トムミードのレビュー一覧

  • 空に浮かぶ密室

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    ★5 古の本格ミステリーここにあり! 聞き取り、現場検証、推理考察が楽しすぎた~ #空に浮かぶ密室

    ■あらすじ
    1930年代のイギリス、弁護士のイブズは依頼人に合うために刑務所に向かっていた。容疑者の名前はカーラ、彼女は観覧車の中で銀行支配人である夫を殺害したらしいのだ。事件の目撃者に聞き取りを行うも、重要人物の手がかりはつかめない。

    その後イブズは、自身の趣味である奇術ショーを観劇に行く。なんと舞台上で新たな死体が発見され…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 伝統的な古の本格ミステリーを楽しみたい方、この本ですよーー! 前作『死と奇術師』に続く、奇術師ジョゼフ・スペクターシリーズの第

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    2026年02月02日
  • 空に浮かぶ密室

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     殺人事件は3つ。2番目は厳密には密室とは言えないかもしれないが、どれも閉ざされた空間で起こっている。
     この作品は、犯人当てよりも、どのようにして殺人が行われたか、というように「どのように」というプロセスの解明が求められているようだが、これはさすがに難しい。随所に細かい工夫がされていて、見抜くのは至難の業だと思う。ただ、犯人は、再読すると、ある程度推測がつくように思う。前作の方が、衝撃は大きかったが、この作品もかなり凝っていて、解決への伏線がたくさんはられている。読んでいて、長い時間推理を楽しむことができる作品である。

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    2026年01月06日
  • 死と奇術師

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     見事に騙されました。本文を2回慎重に読み、2つの仕掛けはわかりましたが、誰が行ったかまでは最後までわからずの状態でした。さらに、いちばん重要なところは、まったく予想せずです。一部、強引なところも見受けられますが、許容範囲ではないでしょうか。解答編袋とじは、伊達ではありませんでしたね。
     ただ、内容を理解したり、推理したりするには、海外の事情と、部屋の配置図があったほうが良かったと思います。最後の説明では、これがないとやはり推理は難しいかなと思いますね。
     それでも、とにかく、とても楽しめた1作でした。こういう作品がもっと出てきてほしいですね。

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    2025年12月11日
  • 空に浮かぶ密室

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    ネタバレ

    銀行の支配人が観覧車のゴンドラで射殺された。ゴンドラには被害者と妻のみと言う状況。逮捕された彼女の弁護を担当するイブズは遊園地で目撃された片足を引きずる謎の男を探し始める。そんな中イブズが観ていた“教授”と呼ばれる奇術師のショーで第二の密室殺人事件が。更にイブズと2人で部屋にいた“教授”が殺害されイブズが逮捕される。

    『死と奇術師』の続編。密室殺人事件、強盗事件、足を引きずる謎の男などなど魅力的な謎がたくさんで読んでいて楽しい。グレート・マーリニのようなスペクターも良いキャラだしもっとシリーズを読みたいな。

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    2025年11月27日
  • 死と奇術師

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     奇妙な絵画の盗難事件と不可解な密室殺人事件、元奇術師の私立探偵に誰もが怪しく見える容疑者達という王道という言葉が相応しい本格ミステリーで、カー作品を彷彿とさせる雰囲気や『読者への挑戦状』、袋綴じの解決編など黄金時代の本格ミステリーが大好きな人間には堪らない作品だった。

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    2026年01月25日
  • 空に浮かぶ密室

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    『死と奇術師』に続く2作目。多重解決ものの見事な作品。袋綴じこそ無いものの、「読者への挑戦」はある。そこかしこに怪しいと思う描写はあるものの、説明されてやっとああここで生きてくるのか~と気付くのであった。名前のアナグラムはなぁ~違和感はあるけれども、ちょっと難しいとしか言えない。まだ、続きが書かれているとのことなので、是非読みたい。

