ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 傲慢と善良

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    2025年15冊目『傲慢と善良』

    「傲慢」な架と「善良」な真実。ふたりのイメージが少しずつ反転していく過程がとても面白かった。
    読み進めるうちに、最初は「やばい人…?」と思っていた真実が、私と同じ年代の女性には共感できる部分も多いんじゃないかな、と思うように。
    たとえば、自己肯定感は低いのに自己愛は強いところとか、なかなか自分で決めきれないところとか。
    辻村さんの描写の巧さもあって、気づいたら真実にすごく感情移入していたし、彼女はすっかりお気に入りのキャラクターになった。
    この物語は、結婚や婚活についてはもちろん、傲慢さについてもものすごく考えさせられた。傲慢と善良って実は表裏一体で、日頃の

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    2026年03月26日
  • 巌窟の王

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    冤罪という酷く悲しい出来事を非常に丁寧に書き上げている。何も罪を犯していない人間が冤罪によってめちゃくちゃな人生を歩む事となった悲惨さをこれでもかというくらい不幸が襲う。
    なんでこんなに真っ当な人間がこんな人生を歩まなければならないのか?もし自分が同じ事になったらこんなに強く生きられただろうか?
    そんな思いにさせられた一冊。とにかく凄かった。

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    2026年03月26日
  • さやかの寿司

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    うん、ほんわかして最高‼️‼️

    こんなに丁寧に、自分を持って生きている人たちって、素晴らしい‼️‼️‼️

    ふんわりしてるようで、芯が強い‼️
    こういう人が好き❤️

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    2026年03月26日
  • 今日未明

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    毎日目にする様々なニュースの見出しだけでは見えない裏に、こんなにも切ないドラマが隠されてること胸が痛くなる。とても良い本です。

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    2026年03月26日
  • カフェーの帰り道

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    カフェー西行で働く女性たちの日常が、時折重なり合いながら流れていく。段々と戦争が影を落とすが、それでも日常は続いていく。なんだかこういう話が何よりも、戦争って嫌だなぁという気持ちが胸に迫る。

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    2026年03月26日
  • たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説

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    御年90を越える辻真先先生の傑作。

    作者だからこそ、書けるリアルの昭和24年の物語。

    語り部である風早勝利は17歳だが、辻真先先生も当時は17歳であると読後に調べ、合点がいきました。

    令和から振り返れば戦後すぐの動乱の世の中ですが、その時代を生きていた若者にとってはその瞬間こそが、生きる「イマ」であり、青春だったんだと、納得させられます。

    暗く重い時代背景と軽妙と読みやすい文体、魅力的なキャラクター達、そして何もよりもミステリとしての完成度の高さ。

    最後の1行まで味わい深く読むことができました。

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    2026年03月26日
  • カササギ殺人事件 下

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    まさかの展開でかなり引き込まれた。とても面白い構成。
    作中作であるアティカス・ピュントの方の結末は正直パッとしないものであったが、編集者パートの面白さで十分満足できた。
    終盤の婚約者がカッコ良すぎる。

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    2026年03月26日
  • コンビニ人間

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    薄くて1日で読破。
    独特な本のタイトルと表紙でずっと気になってたんだよなー。

    主人公コンビニオーナーになればいいのに
    好きな生き方で生きれて良かったよ

    確かに出てくるキャラで共感したり好きになったキャラはいない笑 主人公のことはまあ好きかも応援してる!

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    2026年03月26日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

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    本当に本当に面白かった!
    こんなにも、小説を読んでいて心が熱くなったのは久しぶりかもしれない。
    読む前に、チョン・イーが朱譫基役でドラマ化されるというのを聞いてたので、人物が頭の中に思い浮かべやすくて更に作品に入り込めた気がする。
    知らない言葉とか読めない漢字が多くて、読み進めるのが大変な部分があったけど、それでも本当に面白かったです!

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    2026年03月26日
  • ぎょうざが となりに ひっこしてきました

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    ぎょうざさんがとなりに引越してきたら、どれだけ嬉しいことでしょう…

    また、おとなりさんに引越しのご挨拶をする礼儀正しい姿はあまりにも愛おしいです。

    前作に引き続き、色んなぎょうざさんが見れて幸せな気持ちになりました。

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    2026年03月26日
  • 家裁調査官・庵原かのん(新潮文庫)

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    かのんは家裁調査官。少年(男の子だけではなく女の子も含む)事件の裁判前の調査を行う。主に読む、聴く、書くことが仕事だ。3年に一回異動があり、今は福岡家裁北九州支部に勤めている。彼の栗林は東京で動物園に勤めていて、今はゴリラででいっぱいだ。

