ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • きみは赤ちゃん

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    出産は私にとってまだ全然身近なトピックではないけど、めちゃくちゃ共感して笑えて救われるエッセイだった。
    あんなに美しくかっこよく見える川上さんでもくよくよさめざめすることあるんだな、と。そりゃ私でもくよくよさめざめするよなぁ。

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    2026年01月03日
  • 藍を継ぐ海

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    直木賞受賞作、作者は知っていた。知ってはいたが、初読み。科学物と聞き、読むのを躊躇していた。
    しかし、読み易い。科学なのに読み易い。
    どの短編も興味深い。
    表題の「藍を継ぐ海」から読んでしまった。アカウミガメの話。ずっと赤ちゃんカメが海に向かうのを見てみたいと思ってきたが、本を読んで、やめておこうと思い直した。一生懸命生きようと努力している姿を興味本位で見てはいけないと思わされた。生きてほしい。どこの国の海でも構わないので、生き抜いてほしい。
    同じように命を繋ぐ話「狼犬ダイアリー」ニホンオオカミは100年以上前に絶滅したと言われているが、紀州犬とのハイブリッドがいるかもしれないという話。いい!

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    2026年01月03日
  • こどもの頃のこわい話 きみのわるい話

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    この本には「真実」が書かれている、と思い切って書いてみたい2025年のベストのひとつ。
    事実と真実というのは客観と主観の関係にあって、だから「真実はいつもひとつ」ではなくて、人の数だけそれぞれにある、と思っている。「僕にしかない記憶は、つまるところ誰のものでもない僕だけのかけがえのない記憶」(「それはベス」)、誰にでもありえるそんな記憶をわたしは真実と呼びたい。普段は事実をベースにして他人や社会に関わったり関わられたりしているなかで、簡単には表には出てこず触れることの出来ないそんな他人の記憶、真実を真摯に聴き取り否定せず解釈を出来るだけ加えずに書くことで、読んだり話したり考えたり出来るようにす

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    2026年01月03日
  • 短くて恐ろしいフィルの時代

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    この作家ぜんぜん知らなかったけど、ヘンテコであっという間に読み終えてしまった。

    滑稽で不条理でもほのぼのした話かと思いきや、
    思ったよりもフィルが踏み込んだエゴを発揮し、
    「解体」がはじまることで周囲も動揺し始める。

    もちろん犠牲は出ているけれど、
    最終的に疑問を持ったり立ち上がったりする人々が存在し、
    願いを込めて再生が行われる。
    リアルでおもしろかったです。

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    2026年01月03日
  • ミーツ・ザ・ワールド

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    こういう本と会えるからたくさんの本を読む価値があると思う。
    去年はミステリー多めだったから、今年は選り好みせずに行きたいなあ。

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    2026年01月03日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    なんで私はこんな面白い本を今まで読んでなかったんだろう。話題書を斜に構えて敬遠しがちな天の邪鬼の自分を責めたい。(たぶん日本人の男性著者が描いた外国の戦争を舞台にした少女兵士の話なんて…と舐めていたんだろう…本当にすみませんでした!)
    でもこの年末年始没頭するようにこの長編を読み進めて2026年一発目にこれを読み終えたことは本当に幸せだと思う。素晴らしかった。登場する女性狙撃兵達がこの地獄のような独ソ戦をどう生き抜くのか、最後どこに辿り着くのか、ハラハラしてページをめくる手が止まらなかった。憎悪、怒り、反発、信頼、信念、友情、裏切り、愛、、緊迫する極限の戦火の中で描かれる人間性。幼馴染、師弟、

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    2026年01月03日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    改めて再読すると、幹となるワンアイデアだけでなく枝葉に至るまで全てが神懸っていると痛感する。
    中村青司と古峨倫典が創造した"悪夢"はこの世の理を捻じ曲げる程の禁忌であり、この悪夢から覚醒しようとした者は次々と命を落とす。
    悪魔的な魅力に満ちた新本格の金字塔的作品。今でも私にとって宝物の一つだ。