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    2026年01月07日
  • 死と奇術師

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    不可能犯罪。なんて魅惑的な響き。コンパクトで容疑者の数も少ないのに、全てがうまく噛み合っていて、無駄無く仕上がっている。

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    2025年12月27日
  • 空に浮かぶ密室

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    1938年のロンドンが舞台、連続密室殺人事件に居合わせた若き弁護士イブズが犯人として逮捕される。警視庁のフリント警部補から絶大な信頼を持たれる元奇術師のスペクターが探偵として事件を暴く。奇術師探偵シリーズ2作目。奇術の舞台を観てるかの様に、鮮やかに不可能な犯罪を解き明かすのが面白かった。

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    2025年12月05日
  • 死と奇術師

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    ネタバレ

    高名な心理学者アンセルム・リーズ博士が殺害された。現場は完全な密室状態。事件直前、博士を訪ねてきた謎の男。容疑者には博士の3人の患者。フリント警部補は元奇術師の探偵ジョゼフ・スペクターに捜査の協力を求めるが、容疑者の1人が住むマンションのエレベーター係が密室状態で殺害され、フリント警部補は何者かに銃撃される。

    リーズ博士の事件の状況がなんとなく『三つの棺』のようだった。事件の展開もグレート・マーリニのようなスペクターも魅力的で好み。事件の真相も良く出来ていて感心。続編と『帽子から飛び出した死』を読みたくなった。

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    2025年11月19日
  • 死と奇術師

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    丁寧に書かれた謎編と袋とじの解決編に分かれる。
    難解な密室殺人をテーマにしていて、謎解きも、各登場人物も面白かった。

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    2023年09月08日
  • 死と奇術師

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    やっと全て読めました。事件編のみを先読みで読ませていただいていました。それで推理するのですが、全くの大はずれ。これだけミステリー読んでるのにがっかり、、。記述を全て活かしてすっきりと終わっていました。こんなにうまくいくの?と若干の懸念はあるものの、スペクター、見事です。湯川先生か古畑さんか、っていうくらいです。またお目にかかりたいです。

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    2023年06月03日
  • 死と奇術師

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    『死と奇術師』トム•ミード

    楽しかったー!!

    娘の習い事の待ち時間、ふらっと本屋に立ち寄り
    ボーッと眺めてた新刊コーナー。

    一冊だけ、小説なのに変わったポケットサイズに
    透明ビニールカバーのかかった本が…
    『なんだろ?この本?』
    手に取ると、本の帯にイギリスのミステリーとの紹介が。しかも、解決編が赤い袋とじになってるぅぅぅー!!
    『なにっ?この本?すごく気になるっ!』
    娘のお迎えの時間までしばらく悩みに悩んで、買ってしまいました…。

    本格ミステリ…よく分からないのですが、読んでる途中わくわくしっばなし。
    そして、最後の解決編、
    赤い袋とじに、『名探偵ジョセフ•スペクターが導き出した答え

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    2023年05月18日
  • 死と奇術師

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    袋綴じですぜ親分、ぐひひひ
    (嫌われてる方の親分についてる岡っ引きのイメージで!好かれてる方の親分に対する妬みや対抗心から町人たちにつらく当たってしまうけど実は情に厚く、今回も夫が殺されて幼い娘と二人残され悪人たちに付け狙われる後家さんを助けるため奮闘するが、実力不足で悪人たちに取り囲まれたところを好かれてる方の親分に危機一髪で助けられ、美味しいところを持っていかれた上にほのかな恋心を持っていた後家さんは親戚筋を頼って江戸を離れることになり、町人たちには「あの野郎が人助けなんてするもんか」と信じてもらえないが、最後の最後に母娘を見送った峠で最初は嫌われていた幼い娘に「親分ありがとう」と一輪の野

