あらすじ
今日はツリーホーンの誕生日、おかあさんとおとうさんは忙しそうだけど、ちゃんとプレゼントはもらえるかな? 裏庭の地面の穴で見つけた古いつぼのせんを抜いたら、けむりといっしょに男の人があらわれた。これっておかあさんが待っているガスの検針員さん? それとも精霊? ためしにツリーホーンはねがいをかけてみることにした。ジンならかなえてくれるはず。エドワード・ゴーリーのイラスト30点。へんてこでとぼけた物語。
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Posted by ブクログ
誕生日にはケーキがいるし、ケーキにはロウソクと名前がいるんだよね。
両親にあまり温かく接してもらえていないようで、ツリーホーンが少しかわいそう……とは今でも思っている。だけど、最後にセーターがもらえてよかった。去年と全く同じセーターだけど、少なくとも「サイズ」は大きなものを選んでもらえたわけで。
それに精霊(ジン)が、ケーキに「ハッピーバースデー」という言葉を添えていたのも嬉しかったな。ツリーホーンは「誕生日ケーキ」が欲しいとは言ったけど、「ハッピー」をつけたのはたぶん、ツリーホーンの願いでもあり、ジンの考えでもあるはずだ。
ケーキのろうそくを消すとき、ツリーホーンは何を願っていたんだろう。それはきっと、他の人から見ればつつましい願いごとだろうけど、ツリーホーンにとっては重大なことだろう。
なんだか淡々とした物語で、祝っていいのかどうか分からないような終わり方でもあったけど、不思議と心に残ったし、ツリーホーンの幸せを願う気持ちが生じていることにも気づいた。
Posted by ブクログ
作はフローレンス・パリー・ハイド
絵がエドワード・ゴーリー
内容はゴーリーのようにシュールではないけれど、この男の子はまさにゴーリーの世界にいる。
この親子の関係が面白い。
日本とはやはり違うね、子どもがしっかりしてる(笑)
先に2作出てる、読むのが楽しみ。