【感想・ネタバレ】あしたの名医―伊豆中周産期センター―(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ

私にとって久々の本格的な医療小説。

 大学病院で内視鏡を極めようとしている北条衛は伊豆周産期病院に移動を命じられる。
 厳格な教授に、立て続けに舞い込んでくる命の危機の現場。
 その中で人情味溢れる人々との関わりができ、仲間ができる。

終盤、衛の心が折れる事件が起こるが教授や伊織の両親の言葉に救われる。

古くて怖いだけと思っていた三枝教授、実はカッコ良すぎる。

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2024年04月27日

Posted by ブクログ

伊豆半島を舞台にした医療小説で、新人産婦人科医が先輩方に学びながら奮闘する話。出産のシーンや手術のシーンが中々リアルで読んでてこの人の書く本に興味を持った。地域医療の問題に興味がある方に。

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2024年01月14日

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えがったよね。どの章が良いとかよりも通して5人のチームワークが完成したって事。ラストにほとんど出てない三枝先生登場と謝罪と北条の将来を守る絶対良い人 やっぱり伊織の手術は衝撃的で塔子の告白で震えた。大将の一言にワサビの涙腺のとあそこが1番良かったです。常に緊迫感のオペに対岸の美味しい食べ物に まぎわもこんな美味しんぼ的なリアル食の物語で一挙両得で得した気分です。三枝先生に自分の意思を伝える正解で 何故なら大将と女将に言葉を贈られたから。成長した未来のチームも見てみたい 北条良かったよ!

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2024年01月09日

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伊豆半島を舞台に地域医療の問題点をふまえた医療ライトノベル。郷土料理と時に緊迫した展開のバランスが素晴らしいエンタメ小説。

何となく本屋で手に取ってみた一冊。ましかこれ程面白いとは。

現役産科医ならではのリアルな手術の描写。人材難で多忙な中束の間の休息と突然の呼び出し。

伊豆半島の海と山の幸をふんだんに描きながら、地域医療の問題点にまで踏み込んだ作品。

笑いあり涙ありの良作でした。

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2023年12月12日

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おもしろかった!
さすが現役産婦人科医!
生々しくリアリティー溢れる!

いくつかの話が最終話に繋がる展開。
キツい塔子先生の過去が、教授への現在での立ち振舞いの大元になっていたとは。

都市に集中する若い医師たち。
それを誰も責めることはできない。
医療の地域間格差を小さくすることは難題であることを、多くの人たちに知ってもらいたい。

ただ、文庫本の解説が質的にものたりないかなぁ……

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2023年12月09日

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ネタバレ

産婦人科の先生が書かれているという事で、すごく読み応えがあった。専門用語もたくさん出てくるので本の中、伊豆中病院の中にグッと惹き込まれるような感覚があり、緊迫感のある場面ではドキドキしたし、無事に命が誕生した時は胸が熱くなった。
リアルな医療小説が大好きなので、医療小説としても大満足!
そしてなによりご飯の描写が!とんでもなく美味しそう!!読んでいてご飯の香りがしてきそうな、口の中に味が広がるような美味しそうな描写に涎とニマニマが止まらなかった…
出てくるご飯、全部食べたい。三島に行きたい!!!

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2023年11月15日

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ネタバレ

命をかけて一瞬一秒を争う場所での緊張感と、美しい自然から得られる悦び、そして新たな命が産まれる感動、涙無しには読めず、とてもおもしろかったです。

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2023年10月24日

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出産の描写は圧巻です。人間がこの世に生まれて来ることは奇跡だと、そんな風に思ってしまう。
本格的な医療小説であると同時に、これはグルメ小説ですね。読んでるとお腹が空いて来ます。

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2024年01月09日

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美味しそうな表現と、美味しそうなお店たち。伊豆中の温泉、食のツアーに行ってみたいです。次回も楽しみにしております。

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2023年11月18日

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ネタバレ

人物設定、ストーリー展開、全てどこかで読んだことのある感満載でした。最後の衛の出した答えも予想通り。
それだけに気持ちよく読めたし安心の結末なのです
ハラハラドキドキではなく心穏やかに読み終えたい人におすすめ

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2023年10月29日

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地域の産婦人科?

脳内イメージはこんな背景。スーパーヒーローが居ないことで、物語がいきいきと「魅える」。

じっくりと読む時間がなかったのが残念だったけど、いろんな出来事における主人公とその二人の上司の会話に感動したな。

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2024年01月22日

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