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    2023年05月18日
  • 死と奇術師

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    ネタバレ

    楽しかった!もちろん真相なんてさっぱりわからなかったけれど。袋とじの中を読みながら、えぇ?!そんなの読者に分かるー?嘘でしょ〜??と思いつつ、久しぶりに黄金時代と呼ばれる英国ミステリの雰囲気を楽しめたのでどうもありがとう次作の翻訳も楽しみにしております。

    あとこれ千街さんの解説が好きだな。

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    2023年05月13日
  • 死と奇術師

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    【解決篇袋とじ】黄金時代の本格ミステリーを楽しもう! あなたは密室殺人事件が解けるか #死と奇術師

    ■きっと読みたくなるレビュー
    まず、こんな本格ミステリーを体験させてくれたことにお礼を言いたい。
    密室殺人、不可能犯罪、怪しい容疑者と背後に見える秘め事、タレント性抜群の名探偵。そしてなんといっても、袋とじの解決篇ですよ。こんなのワクワクが止まらない。

    実際に読み進めてみると、期待通りのプロットが展開されます。かつて私が若かりし頃のミステリーがそこにあり、夢中になって読み漁っていたのを思い出しました。

    本書はミステリーに対する「潔さ」が素晴らしいんです。
    強引に社会性を入れたり、無理な動機

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    2023年04月30日
  • 死と奇術師

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    ネタバレ

    トム・ミードの初翻訳。
    解決編は袋綴じで、早川書店さんの本気が垣間見える(ポケミスがあんなに平積みされてたの初めて見ました笑)。

    舞台は1930年代と、いわゆる黄金期。密室で首を切られた博士の死体が発見される。いかにして犯人は密室から消えたか。また、直前まで博士を訪問していた謎の男。外連味ある不可能犯罪に挑むのは引退した年齢不詳の奇術師スペクター。読者への挑戦に加え、解決編が袋綴じになった作品。

    よくぞここまでカーの作品に寄せたなと笑!
    正直、全体としては面白いけど残念な時のカー作品のよう。それでも楽しめたのは、なんとなくみんな推理できる、そのちょうどいいレベルにあったんじゃないかなと。

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    2023年04月21日
  • 空に浮かぶ密室

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    SL 2026.1.29-2026.1.31
    「探偵小説の黄金時代へのオマージュ」というだけあって、現代の作者の作品というより古典作品のような雰囲気を持つ。
    読者への挑戦、フェアプレーというけど、真相は時代的な考慮が必要で、なかなかに難しい。
    それだけ楽しめたのですが。

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    2026年02月01日
  • 空に浮かぶ密室

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    ネタバレ

    読者への挑戦がはさまれているが、これで解決までたどりつくのは無理。解決編もつっこみどころ満載で、まさに不可能犯罪!と言いたくなった。読書会で挙げていったら楽しいかも。
    …と細かいことは言わずに、派手な黄金期オマージュを楽しむのが正解なのかも。

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    2026年01月07日
  • 死と奇術師

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    雰囲気としては昔ながらのミステリーという感じで好きな作品だった。殺された精神科医と3人の患者を中心に物語が展開されるが、それぞれが事情を抱えており、新事実がどんどん判明し誰もが怪しげに思える中で、複雑な要素が絡み合い一つの答えに収束していく過程は非常にわくわくした。


    だが、肝心な密室トリックの鮮やかさに欠け、むしろなぜ事件がここまで複雑になったかの原因の方が面白かった。なので、★3か★4かで迷ったが、色々と偶然の要素が多かった気がするので★3で留まった。

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    2026年01月01日
  • 死と奇術師

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    ミステリ。密室。
    奇術師が探偵役を務めるミステリ。
    一定の水準の品質はあると思うが、どこかインパクトが欠ける印象。
    不可能犯罪の解決シーンって、もっとカタルシスがあるものじゃなかったっけ?自分が慣れただけか?
    とはいえ、全体的な雰囲気は好きだし、フリント警部補のキャラクターが意外と親しみやすく、普通に楽しめた。

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    2025年05月29日