ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • このホラーがすごい! 2026年版

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    ネタバレ

    海外一位は予想どおり。一昨年の作品は非常に良く、この作品も楽しみにしている。このミスにも入ってくるのではないか。

    今年ランクインした作品はほとんど読めてないが、やはり絶対的に邦訳数が少ないからか、二位以下は書店で並んでいるのを見たことがある作品ばかり。気になるのはケイトリン・R・キアナンの「溺れる少女」とサラ・ブルックスの「侵蝕列車」。「侵蝕列車」はそこまで失敗しないだろうけど、「溺れる少女」は書評を読んでいても合う、合わないが顕著に出そうでなかなか手が出せない。

    ロバート・ジャクソン・ベネットの「記銘師ディンの事件録」がギリギリランクイン。ホラーか?と思いながら、出版されて間もないにも関

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    2026年06月19日
  • 君の顔では泣けない

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    読み終わってたのに感想書いてなかった。
    映像化の告知から見て、入れ替わりが戻らないパターン?新しいな…と思って、本から入った。
    ありえん話なんだけど、なんかすごい引き込まれた作品だった。入れ替わり者ってコミカルに描くこと多いけど、実際そんなことあったら(無いけど)めちゃくちゃ苦労するし、自分が今まで当たり前に受け入れてたことの大切さとか、それに気付いてももうそれは取り戻せないと覚悟していきなきゃいけないと思うと何とも言えん気持ちになる。今まで適当に扱ってきた親兄弟が一気に他人になるなんて、しかもこっちは知ってるのに、想像すると怖い。

    絶対体験できないファンタジー話のはずなのに、すんごい感情移

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    2026年06月19日
  • ザリガニの鳴くところ

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    伊勢に旅行してるときに読んだ。
    だからかザリガニというより伊勢海老のイメージで読んでた。
    伊勢の他にも丸山千枚田を見に、同じ三重県の熊野市にも行った。そこは、道中自然が間近に感じられる。熊野古道としても有名で、何かしら動物が出てきそうな雰囲気。特に熊は出てこないか、ずっと怖かった。
    でも、カイアにとっては自然はそうではない。
    どちらかというと作中には海辺の生き物が多く登場するが、とにかくカイアにとってはずっと自然が拠り所だった。
    そのことを根底に読むと凄く納得のいく話だった。最後まで読み応えがあった。
    特に終わり方と表紙は綺麗。どちらも心にジーンとくる。

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    2026年06月19日
  • 15歳の昆虫図鑑

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    中高生向け文学だけど、とても感動して何度も涙した作品。

    田舎の中学校で、三年生のあるクラスが舞台となる。
    東京から転校してきたけど、皆が憧れるような垢抜け感はなく、虫オタクで周囲から距離を置かれる吉岡さん。
    夏休みの蛍の住処を綺麗にするボランティアを巡り、4人の友達ができる話。

    思春期らしい様々な悩みを抱える中学生たちが、吉岡さんと話して虫に例えられることで、悩みと向き合っていける良作でした。

    自分的には、ちょっと前にヨビノリたくみさんの動画で『素数ゼミ』の話を見たところだったので、そこも興味深く感じた。
    中学生の数学のカリキュラムなんてもう覚えてないけど、この本を読んで13年ゼミと17

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    2026年06月19日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    成瀬みたいに周りの目を気にせず、
    やりたいことにまっすぐに生きてみたい。
    そもそもやりたいことが次から次へと湧き出ることから羨ましいし、そのバリエーションにも驚かされるし、道の極め方も型破りで素晴らしい。

    読んでいてありありと成瀬という人物が
    頭に浮かんだし、成瀬に憧れた。しびれた。

    見ていてくれる人はいるよね。
    心動かされる人も、想ってくれる人も。
    驚きと羨望と笑い、爽快さをくれる、最高の一冊。

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    2026年06月19日
  • おじさんのかさ

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    小学校一年生の教科書で知った本作。
    当時からこのお話が大好きでした。

