【感想・ネタバレ】重力ピエロのレビュー

あらすじ

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは――。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。

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感情タグBEST3

購入済み

読み終えたくなかった

誰かに勧めたい!
でも、興味を持ってくれる人を見定めたい!
だって、平凡な感想は聞きたくないから…

2
2014年08月03日

購入済み

キレイな感じ

展開が遅く感じたけど終わりに近づくにつれてすごくハマった。こういうテーマのものって終わりが気持ち悪いけど、スゴくきれいに終わってスッキリした。

1
2014年02月21日

Posted by ブクログ

最初の一文で全て心が持っていかれた。
兄弟が仲良いというか、絆が良かった。
昔読んで再読したが、呼んだ時と環境やら、自分の受け取り方やら色んなことが変わっているからなのか、前よりも響いた。

0
2025年12月26日

Posted by ブクログ

めちゃよかったー˙ᴥ˙

「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」
重たいテーマなのにどこか明るい。
知的なユーモアや、全てが繋がる後半での伏線回収、読み止まらなかったです。

父親が素敵すぎる
「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」
救いのある結末でよかった

0
2025年12月22日

Posted by ブクログ

「楽しそうに生きてれば、地球の重力なんてなくなる」
「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」
「ピエロが空中ブランコから飛ぶ時、みんな重力のことを忘れているんだ」

かなり重厚な小説で、素敵なフレーズがたくさん出てきましたが、その中でも特に好きな考えのセリフを書き出しました。

陽気に振る舞い、自分の思いを伝える。
そんな生き方も美しいなと感じる作品でした。

0
2025年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「春が二階から落ちてきた」という冒頭の一文は、最初はとても情緒的な比喩表現だと思って読んでいた。しかし物語が進むにつれて、それが文字通り、弟の春が物理的に落ちてきた出来事だったと分かり、強い印象を残す。

それでも春という存在は、泉にとって「冬のあとに突然やってくる春」のようでもあり、比喩としても非常に美しい。物理的な出来事と心情的な意味の両方が重なり合って描かれているのが印象的だった。

放火魔を追う展開や、街中のグラフィティを消して回る描写など、少しアンダーグラウンドな世界が垣間見える一方で、日本のどこかに実際にあってもおかしくない物語だとも感じた。

映画のキャッチコピーである「家族の愛は重力を超える。」という言葉も、原作を読めばその意味がよく分かる。
腹違いで、しかも複雑な事情を抱えた兄弟であっても、確かにそこには「家族」が存在している。

良かった。

0
2025年12月14日

Posted by ブクログ

春が二階から落ちてきた。冒頭でこの作品は面白いと思った。読書を趣味としてまだ1ヶ月程度の私にはこんなに斬新で読者の心を揺るがす1文を人間がかけるのかとひどく関心した。内容は遺伝子・放火・重力をキーワードとした小説。放火現場の予想を登場人物の「私」と読者である「私」二人で推理しているような錯覚を起こし大変楽しく読むことが出来た。また放火犯の全貌が露になるのと同時に読者である「私」もひどく絶望し、ページをめくるのが億劫になった。最後はほんのり涙しそうになる内容。読書初心者の私でも十分に楽しめた内容でした。

0
2025年11月27日

Posted by ブクログ

何回目かの再読。最近いろいろな作家さんの本を読むようにしているけど、やっぱり自分は伊坂作品の世界観が好きだし、この本が好きだなとしみじみ感じた。

ジャンルとしてはいろんな犯罪が出てくるし、ミステリーに分類されるのかもしれない。けれど、この本は家族の話であり兄弟の話というほうがしっくりとくる。
初めて読んだのは大学生のころだったが、それから何年も経って改めて読むとお父さんの優しさと強さが胸にグッとくる。
「俺たちは最強の家族だ」
「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」
深刻な状況でこんなことをさらっといえる大人っていいなと思った。

