ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    SNSで話題になっていて購入。
    登場人物のネーミングに毎回のように笑わされ、ストーリーのテンポ感も非常によくサクサク読み進められた。難しく考えずに面白いものが読みたい!という時にぴったり。

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    2026年02月14日
  • 自由の丘に、小屋をつくる

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    「生まれた子供に、自然を与えたい」その思いで。家庭科の成績1の超文系の著者が、仲間と一緒に小屋を作る。その熱意と記録に脱帽。合わせて子供の成長記録にもなってる。

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    2026年02月14日
  • たまごの旅人

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    久しぶりに近藤さんの小説を読んだ。

    念願叶っての海外旅行の添乗員になった女性遥の奮闘記。昔、海外旅行の時に出会った添乗員さんに憧れてと、その世界に飛び込んだものの、理想と現実は違うという現状。

    家族で、友人同士で、年配の夫婦、あるいは一人でと、様々な年齢の人たち、それも初対面の人たちをまとめて、満足いく旅行を楽しんでもらおうとすることが、いかに大変なことか。

    時に心折れそうな状況にもなりながら、ツアー客に寄り添う姿勢、旅の思い出をいいものにと心を砕く姿に、遥の成長を楽しみに思っていた。

    しかし、想像だにしなかった未知なるウイルスの蔓延によって、彼女はあっさり職を失ってしまった。誰にでも

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    2026年02月14日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    生きていく上でのしがらみを皆抱えていても、
    マカン・マランでの非日常を過ごすことで
    前を向いて生きている人たちに励まされた。

    全て思い通りにはならないけど、日常の中に少しの非日常を取り入れて、折り合いをつけながら生きている、等身大の登場人物たちに共感した。

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    2026年02月14日
  • 透明な夜の香り

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    どんな香りも再現できる調香師のもとで、働き始めた女性の物語。

    心地よい香りだけでなく、嫌な香りも細やかに描かれているのが印象的。特に料理の描写が香り高く、同じ作者の食事に関するエッセイも読みたくなった。

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    2026年02月14日
  • 皇后の碧

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    設定も世界観もミステリー要素も大変好みなお話。
    キラキラな宝玉が沢山な精霊の世界が本当に素敵。
    ナオミも好きなタイプの女の子で、慎ましく賢く、時には悩み、そして強くなる。
    読む前と後で『皇后の碧』の意味がガラッと変わるのが流石だなと思った。
    装丁も内容も美しいので手元に置きたい一冊。

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    2026年02月14日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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    現実に起きた怖い出来事が、感覚的に理解できるように何かしらの怪談として整理され、尾ひれはひれついて、別の怪談として引き継がれる。
    そこに宗教要素が絡んでしまってどう転ぶか。
    現実にも同じようなことは起きているかもしれない。

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    2026年02月14日
  • 光のとこにいてね

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    島清恋愛文学賞受賞作品。

    シスターフッドとして読ませたいのかと思ったけど、恋愛でいいんだね。こんなにも純粋に「誰かを思う気持ち」を描いたと思える作品に出会えるなんて!性愛が絡まないから余計に純粋さが際立って感じられる。

    そして何より言葉の選び方、文章表現の仕方が美しい。ストーリーだけでもなく、文章だけでもなく、全体がすごく愛おしい。文学作品を読んだな、という感じ。

    一穂ミチのBL作品しか読んだことない人にもぜひ読んでもらいたい。私がBL一穂で好きだと思った要素がギュギュッと詰まってる。

    BL出身の作家さんて、文芸は、まあ、一般向けになっちゃったな…みたいなさ、深夜番組がゴールデンになっ

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    2026年02月14日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    結末が気になって一気読みしてしまった
    蘭花は星近からもるりえからも摂取されてるようにみえてなんだかかわいそうに感じてしまった

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    2026年02月14日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    以前話題になってからずっと気になっていたのですが、私自身、身近な存在が亡くなったりして勇気が出ず積読の中に置いてしまっていました。
    もっと早く読めばよかったなぁと思うほど優しいお話で、少しだけ後悔。
    卯月さんはとても強くて、優しい看護師さんで憧れると同時に私がいつか最期を迎えるとき、こんな看護師さんがいてくれたら幸せだろうなと思いました。
    日々、私達のために頑張って働いてくれている医療従事者の皆様には心から感謝したいです。

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    2026年02月14日
  • 独立記念日

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    会社とか家族とか恋愛とか、現代社会の悩みや苦しみから独立していく女性たちを描いた連作短編集。

    本屋さんにふらっと行った日に、なぜか猛烈に原田マハさんの小説を読みたくなって“独立記念日”というタイトルに惹かれて購入。

    「ああ、自由になりたいなあ。
    今日も、そんなふうに思ってしまった。
    このところ、一日一回はそんなことを考えている。いつからそう思うようになったんだろう」

    私の心を見透かされたかと思った!
    人はいつだって自由なはずだ。生まれながらにして、みんな自由なはずなのに。それなのに、私たちはどうしてこんなに不自由に生きてしまうのだろう、と最近モヤモヤしていた。
    明日にでも仕事を辞めて、何

