小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ⭐︎5.0
25年前に誘拐事件が起きた町で子供の誘拐事件が発生し、その事件との繋がりや真相が解明されていく話。
傑作。
心情描写がとんでもなく上手く、上巻前半では美冬に感情移入しすぎて読むのが辛かった。そして、光汰朗くんが生きているとわかった時の嬉しさも半端ではなく、こちらも涙目になってしまった。
被害者遺族、加害者家族、子供達、そして噂を広めてしまう世間の心情までも見事に描き切っていると感じた。
展開も(いい意味で)令和らしく、読み終わったあとにとにかく各登場人物に「良かったねぇ」と声をかけてあげたくなる。
晋也くんの事件も光汰朗くんの事件も犯人自体は察しがつくが、それが判明するまで -
Posted by ブクログ
ネタバレ普段本を買ったらは少しずつ読むのだが、この作品は展開が気になりすぎて1日で読み切ってしまった。
どんでん返しがあることだけ読む前から知っていたため、順当に犯人が定められた後に何が起こるのか警戒しまくっていたが、まさかこうなるとは全く予想できていなかった。エピローグの内容が衝撃的すぎて読み終わった今も思考の整理がついていない。
この結末を知ってから、最初の旧約聖書創世記第6章17節を読むと、犯人が全員助からないこと、そして1人だけ助かる方法を思いついた時、まさに神からの啓示を受けたような気持ちになったのだろうと感じた。
どんでん返しのトリックとしては単純、かつ気になる箇所を読み返せば確かに気にな -
Posted by ブクログ
千鶴子と千鶴の関係性を拡大解釈すると、友好的な台湾との関係について、日本側から観ている台湾と、台湾側から観た日本とでは、微妙なズレがある事にも気付かされた。
日本は50年もの間、植民地として台湾を占領していたという事を忘れてはいけないし、日本が建築した建物や水路などが現在まで活躍して使用されてる事を、台湾の方達はどのように感じているのか?日本人の技術の誇りのように感じがちだけど、それは傲慢かも、と感じさせられた。
千鶴が最後に涙を浮かべて向き合うシーンで千鶴の心情に感情移入して号泣。
理解し合うことは難しいけど、それでも友達でいることの尊さを感じた。
また、素直に心を開いて話す事の一方的な過ち -
Posted by ブクログ
ネタバレ誰かと一緒に音楽を奏でたくなる、そして人に接したくなる一冊。
カフェで見つけ、短いし、息抜きに良さそうだと思い読んでみました。さらっとして、それでいて楽しげな文章で読みやすく、小一時間ほどで読めてしまいました。
神こと渡部くんとのやりとりも楽しかったですが、何より、ホームの入居者さんたちとのやりとりが微笑ましかったです。主人公が彼らのために、悪態をつきながらも、差し入れの品を考えたり、ウクレレを練習したりして、楽しみつつ積極的に関わっていく様は、こちらまで嬉しくなりました。
作中に出てくる楽曲も話に合っていて、とてもよかったです。特に、グリーンデイのWake me up when Sep -
Posted by ブクログ
ネタバレ顔合わせ
イカナゴの釘煮 筑前煮 ササミのたたき 串揚げ 巾着煮
塩味のハンバーグ 茸雑炊
要の祖父松雄、兄の怜が、美音と会いたい、その上美音の料理が食べてみたいと要に言ってきた。要が申し訳なさそうに美音に言うとお安い御用だが作る場所がない。なぜなら店は改装準備中で足の踏み場もない。じゃぁ、要と母が暮らす家で!となった。それを聞いた馨が心配して自分も行く!と言い、いっそのこと親族紹介にしよう!という事になる。
当日、祖母の紀子兄嫁の香織には旦那さんが好きな、八重には要の好きな料理を一緒に作ってもらうことにした。
紀子はコンソメで巾着煮、香織は塩味ハンバーグ、八重はササミのたたきを作った。しか
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