【感想・ネタバレ】殺し屋、続けてます。のレビュー

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ネタバレ

「殺し屋、やってます」の続編。
今回は殺し屋さんが二人になっています。
それぞれが絶妙にすれ違ってるところが憎い演出です。
ささやかな謎を解きつつ、ビジネスライクに人を殺す。
殺される相手に非があるとかないとか、そういう感傷的な部分を出さずに淡々と物語を進めていけるのがすごい。
こんな殺し屋さんが日常にいるとは全く思いたくないけれど。

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2022年10月01日

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殺し屋、やってます の続編。
同じ稼業の主婦が登場。殺人てそんなに軽いビジネス?と思わせるところが相変わらず怖い。

後半の話では二人の殺し屋がニアミスしている。で、お互いの存在と仕事ぶりを認め合う。

悪い冗談の本…なのかな。軽く読めて面白かったけど。

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2022年08月25日

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2021年間違いなくあなたに出会えてよかったで賞は石持浅海だわ。
前作も読んで衝撃的設定だなーと思ったけど、
今回もやっぱり面白い!
殺し屋が謎解きするってはちゃめちゃだけどドキドキする。
殺せるか殺せないか、じゃなくて、殺すかどうか決めたり不可思議な依頼の意味を考えるって話だから、こっちも安心して読める。
警察に捕まらないためにはどうするか、とかじゃないからね。

あと値段設定がまじで秀逸だし、依頼方法とかもドキドキする。
550万の金額設定、なるほどって思った。

金さえあれば殺人だって依頼できるんだってちょっと切なくなったけども(笑)

ハチの巣を駆除するみたいな感覚で依頼をしているだけ。
本当に憎いと思ったら自分で手をかけるって表記に、なるほどと納得した。

おもしろかった!

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2021年11月24日

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殺し屋なのに探偵するシリーズ。
標的が取る謎めいた行動の真意を探ることに重きを置き、殺しのシーンは一瞬というのが面白い。
殺し屋の富澤だけでなく、恋人、商売敵、連絡係、依頼人など作品によって語り手を変えている。
そうすることで、物語をいろんな角度から楽しむことができるので良い。

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2022年05月28日

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タイトルからイメージしていた話ではなかったけれど、面白かった!殺し屋、仲介人、彼女…登場人物たちも魅力的だし、謎解きも独特。

私たちが知らないだけで、実は殺し屋をしている人たちが近くにいるのでは?と思ってしまった。

続編から読んでしまったけれど、前作も読みたい。
今後の展開も気になる。

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2022年04月06日

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もう1組殺し屋出したら面白くないんちゃうかなと思ったけどきちんとおいしく料理されてた
一作目もしかりさらさらした短編なのにゾッとさせる締めが上手い◎

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2022年02月26日

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ネタバレ

1作目を読んで面白かったので、さっそく続編を買いました。
今作も表紙が可愛いですね。
帯に「殺し屋に商売敵現る!!」と書いているからどきどきしながら読んだのに、想像していた展開と違って拍子抜け。煽るな。

前作は富澤視点が多かったですが、今作は雪奈、塚原、依頼者、商売敵の鴻池と色んな人が語り手になっています。
前作では「伊勢殿」視点もありましたが、それに比べ塚原が語り手の「死者を殺せ」はあまり塚原の人となりがわからない感じでちょっと残念でした。

一番面白いと感じたのは「銀の指輪」。次点で「靴と手袋」。読んだ後なるほど…となる話が面白いです。
「靴と手袋」で、鴻池と富澤がエンカウントするかと思ったけどせず、雪奈はファミレスで鴻池と顔を合わせているけど、それが「靴と手袋」でもう一人を殺った殺し屋だとはわかっていない。
「猪狩り」ではお互いの依頼人がお互いのターゲットであった、という展開でしたが、これもそれ以上の発展がないようだし、今のところ、客(客…?)を取り合っている感じもなければ、例えば現場で顔を合わせることもなくて、全然商売敵でも何でもないじゃん、という感じです。
続編が出るのでしょうから、今後どうなるかですね。
楽しみ。

武術の嗜みもなさそうで、ジムに通っている気配もない40代女性に殺し屋ができるなら、私にもできるんでしょうか?!
いま副業が流行っているみたいなので私も検討してみようかな。

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2021年12月31日

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まちぼうけ/わがままな依頼人/双子は入れ替わる/
銀の指輪/死者を殺せ/猪狩り/靴と手袋

殺し屋の需要って………
依頼から始まって完了まで。殺し屋の側から、連絡係の側から、殺し屋の恋人側から、依頼人の側から、
そして 殺し屋Bの場合は??

