作品一覧

  • 空に浮かぶ密室
    5.0
    1巻2,750円 (税込)
    黄金期愛好家に捧げる本格。『死と奇術師』に続く第二弾! 1938年、ロンドン。銀行支配人のドミニクが稼働中の観覧車で射殺された。疑いは妻のカーラに向き、無罪の証拠探しを若き弁護士エドムンドに依頼する。しかし彼自身も密室殺人事件に巻き込まれ。元奇術師の探偵スペクターの推理が冴える黄金期オマージュ本格!
  • 死と奇術師
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    1936年、ロンドン。高名な心理学者リーズ博士が、自宅の書斎で何者かに殺されているのが発見された。現場は密室状態。凶器も見つからず、死の直前に博士を訪れた謎の男の正体もわからなかった。この不可能犯罪に、元奇術師の探偵ジョセフ・スペクターが挑む。読者への挑戦状付きの本格ミステリ/紙書籍版は15章からエピローグが袋とじ部分になります

ユーザーレビュー

  • 空に浮かぶ密室

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    銀行の支配人が観覧車のゴンドラで射殺された。ゴンドラには被害者と妻のみと言う状況。逮捕された彼女の弁護を担当するイブズは遊園地で目撃された片足を引きずる謎の男を探し始める。そんな中イブズが観ていた“教授”と呼ばれる奇術師のショーで第二の密室殺人事件が。更にイブズと2人で部屋にいた“教授”が殺害されイブズが逮捕される。

    『死と奇術師』の続編。密室殺人事件、強盗事件、足を引きずる謎の男などなど魅力的な謎がたくさんで読んでいて楽しい。グレート・マーリニのようなスペクターも良いキャラだしもっとシリーズを読みたいな。

    0
    2025年11月27日
  • 死と奇術師

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    高名な心理学者アンセルム・リーズ博士が殺害された。現場は完全な密室状態。事件直前、博士を訪ねてきた謎の男。容疑者には博士の3人の患者。フリント警部補は元奇術師の探偵ジョゼフ・スペクターに捜査の協力を求めるが、容疑者の1人が住むマンションのエレベーター係が密室状態で殺害され、フリント警部補は何者かに銃撃される。

    リーズ博士の事件の状況がなんとなく『三つの棺』のようだった。事件の展開もグレート・マーリニのようなスペクターも魅力的で好み。事件の真相も良く出来ていて感心。続編と『帽子から飛び出した死』を読みたくなった。

    0
    2025年11月19日
  • 死と奇術師

    Posted by ブクログ

    丁寧に書かれた謎編と袋とじの解決編に分かれる。
    難解な密室殺人をテーマにしていて、謎解きも、各登場人物も面白かった。

    0
    2023年09月08日
  • 死と奇術師

    Posted by ブクログ

    やっと全て読めました。事件編のみを先読みで読ませていただいていました。それで推理するのですが、全くの大はずれ。これだけミステリー読んでるのにがっかり、、。記述を全て活かしてすっきりと終わっていました。こんなにうまくいくの?と若干の懸念はあるものの、スペクター、見事です。湯川先生か古畑さんか、っていうくらいです。またお目にかかりたいです。

    0
    2023年06月03日
  • 死と奇術師

    Posted by ブクログ

    『死と奇術師』トム•ミード

    楽しかったー!!

    娘の習い事の待ち時間、ふらっと本屋に立ち寄り
    ボーッと眺めてた新刊コーナー。

    一冊だけ、小説なのに変わったポケットサイズに
    透明ビニールカバーのかかった本が…
    『なんだろ?この本?』
    手に取ると、本の帯にイギリスのミステリーとの紹介が。しかも、解決編が赤い袋とじになってるぅぅぅー!!
    『なにっ?この本?すごく気になるっ!』
    娘のお迎えの時間までしばらく悩みに悩んで、買ってしまいました…。

    本格ミステリ…よく分からないのですが、読んでる途中わくわくしっばなし。
    そして、最後の解決編、
    赤い袋とじに、『名探偵ジョセフ•スペクターが導き出した答え

    0
    2023年05月18日

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