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    2026年01月03日
  • ババヤガの夜

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    2025年日本人として初めて英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳部門を受賞して話題になった作品。
    バイオレンスだと言うので苦手なので迷っていたが、本屋で平積みされていたので読む事にした。拉致された主人公が突然理不尽な状況下に置かれることが恐ろしい。私はこんな世界が現世でもあり得ることを想像してしまい怖くなる。しかし、面白いので一気読みしてしまった。バイオレンスと言う言葉程ではない。

    この本の主人公は女の人だけどチャーリーズエンジェルやワンダーウーマンとはぜんぜん違う。
    (私は映画チャーリーズエンジェルは好きだけどワンダーウーマンは観に行って損したと感じ)昔の主人公は、スマートでスタイルが良い、

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    2026年01月03日
  • 宙わたる教室

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    お気に入りの伊与原さんの中でも
    この作品は一番良かったです!

    今ひとつ理解できない部分もありましたが(^-^;
    文系人間の私が楽しめる理系小説。

    年齢も環境も個性も異なる生徒たち
    全然仲良しじゃなくても
    それぞれが、この科学部に魅かれ
    同じ目標へと向かう姿が良いなぁ。

    青少年読書感想文課題図書になっているそうです。
    納得です。
    ぐいぐい感動させるタイプの作家さんではないのに
    胸にじんと来ました。
    出会えて良かった一冊です。

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    2026年01月03日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    とある大学のミステリー研究会に所属するメンバーが無人島にある十角館で合宿を行う所から物語が展開する。

    作品の中でも言及されているがそして誰もいなくなったを意識したような作品となっているが、島の外でも話しが進み、様々な可能性を残しながら事件が進む。最後はそうだったのか!となる結末でずっと面白い。

    所々少し粗い部分があるものの、総合的にとても面白い作品だった。

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    2026年01月03日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    祖父が北海道で生産牧場を営んでいたり、親戚も競馬関係が多かったりと、他人事とは思えないまま読み進めた。
    ドラマはドラマで本当に素晴らしくて、かつ日曜劇場ならではの良改変で、毎週盛り上がりがある大変ドラマチックな作品だった。
    …が、時系列の長い作品ということもあって、個人的には静かで淡々としているんだけど、その分心にグサグサ刺さるこの原作が大好き。
    それにしても…成績表で泣く日が来るとは思わなかった。

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    2026年01月03日
  • 国宝 下 花道篇

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    ネタバレ

    徳ちゃんとの篤い友情(同志?)に胸熱。
    映画ではサラッとしか出てこないけれど、徳ちゃんの台詞を他の登場人物が言っていたり、喜久雄に贈られる数少ないお花の中には必ず名前があったり…と、ところどころに片鱗が。

    映画とは異なるラストに胸を締めつけられた。
    映画はあの最後で良かったと思うし、原作はこの最後で良かったと思う。
    ただ、少なくとも1週間は引きずった。笑
    それくらい重い「余韻」だった。

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    2026年01月03日
  • 幸せのカツサンド 食堂のおばちゃん⑯

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    あっそうか新年最初の本か。食に関する 土井善晴先生の一汁一菜にオロナミンCの看板に一日一軒潰れて行く本屋に出産とサンドウィッチの具材の約束と盛りだくさんのお話でした。昨日の途中からみた箱根駅伝凄くて黒田の1時間7分て、なぁ。しかし日本人はどうして駅伝好きなのかな沿道の人の群て、なぁ。日テレも駅伝後にドキュメント的に綺麗事だけで番組作るのが鼻に付く 24時間テレビもやめたらいい 御涙頂戴でしかない