個人的にはお母さんの「気休め」と競馬場のエピソードも好きだ。

まだ伊坂作品を読んだことのない人に、最初の一冊として何を贈るかは伊坂ファンの悩みの種だと思う。久々に再読して思ったが、やっぱりこの本だと思った。

0
2025年11月25日

Posted by ブクログ

春の悲しい生い立ちと人格形成に思いを馳せると胸が痛くなるが、兄や両親との絆に救われる。家族っていいな、と気付かされた。
ガンジーや文豪の含蓄のある言葉が登場するたび考えさせられ、深い教養を得られる良書だと思った。ミステリー要素もあり、知的好奇心も刺激され、引き込まれた。

0
2025年11月22日

Posted by ブクログ

兄の泉水と弟の春のやり取りがとても軽快で面白く、作品のテーマも父親とは何か、兄弟の苦悩とその家族の背景などを考えると悲しい物語である。

0
2025年10月30日

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読み終わって、不思議な感覚になった。
正解ってこの世にはないと感じた。
強姦されて、産まれてきたことが幸せなのか不幸なのか、それも分からないが、春の苦しみはとても奥が深いものだと感じた。

0
2025年10月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

真面目な兄と女嫌いの美形の弟の話。
弟の出自が悲惨だが、それを乗り越える家族愛が良かった。
母親が強い女性だと思った。
映画化もされているが面白かった。

0
2025年10月09日

Posted by ブクログ

「春がニ階から落ちてきた」
この冒頭の一文を未読者は一体どのような場面を想像するだろうか。

兄弟の絆、家族の想いや葛藤、真相で明かされる驚きと感動の結末。

ジャンル区分できない奇跡の小説に、私は出会ってしまった。

0
2025年09月20日

購入済み

スタイリッシュ

伊坂作品は当たりハズレが激しいので、読むのにすごく迷いましたが、面白かったので読んで損はなしです。

作者特有の言葉遊びというかセリフのひとつひとつがスタイリッシュな感じ。

結末は賛否両論あると思う。許されないことなんだけど、この兄弟ならアリなのかなと。違う終わりかただとあまりに普通すぎてつまらないかも。

2
2014年03月08日

Posted by ブクログ

「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ。重いものを背負いながらタップを踏むように」
すごく良い。ストーリーももちろんだが、言い回し、言葉のチョイス一つ一つが、一度手を止めて何度も味わいたくなる。

ー彼女は、不要なカードを場に捨てるような言い方をした。
とか
ー還暦を過ぎた人間は、ジャンプとは無縁だと決めつけていた。
とか。なんだろう、200m走の途中でツバメが横切るような(上手くないな)

ストーリーはハートウォーミング。強力なミステリや謎解きではない。それを求めてないし、求めるべきでもない。「伊坂幸太郎の小説を味わう」という喜びを満喫できる。たぶん。

0
2025年12月20日

Posted by ブクログ

だいぶ前に読んでから、しばらく読んでいなかったので再読。どんな内容かも忘れてしまっていたので、ほぼ新鮮な気持ちで読めました。久しぶりに読んで思ったことは、伊坂さんはこの本を通じて訴えたかったことは何か、訴えたいと思った背景にはどんなものがあったのか。というものでした。そして、テーマの一つであろう悲しい出来事が、現実世界でも減っていく世の中であるといいなと思いました。

0
2025年12月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

落書き、連続放火事件、春の境遇とか人生あたりが主に描かれていたけど、一番は家族愛、兄弟愛が根底にあって、この物語をつないでた気がした。
「おまえは俺に似て、嘘が下手だ。」
この言葉に本当に救われた。
春は狂ってた。でも同じくらい周りのみんなも狂ってた。そこがめっちゃ好きだった。

0
2025年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

書き出しと最後がリンクしているのがとても綺麗。春に対して「お前は俺に似て嘘が下手だ」と言う父の優しさ良かった。ミステリーではないかな、犯人は春だろうと最初から予想できてしまった。挿話が面白い。特に母と競馬で万馬券を当てる話が好きだ。最後まで春がレイプされそうになっている同級生を助けた時に被害者もバットで殴った理由は分からずじまい、、自分と重ねて戒めとか????

