【感想・ネタバレ】皇后の碧のレビュー

あらすじ

少女ナオミは、風の精霊を統べる皇帝から「私の寵姫の座を狙ってみないか?」と突然誘われる。皇帝の後宮には皇后と愛妾がおり、彼の胸には皇后の瞳の色に似ている緑の宝石を選び抜いた首飾り「皇后の碧」が常に輝いていた。訝りつつ己が選ばれた理由を探るうち、ナオミは後宮が大きな秘密を抱えていることに気づくが……。

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Posted by ブクログ

本の中でファンタジーミステリーが、1番好きかもしれない。
でも、そのジャンルを読んだのは久しぶりな気がする。

火竜の襲撃により両親を亡くした少女ナオミは、孔雀王ノアに助けられ、鳥籠の宮に住むことになった。
が、その後、さらに偉大な巣の宮の蜻蛉帝シリアスの元へ誘われることになる。

住み慣れた鳥籠の宮と比べて、ナオミが感じる巣の宮の暮らしは意外にも心地よかった。
しかし、一種の違和感もあり、それはどうやら蜻蛉帝の妻、皇后イリスにに関係しているらしい。

隠された真実をナオミがどう暴くのか、またその時何が起きるのか。

煌びやかで神秘的な精霊たちの世界へと導いてくれた小説。
読んでいる間、自分の周りの空間が澄んでいる気がした。

装丁も章ごとのデザインも素敵で、よりストーリーを盛り上げてくれた。

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

想像以上の美しい世界観でした。4つの元素の種族やら、契約やら、元素に還るとか。ワクワクしました。
主人公のナオミの強さに惹かれました。媚びない、自分で立つ、カッコいいなあ。
バラバラに見えたことがひとつに結び合わさるラストへの展開に、一気読みしてしまいました。
ラストの小話、ちょっと泣きそうになりました。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

前作 八咫烏シリーズはかなり好きで、ずっと文庫化を待ち、読んでいた
そろそろ完結のはず

テレ東「あの本読みました?」阿部智里さん回を観た後、ついつい文庫まで待てず買ってしまった
「皇后の碧」

ファンタジーが苦手という方もいるでしょう
良質なファンタジーは巻を重ね読み進めてゆく程に
奥が深いと思う
阿部作品は、広大で緻密な世界観が魅力的


主人公の成長物語だった今作
主人公は悩む!
平穏を守るためには、戦い、そして奪う事が、絶対必要なのか?

火の一族はドラゴンを使いこなす
主人公ナオミの両親は、その襲撃により命を落とす


「平穏を愛し、平穏を望んだ、そなたの家族は
その祈りだけで平穏をな暮らしを守れたか?」

「己の身を守るために、何者かに媚びねばならず、
我が身の行く末を決める自由も無く、いつ殺されるか恐れながらただ息をしていることを、生きているとは、決していわない!」

という皇帝シリウスのことば


前半はファンタジーでその世界観
後半は、息もつかせぬミステリー!

この先、どんな展開になってゆくのだろう

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全部読み終わるとなんかちょっと切ないなぁ。
その辺もっと深掘りしてほしかった。
代替わり後も含め。
この作者さんのお話上、多分あるだろうどんでん返しとタネアカシ。と思ってつい読んでしまっていたので、それにいたるまで今回ものすごくおもしろかった分、タネアカシまわりのことをもっと知りたかった。
続き出るかなぁー!
全員魅力的でした。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

八咫烏シリーズから応援している阿部千里先生 新シリーズになる!?

