【感想・ネタバレ】栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24のレビュー

あらすじ

脳腫瘍の後遺症に苦しむ中、引退試合で見せた「奇跡のバックホーム」。伝説のプレーから4年後、横田慎太郎は28歳でこの世を去っ
た。阪神はその年に38年ぶりの日本一。歓喜の中心で舞ったのは、横田選手のユニフォームだった。人々に愛され希望となった青年の
生涯を、母親の目線で描く。絶望と挑戦、そして絆。感涙のノンフィクションストーリー。

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Posted by ブクログ

泣ける映画を見てきた。
タイトルは「栄光のバックホーム」
本も読みました。どちらもとても良かった。
横田慎太郎は2014年から2019年まで野球人として活躍し阪神タイガースに在籍していた。

病による引退後は病気の後遺症と闘いつつ、書籍や講演活動などを通し「希望や夢を持って生きることの大切さ」を伝え続けた。

病魔に侵され、28才で早逝。

野球選手としての横田慎太郎を知りたいと思うのならば、横田慎太郎自身が生前に書いた「奇跡のバックホーム」の方を読んだ方がいいのかもしれない。実はそちらも読んだが、本書は病との闘いや横田選手を支えた家族の闘病がメイン。内容としては決して軽いものではない。

ところどころにスピリチュアルな話や、夢の話が出てくる。実話ではありますが、ファンタジーのような要素も少し入っている。こういった話は好みがあるので、違和感なく読める人もいるし、そうでない人もいるかもしれない。

この作品は幻冬舎フィルム第1回作品として映画化もされ、現在上映中。

「28才で亡くなるなんて短い人生だな」

と思うか、

「いやいや、好きなことをやれて憧れのプロ野球選手にもなれたなんて、幸せな人生だったじゃない」

と思うかは人それぞれ。

輝きの光が大きければ大きいほど、その光が失われた時、落胆は大きくなる。

でも、人生の価値は決して「長さ」だけでは計れないものなのだ。

いかに魂を磨きつづけたか、ということが大切なのではないだろうか。

横田選手を大切に思うご家族の深い悲しみと愛情が伝わってきて、正直、映画も涙なしでは見れない。

でも、本や映画になったことで、

「横田慎太郎」という野球選手が、

どんな偉業を成し遂げた野球人よりも深く私の心に刻まれた。

そのことの意義は大きい。

個人的な話で恐縮だが、私の息子も大の野球ファン。もちろん、野球部だ。だが、骨折により2カ月ほど車椅子生活を余儀なくされている。私も学校や病院への送迎で走り回って大変な日々だが、この本は読んで良かったと思っている。
(書評コミュニティ「本が好き!」で書いたもの転載しました)

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

何度も何度も降りかかる困難に向き合う横田さんやご家族の姿が描かれていました。
文の端々から横田さんが戦う姿が目に浮かぶようで、ご本人はもちろん、お母様はじめご家族やご友人の気持ちを思うと涙が止まらない一冊でした。

普段は阪神と戦うチームを応援しているので、素直に読めそうなオフシーズンに読もうとあたためていた一冊でしたがそんな必要なかったなと思います。
(2023シーズンの阪神優勝時に岩崎投手が横田さんのユニフォームを持って胴上げされる姿を見ていて大泣きしたのを思い出しました。)

もっと選手としての横田さんを見ていたかった…と嘆くより、横田さんの姿勢・生き様を心の片隅に少しずつでも前に進むことを忘れないことの方が少しばかりの供養になるだろうかと思ったり。

横田さん、本当に素敵な方です!

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

ノンフィクション作品

序盤、母が見た夢の記述や、親子の身に起きた様々な不思議な現象に対して、懐疑的な立場であったが、終盤にかけて、それらはまた違った意味を帯びていった
読者が感受しきれない痛々しさ、苦悩、努力
それら1文字1文字が、彼らが感じ取った本当のことであるということ、庶民的な文章であるからこその生々しさがあり、貴重な読書体験となった
読者に許された、たった一感で伝わる彼の人間としての一貫性に胸を動かされた

特に、母の言葉から、それに対し父が叱責するシーンがとても生々しかったなぁ
そして今まで、自分がプロ野球の道に対し、どこか冷ややかな立場をとっていたことに気づき、その考えをこの機に正そうと思った
彼らには技術だけでなく、一般的な理解を大きく覆すスゴみがある