0
2025年12月07日

Posted by ブクログ

家族、兄弟の揺るぎない関係を描いた作品。
当たり前のように存在することであっても、それをものともしない絆に感動しました。
(あまり書くとネタバレになるので…。)
DNA(遺伝子)の話が出てきて、化学が好きな私にはとても面白く読めました。
TTAGGG!

0
2025年11月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

“春が二階から落ちてきた”
一度読むと忘れられない、とても印象的な書き出し。
読み進めると重いテーマのお話ですが、回想に出てくる家族とのエピソードや、お父さんの言葉は良かったです。
「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」
この言葉には胸が詰まって泣きそうになりました。

うーん⋯賛否あると思うのですが、レイプ犯は春に殺され、兄の泉水が警察に出頭する必要はない、何も悪いことはしていないのだから、といったようなことを言う場面は少しモヤッとしました。
罪は罪だと言う春の言葉が正しいと私は思います。

ラッシュライフの黒澤さんが好きなキャラだったので、わりとたくさん登場シーンがあり嬉しくなりました。

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2025年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2人の先輩から薦めていただいたにも関わらず、2年も積読してしまった本をようやく読み終えた。
購入したままこれまで読んでいなかった自分を、なんで読まないんだと問いただしたいくらいにおもしろかった。

小説に限らず様々な作品に触れていると、なんとなく展開を予想してしまう。
本書についても例外ではなかったが、うっすら予想しているものとそれほど外れてはいないのに、真実が明らかになるのと同時に少しの衝撃が心を揺さぶる。
この感覚は、放火犯を追い続ける中で弟と向き合うことになる「私」の心情を追体験していた証拠だと思う。それくらい、見事な描写だった。

だからこそ、
「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」
終盤でのこの一言で、言葉には到底できない感情が一気に心の中を駆け巡り、胸が締め付けられて涙が止まらなくなる。
ここに来るために、456ページを歩んできたようにすら感じた。

遠くに暮らす兄に会いに行きたくなった。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これまで読んだ小説の中で一番感動したかもしれない。
遺伝子という実存して消えない重力のようなものを消した家族の話。
春は間違いなく気休めが好きな母親と嘘をつくのが下手な父親の子供だった。

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2025年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

他の伊坂幸太郎作品より間接的で哲学的な話が多く、終盤以外は正直ページが進みにくかったが、終盤は安定の伏線回収と重いテーマなのに爽やかな読後感にしてくれる。
とは言え、伊坂幸太郎といえば!と期待していた分、うーん…と思ってしまった。
個人的に、殺人の話はフィクションとしてフラットに見れるが、女性だからかレイプなどを含む話は胸糞感マシマシになるからかも?

お父さんの性格というか存在自体が素敵だった!


ーーーピエロは重力を忘れさせるために、メイクをし、玉に乗り、空中ブランコで優雅に空を飛び、ときには不格好に転ぶ。何かを忘れさせるためにだ。

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2025年10月21日

Posted by ブクログ

映画に自分の家が映っているというだけで読み始めたが、儚くて強く、一周回って綺麗だと言える本だった。文章に伝える力があった。タイトルの付け方も素晴らしい。

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2025年10月16日

Posted by ブクログ

映画を先に見てしまったが故に、中盤まで集中できず、なかなか進まなかったのが惜しいというか、後悔。 本を先に読むべきだったな。

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・ミステリー仕立ての復讐小説/家族(兄弟)小説
・半分しか血の繋がらない「私」と「春」
・遺伝子の強さか、家族の強さか
・善か悪か
・犯人は弟の「春」。実の父を殺す話。

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

目次から魅力的な興味を惹く言葉が羅列されていて「オングストローム」「ヘップバーニング」「エンジン、円陣、猿人」など、その期待値に読む前からそれら語感だけでご飯一杯は食べられる仕様になっている。タイトル自体も初見はどういう意味?と訝りながら読み進めるけどその造語の意味する巧みさにうーむと唸る。春のした事、泉水の下した判断を論じるよりも春が毎日毎日考え続けたというその苦悩の深さに着目したい。さもすると崩れそうなアイデンティティが家族の愛でセメントのようにガッチリ固められた春は最強に美しく強かった。

