あらすじ
恋愛や結婚、進路やキャリア、挫折や別れ、病気や大切な人の喪失……。さまざまな年代の女性たちが、それぞれに迷い悩みを抱えながらも、誰かと出会うことで、何かを見つけることで、今までは「すべて」だと思っていた世界から、自分の殻を破り、人生の再スタートを切る――。寄り道したり、つまずいたりしながらも、独立していく女性たちの姿を鮮やかに描いた、24の心温まる短篇集。顔をあげ、風を感じてごらん、世界はやさしく豊かだ。『インディペンデンス・デイ』を改題。(解説:瀧井朝世)
感情タグBEST3
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何回か泣きそうになった。
全ての短編の女性が、誰かの短編に出ている。誰かの些細な一言や行動が、誰かのちょっとしたきっかけになっている。そんなことを感じた。
出てくる女性みんなにそれぞれ強さや弱さがある。各物語に出てくる人たちの内面と、側から見えている外側は全然違ったりするんだということを改めて感じた。
それぞれの形で独立していく女性たちに、勇気や活力をもらえた気がする。短編集ということもあって読みやすい。心に染み込む本。
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好きな本は?って聞かれて答えたいと思える本に出会えた。
本のタイトルの意味がわかって尚,すごく沁みた。
独立って、腹をくくるって感じかな、小さな希望が活力になって生きれるって感じかな、と悶々と。
今の悩みがすっと楽な気持ちになった。腹をくくって一歩踏み出すのがいいよね
本、悩んでる職場のあの子に渡したらどうかな?おせっかいでむしろ嫌な気持ちにさせちゃうかな?でも励まされると思うんだよなーって。週明け渡してみようかな。
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前を向いて生きる女性、つらいことがあっても決して諦めないで生きる人々など、情景が浮かんでくるような文章、言葉で描かれていて、とても心がワクワク感動するような場面もあった。独立は決して孤独ではなく、精神的な自由なのだなって思った。
短篇だけど、少しずつ繋がっているような感じの物語が最高でした。
また環境が変わった時に読みたい1冊になりました。
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皆何らかのしがらみを持って生きていて
それを解放して生きていこうとする
前向きな人たちの物語
原田マハさんが紡ぐ優しい言葉の数々に
思わず口角が上がっちゃう
短編集も楽しいなぁ
落ち込んだ時に、
元気をもらいたい時に、
ふと手に取りたくなるような本
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ひとつひとつのお話は短い。
けれど少しずつ登場人物が繋がっているのが、独立記念日ってタイトルだけど人との繋がりも感じられてよかったです。
独立記念日って文字でみると凄く大きなことを
成し遂げなければいけないと、長い人生の中で
小さな独立での達成感を味わうことで、
自分を少しずつ認められたり、
好きになれるのかなと思えました。
小さな独立を重ねて
自分をもっともっと好きに、
大切にできて、
「ひなたの道を歩かなくっちゃ、なんだか人生もったいない」
って温かな道を歩んでいける人になりたいと思えた1冊です!
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私がもっと若かった頃、なんで私ばっかりという考えに雁字搦めになり人生が日々が息苦しく感じた。そして、いつの日からか頑張ってるのは私だけじゃないと思えるようになり、友人や家族はもちろん見ず知らずの人たちを勝手に巻き込んで(もちろん妄想の中で)応援団を結成して自分を励ませるようになった。私にもあったんだと気がつかせてくれた独立記念日。
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ロングセラーの本作ですが、初読みです。
たくさんの女性たちの人生を垣間見ることができます。なんと24篇も入っています。年齢も立場もそれぞれで、悩みも全く異なる。でも不思議と、どの悩みにも共感できる。同じ悩みを持ったことがあるかというとそうではありませんが、気持ちは十分にわかります。小さなきっかけがあり、主人公に気づきがある。それは心境をわずかに変化させ、一歩前に踏み出すのです。
それぞれ1篇はとても短いものですが、大事なことがきちんと伝わってくるのが素晴らしいですね。
しかし24篇もあって男性の目線が一つもないのはちょっとさみしく感じました…。それ以外はとても読みやすくて、気持ちを前向きにしてくれる素敵な短編集でした。
Posted by ブクログ
24編の短編集で、さまざまな女性たちの人生が描かれています。
さまざまな女性たちが悩み、もがきながらも、人とのつながりや愛情の中で、自分らしく生きていく。どの物語も愛情深く、とても温かい一冊でした。
自分のために、そして大切な誰かのために、自分で選び、自分の人生を歩き始める。
そんな日が、その人の「独立記念日」なのかもしれません。
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★4.5
もがきながらも〝独立〟していく女性たちを描いた短編集。
様々な年齢、場所、職業の女性たちが前向きに生きていこうとする姿に心を動かされました。苦しんで、もがいて頑張っているのは自分一人ではないと教えてくれるような1冊でした!
