ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 通り魔

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    暗がりで女性からバッグを奪い、顔を殴って「クリフォードはお礼をもうします、マダム」と慇懃にお辞儀して立ち去る通り魔を追う87分署の刑事たち。
    一方パトロール警官のクリングは知人から相談を受けるが……
    シリーズ2作目

    前作「警官嫌い」で人違いで撃たれたパトロール警官、クリングが主役。前作の主役キャレラは新婚旅行中!(おめでとう〜っ!!)
    87分署の刑事側として小柄で優しいウィリスと大柄で強面なハヴィランド、粘り強いマイヤーなどが登場。
    あと、アイリーン!ウィリスとアイリーンの絡み、好きだなぁ。

    事件そのものは早めに犯人解っちゃうんだけど、このシリーズは私的には87分署のメンバーの掛け合いとか

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    2026年05月09日
  • 白い巨塔(五)

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    本小説は筆者が入院した経緯本小説の執筆にあたったらしい。最初は3巻までで1度完結していたが、社会的反響を受けて4巻5巻の続編が作製されたことを知った。私の中では3巻までで良かったと思う。4巻以降については善人であると思い込んでいる人が社会的弱者に寄り添っている描写が多々見受けられたが、その描写に私が納得できないからである。
    関口の厚かましさが本当に腹がたった
    筆者が入院した経緯から教授選からここまで話を膨らませる筆者の才能に敬服する。

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    2026年05月09日
  • 空、はてしない青 上

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    少し自分と重ねた。
    稀な病気や余命宣告された時に強く生きられるだろうか。ただ、エミルと同じように臨床試験に付き合う生き方はしたくないと思うと思う。

    ジョアンヌはとても素敵な女性で、本文に出てきたように全てが詩的。決して目に見えている上部だけに目を向けるのではなく、見せない部分に隠れた優しさや人間性も大事にしていたい。願うなら現実世界で会ってみたい女性だと思った。

    沈黙を言葉で埋めようとせずに、楽しむことができる。本当の意味でそれが実践できているかは分からないから、今後はもっと深く味わいたいと思う。

    今のところ美しい景色、コミュニケーション、表現。心が洗われるような物語。文句なしの高評価!

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    2026年05月09日
  • カフネ

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    あんなにぶっきらぼうな言葉なのにとても優しくて寄り添ってくれている。
    何年か先に咲く花も直前のごはんも一緒に。

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    2026年05月09日
  • 明日の記憶

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    若年性アルツハイマー病患者のお話
    終始抜けがなく、私にとって完璧な小説はこれのことだなと思った。
    どう頑張ってもハッピーエンドにならない内容で、毎日寝る前に100ページほど読むという読み方だったが、読後は必ず自分はアルツハイマーでは無いかの記憶の確認をしたものだ。もちろん夢にまでうなされることもあった。
    構成的にはとても読みやすく、家族との生活、会社での生活、佐伯の趣味である陶芸の生活、といった3種類の生活に順番に繰り返し焦点が当てられるといった流れ。また、時折佐伯が書く日記の内容も書かれている。
    その日記の中で、中核症状である「失書」と「保続」は段々悪化していく様子は、子供が大人になるにつれ

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    2026年05月09日
  • 空、はてしない青 上

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    若年性アルツハイマーにより余命2年を宣告された主役のエミル。家族から延命治療のため入院を進められ、ネットでパートナーを探してキャンピングカーで旅に出る。
    応募してきた女性ジョアンヌは過去を隠し風変わりだが黙々と付いてくる。
    フランスの山岳地帯を巡るうちに二人の心は通い始める。初恋のようなぎこちない。
    エミルの家族の元に絶対に戻さないでを叶えるために二人は婚姻を決断する。
    ここから先、エミルの病状は悪化の一途を辿る。

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    2026年05月09日
  • 箱庭の巡礼者たち

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    今まで読んだ本の中でベスト。と言ってもいいほど面白かった。全てが緩やかにつながっている世界で、今私達がすごす世界も結局箱庭の中なのだなぁ。と考えて人生観が広がった。
    この世界は幽霊のようなもの。という言葉は世の中の真理である。と思った。

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    2026年05月09日
  • 十戒

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    こちらも方舟と同じく、一気読みした本。結末を知ると犯人とのやり取りが違って見える、とのことなので再読を楽しみに待っています。

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    2026年05月09日
  • 空、はてしない青 下

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    エミルは子供返りしながら山で最期を迎える。ジュリアンヌの下した判断は、彼の両親に看取ってもらうこと。
    優しさと思いやり示唆に富んだ内容に感動

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    2026年05月09日
  • 方舟

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    ★4.6
    すごく面白かった。
    まずとても読みやすく、経験した事の無い特殊な状況下にも関わらず、その時々の登場人物の心理描写が、筆者の記す表現によって、とても想像しやすかった為に非常に没入感があった。

    設定上、徐々に迫り来るタイムリミットにドキドキもしたし、
    ページを捲る手が止まらない展開にゾクゾクもしたし、
    何より辿り着いた真実に心底ゾッ…とし鳥肌がたった。。。

    読後何とも言えない余韻が残り、少しの間
    軽く放心状態になった笑

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    2026年05月09日
  • 風を飼う方法

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    久しぶりに本読んだ♩
    表し方が当たってるのかほまにわかんないんだけど、日常のなかに現実とか絶望があって、何よりオチがないのがリアルだし読んでてすごく心地よかった。
    ドラマを見ているような...ぬるくて穏やかな風のような...この感じを表すにはマジ語彙力が足りなすぎるんだけど、今の自分にすごく合ってるかも
    昔は推理小説とかファンタジーっぽいものとか明るくて正義で読んでてエネルギー爆溜まりみたいな本をよく読んでいたのに、大人になったってことなのかしら???

