ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 教誨

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    ネタバレ

    吉沢香純と母の静江は、遠縁の死刑囚三原響子から身柄引受人に指名され、刑の執行後に東京拘置所で遺骨と遺品を受け取った。響子は十年前、我が子も含む女児二人を殺めたとされた。事件当時、「毒親」「ネグレクト」と散々に報じられた響子と、香純の記憶する響子は、重なり合わない。香純は、響子の教誨師だった下間将人住職の力添えを受け、遺骨を三原家の墓におさめてもらうために、菩提寺がある青森県相野町を単身訪れる。香純は、響子が最期に遺した「約束は守ったよ、褒めて」という言葉の意味が気になっていた――。

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    2026年10月08日
  • キッチン常夜灯 満月のキッシュロレーヌ

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    今回の常夜灯も美味しそうなお料理がいっぱい。特にスープに目がない者からしたら全部飲みたい!ひよこ豆のスープ多分ポッテリと濃厚で、でも豆の味がしっかりあってサラッと飲める感じかな〜ジュル。シリウスの女性新入社員の成長という分かりやすいお話。彼女の失敗したアレルギー問題は今はそんな感じかーと勉強になった。試食とかでもマネキンさんがアレルギーないですか?って聞くもんね。
    常夜灯近くに移転してきて欲しい(笑)

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    2026年10月08日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    友達に勧めてもらって購入。

    蜜蜂が一生かけて集めるハチミツの量がひと匙分。これを聞いてハチミツは貴重なものなんだな、と。
    食べると元気なり、明日も生きようと思えるという主人公。これまで苦手だったハチミツを食べてみたくなった作品です!

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    2026年10月08日
  • 神さまのビオトープ

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    自分にとっての幸せを考えさせられる本だった。
    うる波さんが鹿野くんの幽霊を否認しそうになるシーンはとても切なく胸が痛くなった。

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    2026年10月08日
  • カフェーの帰り道

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    最初はカフェーの女給さんのほのぼのとした話だったのが一転、戦時下の話になり一気に雰囲気が変わった。そんな中でもカフェーを通して人の繋がりがあり、いい話だった。しばらくしてまた再読したい。

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    2026年10月08日
  • 火星探査ローバー〈レジリエンス〉の物語

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    火星探査機ローバー「レジリエンス」は、心を持つローバーだ。人間とはデータやコードのやり取りしかできないから、レジリエンスの気持ちを知る人はいない。でも、同じローバーの「ジャーニー」や相棒のドローン「フライ」とは言葉を交わすことができる。自分に期待して送り出してくれた研究者、ザンダーとラーニアのため、そして、自分が地球に帰還するため、レジリエンスは火星で自分が価値あるローバーだと証明しようと走り続ける。

    心を持つローバーという題材が、決して擬人化され過ぎず科学の話と融合していた。レジリエンスの成長の物語であり、ロボットたちの友情の物語であり、ローバーに人生をかけた科学者たちの挑戦の物語でもあり……とにかくとても読み応えがあり、ページをめくる手が止められず一気に読んでしまった。
    レジリエンスが搭載している「脳」は、もしかしたら今で言うAIなのかもしれない。レジリエンスが科学者たちの指令を上書きして自分の意思で進路を決めていることが話の筋として成り立つのも、今の時代だからこそではないだろうか。
    火星に着いてからの冒険は本当にドキドキわくわくして楽しかった。人工衛星「ガーディアン」やジャーニーが、だんだんとレジリエンスの持つ「心」に染まっていくのも微笑ましい。
    終わり方も現実的で良かった。ファンタジーと科学のバランスがとても良い物語。

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    2026年10月08日
  • かがみの孤城

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    おすすめにあり気になってたので読んでみました。普段はミステリーを読むことが多かったのでファンタジーな感じの小説で目新たしくて楽しめた。
    自分の淡い13.14歳の頃をほろ苦く思い出せた。途中推理を交えたところもあり、最後ドンデン返しもありで良かった。
    装丁も目を惹くものがあり、表紙買いもありかもと思わせてくれたそんな作品です。
    ドラえもんの世界観が好きで着想を得たと番組でおっしゃっておられてなるほどなぁと改めて思いました

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    2026年10月08日
  • 方舟

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    地下建築、密閉空間の作品。
    読んでいくうちに酸素が薄くなっていく感覚がありながら、最後まで楽しめた作品。涙したのに、大どんでん返し‼️なに‼️わたしの涙を返してと思った。でも、なんとなく想像がついたけど、それでも、まさかと思ってしまう期待を裏切られた作品