閉塞した日常に風穴を開けたり、様々な辛い過去と決別したりして、新しい人生をはじめる登場人物たちが凄く輝いて見えました。
お話一つ一つは短いし、あるお話では脇役だった女性が次のお話では主人公になったりと繋がりがあってすごく読みやすいお話でした∗*゚
Posted by ブクログ
人生はままならない。仕事、恋愛、結婚、子育て、病気、老後。自由を求めて独立する力、でも人は決して一人ではないし、自分の決心一つで再生できるのだと、そっと後押ししてくれる24の短編集。
『バーバーみらい』もっと長く読んでみたいと思った。
Posted by ブクログ
・一人一人の女性の生き方の短編小説
・1話完結で読みやすいんだけど、連続で読んだ時に話が繋がっていることに気づいて興奮。さらに最後に最初の方の話が繋がってさらにわくわく。
・心療内科の先生が母親の認知症を受け入れることへの葛藤や、親へは教科書通りの対応が出来ない戸惑いが凄く身近な話でしみた
・どの話もすっきりとか解決って感じではないけど、一人ひとりが勇気をだして自分なりの1歩を進んでいるのがいい
・自由になるためにそれぞれの色んなしがらみから独立するって意味なんだと思った。それは物理的社会的に限らず、精神的な自由がこの本のキーだと感じた。
・私は今不自由に感じていることはないけれど、どんな環境でも心だけは自由でいることを心がけたいと思った
Posted by ブクログ
いろいろな場面での「独立」をテーマにした短編集。私はてっきりアメリカの独立記念日について書かれた物語だと思っていた。実家から出て一人暮らしをするという分かりやすい「独立」から夫に先立たれたけれど、そろそろ前を向いて歩いていこうとする決意する精神的な「独立」まで、その種類は多種多様。24コもお話があるので、一気読みというよりは、気が向いたときに手に取って、というタイプの本かな。
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様々な状況にあり、それぞれ悩みを抱える女性たちが、それらから独立していく様子を描いた短編が23個収録された短編集。
登場人物たちが何かから独立していく様子は、ときには再び立ち上がるような強さを、ときには重荷を手放すような軽やかさを感じさせた。
状況や悩みが様々あるのと同じように、「独立」のあり方にも色々あることをそっと教えてくれる。
また本作では、1つの物語に登場した人物が次の話の主人公になっているのが特徴的。
自分は元々、作品ででてきた人物が別の物語に出てくるという構成は、世界観の繋がりや広がりを感じられて好きだ。
この作品は20以上の短編がバトンを渡すように繋がっていて、同じ世界で皆がそれぞれの人生の主人公であるということが伝わってくる。
そのため、最後の話でそのような点について触れられていたように思えた箇所があって、心が温かくなった。
自分の周りの人たちのその先にも、様々な繋がりが続いているのだということに、前よりも少しだけ思いを馳せることができた作品だった。
Posted by ブクログ
様々な境遇や立場の人たちが自分にとっての独立を描いた作品。
解説の「見えない共感で、自分と周囲の人をつないでくれる一冊」という言葉がこの本の魅力を表していると感じた。
独立というとなんだかとてもすごいことや大きなことのような気がするが、振り返れば、あれは私にとっての独立だったなと振り返れる出来事も転がっていることに気づけた。
ストーリーとして個人的に特に好きだったのは、缶椿と幸せの青くもない鳥。
気軽に読めるので、普段読書しない人にもおすすめな1冊だと感じた。
Posted by ブクログ
原田マハさんの本は「ここではないどこか」の日常をうつしだして、心を元気にしてくれる気がする。
独立って心を縛っているものから解放されること。私もこの世の常識と思われることに自分から合わせようとして囚われるんじゃなくて、本当に大切なことを忘れないで心を元気に保ちたい
Posted by ブクログ
様々な登場人物が抱える悩みや不安を、今の自分と重ねたり、重ねられなくても自分なら・・と考えながら読み進めた
結婚出産の話にグサリと刺されるような感覚になったり、人生の最期のお話には想像するだけで涙が出そうになったり(泣いてたかも)。
でも、全部まだ自分の人生には起きていないことであって、先のことをモヤモヤ考えるより今できることをやっていくしかないよなあとも思う
考えすぎて足踏みしているところからまずは進められるように
独立できるように
Posted by ブクログ
いろんな女性たちのささやかなで美しい独立のお話。
少しづつ人の人生が重なって繋がっているなぁと感じてそこもまた好きだった。
普通に生きていると、生活の中ですれ違った人の人生まで知ることはできないけど、小説の世界ではそれができて、ひとりひとりに人生があるって改めて気づかせてくれる。
-転がる石
「思い切ってやってみれば、けっこう想像もしなかったほうに、物事っていうのは転がっていくものですよ。」
「転がそうとして、あたしのほうが転んじゃうかもしれない」