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2025年09月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

黒澤さん目当てで読みました。
今回は探偵としてのお仕事、しっかりやってます。
もちろん本業も。
泉と春の兄弟、放火、過去のレイプ事件、父親の病気、遺伝子などたくさんの要素があるのにきちんと全部まとまります。
素晴らしい作品でした。

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2025年10月10日

Posted by ブクログ

「過去の罪と向き合いながらも、“家族”という希望に重力を打ち破る力を見出す物語」

表面的にはミステリーですが、本質は兄・泉水と弟・春の兄弟を中心とした「家族の再生」の物語です。
暗く重いテーマ(性犯罪、復讐、正義の在り方)を扱いながらも、伊坂作品らしいユーモアや言葉遊びがあり、読後には不思議と前向きな気持ちになります。

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2025年12月23日

購入済み

面白くないわけじゃない

けれど、面白かったか⁇というとどうなんでしょう⁇
飽きずに最後まで読めましたけど、池井戸さんみたいな感じじゃ無いですね( ̄▽ ̄)
関係の無い描写がクドクド有るのは駄作‼︎と常々思って居るのですが伊坂さんにかんしてはそのような事はありませんので星4つです

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2014年04月08日

Posted by ブクログ

若い頃に読んだ本です。当時はとても心に刺さったと記憶しています。ただ、今読み返そうにしても、もはや心には刺さらないのではないかと思います。ま

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2025年12月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の大事な人(大事にしたい人)のことは何があっても信じ続ける。

「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」
ピエロは、重力を忘れさせるために、メイクをし、玉に乗り、空中ブランコで優雅に空を飛び、時には不恰好に転ぶ。何かを忘れさせるために、だ。私が常識や法律を持ち出すまでもなく、重力は放っておいても働いてくる。それならば、唯一の兄弟である私は、その重力に逆らってみせるべきではないか。

ここにこの物語の全てが詰まってる。

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2025年12月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

伊坂幸太郎さんの『重力ピエロ』

「春が二階から落ちてきた−」
そんな文章から始まるこの小説。春は主人公泉水の弟。性的な暴力に対する嫌悪感が強く、校内で起きようとしていた自分には無関係なレイプ事件も殴り込んで止めたくらい。

仙台に住む泉水と春の一家は、母が過去に未成年から暴行被害を受け、その結果として弟の春が生まれていた。家族は春を深く愛し、父を中心に一家は壊れずに暮らしてきた。兄の泉水はその過去を知りつつ、大人になり、遺伝子を扱う研究職に就く。春は高い身体能力を持ち、類稀な美術の才能を持つなど、どこか常人とは違う感性を持ち、大人になる。

時が流れ、仙台の町で奇妙な落書き(グラフィティ)が連続して出現し始める。さらに同じ時期に、町では連続的に小規模な放火事件が発生する。泉水は落書きに一定の規則があることに気づき、春と共にその意味を追い始める…

この作品もまた伊坂幸太郎さんの傑作だと思います。書く作品書く作品、どれもみんな傑作になるのはすごいですよね。
過酷な過去と向き合う春。
その過去を理解し、ともに生きていこうとする泉水。

「それでも人は生きていける」
「悲しみの中にも、軽やかさはある」

そんな伊坂幸太郎らしい、優しくて強いメッセージが作品全体に流れています。

「見ろよ、仁リッチ。ここの中で叫んでいた。
染色体であるとか、遺伝子であるとか、血の繋がりであるとか、そういったものを父は軽々と飛び越えてしまった。」

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大量の伏線と思える箇所に出会っては、自分なりに考えながら読むのがとても面白かった。ただ、春の「どんな事柄にも意味があると思うのは、人間の悪い癖だよ」という文を読んだときには、まるで自分のことを言われたようでドキッとした笑。

印象に残ったフレーズは、夏子さんの「自身に根拠があるのって卑怯な気がしませんか?」というセリフだった。根拠がないけど願掛けを大切にする春、そして兄がいればなんでもできると信じる彼にぴったりだと思った。

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2025年10月30日

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