読後、同時にある種の無力感にも襲われる
病気は、ほんとうにこわい

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

横田選手の目標を失った後の、
「僕が病と闘う人の目標になる」
という発言が印象的でした。

自身もつらい中で、誰かの目標になる。
誰もが真似できることではないと思いました。

そして何より、横田選手のお母さまが本当にお強い方だと印象を受けました。

『尊敬』
その一言に尽きると思います。

悲しさと温かさで涙が止まりませんでした。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

現在公開中の映画を2回見た上で拝読したが、年始に読んで正解だったと思う1冊だった。生きることの尊さ、命の儚さ、苦難困難に立ち向かうことの大切さなど、様々なことを感じた。
感想ということを述べるのも烏滸がましいくらい。

どんな感想を書いても横田選手には届かないが、限りあるこの命を全うすることが、横田選手への何よりもの恩返しかもしれない。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

今までに読んだ本で一番泣きました
横田選手の生き方に触れると、どれだけ自分の置かれている状況が恵まれているものなのか気付かされます

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2026年01月03日

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【恥ずかしくない毎日を生きたいと思う本】

-感想-

この本を手に取ったとき、1番ライト高山俊、2番センター横田慎太郎。2016年の開幕戦を思い出した。

脳腫瘍での闘病の際、家族で乗り越える姿、その裏側が記されており、野球引退を決め、鳴尾浜での奇跡のバックホームが生まれるまで、ずっと涙が止まらなかった。

同じ病で苦しんでいる人の目標になる。自分の生き方を新たに定めて、野球引退後、講演会活動を続けていく。残りの人生と天秤にかけながらも、精一杯生きた。

ずっと一緒に走り続けた母が見た、横田慎太郎と家族の生涯28年のストーリーは、努力と奇跡で満たされたものだった。

自分の生きる時間をもっと大切に、そして何が本当に大切なものなのか、見失ってはいけない。流されるままの人生には決してしてはいけない。今日という日を恥ずかしくないものにする。

大好きな球団の野球選手から、エールを送ってもらった。


-あらすじ-

阪神一筋、縦縞のユニフォームに身を包んだ横田慎太郎選手。その母が語る、生涯28年間のドキュメンタリー。

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2025年12月17日

Posted by ブクログ

某媒体で幻冬舎の見城 徹氏が本原作の映画をゴリ押ししていたので、手にした本。キャストも、主題歌も「好き」だらけ。あの台詞を、あの人達が、どの様に演じるのか、、、。スクリーンで観るのが楽しみでしかない。

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2025年12月16日

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横田選手を通じて野球が出来ることの素晴らしさ、何かに取り組める幸せについて考える機会を得た。残る選手時代の映像、川藤さんのYouTubeチャンネルでの活躍の姿も見てみました。本当に純粋な気持ちを持った青年ということが伝わってきます。
映画も観ると思います。

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2025年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

慎太郎さんの[奇跡のバックホーム]を拝読して、ここまでまっすぐ生きている男がいるのかと驚きましたが、次に注目したときは、お亡くなりになったときでした。
何で?と、あのまっすぐに生きていた男が何で?と、しばらく思っていたことを覚えています。

感想を言葉にしようとすると、「まっすぐ」の言葉が何度も浮かびます。
僕の語彙力の無さを痛感しつつ、慎太郎さんの周りの方々にこの想いが広がって行く様子には、結末を知るだけに苦しくも温かな気持ちになります。
ご家族はもちろん、阪神タイガース入団後は同期に先輩、監督にスタッフ、病院の方々、大勢のファン…。
その想いは異例の引退試合に繋がり、引退後も慎太郎さんが渾身の力で立たれた講演会で、さらに多くの人に届いたのでした。

僕もいつの間にかその1人に、身内のような気持ちになっていることに気付きます。
慎太郎さんをそばで励まし、一緒に喜怒哀楽を分かち合ったまなみさんをとおしての視点と言うこともあり、その場に僕もいるかのように心を揺さぶられ続けました。
とくに手術で一度失われた視力が戻り始めたとき、窓のブラインドを何度も上げ下げして日差しが見えることを喜んだ場面には、僕まで頬がゆるみました。

そして「最後の港」へと進み、これまでの数々が決してフィクションでは無く、読んでいる今に繋がっていることにハッとさせられます。
慎太郎さんが最後まで前を向いて、まっすぐに、全力で駆け抜けたことに、本文にもあるように拍手を送りたくなりました。
スポニチの遠藤記者は「努力のバックホーム」と評しましたが、それは今も生きる僕が、まるで努力と呼べることをしていないことを意味します。
ありきたりながら慎太郎さんに近付きたい、どんな環境でも諦めず、目標を持って日々に臨もうと強く思いました。

