あらすじ
家を出るお父さんが教えてくれたアンキモの味。引っ越す友達と分け合ったグミ。仕事を辞めて久しぶりに作るキュウリのサラダ。恋人に別れを告げられ、目の前で冷めていくビスマルクピザ。子どもと食べる初めてのフライドポテト。恋、仕事、親との別れ――人生の忘れられない場面には必ず食べものの記憶があった。珠玉のショートストーリー+短歌集。
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Posted by ブクログ
加藤さんの作品を読むのは、「ピザトーストを〜」に続いて2作目。ショートストーリー➕短歌という構成が魅力。お話のジャンルはバラバラで、読んでいて飽きない。恋したくなったり、切なくなったり、青春感じられたり。素敵なお話がいっぱい詰まってます!
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タイトルから、勝手にグルメ系のほっこり短編集、くらいに思って読んだのですが
良すぎて衝撃でした。恋愛、家族、友情など…様々なストーリーと食べ物、そして短歌が素晴らしかったです。
また読みたいです。
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食べ物にまつわる色々なショートが詰まっていて話の数だけ様々な感情を抱くことが出来てすごく良かった。異質で印象的な話もよかったけど、お気に入りはフレンチトースト-亡霊になれそうなほど膨大な記憶の波にただよっている-とリンゴのシナモンソテー-記憶は砂 また出てきてる いつのまにこんなところに入りこんだの-
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30個入った短編集で1つ1つの話はサクッと読めるのに何故か感情だけはどっぷりと入り込んでしまう不思議な本でした
どの話も面白くて、泣いてしまう話もたくさんありましたが、その中でもカスタードドーナツの話の中にある
「誰がやってもいい仕事ってさ、でも、誰がやっても同じ仕事ではないんだよ。ちゃんとその人に、はねかえってくるもんだから」
この文章がとても印象的でした
こんな仕事誰でもできるのに、誰がやっても同じなのに私じゃないとダメなのか。と、この短い人生で何回言ったり思ったか笑
反省半分で受け止めました、、笑
Posted by ブクログ
『あなたと食べたフィナンシェ』という甘い表題に惹かれて購入したが、良い意味で内容に裏切られた。食べ物にまつわるショートストーリー。
『アンキモ-知らない食べ物』の16ページを開いた瞬間、胸をえぐられる。今までの父と娘のほのぼのとしたやり取りが一気に見方が変わってくる。
『いももち-しずばあのこと』も、予想出来ない展開が言語化が難しい感情に飲み込まれた。
胸がえぐられるお話が沢山あると思えば、『ウニ丼-とろける』のような希望が見える話も合間に入っているから「まだ読んでみよう」と止まらなくなる。
どこから読んでも、心を震わせてくれる一冊。
Posted by ブクログ
たまたま読みやすそうと思って手にとった1冊。
食べ物に関する短編集がたくさん入っていて一話が短いから読みやすかった。
しかし、どの話もテイストが全部違って振り幅がすごいなと思った。
家族、恋愛、友情など。
どんな苦しみの中にいても美味しいものを美味しいと感じることができたらそれだけでOKでまだ大丈夫なのかもしれない。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
家を出るお父さんが教えてくれたアンキモの味。引っ越す友達と分け合ったグミ。仕事を辞めて久しぶりに作るキュウリのサラダ。恋人に別れを告げられ、目の前で冷めていくビスマルクピザ。子どもと食べる初めてのフライドポテト。恋、仕事、親との別れ――人生の忘れられない場面には、必ず食べものの記憶があった。珠玉のショートストーリー+短歌集。
個人的に好きな話
・カスタードドーナツ
『誰がやってもいい仕事ってさ、でも、誰がやっても同じ仕事ではないんだよ。ちゃんとその人に、はねかえってくるもんだから。』
・納豆オムレツ
【個人的な感想】
どの話もすごく短いけど、話の中で温かい気持ちになれたり、ちょっぴり泣けたり、少しゾッとしたり、、、短歌もよかった!
また読み返したい。
Posted by ブクログ
しっかり心に届くショートショート。
誰かの「今」に寄り添ってくれる一編がきっと見つかる一冊。
˖ ⊹ ࣪ ˖ ☽ ⊹ ࣪
恋のはじまりや終わり、別れ、新生活。
さまざまな人生の一瞬と食事の風景が描かれていて、どの話も料理やお菓子、その場の空気、登場人物の心情がぴたりと噛み合っている。
短いのに過不足なく完成されていて、物足りなさも説明不足な感じもない。
涙ぐんだかと思えば微笑んだり、時にはぞわっとしたり。
添えられた短歌もそれぞれの物語にぴったりで、言葉選びの巧みさに何度も唸った。
たくさんの人生の一瞬を覗き見るうちに、自分の悩みもまた人生のほんの一瞬なのだと俯瞰して見られるようになり、少し心が落ち着いた。
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かわいい表紙と素敵なタイトルに惹かれて購入。
登場人物と出てくる食べものの特徴が合っていて面白かった。
小学生なら小学生っぽいものを、大学生なら大学生っぽいものを食べていて、途中から、それぞれの話のタイトルになっている食べものから状況を予想して読むようになった。
ひとつひとつの話が短いので、ちょっとした待ち時間にとてもおすすめな一冊。
病院の待合室や、ひと駅で降りる電車の中で、すっきり読める。
ただ、想像していたよりもしんみりした気持ちになる話が多い印象。
楽しい気分の時に読む本じゃないかも。
でも落ちこんでる日には寄り添ってくれる。
Posted by ブクログ
ショートストーリーと短歌の構成で、
食べ物と記憶が結びついた話
物語の余韻に浸っているところに、短歌がスッと入ってくる
日常の食べ物を通して、ささやかな温かさや、淡い切なさを感じれるお話しでした
Posted by ブクログ
人生の大事な出来事と一緒に思い出す印象的な食べ物。それはフィナンシェだったり、アンキモだったり、キュウリのサラダだったりする。食べるって大事なことだと思うし、食べることは生きることにつながると思った。
Posted by ブクログ
そのへんにありそうなさらっとした愛しさやさみしさが並んでとても良い〜。以前に読んだピザトーストが結構すきだったからこっちも読んでみたけど、やっぱりなにもかもちょうどいい。読みやすくて、重くなくて、物語を締めくくる短歌がいい味を出していて、なんか落ち着く。
Posted by ブクログ
まず表紙の可愛さについつい買ってしまった( ˶'ᵕ'˶)
可愛い見た目だが内容は切ない食にまつわる30のショートストーリー&話ごとにピッタリな短歌が書かれている!