    そしてかのんも手一杯だ。万引きで捕まった子は母親と本人との面接の後、母親に対する暴行事件で捕まるし、自転車泥棒の子はなにやら家庭が複雑だ。詐欺事件の受け子として捕まった子からは変な臭いがする。安定したかに見えた子は、トンズラする。いくつもの事件を抱えているので、突発的な出来事に速やかに対応できない。

    女子高生がウリをするだけでなく、友達まで勧誘していた。

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    2026年03月26日
  • 探偵小石は恋しない

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    色恋調査を得意とする探偵事務所の話。森先生デビュー作から私の好みで好きなんやけど、これもめちゃくちゃ面白くて軽く二度読みじゃなくて結構しっかり二度読みしためちゃくちゃ好き。結構色々考えながら読んだけど上回ってくる面白さでまた読もうってなる。

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    2026年03月26日
  • 恩讐の鎮魂曲

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    読み始めました。中山七里さん、すごいです。シリーズの前作2で、御子柴の素性がバレました。それからどうなるのと思っていたら、恩師が容疑者に?!読み終わるとネタバレ感想になるので、もう書いてます。どんなどんでん返しがやってくるのか、ワクワクします。それに、恩師と向き合うことで、きっと、御子柴さんのことが、もっと知ることができそうな期待感でいっぱいです。ついつい、一気読みしてしまいますが、味わいながら読みたいです。

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    2026年03月26日
  • ジェンダー・クライム

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    久しぶりの天童荒太作品は、
    本屋で見つけてすぐ買った。

    これまでも、
    犯罪、虐待、家族、名付けようのない悪意や痛みを、
    徹底して描いてきた作家が、
    現代性を持って描くことができた、
    やっと言葉になったのがこの作品に思う。

    それでいてなんて面白い警察小説のバディ物なのだ!

    フィクションだからこそ表現できる、
    現実の地獄がある。

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    2026年03月26日
  • わたしたちが光の速さで進めないなら

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    どれだけ技術が進歩しても、人と人との繋がりは大事だと改めて思いました。
    「感情の物性」が個人的に一番興味深い内容でした。

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    2026年03月26日
  • 方舟

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    最初から最後まで全く予想がつかなくて、ずっっと面白かった
    絶対怪しいじゃんみたいな人の見当もつかなくて、推理してる人が実は犯人なんじゃないのと思うぐらい詳しくて、頭が良くて、ずっと飽きずに読める本でした
    そして最後がまたどんでん返しで騙されましたw

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    2026年03月26日
  • ライオンのおやつ

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    語り口調がふわふわしてて癒されるような不思議な気持ちになりました。ホスピスのお話で切ない内容でしたが、いつか死ぬんだからと投げやりになるのではなく、生きることに前向きな気持ちにさせてくれる本でした。

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    2026年03月26日
  • 暗黒の瞬間

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    ドイツ、弁護士の回顧録的連作短編集。強盗を銃殺した件や母親殺しなど。

    大変面白かった。事件一つ一つに癖がある上に短編の中に大きなひねりがある。そして彼女のトラウマとなっているシュテファン・ハインリッヒの件とは何か?分かるとすべて腑に落ちる。

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    2026年03月26日
  • エピクロスの処方箋

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    スピノザの診療室の続編です。

    そしてマチ先生はやはりよい。

    そしてそこに関わる教授も准教授も患者も、主要な人物もよい。

    本当に好きですこのシリーズ。

    一応医療ものなのだけど、病院と医師、生と死、信念と哲学がとても考えさせられるヒューマンドラマだったように思う。

    温かい気持ちになりつつもなんとも表現が難しい、目頭が熱くなる良き時間をくれた一冊でした。

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    2026年03月26日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    言語を有している生物は人間だけであり、動物の鳴き声はせいぜい感情を表すものだと、どこかで当然のように思っていた。

    しかし本書を読むと、その前提が静かに、しかし鮮やかに覆される。鈴木氏の長年にわたる調査と実験によって、シジュウカラの鳴き声には「意味」があり、「文」があり、さらには「文法」まであることが明らかにされていく。

    単に珍しい発見として面白いだけではなく、言葉とは何か、コミュニケーションとは何かという問いそのものが揺さぶられるような読書体験だった。

    まさに動物言語学の幕開けを見ているようで、知的興奮に満ちた一冊。
    読み終えた今は、街中や自然の中で聞こえる鳥の声を、ただの鳴き声ではなく

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    2026年03月26日