あらすじ
最高到達点!!!
著者単行本売上第1位(弊社調べ)
本屋大賞ノミネート作品!
超話題沸騰!!
ミステリ界が唖然、呆然、絶賛!
島田荘司「これを超える作が現れることはないだろう」
綾辻行人「ああびっくりした」
有栖川有栖「まるで本格ミステリのテーマパーク」
法月綸太郎「綱渡りのどんでん返し」
560ページ一気読み!
ミステリファン必読の書!!
雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、
ゲストたちが招かれた。
この館で惨劇が起こる……。
館の主人が毒殺。
ダイニングでは血塗れの遺体。
血文字で記された十三年前の事件。名探偵・碧月夜と
医師・一条遊馬が謎を追う。
散りばめられた伏線、
読者への挑戦状、
驚愕のどんでん返し。
2022年本屋大賞ノミネート作であり、
知念実希人史上、最大ベストセラー作!
【目次】
プロローグ
一日目
二日目
三日目
最終日
エピローグ
『硝子の塔の殺人』刊行に寄せて 島田荘司
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
放課後ミステリクラブを読んで、読みたくなった知念先生の本格ミステリ。
本格ミステリ好きな登場人物たちが本格ミステリ風の建物に集められて本格ミステリ風の事件に巻き込まれる本格ミステリ風のお話。大変面白かったです。
ネタバレになるようなコメントは避けるけれど、「そして誰もいなくなった」「十角館の殺人」が好きな人にはおすすめ。それらを読んだことない人も楽しめると思うし、多分読み終わった後には読みたくなるはず。
来年は時計館読もう・・・。
Posted by ブクログ
面白かった!かなりの長編だったけど、最初から面白い視点だったし最後まで楽しく読みました。再読もしたいし、シリーズ化してくれたら嬉しい。また出会いたい魅力的な登場人物たちでした。
Posted by ブクログ
いやーーーすごかった
一気読みしたくなって日曜が丸々潰れました。いいボリューム!
有栖川先生のコメントがそのまんまなわけですが、ミステリ好きな人にはかなりニヨニヨする内容。ミステリ好きでない人ももちろん楽しめる。
ありとあらゆる有名トリックのオンパレードで、作中の神津島への批判がそのままブーメランになっているような気がしなくもないけど、古典トリックも魅せ方次第!という知念先生の「ありきたり批判へのアンチテーゼ」も感じました。
謎解き率は80%くらいなので私も到底名探偵にはなれないのですが自分用の思い出しポイントメモ
・名探偵はトイレのタンクも見逃さない
・死体をそのまま死体と思うな
・霊能者の言うことは信じろ
・DNAは二重の螺旋構造
・これは医者が書いたミステリ
・迷宮入りの殺人事件の定石
・モリアーティ(怒)
・メタミステリ メタミステリ…?
個人的に気になったのは、本当の殺人の描写があんまりなかったので、本当に殺されるまではどうしてたん?という点
月夜というクレイジーがいる中で部屋に潜んでいるのもあまりにもリスキーでは?
まあ部屋から出てきたところを拘束されてるし、やっぱそのへんのツメの甘さが神津島の才能の無さってことなのかな。そうか?そうだな?そうかもなぁ?!
月夜VS鷹央、ぜひ読みたいですね
Posted by ブクログ
イッキ読み!
序盤、館シリーズのオマージュか〜(星3くらい)で後半1/3からのどんでん返しにやにやが止まらなかった。十角館を読んでからだとネタが分かるのでより楽しめるはず!作中で紹介されるミステリ作品も本棚に追加しながら読めて、また楽しみが増えました。
あ、これ怪しいの違和感のある部分、もやっとしたなんとなくの疑惑がちゃんと伏線としてさらっと解消されていくストーリーが最高、、
碧が名探偵と名犯人をすることになった背景も明確、最後の葉書にもきゅんときた〜
Posted by ブクログ
大どんでん返しの繰り返しで面白かったです。
久しぶりにミステリの中のミステリ作品に触れたような気がしました。
文庫本でも550ページほどあったので挫折するかなとか思いましたが、先が気になって挫折することなく読めました。
Posted by ブクログ
ミステリー小説はあまり読まないのだけど、書店で山積み状態というのと、帯の「最高到達点‼︎」というフレーズに惹かれて購入。
ページを捲る手が止まらずに一気読みしました。
まず、犯人目線でストーリー展開していく仕組みが面白い。
こちらまで、いつバレるかとヒヤヒヤしてしまう。
そして、伏線回収が終わったと思いきや…
最後の最後まで展開が全く読めないストーリーでした。
Posted by ブクログ
面白い。久しぶりにのめりこめるミステリを読んだ。最後はどのようにして終わるのか、全く予想できずにクライマックスへ。いくつものどんでん返しがあって最後まで飽きずに読めた。
Posted by ブクログ
面白かった〜!!!
登場人物の設定が医者とか占い師とか小説家とか名探偵のあたりから、ベタなトリックのミステリーかと思ったらそれは既に折り込み済みだった!
