あらすじ
私、小澤雄也は本書の編集を手掛けた人間だ。
収録されているテキストは、様々な媒体から抜粋したものであり、
その全てが「近畿地方のある場所」に関連している。
なぜこのようなものを発表するに至ったのか。
その背景には、私の極私的な事情が絡んでいる。
それをどうかあなたに語らせてほしい。
私はある人物を探している。
その人物についての情報をお持ちの方はご連絡をいただけないだろうか。
※単行本とは内容が異なります。ご了承ください。
感情タグBEST3
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現実に起きた怖い出来事が、感覚的に理解できるように何かしらの怪談として整理され、尾ひれはひれついて、別の怪談として引き継がれる。
そこに宗教要素が絡んでしまってどう転ぶか。
現実にも同じようなことは起きているかもしれない。
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途中まで読者も呪われたとか言うんじゃないだろうな? とビクビクしながら読んでたら。逆手に取られた気分。
二つの事件が交差して、悲劇を生む。
怪談の資料から徐々に怪異に迫り、真相が明らかになる......が瀬野と小澤の話からして、怪異が本当なのか怪しくなり、これは単なるホラーミステリなんかじゃなくて読者からそう遠くない身近な話なんだよっていうのを突きつけられた。
ホラーを通して哲学を語った。
背筋さんへのインタビューでホラーを通して生を考える的な話を聞いた。この作品もそういう解釈でいいのかな。
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●●●●●特有のジメッとした物悲しい雰囲気を一見バラバラのはずのエピソードで統一されて伝わるのが、語り部の意図とよく合わさり一気にはまってしまいました。
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ネットで読んでましたが、小説版は映画のノベライズになるのかしら。すっきりと読めました。
映画のほうも気になります。早く見たいなぁ。
見つけてくれてありがとうございます。
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自身初めてのホラー小説でした。詰まることもなく4日ほどで読みきれました
本屋の手に取りやすい箇所にあり、紅い表紙と映画化の帯で手に取りました。文庫版を読みました
普通の構成がどうかは分かりませんがピースを集めていくと...おぉ!といった感じで読み進めました
夜に真っ暗な状況で読むのが楽しかったです。
怖かった...‼︎というよりはむしろ切ない気持ちになりました。小説の言葉のチョイスは面白いです。良き作品、作家さんに出会えました。
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「泣けるホラー」とまでは行かないが、悲しくてやるせない話だった。
当初期待していたようなストーリーとは異なっていたものの、とても面白く読んだ。
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近年、大ヒットしたホラー小説。私は基本的に単行本は新品では買わないのでいたら文庫版が出たのでこちらを読みました。せっかくの袋綴じも開いてません。 自ら本を傷つける事に抵抗があって。 実は100ページ辺りで飽きていました。 でも読み進め、最後辺りのホラー作家の話から真相へ続き一気に読み進めました。 怪談、怪異話は死んでる人がいる、怖いけれど悲しいんですよね。語るのは弔いかもしれません。話はかわりますがメキシコは 死者の日で死者を明るく祝うんですよね、人は死んでその事も忘れた時、人はもう一度死ぬとか。
ここまで読んでくださりありがとうございます
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2026年1冊目!
赤い女、、、
山へ誘うモノ、、、
もう、このフレーズだけで怖くない?
文庫本は単行本とラストが違うという訳で再読。
なるほど、、、
どこが変わっているか、、、、
わからん!!
だいぶ、忘れとる!!
でも、断片的な怪異が繋がっていくこのゾワゾワ感がたまらない、、、、が、
怖さでいうと単行本の方が怖かった気がする、、、
文庫版は物語として繋がりすぎな気が、、、
単行本はもっと、不条理で理不尽な感じが得体の知れない恐怖をだしてた気がする。
わからないって怖い。という事はわかれば、、、、
いやそれでも怖い!!
しかし、その怖いとは別に悲しいという感情が付け足されるんよね。文庫本は。それが若干恐怖を薄めたのかな?
