【感想・ネタバレ】晴れの日の木馬たちのレビュー

あらすじ

病に倒れた最愛の父を支えるため、倉敷紡績で働く少女すてら。社長の大原孫三郎の知遇を得、贈られた雑誌〈白樺〉でゴッホの絵を見て心打たれ、「ゴッホが絵を描いたように小説を書く」と、自身の道を定める。あることをきっかけに岡山を去ることになったすてらは、東京へと向かうが……。著者がかつてない熱量で「小説」と「アート」への愛を込めた最新長篇!

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Posted by ブクログ

とてもよかった。昨今の朝ドラのおかげで明治時代にすんなり入れる。出て来る絵画がパッと浮かぶようになりたい。

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2026年05月27日

Posted by ブクログ

明治、大正、昭和と女性の地位は本当に低かった。今では信じられない程、人権もなく意見を言うことも許されない時代。結婚式当日に夫と初めて対面するなんて事はざらにあった。女性の名前はカタカナで二文字の方が多く、およそ人名と思えないような名前の方もいる。読んでいて、苦しくて辛くて、もどかしくて涙が止まらなかった。すてらさんの凛とした強さで生き抜いて、自分の道を切り開いていく姿に凄く共感した。社会の理不尽さにさらされながらも、今、自分ができることを淡々と続ける。その先にあるわずかな光を追い求め掴みとる勇気を讃えたい。

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2026年05月20日

Posted by ブクログ

とても良かった。
病弱な父親に代わり、10代前半から紡績工場で働いていた女性山中すてらが、苦労を重ねながらも小説家になるという夢を叶える話。
途中、我が子と重ね合わせると、あまりに過酷な環境に胸が痛む場面もあったが、かけがえない出会いにも恵まれる。
すてらの師匠である常和田先生、御用聞きのハチマキさんなど魅力的な登場人物がたくさんいた。
作品に登場する『回転木馬』『花かんむり』『風のたはむれ』などの小説は、あらすじや一部の描写しかないが、ぜひとも実際に読んでみたいと感じた。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

また素晴らしい作品に出会えた。
多少の読みづらさはあるものの、それを上回る没入感があり、一気に読み進めてしまった。文句なしの星5つ!

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

Après la pluie, le beau temps.

生きてて良かった!

なんかそう思いました
この物語を読み終えた刹那、なんかそう思いました

そうなんですよ
そしてなんか晴れ渡る青空が見えた気がしました

あーこれなんだわ
これが原田マハさんなんよなー

そして主人公の山中すてらにはだいぶマハさん自身が投影されてた気がする
うん、そうに違いない!
いいのだ
答えはいらんのだ

そしてね
あらためて考えましたよ

『晴れの日の木馬たち』
この木馬たちって、私のことであり、あなたのことであり、原田マハさんのことだったんじゃないのかな〜と

よっしゃー!
わいも小石になってパリについて行くで〜

0
2026年05月10日

Posted by ブクログ

 倉敷の倉紡記念館を訪れた時に、大原孫三郎さんのことを知った。
 あの時代に「福利厚生」に心血注いで、社員の教育のために学校を作り病院も作り結果的に倉敷を発展させたことがあまりにも世間に知られていないことがもったいないと思っていた。
 そんな時、岡山出身のマハさんの「晴れの日の木馬たち」出会った。大好きなマハさんが書かれた孫三郎さんは愛に溢れた経営者そのもので、主人公すてらの物語は私たち読者の想像を軽く裏切り(もちろん良い意味で)ながら、どんどん私の心を揺さぶっていった。
 涙を堪えて一気に読んだのに、ハチマキさんのくだりで、なぜか涙が溢れてしまった。
 素敵な物語。こういうのを本を読む醍醐味というのかな。

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

原田マハさんの物語!

