思うけど、美術と関連させた小説の巧みなストーリーの構図が本当に美味すぎる。フィクションなのに読んでいる最中から不思議とノンフィクションになるこの感覚はなんなんだろう?
    それほどまでに美術に関しての愛が原田マハさんから溢れ出しているのかもしれない。じゃないと、こんなに無関心だった美術、それも陶芸に気持ちを持っていかれない。本当に本当に、今の現代にはない作家だと思う。

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    2026年05月08日
  • 世界のすべて

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    初めての畑野さん。
    なんで優しい物語なんだろう。
    大きな出来事がない話なのに最後まで夢中になって惹かれてしまう話は初めてだった。
    この物語の世界の中で生活したい...。

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    2026年05月08日
  • グリフィスの傷

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    今まで読んだ本の中で、これはすごく余韻が残る作品だった。
    どの冒頭の描写も独特な雰囲気から展開される10の傷をテーマにした短編からなる。
    その中で特に印象に残ったのが、あおたんと指の記憶で、他の話があるから、特にこの2つの物語が際だっていた話だった。
    あおたんは、不幸な生い立ちから容姿を捨てて、亡くなったおっちゃんを心の支えに健気に生きていく主人公の生き様が凄く心に刺さった。
    もう一つ、指の記憶は、この話が一番生々しく心理的に嫌な描写があるが、主人公ではないが、嫌われ者の千田さんの生き様が心情的に心に残った作品だった。
    ぜひ他の人にも読んでほしいと思った1作です。

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    2026年05月08日
  • あきらがあけてあげるから

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    あけれない物って多いよね。
    あけれない時はあけてもらおう!
    大きくなったら自分であけれるからね。
    あけたら広がる世界があるんだ!!

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    2026年05月08日