小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
「長編小説」と銘打たれていたけれど、私は連作短編と言われたほうがしっくりくるな……と思いながら読んだ。各駅に擬えられた章タイトルも、「折り返し」、最後は終点の駅で物語が終わる……という流れも、お洒落!
電車に乗り合わせただけと言えばそれだけの関係なのに、そこから人と人との繋がりが生まれて物語になっていくのが楽しい。会うのはそれきりかもしれないけれど、その人のなかに残り続けるものもあったり……
有川さんの描く人との縁は温かくて大好き。
あと個人的に、ふたつ知ってる話があってびっくりした。たぶん小学生時代に模試か何かで読んだんだと思うけれど、当時「いいなぁ」と思っていた話、有川さんだったんだ……。 -
Posted by ブクログ
メスとして生まれながらも「女」と言う生き物に嫌悪感を抱いている、そんな私の中にいる「女(メス)」と向き合える本だった。
著者によると「女」とは「選ばれない限り満たされない心」を持つ存在らしいが、つまりそれは「オス」に選ばれたい「メス」そのものなのだと感じた。
女性が「女」になってしまうのは本能的なもので、「女」が「女」を嫌悪するのもより良い「オス」が、自分以外の「メス」に奪われることに対する危機感の表れなのではと思ったりもした。
「女」が「女」であることは種を残すための本能的な行動でもあると考えると、醜い存在だなと感じてしまう「女」も少し可愛く見えたりする。
女性が「女」ではなく、女性であるためには、やはり「メス」の本能に抗い、理性ある生き物として、客観的に物事を見ていくことを意識しなければならないのだと痛感した。 -
Posted by ブクログ
ばらばら で 一緒
念のために 言い換えると
ばらばら だから 面白い
わかっていること よりも
わからないことの方が 大事
わからないことが増えていくことが 面白い
「国立 民族学博物館」に
寄せてもらった時に
その展示されているモノたちに
圧倒されたけれど
いちばん ああこれだ!
と思ったのは
分厚いガラスケースに閉じ込められた
裸のモノたち
いつぞや 見たことのある
「縄文の遮光式土器さん」の
閉じ込められた姿を見て
ああ なんと可哀想に
と思ったことを思い出しました
それに比べて
この民博の素敵なモノたち
そのモノたちの
背景にいらっしゃる
とんでもない研究者(褒め言葉です)の
先生たち と staffのみなさん
そのご様子を 活写してくださった
ミンパクちゃん
ありがとう
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。