小説・文芸の高評価レビュー
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戦場でもコックさんはのほほんとご飯作るのよ、って話じゃなかった。当たり前だけど、題名になんか微妙な救いを求めてしまった…5話仕立て。下手な初陣のキョロキョロ感から、だんだん練れてきて、仲間も壊れていく人も多い中、よく頑張ったとは思う反面、どうしてもやっぱりメルヘンだよねとも思う。
ティモシーとディアゴはコック兵。ノルマンディー上陸作戦のパラシュート部隊に配属されている。なんとか降下して上陸したが、陸上は大混乱。シャトーに臨時野戦病院を、その隣に野外調理器を設営。負傷者以外はレーションを食べる。ライナスはなぜか予備のパラシュートを集めている。
カランタンに進軍して、前線を交代、後方の基地に入 -
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ネタバレいやはや、すごい
角田光代氏にしか書けない、何とも言えないゲスな人々…周りにいたらめんどくさいし、関わりたくない、と思ってしまうが小説だから最後まで気になって読んでしまう。
全く愛がないわけでもなく、醜いわけでもなく、ふわふわ漂う人々、何とも言えない読後感…
でも面白かった、かな
母、東原直子と父はだれかわからない、智
生まれてからあちこち移住して暮らしている
そんなひと時に茨城で暮らした泰子に会いたい!
泰子ちゃんは生活しているのだろうかを考える。たべて、寝て、掃除して、その繰り返しをきちんとこなしているのだろうかと。
衝動的に会いに行き、またそれぞれの運命が動き出す、泰子には「あぁ、 -
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ネタバレ朝井リョウの本は世の中の解像度を上げてくれる。本当によく観察してる、何より目がいいんだろう。質とは、価値とはなんなのか、「質がいいものに触れろ」という祖父の口癖がこの本の核にあり、その言葉を胸に激動する世の中でもがき考え続ける尚吾の姿が印象的だった。朝井リョウは人が何かに影響されて変わっていく様子を描くのが上手い。とんな本でもvividに読み手が怖さを感じるほどに人が変わっていく。例えば、「知らないうちに悪い遺伝子に触れることで自分も生まれ変わってしまう。」という医者の発言が、大企業の経営者に反発した際に自分に戻ってくるシーンは震えた。皆、知らぬ間に変わっていくのだ。また構成の秀逸だと思う。朝
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本屋さんを愛する5人の作家による、本屋さんが舞台の短編集。
「続きは書店で」瀬尾まいこ・・・占い師の私に後押しされた
青年は閉店予定の本屋でバイトを始める。
そこは彼の能力を開花させる理想の場所となった。
「歌うように生きて」一穂ミチ・・・それは不運か無縁か?
中国人の男性との出会いと別れは、彼女の歩みと心情に
徐々に変化を与えてゆく。そして今は、彼の歌うような
言葉の意味も解る。何度でも縁を結び直してあげるよ。
「手に取って見てみろよ」坂木 司・・・本屋の前でふられた。
ついでに退職し友の誘いで雇われ店長となる、俺。
そこは鄙びた地方のアーケード街。繰り広げられる -
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太宰治が『斜陽』で言いたかったことを一つに絞るなら、「滅びゆく古い倫理の中で、それでも生きるためには、汚れてでも新しい生命を抱えるしかない」ということかもしれない。
母は最後の貴族として品位があり、優雅で滅びにふさわしい美しさを持っている。けれどその美しさは未来を作らなかった。直治もまた古い階級の終末を背負いながら堕落し、薬物に逃げ、革命や思想を語りながらも結局は生の側へ踏みとどまれない。かず子だけが違った。かず子は上原に恋し、既婚者である彼の子を望み、望み通り妊娠する。
しかし、かず子の妊娠は明るい希望としてだけ描かれているのではなく、貴族階級の没落、母の死、弟の自死、上原という男の堕落、 -
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不動産会社に15年勤める麻琴は月間トップ賞を何度も取っている。一人暮らしで時間制限無しに閉店ギリギリに来店したお客様の話もよく聞いて希望の案件を紹介する事が出来ているからだ。自分の希望を話す時に家庭の事情や職場の悩みを話し始めて中々決断出来ないお客様は意外と多い。成約するまで内見を繰り返す内に初めの物件は別の方に決まってしまっている事もある。そんな時は更に良い物件を探さなくてらならない。ため息をつきたくなる時麻琴が行くのはバー「LR」か元同僚のやっている食事処「慈雨」どちらも仕事の愚痴を聞いてくれるありがたい存在だ。
1.元カレの復縁要請2.8ヶ月先の物件探し3.同僚の子供の幼稚園面接4.同居
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