どんでん返し返し!って感じで最後の1ページまで大事に読めた。
実はフィクションという設定だったから、犯人(怪人)は読者だ!見たいなオチなのかと思ったら、まさかの名探偵が犯人。しかも動悸が変態的でサイコパスで上書きしてくるなんて想像もできなかった。
Posted by ブクログ
ミステリー小説なのだが、スタートから犯人目線で話が繰り広げられていくのが面白い。
結末が2点、3点するので理解が追いつかないところがあるが、硝子の塔でしか起こり得ない不可解な難事件は想像力をかきたてられ、ページをめくるスピードは落ちなかった。
碧さんすごい、、、、
Posted by ブクログ
待ちに待った文庫本が発売されたので、さっそく拝読!!
いいどんでん返しでした!
途中途中、違和感があったけどそれがよく分からないまま終盤!ラストは圧巻でした!!
映像化希望!意外とアニメ化とかでも良さそう!
Posted by ブクログ
医療ミステリーではない、館シリーズのような知念さんの新本格ミステリー。ミステリーのマニアックな知識も散りばめつつ、密室トリックを絡めたありがちなストーリーかと思いきや・・・
2回の読者への挑戦、どんでん返し、知念さんらしいラストとたっぷり楽しめる長編です。
Posted by ブクログ
中々の長編です。
ミステリ好きには、色々と刺激になる1冊では。私にとっては読みたい本が増え積読が…
前半は、推理しながら、後半は一気読み。終わり方も私好み。知念先生の綾辻先生への愛を感じられ、読んでいて楽しくなりました。
Posted by ブクログ
のんびり読んでたので時間かかったけど面白かった。楽しめました。
ガッチリしたミステリー物やけどすごく読みやすくでわかりやすかったのは作家さんの腕やね。特に最終章に入ったらノンストップです。ただ、、、ミステリー物が大好きな人にはラストは予想付くかも。。
正直、えっ?!。ってなりたかったけど。。。
率直に言うとオチが物足りない。弱いです。
個人的な意見です。
Posted by ブクログ
一見よくあるクローズドサークルに倒叙ミステリーかと思いながら読み始めると知らない殺人が起こり出す。
何度も騙されそうくるか!な結末。
著者のミステリー好きに、読みたい本が増えました。
Posted by ブクログ
タイトルの伏線回収が綺麗。
硝子館の殺人ではなく、硝子の塔の殺人である理由が後半一気に明かされる。
やや作られすぎたシナリオだと感じていたが、それを見事にメタ的に回収する結末だった。
Posted by ブクログ
面白かった!
全ての謎が解き明かされて一件落着のはずが
まだこんなにページ数ある…なに…?
からのどんでん返し!
ただ、何かあるとすればあの人だろうと予想は
ついていたのでそこまでの衝撃は受けず。
個人的に月夜のキャラがあまり好きになれず
のめり込めなかった感はある。
最後もロマンスっぽくなって少し萎えた(笑)
面白かったのだけど、少し期待しすぎたのが本音かな。でも館シリーズ好きな身からしたらワクワクした☺️
Posted by ブクログ
星4にするか5にするか迷ったから4.5で!
小数点欲しいよね。
犯人の視点から別の事件が起こって面白かった!
なすりつけあいと思いきやまさかの怪物がいたとは…
今思うとちょいちょい怪しいけど、建物の構造とか色々出てきて全然わからなかった!
あと小ネタ的にミステリー小説が出てきて面白かったね、自分が読んだことあるやつとかはニヤっとした!
Posted by ブクログ
読んでいてストレスがなく、最後まで一気読みした。
犯人はなんとなくわかっていたが、何故怪しいのか、トリックは何か等根拠が全く言語化できず悔しい思いをした。
騙されることもどんでん返しも最早気持ちよく、本格ミステリって面白いと改めて思わされた作品だった。
Posted by ブクログ
二年以上読みたいって思ってやっと読めたから、少し期待値があがりすぎちゃったところもあったかも。
まず、登場人物が誰だっけ?ってなるところからスタートで、厚みもあるから集中力が必要。でも途中からスラスラ読めるようになってきて、手が止まらなくなった。
Posted by ブクログ
雪の中に立つ特徴的な館、硝子の塔で繰り広げる連続殺人。最初に「犯人」がわかった状態で物語は進みます。ミステリにありがちなクローズド・サークルでの密室連続殺人…かと思いきや、結末に驚きました。シリーズ化しそうな終わり方に、期待が高まりました。
綾辻行人の館シリーズ、特に十角館の殺人が大好きなので、その作品をリスペクトした内容だったのがお気に入りです。作中では数多くのミステリ作品が挙げられ(ややくどいほど)、作者の知識量に圧倒されました!
