【感想・ネタバレ】ポルターガイストの囚人のレビュー

あらすじ

「あしや超常現象調査」の芦屋晴子と越野草太は、古い一軒家でポルターガイストに悩まされる人物の依頼を受ける。世界で起こったポルターガイスト現象から法則性を導き出し、独自の対策を編み出して超常現象に立ち向かう二人。やがて現象は収束した……と思った矢先に、依頼人が失踪してしまう。さらに晴子と越野の周囲までもが奇怪な現象に蝕まれ始め──。「ベストホラー2024」(国内部門)、『このホラーがすごい! 2025年版』(国内編)で1位に輝いた『深淵のテレパス』に続く、〈あしや超常現象調査〉シリーズ第2弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前作が面白かったため読み終わってすぐこの本を購入しました。
作中でこれはこうだからこう対策しよう、など起きた出来事や考えをまとめてくれるため、主人公達と一緒に謎解きができるため置いてきぼりになることがなく楽しめました。
少しどんでん返しというか叙述トリックもあり、好みでした。

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2025年11月05日

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前作も好きだったのだけど今作も良かった!
伏線回収もあり、えーー!と騙される部分あり読みやすくて面白かった!

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2025年10月30日

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ネタバレ

面白かったけど、4.2かな。

前作より良かったのは、キャラがスムーズに動いて、作中の過去の事件と絡んだこと。
前作と比べて好きじゃないのは話が壮大になったこと。
ミステリーとしての伏線は良かった。

なんでドローンで空撮しようとしたら出来なかったのか?
京子の頭蓋骨が屋根にあったから妨害電波が出ていた。

なんで夜、東城の手が汚れていたのか?
庭にある京子の骨を掘り出したから。

作中では、東城が稽古場にある京子の乳歯の影響で庭の京子の骨を掘り出したとある。

時系列としては
東城両親が自宅の庭に京子の骨を埋める。
東城誕生、18まで住む。
父親が脳卒中になったので21年振りに戻る。
倉庫での稽古が始まる。
その夜、庭の骨を掘り出す。


個人的には、不動産屋の藤井がちょっと怪しい。
そもそもの怪奇現象は藤井が2階に女の人がいる、からで始まっているのに、晴子達には何も無かったと言っている。
本人が気のせいだったからそのまま忘れてしまった可能性もあるが、東城は藤井の発言で家に誰かがいる感覚を思い出し、稽古場の乳歯の影響を受けて、庭の骨を掘り出した。
藤井がトリガーとなっている。

また、東城が京子からの催眠状態中に空き家に訪れてテープを入手している。
この準備をしたのも藤井では?
藤井が京子の支配下にあったのか、藤井の意図がは絡んでいるのかはわからない。

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2025年10月22日

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話のあらゆる所にちりばめられた会話や描写がまさかという所で伏線となったりして、終始夢中で読み進めた。心霊現象を理論的に考察し、推理するホラーとミステリーの両方を兼ね備えた作品だった。

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2025年10月04日

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旬の過ぎた俳優が住む家で起こる怪奇現象、過去の事件、不可解な死…断片的な事象が絡み合い、元凶に近づいていきます。ホラーやミステリーの要素がミックスされ、個性的な登場人物が繰り広げるドラマも面白い。前作『深淵のテレパス』の勢いそのままの佳作です。

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2025年09月18日

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大人気シリーズ第2弾!
めっちゃ面白かったです!!
前作よりホラーみマシマシで夜に読むと洗面所に行くのが怖くなりました笑
キャラが全員魅力的で大好きです
思わず応援したくなります
次回作でシリーズ完結するんですね…寂しい…
最後まで追いかけます!
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「あしや超常現象調査」の芦屋晴子と越野草太は、古い一軒家でポルターガイストに悩まされる人物の依頼を受ける。世界で起こったポルターガイスト現象から法則性を導き出し、独自の対策を編み出して超常現象に立ち向かう二人。やがて現象は収束した……と思った矢先に、依頼人が失踪してしまう。さらに晴子と越野の周囲までもが奇怪な現象に蝕まれ始め──。
「ベストホラー2024」(国内部門)、『このホラーがすごい! 2025年版』(国内編)で1位に輝いた『深淵のテレパス』に続く、〈あしや超常現象調査〉シリーズ第2弾!

