あらすじ
店主の円が世界各国で出会ったスイーツやドリンクを再現して振る舞う「カフェ・ルーズ」。遠いどこかで愛されるメニューを口にすれば、たちまち旅に出た気分になれる。そこは平凡な毎日を送る会社員の瑛子にとってかけがえのない居場所になっていた。だが、新型コロナの蔓延で一変、店は苦境に立たされることに。それでも負けじと営業を続けるカフェに集う客たちもまた、やり場のない思いを抱えていて……。ひとときの口福がほろ苦い謎を解きほぐす連作短篇集。
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Posted by ブクログ
コロナ禍での働き方
カフェ経営の難しさ
人の心の変化
嫉妬
何気ない言葉にも、人によって捉え方は違っていて
それが悪にもなる
リアルに描かれています
Posted by ブクログ
近藤さんお得意の海外のお話や食べ物に、ままならない人生の生きづらさや近藤さんの問題意識が読みやすいお話になった間違いのない短編集。お話に出てくる飲み物やスイーツが珍しくて興味をそそるし描写が絶妙。とってもおすすめの一冊。
Posted by ブクログ
カフェルーズがコロナ禍で休業してからずいぶん長い時間が経つ。見つけた時にはキッチンカーで料理やドリンクを提供していた。そしていよいよカフェルーズが開店していろんな国の珍しい食べ物などを提供してた。色々な人が色々な思いをやってカフェに来る。最後の偉そうに教えてやるとかいう男には頭に来た。
こんなカフェが近くにあったら是非行ってみたいです。