  晴れの日の木馬たち

装丁がとっても綺麗でしばらく
みつめていました。

NISMOん55さんに 原田マハさんに
一番好きな物語ですと教えていただき
出逢えた本です。
本当にありがとうございます♪




物語はとっても美しい色彩の中進みます。

山中すてらさんは4歳か5歳の頃に
お母さんが忽然と姿を消してしまいました。
お母さんにも
いろいろな思いはあると思いますが、
すてらさんは
お母さんから酷い言葉や暴力をうけて
全身に青あざをこしらえてすごす日常でした。
それでも決して泣かないと踏ん張ります。

泣いたらだめだ、うちが泣いたらきっと、
    お父んも泣く

幼いながらもそう感じて頑張るすてらさんと
すてらさんを何よりも大切に想うお父んの
お互いに
思い遣る時間はとっても美しい色彩でした。


なんじら、ちのしおなり。

 なんじら、よのひかりなり。


すてらさんの名前はお父んがつけてくれました。

輝く星   世の光
   その名にふさわしい人となるように



すてらさんのお父さんは働き者ですが
身体が弱く、アリス先生の教会付属の
施療所で静養しています。すてらさんは
アリス先生の紹介で倉敷紡績にはいり
日々、奮闘しています。
お金は小遣い以外は全てアリス先生に
郵便為替で送り、お父んの薬代や食費に
使ってあとは教会に寄付をしていました。
倉敷紡績で出逢う人達もとっても素敵で
優しくとっても楽しい色彩でした。


花かんむり を常和田伊作先生にと
ひとり、汽車に乗ったすてらさん。
私は、書き続けよう  と誓った思いに
とっても心が震えました。


読み進める中で
すてらさんが頑張る姿が凄く素敵で
そのまわりの方々も優しくて
物語はずっと美しい色彩を
感じながらの時間でした。

この物語を原田マハさんは

これは、私の話であり、
あなたの話でもあります。
自分の物語として読んでほしい。

と述べています。



読み終えて、この物語の優しく強い色彩で
前を向いて頑張れる気持ちをもらいました!

すてらさんが
「 マチス嬢の肖像 」 の絵葉書から
力をもらっていたように、

私はこの
「 晴れの日の木馬たち 」 を大切な場所に
置いて、日々自身と向き合いながら
すてらさんみたいにがんばりたいです!^_^


イサさんがすてらさんの手に載せた小石、、、、

ひとの想いとは なんて素敵で
        なんて美しいものかと
柔らかな色彩に包まれながらの読後感でした。



この世界は、
    なんてすばらしいんでしょう。









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2026年05月08日

Posted by ブクログ

明治から大正にかけて、女文士として成長していく女性の物語。
主人公の心情の表現が瑞々しく、些細な言葉の粒が羅列されるとこんなに美しくなるのか、と感じました。小難しい表現をしてしまいましたが、「並べられている言葉が好き!こういうのが、文学っていうのかな〜!?」という感想です。

成長していく主人公は、日々が忙しく過ぎていくのですが、そんな中でも自分の中で決めている行動(ルーティン)を崩さない姿勢が見受けられます。それは日常で些細な事を有難いとを感じとれる感受性の賜物なのだろうと思いました。

主人公を始め、他の魅力的な登場人物達。その一人一人の人物像が素敵すぎて常に感情移入させてもらえる作品でした!

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2026年05月03日

Posted by ブクログ

実在の人物を交えながらのフィクション。最近、絵画ものが多かったので、久々の少女の成長ものに一気読みした。
明治末期、倉敷紡績で働く16才のすてらが主人公。物書きになりたい志しを胸に上京する。彼女自身の努力もあるが、周りの人達の有形無形の援助がさらに彼女を大きく成長させる。絵画や文学をリスペクトしたとても感動的な物語。
感想を書きながらもまた涙が溢れてくる。大好きな大原美術館にまた行きたくなった。

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2026年05月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

原田マハさんの、自在する人物を登場人物に紡がれる物語ははずれがないですね!
今まで読んだことのあるのは全て画家の物語でしたが、今回は作家です。
この時代に、女性が作家として成功するのは並大抵のことではなかったでしょうが、すてらもイサ先生もとても素敵な方でした。
とてもまっすぐで真摯。
ずっと心が洗われるようでした。
物語の最後、イサ先生がすてらに小石を託したエピソードに胸が熱くなりました。

周囲の方々に、熱く思慮深い方が多いのがまたいいんです。
2/3まで読んで、大原社長、倉敷で「あー!!」となりました。
この方は実在ですね。
そしたら、画家を志す学生さんも、きっとあの方だな。
実在の人物を絡めたフィクション。
また素敵な1冊を読めました。

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2026年04月30日

Posted by ブクログ

ブク友皆様お星さま五つの最強作品(*´▽`*)
手に入れました!!!うぇーい!!!!


