皇后の碧

皇后の碧

1,980円 (税込)

9pt

少女ナオミは、風の精霊を統べる皇帝から「私の寵姫の座を狙ってみないか?」と突然誘われる。皇帝の後宮には皇后と愛妾がおり、彼の胸には皇后の瞳の色に似ている緑の宝石を選び抜いた首飾り「皇后の碧」が常に輝いていた。訝りつつ己が選ばれた理由を探るうち、ナオミは後宮が大きな秘密を抱えていることに気づくが……。

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皇后の碧 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    想像よりずっと面白く大好きな世界観。火竜に家族を焼かれ孔雀王に拾われ鳥籠の宮で女官として生きるナオミが蜻蛉帝に召されたところから物語が始まる。巣の宮の謎などミステリ要素もあり、ナオミが機転を利かせて動いたりまじないを覚えたり植物を愛でたり、精霊たちの物語に浸り没頭する時間がとても楽しく至福。冷徹で残

    1
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    前作 八咫烏シリーズはかなり好きで、ずっと文庫化を待ち、読んでいた
    そろそろ完結のはず

    テレ東「あの本読みました?」阿部智里さん回を観た後、ついつい文庫まで待てず買ってしまった
    「皇后の碧」

    ファンタジーが苦手という方もいるでしょう
    良質なファンタジーは巻を重ね読み進めてゆく程に
    奥が深いと思う

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    八咫烏シリーズから応援している阿部千里先生 新シリーズになる!?

    新たなファンタジー世界
     凄く面白かった。え〜え〜!!!一人で声を出しながら読み終えました。いろいろ謎が多くて、続編を早く読みたいです。

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    土、風、火、水の精霊がいる世界の後宮ミステリファンタジー。あらゆるものが好きすぎる。世界観も、出てくる精霊も、展開も、良すぎてがっつりこの世界にのめり込んだ。どんどん印象が転がって最後でもやっぱり転がりもっと深く知りたくなる。続編、番外編を期待するくらい好き

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    表紙のイケメンが孔雀王だと思ってた、、良かった…
    一冬考えるだけで、そんな賢い考えになるなんて、すごい、違和感も逃さずにいて、成長してるナオミも素敵
    アニメ化希望だぁ

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    ツンデレの暴君に見初められる、ありふれたシンデレラストーリーかと思いきや、多層になった真実が明らかになっていく終盤にかけて、尻上がりに面白くなった。

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    4つのエレメント、宝石、精霊、ドラゴン、蟲…
    ファンタジー好きにはたまらない世界観が堪能できるうえ、種族や性別、身分への見識もかしこまらずに主人公と一緒に考えられる そんな読みやすさも◎。
    八咫烏シリーズの作者らしいラストの展開も期待通りで大満足な一冊でした。本棚に面陳したくなる細やかで美しいイラス

    0
    2025年09月23日

    Posted by ブクログ

     田舎で育った少女が宮殿に出て、やがて皇后の候補に・・・という単純なシンデレラストーリーを、阿部智里先生が書くはずもなく、誰が味方か、味方か敵かの、ワクワクする展開です。ぜひ、シリーズ化を 

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    自分には本当に思い付かない結末。とても面白かった。
    "優しい"行為は悪いこととは思いにくいけど、人の尊厳を踏みにじる行為は争いを生んでしまう。どう行動することが正しいのか、本当に難しいと思う。

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ

    「風」「火」「水」「土」という四大元素をもつ精霊たちが主役です。
    作者によると「アール・ヌーヴォーを自分なりに解釈した世界に辿り着いた感じ」だそうです。

    そう知るとなるほどと思う美しさが全編に散りばめられていて
    よく考えられたストーリーであると共に
    その場面を頭に描きながら読むのも楽しかったです。

    0
    2025年11月08日

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