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2021年12月29日

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殺し屋の小説としては異色のシリーズと言える。殺人の対象となる人の行動を謎とするミステリーだからだ。なんならこの謎を解明するのは殺し屋でなくてもいい。でも、だから面白い。短編集なので、依頼が来て、対象者の行動に気になるところがあって、でも殺しの依頼を受けて実行して、最後に謎の行動の理由を解き明かすという流れ。
これは好き嫌いが分かれる小説とも言えるかもしれない。しかも本作には女性の同業者も登場する。まだニアミス程度なので、次作以降で本格的に接触していくのだろう。楽しみでしかない。

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2021年12月12日

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殺し屋シリーズの短編集。

副業で殺し屋を営む経営コンサルの男が活躍?する。

なんと、その商売(副業の方)のライバルとも言える話も。 
殺しのニアミスもあったりで、これからの展開がますます楽しみに。

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2021年12月03日

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殺し屋の話の続編
新たに女の殺し屋が出現
並行して話が進む
次の話で交差する予感
面白い
殺人は悪なんだけど背徳感のない中で物語は進んでいく。この作家の力の凄さを感じる。

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2021年11月20日

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顧客満足度の高い殺し屋の話、続編。
基本良い意味で小気味よく淡々と進む。大きな山場はないが気になる存在も出てくる。
3巻目、でないかな。

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2024年04月07日

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続編。相変わらず奇妙な謎ばかりだけど、「客観的」「合理的」といった理屈を並べて推理する流れはこの短さだとスラスラ読めて丁度いい。ただ、予想の範疇を超えることがなかったのは残念かな。もう一捻り欲しかった。

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2023年05月22日

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ネタバレ

前作を読んだのはだいぶ前だが、殺し屋商売の受注システムが面白かったのを覚えていたので続編を読んだ。伊勢殿の素顔がわかったり、もう一人の殺し屋が出てきたりして楽しく、期待を裏切らない。更にシリーズ化されることを期待する。

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2023年01月23日

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シリーズとまではいかないか、設定は同じ
同業者のでてくるところが なかなか興味深い。
2冊同時に購入し、さらさらと読み終える

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2023年01月15日

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2年前に読んだ本の続巻。
前作は基本パターンの上に色々なバリエーションで読ませる話だったが、今回も出だしは同じ感じ。
と思っていたら、あらら、同業者が出てきちゃった。
こっちは、依頼を受ける受けないの判断が3日以内、受けると決めたら実行が2週間以内で@650万円。向こうは1週間の1ヶ月で@550万円
どうなることかと思ったが、向こうも全く同じテイストの殺し屋なので、話の流れはあまり変わらず。
前作の感想に『サクサク読めて飽きはしなかったのだが、一方で意外性とかしてやられた感は薄かった。ちょっと理詰めすぎて面白みに欠けるという印象』と書いたが、今回もなんか面倒くさい筋書きと言うかちょっと強引な推理が多くて、全く同じ感想を持つ。
そうした殺し屋の「殺害する標的の何気ない行動が気になりその謎を解かずにはいられないという妙な癖」が描かれていない6話目が読み易く。
二人の殺し屋が交錯する第7話にはちょっとした緊迫感はあったが何も起こらず拍子抜け。最近話題の霊感商法が出て来たのには苦笑。

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2022年08月20日

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前作も今作も読みやすいけど、やっぱりまた読むかを聞かれれば、もういいかなぁ〜って答えたくなる作品(私的には)です。

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2022年05月06日

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シリーズ2作目
富澤以外の殺し屋も登場

今回も7編

毎日3時間も待ちぼうけする女子大生
注文の多い依頼人
入れ替わる双子(雪奈視点)
普段は結婚指輪をしていないのに、特定の女性と会うときだけ指輪を着ける男(同業者視点)
対象者が既に死んでる依頼
会社を裏切ろうとしている社員への社長からの依頼(依頼者視点のお話だけど……)
霊感商法サークルの建物に入る前に不思議な行動をする対象者達(殺し屋同士の交錯)


変わったオプションや対象者が既に死んでいるという意外な状況や、雪奈視点だったり、依頼者視点だったり、同業者視点だったりと変化に富んでいる
この、様式を常に壊してくる構成は解説でも書かれてある通り

マンネリ感は回避できているけど、なぜ殺し屋になったのか?という大きな疑問が根底にあるし
登場人物も殺しという非日常に接しているにもかかわらず淡々としているので、どうしても物語の中に共感できる部分が少ない

多分、その辺の経緯って今後も描かれることはないような気がする

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2022年04月08日

Posted by ブクログ

<殺し屋探偵>シリーズ第二作目の連絡短編集。前作の定型フォーマットを引き継ぎつつも、今作では新たな語り手や競合相手(シングルマザーの殺し屋)の登場により、前作よりも展開のバリエーションが増えている。今作のお気に入りは競合相手の仕事ぶりが初披露される「銀の指輪」と、依頼人が語り手の異色作「猪狩り」ですね。不満を言うならば、毎話冒頭で提示される謎が期待感を煽る割に、肝心な事の真相が物足りないものばかりであることか。無論、各話三十頁程度のロジカルな短編に重厚な人間心理を期待するのは野暮だと重々承知の上だけれど。

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2021年12月07日

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