これは、一人の女性の生き様を、見事に描ききっておりました♪
倉敷紡績での女工としてのお話から、紆余曲折あって小説家になるまで。
物凄く読みやすく、平日なのにあっという間に読み切ってしまいました。

小説家が描く小説家は説得力がありますね。
こんな感じなのかなぁって伝わってきます。

主人公のすてらさんの性格の良さ。
これもこの本の魅力の一つですよね。


私もすてらさんと同じ部屋に居て、すてらさんが執筆しているのを目の前で見ているような気分で読みました(*´▽`*)


倉敷の美観地区、一度訪れたことがありますが、本当に素敵なところで。
大原美術館・・・行かなかったんです・・・。
美術館の横を通りすぎたのですが、行かなくてもいいよね?って。。。
行けば良かったなぁ。

倉敷はもう一回行ってみたいなって思う場所でした。
次回行けたら、美術館巡り、そして古本屋さんも覗いてみたいなって思います(*^-^*)

岡山最高だぜっ!うぇーいヽ(^。^)ノ



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今日は月末棚卸の日でございました。
製造課に棚卸に行くと、高卒の新入社員の子が配属されておりました。

この新入社員の女の子と、先日一緒に技術研修を受けており私の顔を覚えていてくださったようで、満面の笑みで挨拶してくださいました(*´▽`*)

この女の子、ぽっちゃり、化粧っけのない女の子なのですが、とにかく可愛いのです(*´▽`*)
元気よく挨拶、いつもニコニコ。質問にはハキハキ答える。
最高です!もう愛されキャラ確定です(*´▽`*)

いつもニコニコって凄い好感度高いんだなぁって、50歳過ぎて学びました♪

棚卸に行っただけなのに、かなりの元気を貰って帰ってきました♪
若いって素晴らしい(*´▽`*)笑顔って素晴らしい(*´▽`*)

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2026年04月28日

Posted by ブクログ

お久しぶりの原田マハさん。
マハさん、作風の幅がありますね。
今回は、もうこれは完全に朝ドラでした。
後半お得意の絵画に絡めた物語の進め方さすがです。真面目に朝ドラで是非!と思っています。
次作が楽しみ!追いかけたいです♡

‥‥‥個人的トピック
毎朝4時50分に起きて、お弁当作りからやっているのですが、先日は寝る時に明日のお弁当のメイン何にしよう?と心配になり、解凍していたひき肉を使って何を作るかネット検索。
やっぱり大好きなハンバーグかなぁ
でも、どんなソースにする?
お弁当だし、あまり何かかけたくないなぁと思っていたら、かけるソースを先に入れて捏ねてしまうハンバーグを発見!
え?そんなのあるの?やってみたい!
ということで、玉ねぎのみじん切りから始まりました。飴色になるまで炒めて、ボールの中には、パン粉と溶き卵少量のお水(あれば牛乳)
ナツメグ ブラックペッパー 塩胡椒少々
豚の挽肉135グラム マヨネーズ ケチャップ ウスターソースをそれぞれ大さじ1←これがミソ
よく捏ねて しっかり焼きます。(味がついているので焦げやすいです)
お弁当サイズで4つできました。冷凍できます。
味見したら「えーばかうまなんだけどー」朝から1人で叫んでました。これ絶対リピします!
たくさん作って冷凍しておこう!
マヨネーズ入れると外はカリッと中はふわふわに仕上がりますね。騙されたと思って、お子さんのお弁当に是非どうぞ。笑
何の話や!

