あらすじ
痛ましい幼女誘拐事件の続発。難航する捜査。その責めを負って冷徹な捜査一課長も窮地に立たされた。若手キャリアの課長をめぐる警察内部の不協和音,マスコミによる私生活追及。この緊迫した状況下で,新しい展開は始まった! サイドストーリイに,黒魔術を狂信する新興宗教の生態や現代の家族愛を鮮烈に描きつつ,人間内奥の悲痛な叫びを抽出したこの野心作は,北村薫氏をして,書き振りは《練達》,読み終えてみれば《仰天》,と驚嘆させた,巧緻この上ない本格推理。
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Posted by ブクログ
2026/51
宗教に勧誘されてるのちょっと面白い
人間の弱みに漬け込んでいる感じがして、そこも人間らしくてとても良い、が、信仰者はここまで狂気に満ちてしまうのが怖い
警察側の動きと交互に書かれていて、ようやくわかった時、ひょえ〜と背筋がゾワっとしたと思ったら更に驚かされてひっくり返りました!
イヤミスはあまり得意ではないはずなのに、めちゃくちゃ衝撃的で喰らったし、これがデビュー作って底知れない
Posted by ブクログ
終盤クライマックスに近づくにつれ「残りページ少なくない?これで本当に完結するの?」って不安になったけど、最後の十数ページでそういうことだったのかとびっくり
Posted by ブクログ
二つのストーリーが交互に進んでいって、最初二つとも大体同じ時系列かと思って読み進めていたので最後にびっくり。
他の小説よりも文字数が多かったのですが、あっという間に読んでしまいました。
やるせないし、一切救いがない。けど、イヤミスとしては最高です。
心臓がまだドキドキしてます
2/23シューイチで放送された、神保町ビレッジバンガードの『いろいんな人から「とにかくすごい」と言われたので自分も読んでみたら「うわー」ってなりましたよ。実際、史上最高のトリック小説。次はあなたの番です!!』というポップを見て読みたくなり、購入。
うわーってなるのか、半信半疑で読み進めました。で、ほんとにうわーーーーっ!!ってなりました。
冒頭から時間の経過がずれていることがどう回収されるんだろうと気になりながら読み進めましたが、この展開は予想できなかった。ヒントは、ほんのちょっぴり、あれ?薫ったかな?とパラっと数カ所撒かれている程度。やられました。読了して30分ほど経ちましたが、事実を知った時に飛び跳ねたまだ心臓がうるさいです。
Posted by ブクログ
教祖を陶酔するイカれた人の話が読みたくて買ったけど、こういうのも良い。
クライマックスが短く簡潔にまとめられてるのも良い。
宗教と言ったら夏のセミナーだよナ〜。
もっと夏セミナーのシーンを長めに書いて欲しい。
司摩みたいなキャラをもっと事件に関わらせて欲しい。もう1・2絡みあるとワクワクしてしまう。
基本こういうキャラは導入部だけに使われがちだ笑
「松本の娘を殺害した犯人は誰?」ってところしか
考えながら読んで無いから、この終わり方は絶望感ヤバい。
Posted by ブクログ
「彼」パートの人は犯人かな→いや被害者の親?→やっぱり犯人なのかな、と読者を惑わせつつまさかのこの人!という結果に、十角館の殺人の一行のように驚いて声が出た
彼のパートを読み直すと、色んな人との別れや孤独があったことを知った分、より「心の穴」や絶望感が分かる気がした
Posted by ブクログ
面白かった。久しぶりにミステリーを読んだが、本書で良かった。見事に騙された。
佐伯=松本ではないかとは途中疑っていたが、佐伯と松本の心理戦が繰り広げられているようにミスリードされた結果だった。
時系列がズレているのか。なるほど。
娘を持つ親の気持ち、佐伯の人間的な不器用さに感情移入してしまう。妻からの佐伯への追及が辛かった。
著者は良い文章を書き、難しい日本語を使うが、文章から純文学的な文章を読んで心が晴れる心地よさは感じられなかったため、星5をつけられなかった。
ただ読みやすかった。
Posted by ブクログ
この本よりも後に刊行された某ミステリと同じ構造になっており、そちらを先に読んでいたために途中からそうじゃないかな、と思っていたらやはりそうだった。ただしこちらの話の方が暗く重いテーマなので、嫌な予感が的中してしまったという感じではあった。
物語の中心となる某団体の某支部がどう見ても自分が以前住んでいた場所にある建物で(小綺麗なオフィスビルとなっていたが実際そこにはマンションがある)、ちょっと個人的にちょっと面白かった。
Posted by ブクログ
この本を買ったのは叙述トリックっていうものにすごくはまりだした頃で、その叙述トリックにしっかりはまりたいなという思いを持ちつつも、なかなか読み進められなかった1冊であった。
