小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
面白かった!
杉原千畝をこのような形で読みやすく、面白く紹介している本に初めて出会った。
どこまでがフィクション?と線引きができないくらい江戸川乱歩、平井太郎との接点が本当っぽい。ほんとなのか⁉️ 乱歩と千畝のそれぞれの視点からの話が続く、そこに関わる人々がまた既知の人でその関係性にたまらない
平井からつながる横溝正史〜最後は三島由紀夫まで、鳥肌モノ!大正、昭和初期の作家好きにはたまらない繋がりかと…
江戸川乱歩の書けない、書けない、と逃げ出しながらも、怪人二十面相の明智小五郎、子ども向けには、小林少年などのキャラを確立
横溝正史の金田一耕助『本陣殺人事件』
この時代からの先駆け
助け -
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Posted by ブクログ
「正しさ」とは何か考えさせられる。
自分の「正しさ」を突き通そうとすればそれによって自分とは別の「正しさ」を排除してしまっているのだ。
正義の押し付けは悪になりかねない。
と自分の主張を書いていても思うのだが、この主張も正義の押し付けなのかもしれない。書けば書くほど、キリがなくなってくる。が、感想であるから割り切って書くことにする。
無意識的に人間は自分とは対極にある正しさを排除しながら生きているのではないか。
また、そうすることによって「繋がり」を感じているのだ。そしてその「繋がり」を用いて別の「繋がり」を自分たちの見えている世界から排除し、気持ちよくなることによって、「生きている」「自分も -
Posted by ブクログ
・ミッキーのキャラクターが良い。今作で明確に認識できたが、一人称が俺で少しやさぐれていて、読者に語りかけるように皮肉っぽい冗談を言う主人公が好きだ。
・とにかく文章のリズムがよく、吹き替えの洋画を観ているような感覚。そもそもの文章の作りと日本語への翻訳、どちらも素敵だからこそのクオリティと思える。訳者に注目したことはこれまでなかったが、大谷真弓の他作品を読んでみたくなった。
・物語の展開もスピーディーでダレない。ミッキーが何をするか明確で、背景と目的も分かりやすい。章の区切りも「なんで!?」「どうなっちゃうの!?」と引き込まれるものが多く、本当にあっという間に読まされてしまう。
また参考として -
Posted by ブクログ
青山美智子という作家は、一見関係がないようでいて実は関係が深いというお話を描くのがとても上手い。一章ごとに主人公も時間軸も異なるのに流れている空気感が同じであるからか、なんの違和感もなく読み進めることができるのが良い。とくに、今作はどの章も素晴らしく最後の最後まで楽しみながら(ときには涙を流しながら)読むことが出来た。「この本を読み終わったとき最初に思い浮かんだ人を、どうか大切にしてくださいーー。」というキャッチコピーに惹かれて手を取ったものの、作品自体が面白く私が読み終えたときには登場人物の彼らのことしか思い浮かばなかった。それでも読んで良かったと心から思える、そういう1冊でした。
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Posted by ブクログ
登場人物があぁ、好き!って思う人ばかりだった。
思うことを言っても、否定されずに成り立つ世界。
優しい世界だなと思った。
時間差で「失礼だったね」と言えるのも、「失礼ではなかったですけど」に割って入る「私も失礼だったと思う」も、だからといって気まずくなるんじゃなく、さわやかに謝れる姿もどれも好き。
社長さんにも「余計なことしました」ってハッキリ言えるところも、謝るけど引きずらないところも。
みんなそれぞれが本当に相手を思いやっているのが伝わるし、失敗してもそれで居心地悪くなるわけじゃないところがとても読んでいて心地が良くて、こんな関係を築いていきたいんだなって思った。
そしてはるちゃんの気持
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