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

発生してしまった!!!


サードインパクトがぁぁぁぁぁ…


ファーストインパクトは、初マハさんとなった『暗幕のゲルニカ』が手元に落下してきたことによって起こりました


セカンドインパクトは、『楽園のカンヴァス』によって引き起こされました


そしてこの度のサードインパクトは、本作『晴れた日の木馬たち』によって起こってしまったのです


この衝撃は凄まじい!


まだインパクトッ!!!を受けてないそこのあなた、吹き飛ばされてください
果たしてあなたはこのインパクトに耐えることができるか!?


ちなみに、この凄まじいインパクトを受けても吹き飛ばされなかったものが3つあります


ひとーつ!
好きなことは手放すな!


ふたーつ!
大切なのは続ける力ではなくやめない力!


みぃーつ!
人との縁は大切にしろ!


この3つは私の心に留めておきます

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

紡績工場の女工から女流作家になった物語。倉敷紡績の大原氏など実在する人物が登場するが、架空のオリジナル設定。原田マハ氏自身をイメージ。
これこそ、朝ドラにして欲しい作品。続編が待ち遠しい。

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2026年04月21日

Posted by ブクログ

舞台は、明治末期から大正時代
岡山、倉敷、東京。
貧しく、12歳から倉敷紡績で工女として
働きながら、女性蔑視のこの時代に
女性文士を目指す 山中すてら の物語。

倉敷紡績の2代目 大原孫三郎や
夏目漱石、実在の人物が出てきて
事実と物語の境界線がわからなくなる
マハさんのアート小説は毎回すごい。

山中すてらの、アートへのあふれる想い
書くことをあきらめない熱い想いは
読みながらマハさんと重なっていき
すてらは、マハさんなんだ! と思った。

読後は、
とにかく 大原美術館へ行って
モネの睡蓮が見たい!!! 
大原美術館への旅の妄想が止まらない。
そういう余韻も楽しみつつ
良質な朝ドラを見ているような気分にもなるし、
温かい気持ちにもなる物語。

表紙は、ピンク色?桃色?の中に
エッフェル塔と木馬のモノクロ写真が
とっても素敵。

3部構成になりそうなマハさんのコメントを
見かけ、続編が出版されるのが楽しみ。




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2026年04月20日

Posted by ブクログ

2026.26

読んで泣いた、と友達が貸してくれた本
私も読みながら何度も泣いた
小説の素晴らしさ
読むことの喜び
触れることの大切さ
女性として生きることの厳しさと
シスターフッドを感じるとともに
登場する男性たちの朗らかさ
本当に美しい小説だった

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

 2年ぶりの原田マハさん作品は、明治末期、自分の意志で道を切り拓くことが困難だった時代に、作家になるという道を追い求めた少女・すてらの人生が描かれます。マハさんらしい胸が熱くなる良質な物語でした。

 原田マハさん自身、アートに携わる仕事の後に作家デビューしているので、本作の主人公は、原田マハさん自身を投影したかのようです。また、芸術や文学普及の功労者である実在人物も登場させ、その想いもうまく散りばめて、多層的で深みのある読後感につながっていると思いました。大きく3つのメッセージを受け取りました。

 〈好きなことを追求し挑戦し続ける意義〉
 この意義を感じることは、主体性が向上し、自分が納得して人生を豊かにする上で不可欠な要素であると、すてらの姿を通して知らしめてくれます。すてらの物語は私たちの物語でもありますね。

 〈困難を乗り越える心の持ちよう〉
 経済事情や不運により諦めざるを得ない夢もありますが、自分を粗末にせず今に集中し、信頼できる人に相談し小さな歩みを大切にすることで道が拓けるのですね。

 〈自分を支え応援してくれる人たちへの感謝〉
 すてらには多くの支援者の存在がありました。中でも、大原美術館の創設者・大原孫三郎が倉敷紡績の社長としてすてらとの出会いも、原田マハさんらしい設定です。礼を尽くす姿勢は欠かせませんね。

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2026年04月16日

Posted by ブクログ

鮮やかに情景が浮かんでくる描写に引き込まれてしまう。
経験していない大正時代の雰囲気を共に過ごしてしまったかのような。
書くことで、道を拓く姿に刺激を貰いました。

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

小説、そして芸術への敬愛に満ちた物語。夏目漱石や、倉敷で芸術の振興に尽力した大原孫三郎さんという実在の人物も出てくるが、特に大原さんに関しては、朝ドラの題材にしてほしいくらいファンになった!