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    2026年10月08日
  • 夜のピクニック

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    その人にとって必要なタイミングで出会う、というのは本当にその通りなのだと、この一冊を読んで感じました。

    正直いうと、青春小説と聞いていたので、あらすじも知らないのに、高校生の青臭い恋愛について書いてある小説なら読まなくていいやと思ってました。本当にすみません。

    この一冊については、もっと早く出会いたかった、というような感想をよく目にします。
    でも、私の場合は学生の時にこの本に出会っていても、うまく心に波を立てられなかったと思います。

    今、読んだから、心の中にある思い出と、恩田陸さんの書いた文章が、重なり合い、広がり、心に染み渡った感覚になったのかと思います。

    とはいえ、こう感じるのは、私の人生経験の浅さが要因の一つだとおもうので、もっと早くこの本と出会いたかった、と言える人間になりたいと素直に思います。

    私は融のように無償の愛を当たり前だと思う節もあるし、貴子のように最初から出遅れているという気持ちがあるから自分は自分で他人は他人と思うし、美和子のようにあえて人に言わないけど少し傲慢な部分もあるし、内堀亮子のように子供のような面もある。
    どの登場人物にも、自分と重なる部分があり、恥ずかしいような気持ちになり、そして側からみるとそう感じるのかと納得いくことも多かったです。

    私にとっては、この本を読むのは今が最適なタイミングでした。
    そして、本作の主人公貴子と融が心を許し合うのもこの歩行祭が最適なタイミングだったのだと思います。
    融の親友である忍が、「すべてはタイミング」と語っていて、本当にその通りなのだと思いました。
    貴子と融がもっと早く話していたら?
    杏奈が日本にいたら?
    融が忍と走ることを選ばなかったら?
    必要なタイミングを、どこかで、神様が見ているのかもしれませんね。

    読み終わったあとの満足感がすごくて、
    歩行祭1日の出来事しか読んでいないとは思えません。
    しばらく、この余韻に浸ろうと思わせてくれる一冊でした。

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    2026年10月08日
  • 真珠夫人

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    大正の時代でさえ、成金の人身売買じみた結婚は非難の的になるのが意外だった。

    戯曲を思わせる転調。瑠璃子も直也も勝平も…みんなみんなちょっとした出来心で起こした行動すべてが報いとなってしまう。

    結構ボリュームあるのに退屈せず読み進められる。600ページ近くあるのに4日程度で読み終えるほど読む手が止まらなかった。普段なら2週間〜1ヶ月近くかけて読む量くらいなのに。
    新聞での連載だった性質のお陰か、次のお話に移る前に1〜2行程度で前回のあらすじのような文があって、それがとにかくガンガン読み進めるための助けになった。振り返らず進めてしまうスタイルが良い。



    なんとたわしコロッケは出てこない

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    2026年10月08日
  • 逃亡するガール

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    短い読みやすい小説。富山旅行のお供に持っていきました。富山駅付近が舞台で2人の女子高校生が放課後過ごす場所でいつも追いやられて…。
    後味のよい話でした。

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    2026年10月08日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    とても深みのある小説。読み終わった後に、読者に問いと好奇心を与えてくれる。人間とアンドロイドを比較することによって、人間としてなくてはならないものは、何か、生命とは何かを浮き彫りにさせてくれる。

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    2026年10月08日
  • 熟柿

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    終始、切ない気持ちで読み進めた。
    最初の伯母さんの描写がどこの場面でどのようにリンクしてくるのか思った(読み終えてから「ここだったか!」と納得。)。
    途中、一人で罪を背負いながら生きていく姿が生々しく描かれ、切ない気持ちになりながらも、一方で仕方がないことなのかなとも思った。
    そんな状況の中でも、自分の助けになる人はいるんだなと勇気づけられたこと、待ち続ければ光が見えてくること、があるんだなと読み終えてから前向きにはなれた気がする。

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    2026年10月08日
  • パッキパキ北京

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    胸糞悪い事件やくだらないマウント合戦、あまりに華美が過ぎる生活を演出したようなSNS投稿ばかりが目について疲れる近頃。

    お金目当てには違いないのだけど、釣った魚に餌をやらないことをしないというか一応夫婦としての自分の役割は弁えていたり嫌々でもなく普通の夫婦生活としてセックスも日常にあるし、コロナ禍をチームとしてふたりで乗り切った達成感や最期まで面倒は見る意思を持っているようで夫に対して愛はそれなりにある菖蒲の語りが面白い。