新たなファンタジー世界
 凄く面白かった。え〜え〜!!!一人で声を出しながら読み終えました。いろいろ謎が多くて、続編を早く読みたいです。

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2025年12月01日

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土、風、火、水の精霊がいる世界の後宮ミステリファンタジー。あらゆるものが好きすぎる。世界観も、出てくる精霊も、展開も、良すぎてがっつりこの世界にのめり込んだ。どんどん印象が転がって最後でもやっぱり転がりもっと深く知りたくなる。続編、番外編を期待するくらい好き

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2025年11月25日

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ネタバレ

風、水、火、土の精霊が暮らす世界。
八咫烏シリーズは和風だけど、こちらは西洋ファンタジー。
宝石や花々が出てきてとても綺麗な世界。
その美しき世界で問われる平和の価値観。

外に出ないとわからないこともある。
だけどもナオミが幸せだと思っていた両親といた世界も、その後の鳥の種族に拾われた世界も尊厳を踏みにじられていたとは。
それに気付いたナオミが切ない。
皮肉全開でノアにやり返したのは爽快だった。

フレイヤとティアが終盤一気に好きになった。
ぜひともシリーズ化してほしい。

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2025年11月16日

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ネタバレ

面白かった!
まさか蜻蛉帝がイリスだったとは。
最後ナオミの言った皇后さまの意味がわからなかったけど、ジョウがシリウスの皇后様だったって事かな?
雄同士ってこと?
まあイリスとナオミも雌同士だしね

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2025年10月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

八咫烏シリーズを読んでいる途中だけど、こちらも気になって先に読んでしまいました。

読み始めは美しいファンタジーですが、物語が進むにつれて謎だらけのミステリに!
後半の展開が凄まじく、あっという間に読み終えてしまいました。
それぞれの登場人物が抱える「秘密」。
ラストが一番衝撃的でした。

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2025年10月11日

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表紙のイケメンが孔雀王だと思ってた、、良かった…
一冬考えるだけで、そんな賢い考えになるなんて、すごい、違和感も逃さずにいて、成長してるナオミも素敵
アニメ化希望だぁ

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2025年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

平和の裏に隠された真実とは。謎が謎を呼ぶ、新次元の精霊ファンタジア! 少女ナオミは、風の精霊を統べる皇帝から「私の寵姫の座を狙ってみないか?」と突然誘われる。皇帝の後宮には皇后と愛妾がおり、彼の胸には皇后の瞳の色に似ている緑の宝石を選び抜いた首飾り「皇后の碧」が常に輝いていた。訝りつつ己が選ばれた理由を探るうち、ナオミは後宮が大きな秘密を抱えていることに気づくが……。

大きな秘密の真相にびっくりするお話。

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

 田舎で育った少女が宮殿に出て、やがて皇后の候補に・・・という単純なシンデレラストーリーを、阿部智里先生が書くはずもなく、誰が味方か、味方か敵かの、ワクワクする展開です。ぜひ、シリーズ化を 

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

初めての阿部智里さん。
たまたまSNSで某本の紹介番組で流れてきたのを目にして興味があり購入。実のところファンタジー小説は初めて。

土の精霊であるナオミが、風の精霊の王・蜻蛉帝(せいれいてい)の妾候補として赴くが、孔雀王が懸念していたのイリスの生存と蜻蛉帝が統べる『巣の宮』の謎も紐解くファンタジー

ナオミ自身、最初は萎縮しててもったいないなと思うところもあったけども、巣の宮の謎が紐解かれていくうちに、自身と向き合いながら蜻蛉帝と強く向き合う姿は逞しさを感じた。

「理不尽に奪われず、奪いもせずに生きていたいだけ。だが、尊厳は戦って勝ち取らなければならない。平穏を守るためには、戦わなければならないのだ」

蜻蛉帝はこういうが、果たしてみんなはそうなんだろうか。もちろん尊厳は大事な部分だのは理解できる。俗に言う矜持。だけど勝ち続けていかなければ本当に意味を持つのだろうか?