Posted by ブクログ
主人公の視点からピンチの時は一緒にどきどきしていました。密室殺人、私には何一つトリックは思い浮かばず、そして説明されてもなおどういうことだ?となってしまうことが多かったです。予想してない展開でなかなかおもしろく、読書初心者の私でも知っているようなミステリー小説がたくさん登場して嬉しかったです。十角館の殺人殺人を読んだ後に読むのがおすすめかもしれないです。
Posted by ブクログ
非常に感想を書きにくいミステリである。何を書いてもネタバレになりそうな気がする。
とりあえず定番の館を舞台にしたクローズドサークル、ある意味で典型的なパターンである。ファーストシーンでいきなりびっくりさせられるが、あとはある意味サスペンスフルに物語が進む。登場人物は劇画的で、名探偵のあり方や物語の進行も定石をきっちりと守っている感じがして安心して読める。
ただ、途中から案配が変わってくる。これまで読んできた「定石をきっちりと守っている感じ」それ自体が、じつはミスリードではなかったかと気になってくる。某有名ミステリの中で、問題のカテゴリーが違う、つまり「幾何に見せて実は関数の問題である」という言い方があるが、「本格ミステリに見せて実はメタミスである」という感覚に襲われ頭がちょっとふらっとした。いや「メタミス」ではなく「バカミス」かもしれない、それもめちゃくちゃ高度なバカミスかもしれないとも思った。ものすごくめくるめく体験だった。
読み終えた時の気分は、麻耶雄嵩の「翼ある闇」を初めて読んだ時の感覚に近かった。これぞ本格ミステリ!と言われると「うーん」をうなりたくなるが、とてもおもしろかった。ジェットコースターに乗って作者にいいように引き回された快感があった。
物語と同じくらい面白かったのは、小説の中にちりばめられているミステリに関するうんちくの数々である。思わずニヤリとしてもらうものから、そうだったのかと驚くものまで、ほんとうに豊富にちりばめてあって楽しめた。なるほど、こんな手もあるのだとうなずいてみながら、一番面白く感じたいくつかの点は、やっぱりネタバレなくては書けないなと改めて思うのであった。
Posted by ブクログ
分厚いページの半分くらい、作者によるミステリの薀蓄で埋まっている作品でしたね。ミステリ好きなら「わかる〜〜」って思いながら読めるかもしれない。
最終日のどんでん返しからの謎解き、トリックは面白かったし、真犯人の動機もなるほどなぁと思ったけれど、登場人物にいまいち感情移入ができなかったので、一番最後の展開はあまり納得がいかなかった……。
Posted by ブクログ
久しぶりのミステリ小説。
現実離れした設定が苦手だったのだけど、これは素直に楽しく読めた。
個人的にずっと「うざ!」とイライラ・モヤモヤする人物がいて、こいつが犯人じゃなかったら納得できん!と思っていたがやはり犯人だったので溜飲が下がった(なんだそれ)。
名犯人という言葉の使い方はあまり好きではないなあ。。。「名」というのは名誉ある人物に使われるものだと思うので。
すべてにおいて、こういう視点の犯人の思考についていけずに読み終わってしまった。
ただ謎解きは面白かったです。
Posted by ブクログ
この感情をうまく感想として纏めるのが難しい。
面白くなかったわけではないが、あまり乗り切れなかったのが正直な気持ちだ。
凄いどんでん返しを期待してたわけでもないし、あっと驚かされたいと思ったわけでもない。
私はこのタイトルに、やはり綾辻行人の十角館の殺人を期待しすぎてしまっていたのかもしれない。
十角館の殺人は私にとって大切な小説で、ミステリー小説を好きになったきっかけの読書体験だったので、その感覚がまた味わえるかもとワクワクしすぎたら、ちょっと違ったというだけだった。
好みの問題だが、碧が名探偵役として苦手だった。これは後に名犯人だったので納得したが、苦手意識は変わらない。
また「硝子館の殺人」に関しては、巴の殺害のところで碧と同じ気持ちになってしまった。なんだそのトリックは。ミステリーの大部分がハマらなかったというわけだ。
ミステリーはラストが気持ちいい。
最終日は私もスラスラ楽しく読めたが、想像の域を越えることはなかった。
これは私がどんでん返しと呼ばれる小説を読みすぎて期待しなくなったのか、楽しみ方を忘れたのか、単純に相性が悪かったのか。
もう一度、十角館と時計館を読みたくなった。3.6
Posted by ブクログ
前半はあまりハマらず、読書ペースが遅かったですが、最後は一気読みできました。
小説の中でも触れられていましたが、警察の人が犯人とわかった時の種明かしは自分もこんなもんかーと思っていましたが、そこから先の展開は面白かったです。実際にあるミステリー小説が話に出てきますが、まだ見てないミステリーが多く、軽くネタバレを喰らっているようで少し萎えました。笑
Posted by ブクログ
雪山に聳え立つガラスの塔、いわゆるクローズドサークルで行われた殺人事件のお話。
最初から犯人が判明しているにも関わらず、真犯人そして「新犯人」が存在するミステリー。展開が多く読者を退屈させない良作。目的のためなら手段を選ばない人間の末恐ろしさも垣間見えました。
総括すると、さまざまなミステリー作品の要素が感じられ、どんでん返しミステリー好きにおすすめの作品です。