さいごまで、よんでくれてありがとうございます
Posted by ブクログ
4.4
主人公達の取材しているインタビュー感やネット記事仕立ての書き方が、今まで読んだ事がない文章構成で楽しめた。
内容自体も次を読みたくなる上に最後まで分からない展開もとても楽しめた。
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近畿地方のとある地域に存在する「●●●●●」に関する、怪談・掲示板の書き込み・過去の取材報告といった断片を繋ぎ合わせて、この場所に関する不可解な失踪や怪異現象を調査していくというホラー小説。
1つ1つの断片も長くならずにとても読みやすいし、中盤まではホラー要素もしっかりしていてとても楽しく読めた。(2-3日ですっと読めるし、先が気になりつい読んでしまう)
後半にかけてはやや失速感があるものの、全体的にはホラー好きな方にはおすすめ。
単行本と文庫では結構内容が異なるらしい。また漫画や映画にもなっているので気になる媒体で楽しんでほしい。
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映画は観れていませんが、予告から気になって読んでみた作品。
ホラーをあまり読まないのでこういった形式が普通なのかは分かりませんが、ただ怖いだけの内容ではなく、ストーリーがしっかりとあったというのが驚きでもあり、良いと思う部分でした。
単行本版と内容が異なるようなので、どのように異なるのか気になるので、そちらも読んでみたいと思います。
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書籍版を読んだのが妊娠前で、この文庫版を読み終えたのが出産後。書籍版と文庫版で多少の内容の違いはあるものの、やはり妊娠前と出産後に読むのでは話の捉え方が大きく変わってくる作品だ。
怪異に関するアーカイブはほぼ変わっていないが、「近畿地方のある場所について」のパートは全く別の世界線として見た方が混乱はないかも。
子供を亡くした経験がないとは言え、私も母となった今、作中に登場する赤い女の執念が分からなくもない。たぶん私も同じことするかもとか考えた。
特にこの文庫版で印象に残っているのは、一番最後のアーカイブ。幽霊屋敷となったお札屋敷で、赤い女と了君(の姿をした化け物)が共に手を繋いで空を見上げているシーン。赤い女は、亡くなった夫とは死後も再会することは出来ず、本当の息子とも再会できなかったが、息子に良く似た化け物を生み出した。彼女はそれでも幸せだったのではないだろうか。命を喰らう息子の姿をした化け物を育てるために、怪異を拡散させ続ける赤い女は生者からしたら厄介極まりない怪異だが、赤い女が生前出来なかった育児の続きを自らも怪異となりながらも続けている状況を考えると同情も共感もしたくなる。
登場人物の瀬野も最終的に行方不明となったが、怪異となった母や弟の姿をした化け物と再会できたのか、そして家族としてやり直すことができたのだろうか。
そんな風に読後にしんみりと考えさせられた作品だった。
Posted by ブクログ
同じ本とは思えないくらい、内容が違う気がする(単行本の方は手放してしまったので詳細はよくわからないが)。
とにかく読みやすいし、わかりやすい。
単行本の方の得体の知れない、わけのわからない怖さが好きな人もいるだろう。
私はこちらの方が良かった。ただ、陳腐なドラマに落とし込んでしまったなあとも感じた。逆に言えば、背筋さんはちゃんと小説家だったんだなと。ほかのモキュメンタリーを書く作家さんがどうだかはわからないけれど、不穏な情報だけ羅列して結論というか真相を見せないのは、やはりダメだと思う。そういう考え方がそもそも古いのかもだけど。
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単行本との明確な違いは語り手(視点)だ。
単行本で明かされなかったホラーの真相なども明らかになったりして、両方読んだからこそ楽しめる部分が多い。(読まなくても面白いはずだ)
ホラー要素は単行本よりも薄れ、登場人物の心理描写が詳しく描かれていた。
最後のドンデン返し的なミステリー小説テクニックも面白かった。
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ふつふつと怖さが湧き上がってくるようなホラーでした。一つ一つは短い、なんてことのない話なんだけど、数打てば⋯というところでしょうか。まるで、そっち系のサイトをずっと見ていて気分が悪くなるような。