    雨が降ったら、ポンポロロン
    雨が降ったら、ピッチャンチャン

    眺めるのもいいけど、
    いい傘に雨が落ちる音っていいよなーってしみじみ
    年齢を重ねると、見方も変わるというか
    また読んでみようかなー

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    2026年06月19日
  • ニホンオオカミの最後 狼酒・狼狩り・狼祭りの発見

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    えええのえ!
    ニホンオオカミの生きた姿の写真は1枚もないって、さすがにそれは…と思ったけどたしかにそういえば剥製しか見たことなかったわ

    大きな口の神→大いなる神→大神=狼 なるほど

    ちょw国立科学博物館のニホンオオカミw
    かんべんしてよ!しょっぼ!やだやだやだ!
    貧弱とかいう問題じゃなくてこれ本当にオオカミ?
    出オチやん!ぐーパンチでわしでも勝てそう
    岩手県立博物館のハイイロオオカミの気高さよ!
    これよこれ!
    シーボルトのオオカミもなんかこれじゃない感…

    アンダーソンのオオカミin大英自然史博物館やば!
    欲を言えばカラーで見たかったがしかし!
    アンダーソンおにぃグッジョブすぎ!あざす!

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    2026年06月19日
  • 金田一耕助ファイル5 犬神家の一族

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    ネタバレ

     ミステリーにおいて、いかに犯人らしからぬ人を犯人に仕立て上げるかという擬装は、そもそもミステリーの根幹だし、その為に筆者は様々な知恵を絞り、様々ななトリックや叙述トリックなど読者を騙す為の奔走がる。しかし「犬神家の一族」においてはあまりにもドストレートに犯人がおり、全く純度の高い動機の元に事件が発生し、そこに一つの工夫を加えることによって読者を欺き困惑させた作品だ。
     余りの純度に真相究明時には空いた口が塞がらず、唖然としてしまった。現代ミステリーではおそらくここから何かしらのどんでん返しが用意され、その落差によって読者を騙す訳だが今回はそんな小細工は少な目に余りにも大胆に犯人を登場させ、そ

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    2026年06月19日
  • 童の神

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    今村将吾作品にハズレなし!
    酒呑童子ってゲーム(仁王とか)でも出てくるけど、とんでもなく鬼で悪者なイメージ持ってたけど、鬼側からみた物語が本作のように広がっているとは想像したこともなかった。。(つまり自分も京人と大差ないってことか)
    1000年たった今、彼らの目にこの世界はどう映るんだろ

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    2026年06月18日
  • タイム・アフター・タイム

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    チャンプのロッカーで涙腺崩壊。過去の別れも「今」を形作ってるし、陳腐な表現かもしれないけど、人をこんなにも好きになることの尊さを思い知りました。

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    2026年06月18日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    おすすめで「ガッツリ騙される!」と書いてあるのを見て、「騙されないぞ!」という気持ちで購入。

    最初から惹き込まれた。

    なんだか気になって、それぞれの人物を書き出したり、年齢や人物像を想像しながら読んでいた。

    でも、だんだん違和感が生まれてきて、

    「ん?」

    「え?」

    と。

    自分では「もう考察完璧だろ!」と思っていたのに、見事にひっくり返された。

    本当に先入観って怖い。

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    2026年06月18日
  • 多類婚姻譚

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     凪良ゆうはこれまで形式的な婚姻関係や社会通念的に正しいとされる価値観を否定する作品生み出してきた。「汝、星の如く」では情動の先、正しいと思える行動を肯定した。「滅びの前のシャングリラ」では旧来の社会的関係性を破棄し、本人達が最も望む形での関係を構築した。本作では、これまで意図的に否定してきた契約としての婚姻と社会通念的正義に焦点を当てたと言える。つまりこれまでの凪良ゆう作品へのアンチテーゼ的作品となる。そんなおはなし。