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2025年09月10日

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やっぱこういうのが好きなんだなあ!
深淵のテレパスもかなり好きだったんだけど、こっちもいい!新作ありがとう!

怪異や事実から距離感を取りつつも、確実に事象はあってそこに取り組んでいく構成は地に足がついてる感がある一方で、お決まりのキャラクターが作品としてしっかりしているのでエンタメご都合もスッと受け入れられる。この塩梅が、長編を読み切るのに引き込まれるし飽きずに読める。
今回思ったのは事件が起きてことが動き出すまでがはやい。もう半分くらい読んだ?とページを見るとかなり序盤だった。
映画には慣れてるものの、小説でこの早さで展開があると、苦手な人も読めるんじゃないかなーと思った。全体的に会話の内容や同世代らしき人々の言動に、リアリティと若さを感じる。違和感がないセリフはわたしにとってすごく重要。

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2025年11月24日

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深淵のテレパスに続きこの著者で読んだのは二作目。一作目で終わらず、やっぱりおもしろい!ミステリー?ホラー?あまりにも現実離れしたホラー要素強めのミステリーは今まで好まなかったけど、これはホラーで終わらせず、現実的に理由が付けられる余地を残してくれているのがとてもよい。すき

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2025年11月23日

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面白かった!

あくまでも晴子さんの
『お化けなんて怖くないわ』体のキャラがあったからこそ
最後までビビらずに楽しく読むことができました。

途中、私の大好きな記述トリックもあって歓喜

第三弾(完結編)が出るらしいけどまたもや…怖くても読んでしまいそう
晴子さんかっこええ〜

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2025年11月16日

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あしや超常現象シリーズ、2作目もとても面白かったです。ホラー小説と言いつつ、そこまで怖さはなく、万人受けしそうです。

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2025年11月14日

購入済み

闘争、逃走本能はいざという時の為に覚えておこうと思う。バディ、チーム物として面白いし、オカルトを巡る物語がどう着地していくのか次作を期待して待ちたいと思う。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

面白くて一気読みしてしまった…
前作も楽しめたけど、今作の方が情景が目に浮かびやすくて、なんだか映画1本観終わったような気分です^_^
高所恐怖症だから、終盤のシーン、最初斜め読みしてしまった(無事に過ぎた後、もう一度戻って読み直ししたけど) 登ってないのにちょっと足元が不安定な気分になるの、不思議だね〜。。
あと、途中のとこでしっかり騙されたし(笑) まんまと引っかかって、それもフルネーム出てきてるのに次の章に行くまで気がついてなかった(笑) ショウゴ氏母が、私の知り合いと同姓同名っていうのに気を取られてた(笑)

帯のあの言葉がとても気になってます…
次作楽しみにしてます!

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2025年10月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〈あしや超常現象調査〉シリーズ2作目。面白かった。今回はポルターガイストやサイコキネシス(念力)がテーマ。東城目線と越野目線の章が交互に続いて、第2部から東城のとこが父親になっているという、よくある展開に全然気付かなかったー。犬井が事故った時に車を動かしたというのにはくーっとなった。ほんと天才だよ犬井ちゃん!しかしこんな人を操れるほどの力をもつ人間がいたら。電磁波の話も興味深かった。ヒツジとヤギの話も。私はヒツジだろうなぁ。マネージャーの半田の飛び降りのとこも怖かったわ。ラスト、晴子の過去も明かされる。親子心中の生き残りか。しかし、帯に『次作で完結』と書くのは早過ぎではないか。寂しいじゃないか。出るのはまだ先だろうし。忘れちゃうよ。

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2025年10月26日

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個人的に前作は“静”という印象だった。
でも今作は間違いなく“動”だ。
ポルターガイストの性質上、全体的に動きや変化が多くなるので読んでいて楽しい。
それに、調査対象は厄介な方が盛り上がるし面白いんだよなあ。
各章に語り手の名を付しているのも良い。
こういうの大好き。
次作で完結らしいので、楽しみにしてる。

