あらすじ
少女ナオミは、風の精霊を統べる皇帝から「私の寵姫の座を狙ってみないか?」と突然誘われる。皇帝の後宮には皇后と愛妾がおり、彼の胸には皇后の瞳の色に似ている緑の宝石を選び抜いた首飾り「皇后の碧」が常に輝いていた。訝りつつ己が選ばれた理由を探るうち、ナオミは後宮が大きな秘密を抱えていることに気づくが……。
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Posted by ブクログ
最後の最後の最後にあー!
となるやつ。
八咫烏シリーズは2冊目くらいまでしか読んでないと思うんだけど、この作者さんすごい人間の奥の奥の汚いと純粋無垢の境目を描くのがとてもお上手で考えさせられる。
蜻蛉帝はいい人なんだろうな、と思ってたから、え!!だからかぁ!!!となった。
でもシリウスも完全な悪という感じでもないのが最後の最後に分かり、てか、え、最後なに?BL?
ってなったのはわたしが腐女子だからでしょうか。
でも、後から冷静に読み返したら、シリウスは単純にそこに純粋な美と愛を観ることができたのかなと感じた。実はええ奴やん。
腐女子はすぐBLに脳内変換してしまうのだな、と己の脳の病みを知った。
面白かった。タイトルの意味がちゃんと回収された。けど、表紙の絵の人を今の今まで孔雀王だと思ってました←
自立した女性が世界をまとめると平らかな世界になるのかな、と思いました。
そうありたい。
Posted by ブクログ
3.9
阿部先生の新作ファンタジー
八咫烏シリーズとはまたちがうものの、ファンタジーとしてすごく作り込まれている
イシス様について、最後びっくり!どんでん返し!
でも、阿部先生ってこんな感じや!!ってなった
続編あるならば楽しみやなぁ〜
Posted by ブクログ
土の精霊のナオミは火竜に故郷を焼かれ孔雀王シリウスに拾われます。そこで風の精霊を統べる皇帝シリウスの目にとまり、彼の後宮へと入ることになります。様々な人物の思惑が交錯する後宮でナオミは真実を見つけることができるのでしょうか ―― 。
シリウスの皇后のイリス、ナオミの女官として後宮についてきたアダ、シリウスに仕える宦官長のジョウ等、それぞれの秘密や思惑が明かされる後半、とても面白かったです。
流されるようで流されないナオミ。
物語を読んでから表紙を見ると素晴らしいなあと思います。