最後のお話で救われた感じがしました。
「怪談」がテーマなのかな。幽霊や怪奇現象は人が創り出すものという観点では、見えないものが見えるような気がしてしまう→幽霊を見る、死にたくなる→自殺など、人の意識が怖い結果として現れてしまうのかなと思いました。
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モキュメンタリー構成で様々な視点からストーリーを回収していく面白い構成だった。後半は恐怖より悲しみと切なさの方が勝った
『幽霊を見てしまうのは、死んだ人がいるからだいうことをどうか忘れないでほしい。』
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単行本の方はとにかく説明がなく終始不気味で怖い。
文庫版はストーリーがしっかりしており"小説"って感じ。
どちらも好きですが、とにかく怖い方が好みの方は単行本をおすすめします。
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本ツイで綿矢りささんがお勧めしてたので気になって購入。
2ちゃんねるのスレ見てるみたいで、
なんだか懐かしい気持ちになった。
初めは噂話程度の怪談話が後半になるにつれて
現実味が増していって面白かったです!
がっつり読書した感はあんまり無いです!笑
なのですぐ読み終わります!
先日、生駒山の夜景を観に行った際に、
もしかしてここが近畿地方のとある場所やったりしてな!って、冗談で言ってたけど、
ネットで調べてみたら生駒山あたりでは?と噂されているそう。
私的には、滝畑あたりかな?って思ってたけど!
思ってたよりホラーではなかったけど、
新鮮な読書時間でした!
怪談話は実際に起きた可哀想な事件を元にその人が感じた恐怖心が生み出して語り継がれていき、どんどん時代に合わせて変化していくものなのかなと思いました。
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めっちゃ怖かった…
フィクションだよね?と思いながら読み進めました。
最後に、通常版と文庫本とでストーリーが違うとのことが記載されてたので、通常版も気になります。
飛び飛びの情報で自分の頭のなかで整理しないといけないところが色んな予想妄想を引き立てるためなんだろうなとおもいました。
読み終わったあと怖すぎて夢見たよー
映画も気になります。
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インタビューやネット掲示板、雑誌記事などがメインストーリーの合間に入るが、一見関係性のない話が結末向けてに収束していくホラーでした。
個人的にはカルト宗教が好きなので(私自身は無宗教だが笑)、話に途中から絡んできた時はアツかったです!笑
最終的に胸糞展開で終わるわけではなくて、伏線を回収して感動エンドで終わるので読後はスッキリ感があります。
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久しぶりに、最近のホラーというものを読んだ。ホラーならば後味が悪いだろうと覚悟していたが、悪すぎるということはなく、面白かった。また読み返したい。
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とても読みやすく、普通の小説とは違って色々な体裁が施されていてホラーの世界に没入できた。ホラーと宗教の組み合わせは相性が良く、納得感もあったものの、どこか既視感を感じてしまう部分も否めなかったです。とはいえホラー小説として完成されているので読んで損はないと思う。
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怖かったー!
なんか解明されてた。
最初、小澤さんが出てきたから単行本の行方不明の人かな?と思ったら違う人なんですね。漢字が違う。
悲しい物語になるのかな………
ちょっとよくわからないが、不気味。
Posted by ブクログ
上條一輝さんの『深淵のテレパス』が面白かったので、ホラー繋がりで読んでみた。
こちらは終盤までがっつりホラー。
怖い話が並ぶ。
終盤は伝承文学。
大学の伝承文学の授業で口裂け女とかをやったのを思い出した。授業の入り口と似た内容。
構成とか色々凝っていて小説として変わり種だと思う。ヒットしたのも分かる。
でもホラーが苦手な私からすると普通に怖い話が沢山…。絵とか写真はやめて欲しい…。
早く読み終えろー!と気合いで読みました(苦笑)