☆塩抜きフライドポテト
まさに我が子も2歳で共感でき思わず泣きそうになった( ⸍ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷⸌ )息子もフライドポテトが大好き!
少し前までは自分で食べることも出来なかったのに美味しそうに食べる姿、いつの間にかちぎりパンじゃなくなった腕、ほっぺもまだぷっくりはしているけど少し前よりはシュッとしてきたところ…etc。どんどん成長していくのは嬉しいのに何だか少し寂しい( ᵕ ᵕ̩̩ )
☆カスタードドーナツ
美味しそう!カスタード好きな私にはとっても気になる!前田さんの言葉も良いなと思った!
「誰がやってもいい仕事は、誰がやっても同じ仕事ではない。ちゃんとその人にはねかえってくる」
あとはお雑煮・さつま揚げが好きだったかな。お雑煮では私も旦那さんに出会えたことを考えさせられた。さつま揚げは私も亡くなったおばあちゃんのことを少し思い出した。もっと会いに行けば良かったな…とも。
とりあえず美味しそうなタイトルのお話ばかりで何か食べたくなってくる(笑)料理の思い出って記憶に残りますよね。
帯にも書かれている
「おいしいと思うことができれば人生はきっと大丈夫」
って言うのもその通りだなと思った。
どんなに嫌なことがあってもお腹は空くし、食べれるうちは大丈夫な気がする。私の場合は毎日白米を食べないと気分が悪くなる( ᴗˬᴗ)(と、思っている笑)
フィナンシェ作ってみたいな~♩¨̮
Posted by ブクログ
短編集で時間がなくても区切りよく読むことができた。
リアルな話も、少しSFぽい話もあって読んだらお腹が空いた。
読む年齢や状況で感じ方が変わるのかなと思った。
人生の節目に読み返したい。
Posted by ブクログ
30のショートストーリーと話の最後にはぴったり合った短歌が添えられている。タイトルは全て食べもの。昨今流行り(?)のそれぞれの短編の登場人物が実は繋がっているということがなく、完全に独立していて、いろんな立場、状況に置かれた人のお話が読める。読みやすく、いい意味でサラッとしているのでその後を空想する余地を残している。食べもの小説が好きな人にはおすすめ。
Posted by ブクログ
カバーイラストを見た瞬間から、「可愛い~♡」とときめいて手に取った一冊
どの作品も物語のおわりに掲載されている短歌で、作品がよりキュッと引きしまって終わって、素敵だった
作者は短歌からデビューされて、小説も書かれるよう
言葉選びがとても素敵で、食べることって生きることにつながっていると感じさせてもくれた
Posted by ブクログ
ほぼ初めましてのSS。短歌もついてきた!
表紙のフィナンシェがオシャレで可愛くて美味しそうで購入。
ちょっと切なくなったりちょっと元気になったり。
長編小説を読む合間に気分転換として読んだり、寝る前や移動時間などに読むくらいにちょうどいい短さだった。
お気に入りは「いももち」と「カスタードドーナツ」。
お腹すいてきた!
Posted by ブクログ
大切な誰かと共に
食べた記憶は
ふっと思い出すと口のなかで
ふわっと匂いがして
食べてないはずなのに頭の中で
味を思い出す。
きっとそんな感じなんだろうなと
思いながら読み進めました。
日々の何気ないことを
誰と過ごすのかを
大切さを思い出して読み込んでしまう1冊でした
Posted by ブクログ
短歌とショートストーリーの組み合わせの一冊。
ドラマチックな展開のものもあれば、何気ない日常を描いたもの、特別な日の話など様々。
「誰がやってもいい仕事ってさ、でも、誰がやっても同じ仕事ではないんだよ。ちゃんとその人に、はねかえってくるもんだから」
Posted by ブクログ
短歌と短編集。すべて食べ物が関わっている話ばかりで、どれもおいしそうでした。女性目線の話ばかりで、報われないとか振られるとか切ない話のほうが多かったのがちょっとさみしい。アンキモ、塩抜きフライドポテト、いももち、カスタードドーナツ、さつま揚げの煮物、お雑煮、がとくに好きな話でした。