     「Thak you for your understanding 」では、同性愛という性的マイノリティーのなかでも比較的受け入れられ易いテーマを扱いながら、社会的通念にお

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    2026年06月18日
  • 古本食堂

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    原田ひ香さんは
    止まらなくなる。

    情景がほんとに浮かびやすくて
    原田ひ香さんの小説に出てくる
    おじちゃん、おばちゃんは頼もしい。
    若い人に的確なアドバイスをしてくれる
    人生の先輩がでてくるので
    どうしたらいいんだろうと頭抱える時に
    いやもっと若い頃に出会ってたかった作品。

    進学や就職に悩んでいる人はもちろん
    今やってるこれ意味あるのかな、、など
    モヤモヤした迷いを抱えてる人へおすすめ。

    そして
    読んだ分だけ
    知識がぐっと広がる。
    神保町行ってみたくなった一冊。

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    2026年06月18日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

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    買った時は小6でなかなか読む気にならず1年近く積読に。中一になって朝読書の時に1度読んで、でも朝読書では眠過ぎて頭に入らなくて2度目家でやっと読み涙。
    家で読んで良かった。

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    2026年06月18日
  • 勝手な夢を押しつける親を憎む優等生と、東大は無理とバカにされた学年ビリが、現役合格した話

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    「信頼できる人、一緒に楽しんだり悲しんだり、いてほしい時に心の距離が近い人。そういう人がいるっていうのが豊かさだし、人生で最も目指すべき豊かさじゃないかな。」
    何のために生きるのか、将来の夢がわからないときに大切な視点だと思う。
    すべては統計だけで測り知れなくて、人と人の繋がりで成長して、大人も子供も関係なく、人との関わりで人生は変わっていくチャンスがある。そういうことに気づかせてくれる本。
    中高生だけでなく大人にも読んでもらいたい。
    受験期のAIの使い方もなるほどと思った。

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    2026年06月18日
  • グレタ・ニンプ

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    ネタバレ

    サイコーすぎる
    ヘイキヘイキ、ヘイキング笑笑笑

    ファンキー&ぶっとびが痛快で、私も心の中でこんな感じで生きていきたいと思った。

    私は女で、男も当たり前に家事や育児をちゃんと協力しないといけないと思っていた。でも、母と子供が主人公な気がしてしまうのは社会とか女側が作った雰囲気なのかもしれない。姉夫婦がすごく印象的で、その程度で協力したと思っちゃいけない、妊婦は大変なんだから支えてあげないといけないと主張するシーンは苦しかった。
    現代、そのプレッシャーに押しつぶされそうになってるのは夫も同じ、しかも堂々と発散できない状況にあるのだなと思った。

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    2026年06月18日
  • 刑事のまなざし

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    久しぶりにオーソドックスな刑事モノでありながら、心に刺さる作品に出会いました。天使のナイフはかなり前に読んでいて、確かに少年法関連と予想していましたが、本作は期待を超える作品でした。思わず夏目刑事の続編を購入しました!星5つ。

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    2026年06月18日
  • 交換ウソ日記【スターツ出版文庫版】

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    買ったけど分厚く見えるから少し積読の時間が長く、でも読んでみたらもうどんどん進んで
    最後はもうほぼ、感情のオーバーフロー。

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    2026年06月18日
  • しろいろの街の、その骨の体温の

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    相変わらず村田沙耶香こわいんだよな、読んでてヒリヒリする。いつ地獄におちるかわからないヒヤヒヤがずっとつづくわ。ピョコるん出てくるんじゃないかとヒヤヒヤ。学校の狭い共同体怖い、男子校で良かった。

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    2026年06月18日
  • 青い鳥

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    あの頃の自分が隣に居たらなんて声をかけてあげるか、この本を読んでちょっぴり分かったような気がした。

    1番最後のお話が好き。大切な人たちのこと、下の名前でたくさん呼びたいなって改めて思った。

    お友達からプレゼントしてもらって大好きな1冊になりました、ありがとう。

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    2026年06月18日