また、物書きを生業とする登場人物が何人か出てくるが、表現が、文章がとにかく美しく、それだけでもとても癒された。

最後の一文が、とてもとてもシンプルなのに、すごく心に響く。

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

すてらは文学を読むことも書くことも大好きで、どんなに辛い環境の中にいても逃げ出したくなるような状況に対面しても『好き』を貫き通してきて夢を叶えててかっこいいと思った。自分だったら多分、最初の工場勤務で疲労を言い訳にして途中で辞めているかも。この小説の中の人たちみたいに感想を言語化するのは長けていないどころかむしろ苦手だが、とても読み応えのある素敵な小説だった。
また、芸術が大好きであることが、作者が書いた文章からひしひしと伝わってきた。この作者にも興味が湧いたので、他の作品も読んでみたいと思う。

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

倉敷紡績で働く少女すてらが作家への道を歩む明治から大正の半生記。

年度末の慌ただしさで新作長編を読む余裕はないかと思ったが
読み始めたらすぐに没入。
読み終えたらスッキリ。
小説って芸術ってやはり素晴らしい。

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2026年03月30日

Posted by ブクログ

やーーー〜っと、読めましたー!!(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)

忙しかったってゆうのもありますが、読み飛ばさずにゆっくり丁寧に少しずつ読みましたの♡オホホホホ

だってとっても素敵なんですもの♡



恩師からの手紙は、封を開けると決まって花の香りがした。


という一文から始まります。


ね?もう素敵でしょ?♡


主人公のすてらとお父様がキリスト教を信仰してるのですけど、以前読んだ暁星の宗教観とは違い、ただただひたむきに信仰する姿が美しかった。
全くもってホワイト。
救いがあります。


そして登場人物達がとーっても魅力的♡

岡山の人々も、東京で出会った人々も、みんな素敵。
物語の中には実在の人物達が出て来ますし、有名なアーティストも沢山出て来ます。

大原美術館は訪れたくなりますよ!!
本物のアートを自分の目で確かめたくなりますね。

そして岡山弁!は、かなり読みにくかったけど(笑)
慣れてしまえば良い味♡


この時代(明治後半から大正)の物語なのでそりゃ辛い場面や境遇がありますが、全体を通して心穏やかに読み進められました。もちろん感動で震える場面はありましたけど。

読書好きな方にはたまらないストーリーです!!

万人にオススメできる作品!!


オシャレ本でした♡
リアル本棚に迎えたい(ღ♡‿♡ღ)






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2026年03月28日

Posted by ブクログ

明治時代後期の岡山県。貧しい家庭で育ちながらも、幼い頃から聖書を読み、文学に興味を持った山中すてら。しかし、わずか12才で病の父を助けるために工女となるが、読書を続け、文を書き続けたことにより、彼女の未来は開かれていく。

久々のマハさん。

フィクションなんだけど、実在の人物が多く出てくるので、まるで1人の女流作家の人生を辿っているかのよう。マハさんが、「すてらは私の化身です」と言っているように、マハさんが育った岡山県の生まれで文学と芸術に興味を持ち、真っ直ぐで純粋なすてらは、マハさんそのもののような気がした。

代表作の多いマハさんだけど、今作も代表作になること間違いなし。

3部作で構成されているようで、次回はパリ編かな。

余談
マハさんも好きなんだけど、マハさんのお兄さんの宗典さんを学生時代よく読んだ。彼の書く学生時代の話が最高に面白かった。いろいろあったけど、また面白い話をたくさん書いてほしいな。