「いいじゃないですか。転がってみれば?気持ちいいわよ。『転がる石に苔むさず』ってね。転がってるうちに、悪い運も落ちちゃうかも」
-独立記念日
「自由、になるんじゃない。独立、するんだ。ややこしい、いろんな悩みや苦しみから。」
「自由になりたいな。でも、自由ってなんだろう。その答えを求めて、ひさしぶりに今夜、本を開こう。ほんのいっとき、ささやかな「独立」を求めて。」
真嶋博史さんの本を私も読みたい
-川面を渡る風
「私たちはこうして、ひとりひとりつながっているんだ。ゆるやかなつながりの中で、はれば!と凜々しく独立していくんだ。」
最後のお話まで美しかった
Posted by ブクログ
心がなんかワクワク、あったかくなった。
月とパンケーキ
・まず箱を取り出す。茶器でも眺めるように、箱を三六〇度、あちこちから見回している。この時点で笑いがこみ上げてきた。
そうっとふたを開ける。壊れものでも取り出すように、慎重に、パンケーキを取り出す。
またもや全方位から眺める。うんうん、とうなずく。真上から見て、もう一回、二回、うんうん。
ありゃりゃ、なんとケータイを取り出した。写真撮影してる。こっちはおっと噴き出してしまった。
メープルシロップの瓶を取り出し、デスクに置く。ポケットからメガネを出してかけ、もう一度瓶を手に取る。表示を読んでいるようだ。
最後に、ナイフとフォークを取り出した。ひと組•••もうひと組あることに気づいて、おや、となっている。
工藤さんは、ふた組のナイフとフォークをデスクの上に置いて、腕組みをしてみつめている。いつまでもいつまでもみつめている。
そこまで観察してから、私は店の前を通り過ぎてT川に向かった。
川は広々と月を浮かべて流れている。
まん丸い月に、ふつふつと泡を立てて焼き上がるパンケーキが重なる。
そろそろ、誰かと一緒にキッチンに立ちたくなった。
「ねえ、そうしたって、いいでしょ?」
誰にともなく、囁いてみる。
もう、そうしたっていいよね。
明日の朝も、私はまたパンケーキを焼くんだろう。
いつか隣に立つ誰かのことを思い描きながら。
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それぞれの短編集の登場人物が、繋がりあっている物語構成が好き。人と人の間接的な繋がりを感じられて、温かい気持ちになるから。それに、側から見れば恵まれていそう、幸せそうに見える人にも、違う角度から見たらそれぞれ苦労や悩みがあるという、深さに気づかされるから。
それぞれの意味合いで「独立」にまつわる短編集。「独立」って別れと隣り合わせな気がした。そして、別れの先には始まりがあるよなと。
Posted by ブクログ
各物語の主人公がそれぞれが直面している状況からの独立・自立を共通テーマとした、ちょっと切なかったり、ほろ苦かったり、ほっこりしたりする24作品の短編集。前の物語にさりげなく登場した人物の人生が次の物語となり、各主人公の人生が交差し次々つながり最後は色々なご縁で輪になっていく構成は秀逸。
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短くサクッと読める。昼休憩に読むのにぴったり。すごく感動したのもあれば、なんじゃこれみたいな話もあった。でも、全体的に女性が自分と向き合って、前を向いて生きていこうという感じでとてもよかった。短編同士は繋がってたり、単体だったり。
『バーバーみらい』と『この地面から』
漫画家と理髪店のおばあさんとその孫娘(漫画家志望)のお話。
『魔法使いの涙』と『名もない星座』は面白かった。
Posted by ブクログ
色んなシガラミから、解放されたい!でもそう簡単にはいかない、、という思いを抱えながら生きている人って、きっといっぱいいるんだろうな。これからは、そんなシガラミの中から、少しずつでも出来る小さな独立を見つけて、それを積み重ねて、自分のことも大事にして生きていきたいなと思います。
Posted by ブクログ
何かから独立する、自由になる、自立していくというストーリーは好き、でも女性が大体しんどそうで短編集が故、入れ替わり立ち替わりしんどい人たちが出てくるのがなんともいえなかった、まあその背景があるから独立していくんだけど、、
Posted by ブクログ
転職を決意してのタイミングで読めてよかった。
この選択は間違ってなかったと勇気をもらえた一冊。
主人公の年齢・ライフステージは様々だが、両手に塞がったものを手放すのに年齢は関係ないと言われている気がした。
両手を自由にしない時新しいものも掴めないのだ。
Posted by ブクログ
さまざまな環境でその呪縛から自由になるために奮闘する人たちを描いたオムニバス。それぞれの短編は、どこかで緩やかに繋がっていて、最後にはほんのりと繋がっていくテクニカルな作品。良いとは思うのだけれど、僕にはそのテクニカルなところで、いまいち入り込めなかった。
かなり短め&多めの短編集
一つ一つは、ほんのりほっこり。それをたくさんたくさん重ねた短編集です。
ひとつの話が短くて読みやすいので、スキマ時間に少しずつ読みたい時には良いかもしれません。
が、「今日は読むゾー」って日に連続で読んでると飽きます。