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Posted by ブクログ
綾野剛が教師、児童の母親が柴咲コウ、メディア記者が亀梨和也で映画化されたが、冒頭から虚偽で教師が追い詰められていく様子、これがノンフィクションということが信じられない話、しかし作り事ではここまで書けないだろう。
教師は無辜だ児童と両親はモンスターペアレンツだと思い込みに依拠した作品でなく、教師側代理人から入手した証拠に照らしてわりと冷静に描写されており、反対尋問の切り口の学習にもなるので、とくに福岡の弁護士は読む価値がある、しかしそれでも完勝させてもらえなかったとは。初期の専ら児童と両親のコメントのみを裏付にして、一方的に教師を攻撃するメディアスクラムのひどさがいまネットには全く残っていないが(とくにひどかったのが西日本新聞とセンテンススプリング)、当時の連日のメディア報道の偏りを記憶している者としてよくも教師が自殺しなかったものと思う。とにかく教師側に就いた2人の弁護士は技量と勇気を手放しで称賛したい、児童と両親側に就いた500名をこえる弁護士については言いたいこともあるが鞭うつのはやめとく、弁護士に限らず関心ある人はぜひ本を読むか映画をみてほしい。
Posted by ブクログ
マスゴミという言葉が何故存在するのかよくわかる事例だなと思った。ちゃんと調査報道なんてしないし、一報が間違ってても何の責任も取らない。特に文春記者は別視点の報道に対する苛烈な記事まで書いてたけど、何の反省もしてなさそう。不愉快さが半端なかった。
原告はどういう精神状態なのかよくわからない。サイコパスみたいなことなのか、代理ミュンヒハウゼン症候群みたいなものなのか、得体が知れなさ過ぎて恐怖しか感じない。よく病院の人とか弁護士団はこの人たちを信じたよな。なんか人を信頼させるようなものがあるんだろうか?
校長や教育委員会、被告の教師もみんななんか問題があって、実際ちゃんとした大人なんてほとんどいないんだよなぁとしみじみ思う。
Posted by ブクログ
福岡の教師による生徒へのイジメがあったとされた冤罪事件を取り扱ったノンフィクション。2025年には映画化もされている。
こういった形で丁寧な取材に基づいて整理する事で、モンスターペアレントの言いなりになった学校と、そこから出て来る一方的な情報に基づいたメディア報道によって、無実の教師が追い詰められてしまった事件、という総括が可能になっている。
しかし、虚偽被害を申し立てた両親の剣幕に学校が押し切られてしまう事、そもそも親の圧力に対して学校が弱い立場に置かれているという構造的な問題、教諭も裁判中には曖昧な証言をしてしまった事等々、こうあるべきという理想はありつつも、現実には必ずしも理想に沿った行動が出来ない事もある、という事もよく分かる。
読み応えのある内容で、一気に読み切ってしまった。おすすめ。
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