巣の宮・鳥籠の宮、周りのあらゆるところに生きる土・水・火・風・虫のそれぞれの精霊たちが、すべてが過去に味わった苦しみと向き合い、戦うことよりも相手と平穏に過ごすことを重きにおいてるのではないかと思う。
それは過去の戦争に負けて今に至るまで、同じようなことを繰り返さない思いを抱き今に至る自分たちと置き換えてみると重なる部分はあるのではないかなと思った。

初めてファンタジー系を手にしたが、読み応えがあったのですごく面白かったです。阿部さんの作品は他にもあるので読んでみたいと思いました。

ビジュアル化したら美しい光景が観られるだろうな。そんな淡い期待を添えながら…。

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2025年12月28日

Posted by ブクログ

自分には本当に思い付かない結末。とても面白かった。
"優しい"行為は悪いこととは思いにくいけど、人の尊厳を踏みにじる行為は争いを生んでしまう。どう行動することが正しいのか、本当に難しいと思う。

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2025年12月12日

Posted by ブクログ

「風」「火」「水」「土」という四大元素をもつ精霊たちが主役です。
作者によると「アール・ヌーヴォーを自分なりに解釈した世界に辿り着いた感じ」だそうです。

そう知るとなるほどと思う美しさが全編に散りばめられていて
よく考えられたストーリーであると共に
その場面を頭に描きながら読むのも楽しかったです。
謎を解き明かそうとワクワクしながら読みました。

続編ありかな?

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

世界観、それぞれのキャラクターが素敵
ファンタジーなのに、争いの問題点が現代の人種や民族の関わり方に通ずるところもあると思う
ナオミと同じ過程を辿って謎を解くことはできないが、驚きのラストまであっという間

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

読書家の友人から「阿部智里の新境地だと思う」と聞かされて読む。
正直、読んでいる間は、さほど・・・
ところが、来るんだな、最後に。
大どんでん返し。
やっぱり阿部智里。
そして友人の言う、新境地の意味も、ようやく腑に落ちる。

ネット上で、作者が「あたりあたりアール・ヌーヴォを意識した」と語っていた
なるほど、あの「碧」のネックレスは、そんな感じ。
アール・ヌーヴォを掘り下げていくと、こうなるのかと、
友人の言葉と合わせ、あらためて感嘆。

どうやらシリーズ化されるよう。
このキャラと設定なら、いくらだって物語が生まれそうだねw
そういう意味では「十二国記」っぽいかも。

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2025年10月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

描写が綺麗。
王道ファンタジーとミステリーのバランスがいい。
ミステリーとして売り出してないにも関わらず、伏線の貼り方や真相が明るみになっていく過程は王道ミステリーそのもの。
ジョウのことをなぜ皇后と呼んだのか分からなくて、ジョウって女性だっけ?って思っちゃったけど、なるほど、、「皇后は子を産むだけじゃなく、支える人」ね。
これ当たり前のこと言ってるかと思ったけど、たしかに「支える人」を別個として考えれば、男性も「皇后」と捉えることもできるね。
最後のページで、本当の気持ちに気づいてしまったシリウスが、自分が1番に受け入れられなくて、皆に横暴な態度をとったと思うとしんどいな、。
イリスに殺されたのもわざとかな?

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2025年10月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

概要に【「私の寵姫の座を狙ってみないか?」と突然誘われる。】って書かれていて、てっきり大奥的なドロドロを想像してました…。
阿部智里さんの烏シリーズは大好きなので、これも生き物の精、種族が出てくる、割と閉じた世界、後宮、と好きな要素が詰まってました。
同じような舞台だけど、ルートが違う感じ。主人公がその場その場で気づいて発言する様はなんとなく烏シリーズの主人公にも通じる感じがしました。これはけっこう構成する世界について細かく設定している感じがして、スピンオフもあったら読みたいと思いました。
種族の王様が、なぜ蜻蛉?とも思いましたが、そういえば肉食でしたね…。

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2025年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!読み進めながら女王蜂が出てくると予想していたけれどまさか蜻蛉帝がイリスだなんてびっくりした。
美しい世界観でワクワクしながら読み進めることができた。阿部智里さんの作品だから一筋縄ではいかないだろうと思いつつ最後に明かされた孔雀王の真実にやっぱり驚かされた。それぞれがそれぞれに守りたいものがあるんだろうけれど、種族が違えばわかりあうことは難しいのかな

