小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ5.0
やっぱりやばすぎる、、、おもしろすぎ、、✨✨
前作でのあの衝撃から、あの人物の登場に注意と期待していたけどやっぱり出てくれました。そしてやっぱりコテンパンに弄ばれました。
完全に康之と同じ、皆殺しの「計画」をするつもりだと割かし序盤から気付いて、ついにあの天才を下したか!、って喜んでました笑
そして沙織?の無邪気さと狂った冷酷さが交互に見えるのがとんでもなく恐ろしく、もはや尊敬の畏怖を抱いています。特にあのドラレコ出てきたシーンは大絶望ᯅ̈、その直後の手紙で心に風穴開けられと、、やっぱり状況特殊すぎて面白すぎる!
とにかく、今回も夕木春央さんの本格異常クローズド・サークル楽しませて頂きました。次のシリーズ楽しみに待ってます。
追記 ちゃんと宮野のささやかな媚び売り大作戦が功を奏してる -
Posted by ブクログ
「人は自分の恋愛だけが美しい」
恋愛話をしてくる友達が、時には私が、人からされたアドバイスを聞けない理由がこの一言に凝縮されていると思った。「自分の恋愛」という所謂きれいで神聖な領域に、自分なりの哲学がある領域に、"何も知らない他人"から土足で踏み込まれることの不快感。
みんな自分が悲劇のヒロインでありたいのかもなぁ、と妙に納得させられた。
情景が目に浮かびやすい、想像力を掻き立てる文章が素晴らしかった。特に後半は生々しすぎて通勤中に読むのが恥ずかしく感じるくらいで、家でこっそりと続きを読もうとした。それくらいはっきりと情景が描かれている。生々しいシーンは得意ではないが、総合してもとても面白く読めた。
藤子に対する全さんの想いに関する表現は控えめで、メタ視点があるからこそ多少汲み取れたものの、少しわかりにくかった。 -
Posted by ブクログ
大好きなM.Wクレイヴン氏からの激賞を浴びたとあっては読まねばなるまい!
本当は、AIとバディ…うーん、興味が湧いたら…としばらく積んでいたのだが…
でも読んで良かった!
やはりM.Wクレイヴン氏、間違いなし…(笑)
女性として叩き上げで警視正としたキャットはロックという名のAI捜査官とともに失踪事件の捜索をすることになる
青島俊作のように昔気質の「直感」で動くキャットと
一瞬で大量のデーターを分析し数値化するロック
相反するふたつの頭脳が何度もぶつかりながら事件に挑んでいく!というストーリー
人間はどうしてもバイアスのかかった判断をしてしまう…
しかし人間の感情などどうでもよいAI捜査官…
それぞれが足りないところを補い合う
本作ではそれが絶妙に描かれていたと思う…
そしてなんといっても
警視正のキャットやキャットの部下たちも魅力的だ
実はキャットは休職明けで、女性としても妻としても母としても、なんとか折合いをつけて生きている
また部下たちも、それぞれに問題を抱えながらも日々を過ごしている
そんな彼らの心理描写も素晴らしく、人物像が浮かび上がりつい感情移入してしまう
AI捜査官のロックがキャットから学んだことを理解しようとしている姿もとても良かった
物語中盤では私の傍にもホログラムのロックがいたしね…
きっとロックのようなAI捜査官が実用化される時代も遠くない
青島俊作の隣にいかりや長介のホログラムが現れて一緒に捜索をする!「青島くん、その確率は12%だ…」なんてな…
まっ…悪くないか…(笑)
(昨日、踊る大捜査線を鑑賞したところ…)
本国では既に刊行されているという続編の邦訳が楽しみだ
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この本は、「愛」について教えてくれました。
兄は、何かしら診断が下りる症状(自閉症など)を抱えています。
私は弟がその特徴を自然に受け入れて、生活に大きな不都合を感じずに共に生活していることに驚き、心を打たれました。
(弟はある程度の不都合や不満を感じることがありましたが、受容します。)
これが「愛」なのかな、と思いました。
他の本で読んだ受け売りになりますが、
私にとって「愛」とは、
「その人を、あるがままに受け入れて大切にすること。」
だと思います。
弟は、まさにそれを体現しているなと思いました。
兄は自分の特性上、仕事をすることが難しく、家事をすることも難しい。