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    2026年01月03日
  • へたな旅

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    スケジュールを細かく決めて旅行をするのはもうやめよう……九州をあてなくふらふら旅する道中で、この本をのんびりと読んでそう感じた。
    などと感じつつ、こういう旅のスタイルに片足突っ込んでいる自分だが、この本を読み進めると自分はまだまだ修行が足りないなとも思った。
    まずは知らない街で酒場を求めて何時間も歩くところから、かな。

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    2026年01月03日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画→小説→映画→映画
    歌舞伎座や南座も

    映画を観て「これは原作も読まなければ」と手に取った。
    当時は歌舞伎を観たことすらなかったので、先に映画を観てイメージを持つことができ良かった。

    まだ映画を観ていない段階では「3時間長い」と思われるかもしれないが、「泣く泣く削っての3時間だったんだな」と思わせられるほどの大作。
    映画では語られなかった箇所がひしひしと伝わってきて、一段と深みを感じることができる。

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    2026年01月03日
  • 二人キリ

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    大好きな作家さん。
    年内で読み終わるはずが、年を越して、10日くらいかかってしまった。

    昔、大島渚監督の映画を視た記憶がある。
    センセーショナルな事件だったと思う。

    情愛が濃すぎると、まるで中毒症のように、
    人をこんなにも狂気に導いてしまうもんだと感じた。
    「愛」ではなく、「執着」もしくは「独占欲」のなれの果て。

    妾の子で、被害者の息子を主人公にしてストーリーを組み立てているのはとても読みやすいと思う。

    さすが、村山さんの文章、表現力はビンビン胸にせまる。
    そして、決してエロくなく、美しく感じる。

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    2026年01月03日
  • アルジャーノンに花束を〔新版〕

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    ネタバレ

    手術を経て、最終的に手術前のチャーリーの優しさと手術後のチャーリーの経験の両方を大切にしながら過ごしていこうとする姿勢がなんとも言えない気持ちになった。
    どの立場になっても、その立場なりの苦しみがある。無いもの、新しいものばかりを欲しがるのではなくて、今までの自分は何が幸せか、何を大切にしているか、そして他の立場の人は何を大切にしているかを考えて、それに前向きに付け加えていけるような経験を求めていきたいと思った。

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    2026年01月03日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    新年早々いい本に出会えた!新書の面白さにハマりそう。感動した。浅いし論理の飛躍もあるけど目の付け所が良い。「半身」って大きなキーワードだ。全身全霊で働くのを辞めませんか、は勇気のいる提言。無理する自分や他者を称揚しないって難しい。美意識を変えなければいけないな。人生を信じるというニーチェの言葉、面白すぎる。共感しながら読んだ。三宅さんの文章は飾らず素直で今っぽいので、とっつきやすいなぁと思った。「私はいつでもあなたの読書を待っています!」には励まされて思わず笑顔になった。文章から愛嬌が見えて可愛い。
    過去や他者をノイズだと考えて切り捨てたくないなぁ。他者の文脈に身を委ねる「半身」良い言葉だなぁ

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    2026年01月03日
  • サバイブ!

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    めっちゃくちゃ面白かった!!!
    岩井さん(とドラマでハク役をされた相馬理さん)のトークショー&サイン会がきっかけで購入し、読みました。
    ある程度展開が読める感じはありますが、夢中で読み進めてしまいますし、何度も泣きそうになりました。
    コタローは、(バックグラウンドとして病がある人は多くはないかもしれないけど)周りを振り回す勢い、無鉄砲だからこその強さなど、こういう若手創業者っているよなーと思わせるリアルさがありました。
    これを読むと、働きたい欲がムクムク出てくるし、なんなら創業したくなりますね。とにかく元気になるお話です。

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    2026年01月03日
  • 私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている

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    私も娘さんみたいにこれは1人何個って割り振るタイプ。ずっと食い意地張ってるみたいでどうなんだろ〜って思ってたけど、古賀さんはそう書かないところが好き。

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    2026年01月03日