読み終わって思うのは、私はこの本を読むまでの間に叙述トリックの本を読みすぎたということだ。色々と展開が見えてしまったり、ラストのパワーにパンチを感じなかったりしたので難しいなと思った。
最初の頃に読んでればきっとこういう感想にもならなかったんだろうな。
叙述トリックの本はたまに読むのがいいんだなと思いました。
Posted by ブクログ
宗教、連続幼女殺人事件。警察側と宗教にのめり込んでいく人間の視点、2つの視点で物語は進められていきます。そして、リンクしていく。ラストについても好きでした。良い作品です。
Posted by ブクログ
警察側と新興宗教側が短い間隔で進んでいくのが、
読みづらいと思いながら、読んでました。
この時点では星1にするつもりでした。
まさか異なる時間軸の幼児誘拐事件を描いているとは分からなかったです。
面白かったです。
今読んでも全然色褪せないので、ぜひおすすめします。
Posted by ブクログ
全くトリックに気づかなかった
印鑑で佐伯を使うところも勝手に名前を騙ったのか?でもそうだとすると顔が通るのもあんなに報道されていたのに不自然だ……とか思ったのに
また、佐伯が妾の子なのも別姓になるのに納得がいくし、あと財施はどこから出してるんだと思ったらそりゃお金はあるわなと思った
2人の絶望かと思っていたからそれが1人の絶望だと思うとより重みにきつくなった 結局大元は解決はしていないし
Posted by ブクログ
イヤミスが大好きだけど、単に後味の悪い展開が好きなわけではない。大前提として、ミステリーの完成度が高くなければ面白くない。そして、100%悪人を出すのではなく、普通の人間の悪い部分をどうさらけ出すのかが大事。
その点を含め、貫井徳郎さんの作品は素晴らしいイヤミスだ。
同作者の『愚行録』を最近読み作品の傾向を知っていたので、犯人はかなり序盤で気付いてしまった。
それでも最後まで手を止めることなく、夢中で読み進めることができたのは、犯人より犯罪までの過程の方が気になったから。
巧みな伏線回収、丁寧な心理描写、本当に素敵な作品だった。
Posted by ブクログ
こうなるんじゃないかと読み進め、こうなってしまったかと読み終わった。
殺人事件を追う警察と新興宗教にのめり込む男の2つの視点を交互に物語が進んでいき、散りばめられた点と点がどう繋がっていくかワクワクしながら読むことができた。
最後の一行は種明かしより衝撃を受けさせられた。
Posted by ブクログ
オーディブルにて。
あっと驚く仕掛け・どんでん返しがあると聞いてて、ある程度ミステリーを読んできたからこそ、ミスリードを誘ってそうだ…時系列問題はもしかして…って思ってたら、犯人まではわからなくても、やはり。
私が色々読む前に出会えてたらもっと面白かったのかなーとも思う。
Posted by ブクログ
後半面白かったのですが、前半は事件が進まず情報も増えずちょっと展開が進まなくてしんどかった。
過去も現在も被害者が3人ずつだったから、同じ時間軸の話と思い込んでしまった!
最後の丘本さんとの会話がタイトルの「慟哭」に繋がるんだなぁ。辛い。
まさかイヤミスだったとは。面白かったです。
Posted by ブクログ
2つの視点が章ごとに交互に展開する小説
サクサク読めるし、どんでん返しも良い
最初にオチはこうかな?って思ったのが当たってしまったので星は4つ
2026年 32冊目
Posted by ブクログ
まんまと引っかかった叙述トリックに。
皆んなの感想は、途中で分かったから微妙な意見が多いので、期待してなかったけど、
結末が分かった人たちが凄いなと感心です。^ ^
自分が予想してた結末とは全く違って、
警察側と犯人側の時間軸すら違ってて、
まさかの被害者の元刑事が犯人だったとは、、
あの告発文の手紙は過去の話かどーか、終わってからも疑問だらけ笑
Posted by ブクログ
再読
連続幼女誘拐殺人を追う警察視点と新興宗教にのめり込んでいく男の視点で進んでいく
テーマは重たいのに読みやすく以前読んで驚いた叙述トリックを楽しく読めた
結末は悲惨だしもう1人の犯人は見つかっていないのがイヤミス
Posted by ブクログ
途中で仕掛けに気づいてしまったので、驚きは無かった。一方で、子を持つ親の立場で読むと胸を抉られる。宗教にのめり込むのも無理もないと思えてしまう。
Posted by ブクログ
自分の幼い娘を亡くして、狂ってしまった男が、同じような罪を犯す。
まさか、そんな結末になるとは!というびっくりした気持ちと、やりきれない思いがかませこせんなりました。もっとハッピーエンドを予想していたのですが……!!!
