あらすじ
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【イラスト詩集】かわいらしいウソつき、かわいらしい潔癖さ、ああ、ワガママは僕達。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
僕がはじめて買った、銀色夏生さんの作品です。
なんていうか…新世界って感じでした。
僕にとっては。
どの作品を見ても
どのページを見ても
これが"銀色夏生"か!!
と驚いたのを覚えています。
Posted by ブクログ
中学生の頃友達のすすめで初めて目にした銀色さんの本。
衝撃的な出会いでした。
繊細な言葉の表現、独特のイラスト、男性目線で書かれた詩を初めに読んだためこの後しばらく銀色さんは男性だと思い込んでいました。
Posted by ブクログ
「あなたという人」
「ホームの上で考えたよ」
「単純な恋」
「夢見がちなボクラ」
が特にお気に入り。
水彩画の色使いがとても綺麗で心和みます。
Posted by ブクログ
やさしかった思い出もなくて
楽しかった思い出もなくて
あの人が私を思い出してくれるという
確信もないけれど
あの時が確かにあったという
記憶だけで生きていける
私となろう
辛かった時のこと、銀色夏生さんの言葉に頼って美化して生かしてもらってる。
色んな痛みと色んな幸せを知ってる言葉なんだなって思う、好きです。
Posted by ブクログ
イラストと詩。詩も手書きのものが多いが、残念ながら銀色さんの字はあまり好きではない。活字のほうが文字の先入観なく読めるからいいのだけれど。P89「胸にずっと思いを秘めて」がイラストも詩もかわいらしい。P49「イガイガ」も好き。
Posted by ブクログ
銀色夏生の文章を読むと、ミントの葉をかんだような気持ちになる。軽いノリだけど、真実のささやきがあるという感じ。
この本の私の一番のお気に入りは、「本の扉」の文章。銀色さんはここに素敵な言葉が綴られていることが多いんですよね。今回は信じられるものを持つ人は強い。それが「かわいらしいものをちらっと見てしまったときの喜び」などいつでもどこでも存在するものなら大丈夫というものでした。
他には、
・「このワガママな僕たちを」
・あなたが思っているような私では本当はないのです
・「涙のメンバーチェンジ」
・「特別なところへ」
・かなしいことを知らないはずはないのに
・僕はたぶん、みんなが思っているようなものじゃない
・素直になれというが
・「ロック小僧に恋するな」…これも大好き
・好きだから伝えることが生まれるんだ
Posted by ブクログ
手書きの文字による詩がたくさん出てきた。筆文字、色鉛筆の文字、サインペンで書いたような文字など。それだけでもにぎやかなのに、イラストがまたまたいっぱい。
色々と、たのしめた。
前半はわからない詩が多かったけど、そういうのはまた後日読み直すときの楽しみになる…
Posted by ブクログ
素直になれというが
あの日、素直に
なったばかりに
今は、泣きたい
ような日々だ
無理して素直に
しなければよかった
意地をはれば
よかった。
Posted by ブクログ
銀色さんの詩はその時々の恋の状態でココロにひっかかる部分が
違ってきて、同じ本でも読む時が違えば違った印象にすら
見えてくるのもおもしろくて大好き。
ツライ恋をしていた時、辛さが小さな棘になったような
そんなキモチで読んだこともあったけど、
見えない思いを信じられる今は、銀色さんの
青が優しく仄かなあたたかい空気に感じられたり。
この本の中にある、黒の中に染み出すような青も
霧の中でグリーンと溶け込むような青も
薄氷のようなシャラシャラと音をたてそうな青も
すべての青の景色がすごくすごく大好きな本。
Posted by ブクログ
「すべての時間が夜に続くわけではない。すべての季節が夏に続くとはかぎらない。すべての恋が終わるわけではない」ちょっとした絵と共に、恋の詩集はいかが?
Posted by ブクログ
実は、詩の読み方が分からない。
文字数が少ないのでぱーっと読んでしまう。もっと一つ一つじっくりじっくり租借しながら読んだほうが良いのだろうか?
前半は抽象的な感じの詩が多く、「あー。これが歌の歌詞とかだったら感動するんだろうか」と考えた。
後半はポツリポツリと好きな詩があったのでじわじわ読んだ。ある特定の背景が想像できるようなストーリー性ある詩が好きなようだ。