小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレハッキングというテクノロジーと、特殊詐欺などの犯罪、憧れ続けた女性との恋、魅力的なエッセンスが散りばめられながら無理なく面白く読めた傑作だった
最初は犯罪ミステリーだと思って読んでいたが、読み進めるに連れ、主人公とヒロインの女性の恋愛がこの作品の中心にあると思った
それは恋愛と呼ぶには悲しく切ないものかもしれないが、私自身としては純恋愛と感じた
そこに天才ハッカーや、検察、公安、北朝鮮などが絡み、壮大な物語になっている
そんな複雑な構成にも関わらず、気持ちよく読み進めることができ、ハッピーエンドではないが、最後も爽やかに終わっている
この著者の力量は凄いと感じた -
Posted by ブクログ
ネタバレ伊坂幸太郎さんの作家生活25周年特別カバーが素敵だったので購入。
圧巻の一言、とにかく本当にすごい小説。
サスペンス系のドキドキする話は得意じゃなくて、辛いなーと思いながら読んでいたのだけれど、後半どんどん面白くなっていく。
面白さの理由はやはりエピソードの回収だ。昔のエピソード1つひとつが濃くて、ちゃんとそのエピソードが書かれた理由がそこに存在するにも関わらず、すべてが再度綺麗に拾われていく美しさに感動。そして最後の、家族や大切な人とのスマートに意思疎通も後味◎。
また、これだけの長編なのに、たくさんの登場人物がすっと頭の中でつながってすぐ思い出せるところがすごい。情景を語りつつ、情報も洗練 -
Posted by ブクログ
ネタバレアヴァリルの駆け落ちを止めるための、話し合いのシーンが出色。
アヴァリルと二人だけで話したいと言うロドニーに、ジョーンにも同席してほしいと言うアヴァリル。「なるほど、怖いんだな」と言ったロドニーの言葉の意味が、その時点では分からなかったが、今なら分かる。父に筋の通った言葉で事の本質を言い当てられ、説得されるのが怖かったんだろう。訳の分からない母にまぜっかえしてもらい、話し合いをうやむやにしたかったのかも。
感情的にならず理路整然と冷静に諭すロドニーは、いかにも弁護士然としていて、自分の娘に対する態度とは思えない。父の経験と苦しみを知っている理知的なアヴァリルは、もはや反抗する術もない。心配が -
Posted by ブクログ
ネタバレ明治維新を行ったばかりの日本は、その文明の低さから、諸外国からバカにされていた。
ロシアの皇帝などは、日本人を猿と呼び、ロシアの足元にも及ばない小国と見ていた。
ロシアが日本を占領するのは時間の問題と見ていた。
いよいよ、日本とロシアとの戦争回避は避けられなくなってきたこの時期、日本の国民はロシアとの戦争に意気揚々であった。
逆に日本政府はロシアとの戦争を回避するため、英国との軍事同盟を結んだ。
当初、伊藤博文などは英国との軍事同盟などは無理であると思い、ロシアと軍事同盟を結ぼうとしたが失敗した。
開戦前のロシア皇帝は日本の戦意喪失を目論み、自国のの大演習観覧へ日本人を招いた。
この時、招か -
Posted by ブクログ
古書店のセール棚で偶然みつけて購入。
凄く面白いエッセイでした。
映画「かもめ食堂」が好きで、まさかそのフィンランドでの滞在記となれば面白くないわけがない。
頁をひらくと片桐さんの発想パワーがこれでもかと発射されてきます。
やっぱり自分らしく楽しまないとね〜
読んでたら何故か無性にワクワクしたくなり100均でワクワクするマグカップとステンレススプーンを購入してコーンスプーンやらヨーグルトに果物やハチミツいれ食べてニヤニヤしてワクワクしてます。
愛着あるものを発見してより人生を楽しまないと損だね!
本の装丁も素敵でワクワクします。
ぜひ〜
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