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Posted by ブクログ
ほんとにエルマーのさくせんがうまくいくのかなあってドキドキした。にんげんから見つかりそうでこわかったからドキドキした。エルマーもドキドキしただろうなあ。(6歳)
家族の待つそらいろこうげんをめざしたりゅう。しかし着いてみると、りゅうの家族は、人間たちによってほらあなにとじこめられていた。りゅうは、エルマーに助けを求めるため、空を飛んでエルマーのもとへまいもどる。
2巻目まで読み進めてきたからよく分かる。りゅうとエルマーの友情は、幾多の困難を力を合わせて乗り越えてきたことによって、もう揺るぎないものになっている。
3巻目の今作では、りゅうの家族を救うために彼らが力を合わせる。お互いが信頼し合っていることが伝わってきて、胸が熱くなった。
エルマーは、相変わらず、かしこさと勇気をもって行動していてすごい。英雄的なことをしているのに、それを自慢せず秘密にしているのもかっこいい。新聞で騒がれているんだから、家族くらいには「あれは僕だよ。こんなことやったんだよ!」って言いたくなるだろうに。秘密にするのは、りゅうたちを守るためでもある。そんなところにもかしこさを感じる。
『飛ぶ教室』のケストナーの言葉を思い出した。「かしこさをともなわない勇気は乱暴でしかないし、勇気をともなわないかしこさは屁のようなものなんだよ。」「へこたれるな!くじけない心をもて!」
かしこさと勇気を兼ね備えているエルマー。ピンチでもへこたれず、くじけないエルマー。子どもだけでなく、大人の心も鷲掴みしちゃうエルマーの魅力いっぱいのシリーズだった。
Posted by ブクログ
シリーズ三作目にして完結作。りゅうの子がそらいろ高原にあるわが家へ帰ると、15匹の家族みんなが人間たちに洞穴に閉じ込められていた。りゅうの子はエルマーに助けを求め、一緒に家族を救い出すために奮闘する。
シリーズ通して思うのは、結構空を飛んだり移動のシーンが多いけど、全ての作品でまず最初に地図があり、挿絵の多さもあいまってかなり想像がしやすい。長く読み継がれているのは、ストーリーの面白さや絵の魅力だけでなく、読みやすさあってこそだと感じる。
また表情豊かな登場人物が多いが、主人公のエルマーだけはあまり表情がなく淡々としている。エルマー自身の人格はあえてはっきりとさせず、読者エルマーに自身を重ねやすいよう配慮されていると感じる。
エルマーは対立するのではなく、あらゆる知恵や身の回りにある物を活用して、目の前の問題を解決していく。相手を思いやる心、また自分で考えて行動することの大切さが詰まった物語だと思う。
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