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2025年10月15日

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映画宣伝会社に勤める芦屋晴子と越野草太は、「あしや超常現象調査」として、様々な超常現象を記録・調査して、YouTubeで発信している。売れない俳優、東城彰吾の依頼で、彼の実家で起きるポルターガイスト現象を調べていく。
物が勝手に動いたり、鏡に幽霊?が映ってたり‥。派手さはなくても、読んでてわりと怖い。でも、ポルターガイストを心霊現象としてだけではなく、科学的なアプローチも加えて解明しようとするのが、面白い。心霊現象を信じない探偵と、スプーン曲げで有名になった超能力者も調査に加わり、話は怖いながらも賑やかに進んでいく。

東城の出生の秘密など、意外な展開が続いて飽きない。途中、読者を欺く仕掛けもあり、率直に上手い!と唸ってしまった。一軒家のポルターガイストの話から、ラスト近くはずいぶん大ごとになっている。結局、真相は明らかになった部分もあるけど、曖昧に終わった部分もあり、人によってはモヤモヤするかも。

実は前作を読んでないのだけど、特に問題はなし。ポルターガイストに関する知識も興味深く、面白く読めた。

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2025年10月12日

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面白かった!
前作で出てきた個性的なオッサン2人だけでなく、前作で重要な役どころだった桐山ちゃんも出てきてくれたのは個人的にとても嬉しい✨
内容は前半…というか、最終決戦までは本当に面白かった。ホラー描写が怖くてゾクゾクした。
ただラストは私的にはなんだかなぁ…といった印象。
次回作もあるようだし期待。

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2025年10月02日

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ネタバレ

怪異じゃなくて物理的に怖くなっちゃって震え
1作目で出た桐山さんが仲間になってて良かった
スカイツリーの大立ち回りは劇場版コナンみたいだった
次回作も楽しみ

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2025年09月29日

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「深淵のテレパス」がよかったので、こちらも読んだ。貞子系?
私は「深淵の~」のほうが好き。
次作が出たら読むと思う。

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

前作よりホラー要素もミステリー要素もパワーアップした印象。
ホラー部分は祖父母の家を思い出し、なかなか怖かったです。また序盤から細かな伏線が張ってあって、それが回収する流れも前作同様、見事です。
個人的に、終盤の展開は微妙。話のスケールが大きくなって、色々ツッコミどころが増えてしまった印象です。
はいえ、寝不足になっても読んでしまうぐらい面白い作品。
次作でこのシリーズは完結とのことなので、楽しみに待ちたいと思います。

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前回に引き続き、めっちゃ面白かった!
ただ…前半がすごく良過ぎて期待値が上がり過ぎたのもあるけど、後半が割と荒唐無稽というか突破というか…。前回めちゃくちゃ良かったのよ、古びた日本家屋、自分以外いないはずなのにする何かの気配、動くこけし、鏡に映る何か、そしてうわ言のように発せられた「鏡に映る、包丁を持った女」。ロケーションも現象も意味深な発言も、これ以上ないくらい完璧で不気味。
ただなあ…超能力を持った者でなおかつ身体から電磁波が出ててそれを用いて人を操る、しかもそれが死してもなお骨から電磁波がで続けており……っていうのは、やっぱりどう考えても出来すぎてると思うし、物語を進展させるためのご都合パターンに思っちゃったんだよね…。
本当に前半がかなり良質な、これぞジャパニーズホラーって感じだったから、その上がり過ぎた期待値で読み進めると後半は失速気味かな…と感じたのが正直なところ。
でもやはり前回と同様、登場人物は魅力的で、時にシリアスな 時にユーモアな表情を見せてくれるので、エンタメ作品としては最後まで惹きつけられたし、早く続きが読みたいと感じさせられた。
次回で完結するらしいけど一体どうなるんだろう。
そして、完結後はどのような作品を今度は読めるのだろう。上條さんの作品はこれからも追っていきたいと思う。

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2025年09月05日

Posted by ブクログ

あしや超常現象シリーズ2作目。
これでもか!とオカルト満載な一冊。
晴子がさばさばしているせいか、ホラー特有の粘り気はなくあまり怖くはないかな。

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2025年11月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

超常現象は存在するけどしょぼい、の設定が好きだったのだけど、今回は人格を乗っ取るような結構すごい力だったのでうーんとなった。(一応東城の二重人格説もあったけど、ちょっと無理があるような)

運動エネルギーを利用してしょぼい力を増幅させるのは面白かったです。

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2025年11月25日

Posted by ブクログ

友達からおすすめされた作品の続篇
読みやすくサクッといけるので読書のリハビリに最適だと思う!そんなに怖くない!!