Posted by ブクログ
二つの視点で話は進んでいく。全く交わらないのに、少しずつ近づき、最後に点と点がつながる。
繋がった時、すごい衝撃だった。
話の展開も気になってページをどんどんめくってしまった。
この手の話を最近読み過ぎているので、彼を勘ぐり過ぎて、ちょっと最後の衝撃は予想していたが、でも矛盾を取り戻すためにもう一度読みたくなった。
何より処女作というのが驚きだった。
娘を大切にする警察官と宗教に没頭する少女誘拐犯、、それぞれの話が進み絡みあう。
Posted by ブクログ
あっという間に読み終えました。大どんでん返しで、もう一度読み直したいと思いました。新興宗教の闇が深過ぎました。信仰心が薄い私には宗教は未知の世界であり、興味深い世界でもありました。
Posted by ブクログ
連続幼女誘拐殺人事件。それを追う捜査一課長の話と宗教にのめり込んでいく男の話が交互に展開される。なかなか尻尾を出さない犯人。逮捕は今か今かと読み進めると、えー、そんなの!騙されました。
Posted by ブクログ
【慟哭】
貫井徳郎さんのデビュー作だと知らずに聴いてたΣ(゚д゚;)
∑(°∀°)コレハァ!!騙された!!
古い作品特有の良さもあり色んな意味で楽しめた作品
Posted by ブクログ
3.5
面白かった
最初、宗教に入って行ったのは佐伯だと思ってたけど、あれ?名前が違うしな…
また別の人の話かーと思ってた。
まあまあ騙された。
やっぱね、宗教が絡んでくると読んでしまう。あ、ハリウッドの闇を思い出した。怖い………
自分も隙間は沢山ある。が、宗教には入りたいとは思わない。でも興味は通常よりはある、何でだろう。ただの好奇心か。人はなぜそんなにも神を信じれるのかが不思議なだけか、あるいはそうせざるを得ない人々に興味があるのか。自分には無い感覚だからか。
悲惨な話だけど悲しい話だった。
Posted by ブクログ
ちゃんと読んでたのにちゃんと気づかなかった
宗教とこの犯罪は繋がってるんだろうなとはわかったけど、すごい伏線
まず1999年に書かれた話なのにまだこんなに新鮮に驚けることに驚く
Posted by ブクログ
2026年16冊目
聞いたことのあるタイトルで、読んでみました。
読みにくい本ではないのに、何故か読むのに時間がかかりました。少しずつ読んでは置いて、読んでは置いてで、夢中になって読むような小説では、個人的にはありませんでした。
内容もまあまあ良い感じですが、衝撃が強い!とか印象に残る!というものでは無かったです。普通の小説っていう感じでした。
おそらく、ラストのあの行で衝撃を!という展開を想定していたのかなと感じました。
正直、こういう展開になるかな、、?彼が〇〇かな、、?と、ある程度想像が付いてしまったので、ラストの行を読んでも、そこまで驚きはしませんでした。
Posted by ブクログ
有名な叙述ミステリーと聞いて。幼女殺人事件を追う警察パートと、新興宗教にのめり込む男のパートが繰り返し描かれる。幼女の殺人というテーマが子持ちの身には読むのが辛かった。叙述トリックはなんとなく想像つきつつ、少しわかりづらくてぐるんというスッキリ感がそこまで味わえず。もう一回読んだらスッキリするかも
慟哭……?
かなり最初の部分で犯人が分かってしまい、後半に進むにつれ残念な気持ちが大きかったです。
なので『え?どの辺が"慟哭"なの?』って感じでした……