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2025年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もうファンタジーはいいかなと思っていたけど、この方の書くファンタジーには特別な魅力があって引き込まれますね。色んな要素が散りばめられていて楽しみましたし思わぬ展開に驚いたし、その展開がとても好ましかった。特にイリスの正体や寵姫と思われてた2人との関係が同じ女性としてアツかった。いいですね。久しぶりに一気読みしました。

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2025年09月28日

購入済み

う〜ん……? 成る程。二重三重に層を成す秘密?謎?
 ファンタジーだね。そう思いながら読んでいたら、最後はそう来たか。今の時代に即した展開。アイデアは良い。でも、少し展開が力技というか……。もう少し説明があっても……。下手に場面を増やすよりも答えを明示する。敢えてそれを選んだのかも。でも望むなら、この先、少し加筆修正を加えて欲しいな。まだまだ、まだまだ良くなる。失礼を承知で。少しの加筆修正で上質な作品にきっと成る。

#深い

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2025年07月09日

Posted by ブクログ

本の装丁、文章ともに綺麗なお話でした。

ただ少し、内容が冗長的でテンポがイマイチだなあ、と感じてあまりのめり込めず…。ただ続きはちょっと気になるから頑張って読もうか、という気持ちで最終章まで漕ぎ着けました。
最終章は気持ちよく、いままで冗長的だった内容はここの伏線を回収するためか!と目が覚める思いでした。
面白かったし、次があるなら読んでもみたいけどあまりのめり込むまでには至らなかった作品。
ファンタジー冒険譚を期待していたこちらの落ち度のせいでもあります。

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2025年12月27日

Posted by ブクログ

皇后のってそういうことだったのか!とか。
毎度阿部さんのチームプレイとそれぞれの二面性の出し方が上手すぎて凄い。

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2025年12月27日

Posted by ブクログ

八咫烏シリーズを読んでる途中だが、「あの本、読みました」でのお話を聞いて読んでみた。う~ん、もう一つ入り込めなかったなあ。この手の話に多い、後半に入るまでネガティブ人間の主人公がどうも好きになれない。無駄に強がる必要はないが、あまりに自虐的だと引いてしまうわ・・・

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2025年12月25日

Posted by ブクログ

前半ファンタジーからの後半探索→結末の流れで、飽きずに楽しめた。

自分の想像力だとファンタジー部分の脳内イメージできないのが悔しかった、、

登場虫達の脳内イメージもクリアにできなかったから、助かった部分もあったかもしれない

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2025年12月15日

Posted by ブクログ

世界観が新鮮で、設定を追うのに駆け足で読んでしまいました 「元素に還る」がしっくりきてお気に入りの表現です 美しいと感じることを、問い直させてもらいました

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

ファンタジー過ぎて自分の想像力が追いつかない。挿絵が欲しい。唯一表紙の蜻蛉帝だけで他キャラクターの想像が難しい。
まじないがある世界ならなんでも出来てしまうので、謎解きは成立するのか?

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2025年11月07日

Posted by ブクログ

どんでん返しで私はすらすら〜と読めた。内容は薄いけどサクッと読めるので良かったです‼︎なんか、最初の入りが好きでそーゆーファンダージーかなと思っていたので色んな意味で覆されました。

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

最近のファンタジーは兎に角長いので、さくっと終わってくれるのは、それだけで珍しいし、内容は濃いのでそれなにり満足

ただ、どうしても風とか火とかのイメージよりも、虫や鳥のイメージに引っ張られるので、蜻蛉が最強なの?孔雀よりも強いの??としっくりこない部分もある

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

八咫烏シリーズの阿部さんによる新作ファンタジー
風の「孔雀王」に仕える、土の精「ナオミ」。彼女はふとしたことにより、悪名高き蟲の皇帝「蜻蛉帝」の第3愛妻へと見初められた。彼女の運命やいかに。

八咫烏は和風ですが、本作は洋風。「指輪物語」みたいな。。
ファンタジーなので世界観を伝えるのが大変です。そのため前半は説明が多くてなかなか進めません。しかし世界に慣れてきた後半は俄然面白くなってきました!これは続きも作れると思うし、将来的にはハリウッドで映画化してくださいませ。

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2025年10月02日

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