    グルメものとしてあらすじされているけど、
    人生を楽しむための本質は高価なブランドネームばかりではないことと自分ひとりのためにどう生きるか主体的に選択していけると良いよねって言い切っている内容でとても良かった。
    サクッと読めるボリューム感だから、読書のハードルをグッと下げて楽しめる。この作品は特に気軽に読んで欲しい。

    スマホから目を離して、たくさん本を読んで美味しいものを食べて適度に働いて自分の好きなことを徹底的に探しに行こう。

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    2026年10月08日
  • オルロージュ

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    一気読み完了。
    いつ読んでも、小川さんの作品は引き込まれます。
    大学の研究員の倉敷秀斗は、ある夜、中学の時の
    同級生 桐田奈南に急に呼ばれた。
    彼の研究を生かしたビジネスを持ちかけてきた。
    「世界一のお金持ちになりたい」と願う、彼女と
    彼の一世一代のビジネスが始まる。
    まず最初に帯に惹かれた、小川哲版「グレート・ギャツビー」開幕!
    このフレーズに惹かれました。
    CV、ディープテックなど知らなかった、ビジネス
    に関するフレーズが散りばめられている。
    ページが進むにつれ、栄光から破滅に進んでいく「オルロージュ」がスピード感を持って表現されている。
    桐田の天才的で底の知れない姿に恐怖するし、感情も揺さぶられました。 
    気が早いですけど、来年の本屋大賞、間違いなく候補になると思います。

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    2026年10月08日
  • 楽園

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    悪女の極み

    『将来子供欲しい』と尋ねた時点で、そういう将来はないという裏付けなんだろうと思っていたけど、ここまでの悪女は黒革の手帖か牡丹と薔薇並みだなと感じた

    不労就労で生活する康之の社会人として未熟な所も見透かしての展開だったのかとか、妄想が尽きない
    ストーリーの中でも動じる様子のない彼女と見透かされていると感じている康之の関係性からそうなのだろうと考えてしまう

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    2026年10月08日
  • 下町ロケット ゴースト

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    会社も人物もたくさん出てくるのに、それだからなのか、一つ一つの話の区切りがテンポよく、ここの関係はどうなるのかなどとワクワクしながら読み進め、あっという間に読み終えていた。

    農家の殿村の父も経営者の伊丹の父も、子に自分のような苦労はさせたくないから、跡を継ぐことを勧めない。かといって、サラリーマンが万事OKかといえば、そうでもなく、結局、2人とも跡を追っているところ、面白いなと思った。

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    2026年10月08日
  • かがみの孤城 上

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    今まで、子供が悩む作品に出てくる大人はどうしようもない人ばかりで、読んでいて胸が苦しくなるイメージがありました。この作品には「私もこうありたい」と思える大人がいます。
    また、大人が自分が“いい人”になるために無意識に漏らし、子供を傷つける、言い訳じみた言葉や態度は、私も普段からやっていると気づき、ゾッとし、反省しました。
    表紙はティーンズ向けの印象でしたが、大人こそ読んで得るものが多いと感じました。下巻が楽しみです。

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    2026年10月08日
  • 都会のトム&ソーヤ 22 ナイト列車で行こう!

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    ネタバレ

    ここに来て新事実が判明しめちゃくちゃアツくなっております!!!創也視点でのプロローグが珍しくて、結構わちゃわちゃしたこと考えてるんだなって面白くなりました!あと内人のこと小動物みたいって思ってたことにびっくりしました!!!それは普通ヒロインちゃんに抱くべきものであって親友にはなかなか与えられない評価なのでは!?黒夜初邂逅で内人が自分と同じくらいの身長って思ったのも伏線になってて凄さを感じると共になんで内人と同じ容姿なんだろうって謎が深まりました!!!続きが楽しみです!!!

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    2026年10月08日
  • グラスホッパー

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    初伊坂作品!
    面白かったー!!
    単純に殺し屋ってかっこいいよね
    鯨と蝉が最後らへんまでどっちがどっちだったけってなりながら読んだけど私は鈴木が好きだよ
    (にしても殺し屋の名前みんなかっこいい)
    登場人物がかわる見出しがハンコになってるのが好きだった
    なんでグラスホッパーなんだろう?って思って調べたら直翅類(バッタとか)って意味らしくて伊坂幸太郎かっけーとなった。

    鈴木と奥さんの馴れ初めがめっちゃ好きだった
    これからバイキングに行ったときは一対一の勝負ですからっていうんだ!

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    2026年10月08日