鳥の言葉以外を話せないから、他者とコミュニケーションをとることも難しい。
自宅と保育園の鳥小屋を往復するだけの生活しか出来ない。
そんな兄の特性をごく自然に受け入れて、兄を大切にした弟。
二人の関係性と人生が静かに流れていく描写が、優しく心に残りました。
世の中には色々な特性を持つ人がいますが、
「あるがままに受け入れて大切にする」ことを
誰もが(私も)出来たら、もっと優しい世界になるのになぁ、と思いました。
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ネタバレ悲しいけど、読んで凄く良かったと思う。
横文字の名前は苦手だけど、名前の語感とか雰囲気でこの名前はあの人だなってだいたい分かるから問題なかった。
ただ、拝月教会が最終的に敗戦した後に解体とか処罰があったのかとか知りたかった。
物語を読む上で、こんなに沢山の人を苦しめ不幸にし傲慢な殺戮を繰り返したのに、最後がなんだか足りない気がした。
父親も結局は主人公の相談内容を勝手に売って、結果は一人は生き延びたけど主人公の恋人とその家族が犠牲になり、また一族が一人ぼっち。凄く悲しい。
罪悪感で泣いたとあったが、どんな話し合いをしたのか非常に気になる。
いろんなやるせなさがある。 -
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『ザ・ロイヤルファミリー』
第1章:知らなかった競馬の世界への扉
普段は競馬をせず、レースの経過も知らない僕ですが、SNSでの話題をきっかけに本書を手にとりました。
そこに広がっていたのは単なるスポーツやギャンブルではなく、人生のすべてを懸けた熱い人間ドラマでした。
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第2章:絶対の信頼と、宿命の血脈
作品の魅力は、ワンマン馬主、オーナーの山王耕三と、彼を支えるマネージャー・栗須栄治の絶対的な信頼関係です。
経営者は、リスクに敏感です。
それゆえ、「人は裏切る」という性悪説の視点も織り込んで業を励行します。
オーナー山王氏の「だからこそ俺を裏切るな」と迫る凄みに、わけもあり一気に引き込まれました。
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第3章:父を超えたい執念と、隠し子の涙
真に涙を誘うのは、山王の隠し子である耕一の葛藤です。
「父を超えたい」と執念を燃やすものの、挑むほどに父の背中は遠ざかります。
ましてや、もう、この世にはいないのですから、、、。
血統の世界で無名馬が奇跡を起こす展開。
また、人間が馬の特性に寄り添う姿にも深く胸を打たれます。
馬そして人間双方における、血の宿命が生み出す、紡ぐ物語に胸が締めつけられたのは、自然なのかもしれません。
静かに涙が溢れ出したのでした。
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第4章:時代を超えて受け継がれる、魂の物語
本作の真骨頂は「継承」のドラマにあります。
馬の血統だけでなく、人間の執念や愛憎までもが時代を超えてバトンされ、ラストへ向かって結実していきます。
まさに、馬のようにゴールにむけて疾走する展開です。
競馬の知識が全くない人でも一気に引き込まれ、読み終えたときには、馬の走りを見たくなるそんな名作です。
ぜひに、ご覧ください。 -
Posted by ブクログ
著者にハマり一気読みの日々。本を読むひとときが楽しくてしょうがない。
で、一気読み、時に寝落ちしながらの感想だが、
愛犬との突然の別れ、義父母の介護という二大大変な出来事があるなかで、日々翻訳を進める作者の奮闘ぶりが記録されている。
時にはメンタルダウンし、日記もわずか数行だったり、仕事の締切間近で大量に翻訳かけていく日々の連続には、著者の体調を思い、こちらも息を詰める。
(著者は喜怒哀楽の怒が多めに感じる)
著者は自分を美化した書き方をしないけど、読み終ると、とてもリスペクトの念が湧き上がってくる。
この人すごいな、と。
次巻もあるのかな、とても楽しみ
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