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    2026年02月14日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    ネタバレ

    東野圭吾さんの作品はミステリーの印象が強かったのですが、本作は人と人とのつながりや優しさがじんわりと心に残る物語でした。

    物語は、2012年と1970年代を手紙がつなぐ不思議な一夜を軸に進んでいきます。空き巣の途中で廃業したナミヤ雑貨店に身を隠した若者たちが、過去から届く悩み相談の手紙に返事を書くことで、さまざまな人の人生が少しずつ動き出していきます。

    登場人物たちはそれぞれ悩みや迷いを抱えていますが、物語が進むにつれて思いがけない形でつながっていく構成が印象的でした。特に、児童養護施設を通じて人物同士が結びついていく展開は、「ここでつながるのか」と驚きながら読む楽しさがあります。

    悩み

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    2026年02月14日
  • 北欧こじらせ日記 決意の3年目編

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    無理しない覚悟、とても良い言葉だと思う。無理して続ける関係性や物事は長く続かない、すぐそうすることは難しくても何事も練習ということ、学びになったし勇気をもらった気分です

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    2026年02月14日
  • 禁忌の子

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    ずっと重たくて、読んでいるあいだ中どこか不快感が残る物語。
    胸の奥をじわじわ締めつけられるような感覚が続いて、正直しんどいのにページをめくる手が止まらなかった。

    タイトルの意味や印象がラストで変化し、
    不快感を残しながらも希望を感じさせてくれる作品。
    そのわずかな救いの余韻が、静かに心に残る。

    医療従事者だからこそ描ける現場の空気や緊張感もリアルで、ただのミステリーではなく現実と地続きの物語を覗いてしまったような重みがあった。

    タイトルからいくつも展開を想像して読み進めたのに、辿り着いた場所は想像以上というより、まったく別のところ(笑)
    この静かな裏切られ方、好きですね。

    散りばめられ

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    2026年02月14日
  • 空に浮かぶ密室

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     観覧車のゴンドラで起きた銀行支配人の密室殺人を発端とした連続殺人と容疑者の疑いをかけられる主人公、影で暗躍する黒幕など本格ミステリー黄金期を踏襲する作風は前作同様で、密室トリックの巧妙さと二転三転する展開はグレードアップしていてより面白かった。『読者への挑戦状』も変わらずニクい演出だった。

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    2026年02月14日
  • 春琴抄

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    ネタバレ

    春琴のため自らの目まで潰す佐助。それは愛情である一方で己はここまで出来るという優越、春琴に捨てられたくないという執着でもある。
    また、火傷により美貌を失いかつての勝ち気な性格も失いつつあった春琴の、ありのまま受け止めるのではなく、対等な関係を拒絶し一層自らを卑下し春琴を敬ったというが、それは、自分が好きだったかつての春琴を取り戻したい佐助の自己満足なのではないかとも思った。
    共依存と執着の極地。これは愛の物語ではなく恐ろしいほどに深く強く結びつけられた共依存の話だ。
    谷崎潤一郎の作品は時間が経っても心にこびりつくドロドロさがあって好きだな。

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    2026年02月14日
  • このワガママな僕たちを

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    イラストと詩の1冊

    恋もので、わ〜分かってしまうと思うものが多かった。今まで中々言語化出来なかったわたしの気持ちがそこにはいくつも存在していた。

    ダメならダメで、はやく知りたいんだ。

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    2026年02月14日
  • 人生を狂わす名著50

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    三宅香帆さんの作品はなぜこうも読みやすいのか…!
    少しオタク口調なのが親近感が湧く笑
    こんなにもたくさんの本を読んでたくさんのアウトプットをして、とてもかっこいいなといつも尊敬しております。

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    2026年02月14日
  • くもをさがす

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    癌の闘病記というすごく個人的で具体的な話を、闘病したことがない読者に過不足無く伝える筆力はさすが売れっ子作家というところだろう。

    日記を書きながら執筆を始めたということだったが、だからだろう、新鮮な感動や苦悩を読むことができた。著者個人の体調だけでなく、家族の様子や社会の状況を合わせて書き表すことで、よりリアリティが増していた。

    バンクーバーに住む日本人女性であること、癌闘病者であること、夫と息子がいること、作家であること、様々な要素で「西加奈子」は作られていて、その心身のオーナーは「西加奈子」自身であることが語られていたと思う。

    日本には日本の良さ、バンクーバーにはバンクーバーの良さが

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    2026年02月14日
  • 熟柿

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    ストーリーがわかりやすく、読みやすく、普通に感情移入しながら読んだ。途中の展開であまりのことにしんどくなったりしたけど優しい人もたくさん出てきて、とても素敵なラストに心がじんわりした。

    懸命に生きている人は幸せになる権利がある。ってことかな。人との縁は大事にしなきゃなと思いました。

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    2026年02月14日