家で怪奇現象が起きるから調査してくれ〜からのその家主が失踪しちゃって探す話。
今回もラストは前作同様わりとトンデモ展開なので夜に読んでて怖いーとかは個人的になかったかな。

次作で終わりとの噂ですがここまできたら次も読んで晴子さんの過去を知ってスッキリしたいわね〜。

勘違いさせられていたアレはびっくりした!!





【以下ネタバレ含む感想】




途中までが一番面白いと感じるのは前作同様〜。最後の方はいきなりなんでもアリ感があってほーというかんじでした。
あと途中で出てきた犬連れてた人はなんでもなかったのかな、てかその人も警察に連絡してからこいよー。こんな感じでただのアホなモブが出てくるとちょっと萎えます。
叙述トリックに感してはとても良かったと思いました〜。

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2025年11月06日

Posted by ブクログ

可も無く不可も無いような、普通の作品という感想です。前作の「深淵のテレパス」は、怖くは無いけどストーリーが面白かったので、今作も期待していました。しかし、今作はホラーでも無いし、ストーリーも普通。だけど「超絶つまらない」というわけでも無い感じなので、なんとも言えない無味無臭作品です。

途中で読むのをやめる程ではないです。

ただ、ただ普通なんです(^_^;)

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2025年11月06日

Posted by ブクログ

鏡に写る人影、ひとりでに動く姿見、やがて怪現象が関係者にも広がっていく…など前半のホラー描写はわくわくする。前作に引き続き、霊がいるともいないとも断定せず、今できる調査をしていくスタイルは現実的で、結末もどちらともとれる(または双方が合わさっている)という書き方になっているのが好感。
一方、怪奇現象や解決編はちょっと荒唐無稽であり、また、なぜ過去の事件が今絡んできているのか、「霊」の目的は何だったのか、など今ひとつ説得力に欠ける部分もある。

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2025年11月01日

Posted by ブクログ


あしや超常現象シリーズ第二弾。
前作と同じくサクサク読めるライトホラー。
今回の方がミステリー色強めかも。
面白かったけどあの人の正体に序盤で気づいてしまい若干拍子抜け。
ミステリー読み慣れてない人なら興奮するトリックかも。

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2025年10月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作に続き、よく出来てるお話でありそうで無いような不思議な話。
途中の拐われた描写の東城が、父の方だったと分かって大興奮しました。母親と父親の馴れ初めが、思わぬ殺人だったとは
また、超常現象メインの話でポルターガイストを起こせる女の子が犯人だったのは全然分からんかった。
色々な事が繋がって面白く読め
前作のが好きだったけど、ホラーというよりミステリーで結構楽しめたので次回にも期待しています。

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2025年10月18日

Posted by ブクログ

今作はよりエンタメ性に特化。最早お馴染みとなったあしや一行のやり取りが楽しいし、ミステリー的な驚きも用意してくれている。油断してたからかなり驚いた。
オカルトエンタメここにあり。

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2025年10月05日

Posted by ブクログ

長年離れていた生家に舞い戻った男性が程なくしてポルターガイスト現象に悩まされるようになる。
序盤からストレートな怪奇描写の連続…からの!「え、何これ?何何何??」となる急転直下な展開に息を呑む。ビッグバジェットな邦画を彷彿させるクライマックスも楽しめた。

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2025年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〈あしや超常現象調査〉シリーズ第2作

芦屋晴子と越野は、古い一軒家に住む俳優・東城彰吾から、ポルターガイストのような現象に悩まされていると相談を受ける。

前作に続き、しょぼい能力者の犬井、探偵の倉元に、探偵助手となった桐山が加わり、にぎにぎしく探偵団が活躍する。
電磁波とかサイコトロニクスとか正直眉唾ものだが、倉元のように理屈をつける余地もあり、バランスはとれている。

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2025年09月26日

Posted by ブクログ

前作よりホラー感増してません?鏡見るの怖くなりましたよ〜。
今回は叙述トリックもあってまた面白かったです。
次回でシリーズ完結って悲しい…

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2025年09月07日

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