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2026年03月23日

Posted by ブクログ

紡績工場で働く少女「すてら」が作家になるまでを描く長編。

良き理解者たちにも助けられ成長していく。

小説とアートの融合、まさに著者の真骨頂。
感動する。

イサは凛々しく「男前」。
大原孫三郎は郷土の誇り。

読み終えて表紙を見てため息。

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2026年05月25日

Posted by ブクログ

どうして作家さんはこんな感情の機微を表せるのか。イサ先生のかっこよさが最高だった。ドラマティックな過激さの中の幸せに向かう姿、誰かがみていてくれる安心感。グッとくる書きすぎない終わり方。
全部の本を読んでみたい。

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2026年05月21日

Posted by ブクログ

1910年(明治43年)
岡山、倉敷の紡績会社で働く工女の山中すてら
(12歳)が職業作家になるまでの物語

ステラは、幼い頃母に見捨てられ、父とくらすなか
慈善活動を続けているアメリカ人宣教師
アリス、ペティ、アダムスから、母のような愛と、英語を授けられる

紡績会社には、二代目社長大原孫三郎がおり、
倉敷教会の礼拝堂で、すてらと出会う
工女をしながら、小説を書き始めるすてら

P366
私にとって、書くことは生きること。
書くことをやめないのは、生きることをやめないから。
書くことをあきらめないのは、生きることをあきらめたくないから。

これは、すてらのセリフだけど、原田マハさんのセリフかな!

P358
あっ、とすてらは小さく声を漏らした。
いま、見えた。
確かに見えた。
原稿用紙のマス目をどんどん埋めていく自分のペン先が。
私が書く、美術の物語がーーー。


すてらが、「マティスの娘」の絵画に出会った時、
マティスが描いている時の様子をまるで目の前で見ているように描写する!

さすがです!
小説を書くこと、そして絵画にふれること
原田マハの真骨頂!

とにかく楽しい読書でした!

以前「楽園のカンヴァス」を読んだ後に、一度だけ行った素晴らしい大原美術館 倉敷の町
もう一度行きたいなぁ、とつくづく思った。

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

久しぶりの原田マハさんの作品。
いつも思いがけない発見と驚きが。
その度に原田さんの作品に魅了されている自分がいます。

今回は ちょっと今まで読んだ原田さんの作品とは違って 紡績工場で働く少女が、作家になるまでの“成長記”でしょうか。もちろん 絵画のこともたっぷり描かれています。

懐かしかったのは 私が数年間住んでいた“倉敷”。よーく散歩した大原美術館(何度も訪れました)まえの水路沿い、紡績工場跡を彷彿させるアイビースクエア。そこが前半の重要な舞台となっていました。嬉しいサプライズでした。

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

まず装丁の色と写真がおしゃれ。それだけで、あぁ読みたいと思わせるところが紙の本の良さですね。
第一印象は「花子とアン」みたいな朝ドラだ!と言うこと。ここで他の方の感想を読んでいたら同じように思われている方がたくさんいて嬉しいやら、恥ずかしいやら。
誰に、いつ、薦めてもいい物語です。
なんでもない毎日に活力が湧いてくるよう。
そして表紙をめくってすぐにある、「偽りなく語られたなら、どの人生も一遍の小説だ。」がこの物語のすべて。

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2026年04月26日

Posted by ブクログ

さすがのマハさんだった。
明治大正の時代に女文士として生き抜く姿をみて、力強さを分け与えてもらった。
このまま朝ドラで観たい。

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

敬虔なクリスチャンの父と貧しいながら育ったすてらが女工を経て女文士として成長する姿を描いている。教会の教えと絵の魅力がそこかしこに散りばめられていて、実在の画家や作家も登場し読み応えのある物語だ。小磯良平氏も学生でちらっと登場している。
中之島で大原美術館、虎次郎の夢展を見たので、一段と感慨深い。大原孫三郎氏のような人物がいたことは本当にありがたいことだ。

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2026年04月10日

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