読み終えたのは映画版[栄光のバックホーム]公開直前で、プロダクションノートや予告編、ドキュメント番組、そしてユニフォームが舞った胴上げの動画なども繰り返し見ました。
そのたびに胸が一杯になり、涙があふれました。
ゆずの[栄光の架橋]も、サビ前の♪ジャジャジャンと言うところを聞くだけで胸に迫るほどです。
もちろん映画も見に行きます。

慎太郎さんをこれまで深く存じ上げずにいたことを、悔やむばかりです。
そして、プロ野球はあまり興味が無かったものの、慎太郎さんの足跡が残り、復帰を信じ続けてくださった阪神タイガースを、これから応援したいと思っています。
今はことあるごとに、「24」の言葉を選んでしまいます。

映画やドラマで、感情を揺さぶられることが苦手です。
普段は避けている僕が映画を勧めるのですから、周りは驚いたと思います。
予告編を見た後に「お涙頂戴か」と言われたこともありますが、そう誤解してしまうほどにまっすぐ生きた男が横田慎太郎なのだと、今さらですが断言出来ます。

僕も少しでも追い付けるよう、並べるよう、目標を定めながら努力します。
読書しながら初めて涙があふれた1冊、読んだだけにせず、必ず行動に繋げます。

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2025年11月22日

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たった今、読み終えました。

慎太郎さん、お母様の生き様、言葉にできないくらい感動しました。
世界中の人に読んで欲しいです…。

そして、私はジャイアンツファンですが、阪神は選手を大切にする素晴らしい球団だと思いました。

⭐︎5では足りません。

次は『奇跡のバックホーム』を読みたいと思います。

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2025年10月17日

Posted by ブクログ


1日1日の目標を乗り越え、病と闘い抜いた横田慎太郎さんの姿には心から敬意を表します。何度も再発する病に直面しながらも、常に前を見据える姿勢に強く心を打たれました。まさに人生を全うされたのだと感じます。

また、闘病する息子に寄り添い励まし続けたお母様の姿は、私自身も子を持つ親として尊敬の念に堪えません。
今の自分はこれほど過酷な境遇にはありませんが、だからこそ、家族と過ごす何気ない時間を大切にしたいと改めて思いました。

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

私が今まで普通だと思っていた日々が、今生きていることだけで奇跡だと思えてくる、そんな一冊でした。
これが実際にあったことだと思うととても悲しくなりますが、それでも、感動するところや笑えるところもあって良かったです❣️

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2026年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「奇跡のバックホーム」は自伝ですが、こちらは横田選手の母の視点からの物語。
闘病生活の過酷さがよくわかる一方で、横田選手の芯の強さや、闘病した故に人に勇気を与えらえる存在になったことも伝わってきました。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

プロ野球選手になるのは大変なこと。
ましてプロとして活躍するのはもっと大変。
親子二代でプロ野球選手となった横田選手には、それ以上の苦難の日が待ち構えていた。
亡くなった横田選手のご遺族から話しをきき、ノベライズした中井さんありがとう。
光が当たらなかった人の人生が輝いていたことを知りました。

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2025年08月22日

Posted by ブクログ

連日の白熱した高校野球の試合に触発され、野球関連の本を読みたくなり、書店で手に取った作品。
若くして亡くなられた元阪神の選手、ということだけは存じていたが、今回その半生を詳しく知るところとなり、本人とそのご家族の強い絆、結びつきに圧倒された。果たして自分はこれほど家族と向き合ったことがあっただろうか

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2025年08月17日

Posted by ブクログ

今年から阪神ファン、始めました!
そんな中発表された、映画化のお話。
ワタシはふだん、テレビはもちろん、ネットニュースもほぼ見ない生活を送っているので、横田選手を存じ上げませんでした。
ので、すぐさま購入し、絶対泣く!とわかっていたので、連休で一日雨予報だった今日、読み終えました。

泣きすぎて苦しかったです。
母のチカラってスゴイな。という想いと、ニンゲン力の高いヒトっているんだな。という想いが、一貫した感想でした。
ワタシも、何かできるヒトになりたい。

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2025年07月16日

Posted by ブクログ

映画を観た帰り道に購入。
母の子を想う気持ちに涙した。

ファンだからこそ思い浮かぶ追悼試合の大山の映像や、優勝胴上げシーンが小説と重なり、横田慎太郎という希代の名選手の残した濃密な生き様に感謝の念が止まない。

本人の書いた奇跡のバックホームも楽しみ。

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2026年01月26日

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