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    2026年05月09日
  • ドロップぽろぽろ

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    ネタバレ

    毎回楽しにみしているエッセイ。

    個人的に印象に残ったのは「スーパーマンじゃない」と「おひさま」の2つ。

    「スーパーマンじゃない」はZINEにも収録されていたものだけど、改めて読んでみて、子供の頃はスーパーマンやらシゴデキな人はドラマのようなピンチの時に華麗に活躍する人だと思っていたけれど、大人になるとここで書かれている日常のちょっとしたことに対しても誠実にきちんと向き合える人なんだなと思い、ここに書かれている人のようになりたいなと思った。
    そんな一編。

    「おひさま」は読んでいて、中前さんはエッセイストなんだけど、いつかそれほど遠くない将来で、歌詞の作詞もしているんじゃないかなと思った。

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    2026年05月09日
  • 北京沸騰 天安門秘聞

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    凄まじい。
    1989年天安門事件の実態を描く。実名で登場する有名かつ中枢の政治家たちと、北京大学学生とその関連の若い労働者、さらにその元同級の若い役人たち。3つのドラマが同時進行し、どれも読ませる。ただなんといっても実在政治家たちの存在感と行動がすごい。趙紫陽にはあの国を統べるのは無理だったのか。李鵬の悪役ぶりも面白いが、史実は恐ろしい。そしてなんといっても鄧小平。訛りを入れた発言が効果を倍増。凄みが増している。
    それにしてみ中国は40年前から日本をバカにしていた。さもありなん。原爆の例は全くその通りなので悲しい。
    後半はもう一気読み。ただ最後の最後の真相話は作者のオリジナルで無理やり入れたの

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    2026年05月09日
  • からくりからくさ(新潮文庫)

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    雰囲気がすごく良くて、とても力強い物語
    女性4人で共同生活を行う。話の軸として、機織り物があり、「りかさん」という不思議な人形が常に存在している。
    「りかさん」が昔のように意思を持ち始める雰囲気が醸し出されて、少し恐ろしい印象もあるのが良かった

    昔ながらの日本の家単位での結びつきの嫌さ
    女性が嫁ぐことの昔の意味
    機織りを女性がになってきた事実
    物語だけでなく、学びにもなる本でした

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    2026年05月09日
  • 恋と掃除と謎解きと ハウスワーク代行・亜美の日記

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    著者の本は「邪馬台国はどこですか?」を、めちゃくちゃ若いころ(わたしが)(すくなくとも30年前)に、読んで、震えるほど面白かったので(笑。すごいいうな)、ときどきあのときの感動を思い出して読みたくなる。

    ちゅうことで、先日読んだシリーズの続き。
    前回読んでからちょっと間があいてしまったので、忘れてるかなあと思ったけど、まあまあ大丈夫やったでしょう。

    亜美ちゃんがなんというかめちゃくちゃええ子やな。なんかこう、昭和な感じの「ええ子」なんやけど、もしかして令和の「ええ子」もこんな感じかも…?

    貯金がゼロ円から5000円に増えたときの
    「目標にはまだまだ遠いけど、最初の一歩だ、がんばろう」

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    2026年05月09日
  • 暁星

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    暁闇のストーリーは、読み進めるのに辛くなる描写があるが、金星のストーリーの後、もう一度暁闇ストーリーに戻りたくなる。親が何を心の拠り所にするかは個人の自由だから良いのかもしれないが、子どもの人生を巻き込むことには、慎重に判断したい。常に子どもの人生に何がどう影響するのかを考えられる自分でいたいと改めて思わせてくれた物語でした。

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    2026年05月09日
  • かがみの孤城 下

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    泣いた。バチクソ泣いた。もう人目をはばからず泣いた。

    下巻は、上巻で積み上げた謎と感情の行き場をいっきに回収していく勢いがあって、読後の満足感がかなり高かった。鏡の城のルールや7人の関係性が少しずつ意味を帯びていき、こころを中心に「学校へ行けないこと」の痛みが個人の問題ではなく、環境や周囲との関係の中で立ち上がってくる物語になっている。ファンタジーの装置が派手さだけで終わらず、現実を照らすために機能しているのがよかった。

    特に印象に残ったのは、こころと仲間たちが互いの事情を知っていくにつれて、単純な励ましでは解決できない部分がある、ということまで丁寧に描かれているところ。誰かが急に強くなる

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    2026年05月09日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    読みやすくてあっという間に読み終われた。
    初めて東野圭吾さんの本読んだけど凄い気持ちよくどんどん伏線回収されて気持ちいいし読んでて心がなんか温まる作品だった気がします

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    2026年05月09日
  • ヒマかっ! Get a Life!

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    映像化もアニメ化も待ったなしだろ!?!?
    というくらいストーリーもキャラクターも好き
    奥さんめちゃくちゃいい人

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    2026年05月09日
  • 私の最後の羊が死んだ

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    作家誕生前夜にこういう生活をされていたことに驚きと共にこれまでの作品をもう一度読み返したくなりました。「自称」に鋭く反応される箇所は特に印象的です。命を生み出し経済活動として生活していることに真剣だったからでしょう。新鮮な国内産ラムってどこに売ってるのかな。

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    2026年05月09日