【感想・ネタバレ】あしたの名医2―天才医師の帰還―(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

海崎栄介がやってくる! 北条衛は胸を躍らせた。憧れていた「腹腔鏡界の革命児」が着任するのだ。同時に、研修医・阿佐ヶ谷ゆめが加わる。傍若無人だが高度な手技で周囲を納得させる海崎。やる気が空回りしがちな、ゆめ。新たな力を得た周産期センターに、危機的な状況に陥った妊婦が移送されてきて。そしてチームはさらなる高みを目指す。北上次郎オリジナル文庫大賞受賞作、感涙の第2弾。(解説・吉田伸子)

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Posted by ブクログ

めちゃくちゃ面白くて入り込んだ。新たなドクターとの関係性が出る事で人物像が掘り下げられるねぇ。医療現場が素人にもわかりやすいし理解出来た。4話の麻衣子のお腹の中の子の成長を最優先して下さいと赤ちゃんの産声が聞きたいの言葉に胸が熱くなりました。こんな難しい選択を決めれるって やっぱ胸が熱くなりました。あー藤ノ木優さん出会えて良かった〜そして1を読もう

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2025年03月19日

Posted by ブクログ

伊豆中のメンバーにまた会える!とワクワクしながら読み始め、あっという間に読み終えた。
涙なしには読めなかった。
天才医師の帰還
これはシンプルに1人のことを指しているとも捉えられるけど、私はいろんな意味が込められていると感じた。
伊豆中が新たなフェーズに入っていった。

あとがきの、ぜひドラマ化を!妄想キャスト
私は他の人をイメージしていたけど、
あとがきの方の案もなるほどなぁ〜と思った。
ぜひ映像で見たいお話。

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2025年02月14日

Posted by ブクログ

シリーズ第2弾。産婦人科を題材にした小説が、こんなにも心を揺さぶることを改めて知った。自分の命よりもお腹の子の無事を優先する母性愛が、緊張感とともに描かれている作品。
「産婦人科は人生が集約されているところなの」まさに生と死が隣り合わせだ。
読み終わると、妻と子共たちに感謝の言葉を伝えたくなる。

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2025年02月09日

Posted by ブクログ

一巻に続いて面白い。
読み終わったら、古本屋さんに持っていこうかなー。。と、思っていたが、このシリーズは、手元に置いておきたいなー。。。
そんな本ばっかりだから、本箱に入らなくなるのだが。。(そして、そんな本の多くはことごとく医療モノというところが私らしい)

前回に続き、後半にオオゴトが起こるのがこのシリーズだな。。
麻衣子の行末、メイちゃんの行末がめちゃくちゃ気になる。
3巻目にも登場いただきたいものだ。
偶然にも1巻から3巻を大人買いしていたので、すぐにこの続きが読めるのはかなり嬉しい。

空気の読めない2人、特にユメちゃんには、若干イライラしてしまった。
でも、塔子が語った「産婦人科とは」ってところで、泣けてしまった。。。

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

やっぱり最後は泣けますね
家で読んで正解でした
このお話はお産に関わる医療でしたが
医療系の物語はハッピーエンドでは終わらない
みんな、なにがしなの痛みを抱えていく
この物語、続くのかな?

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2024年12月14日

Posted by ブクログ

静岡県は原木椎茸生産日本一だとは知らなかった。初っ端から絶品の黒鮑や、伊豆牛が描かれて食べたい思いが募る。
北条衛のチーム、塔子、筋肉の神里真司、先輩の下水流明日香、そして禿げでずんぐりの田川誠一とこれまでのチームも健在で、そこに研修医阿佐ヶ谷ゆめと塔子の同期で三枝教授の教え子の海崎栄介が加わった。

圧倒的な手腕の海崎先生は登場した時から自由奔放な印象だった。腹腔鏡手術の専門家でもあり、北条衛は立ち会うことができるのかが最大の興味だった。
モクズガニや小牧寿司(マグロ)の三色丼も洋梨も美味しそう。激務の中で美味しい料理が描写されるとこちらまでホッとさせられる。世界遺産の韮山反射路まで出てきた。

構成は5話あるが、緊迫感は次第に高まる。子宮腺筋症の術式、帝王切開における横8の字法、S状結腸切除術、そして腹腔鏡手術など具体的な描写もリアリティを高める。塔子の覚悟、そしてそこにドラマがあり、ホロリとさせられる。生と死に向き合う姿には感服させられた。

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2024年12月09日

Posted by ブクログ

先に3作目を読んだけれどこれが一番良かった

 手術シーンはよくわかんないけれど、塔子部長の力強さとそれぞれのキャラクターの息遣いが鮮明で緊迫感と感動のお話だったように思う。もう一度1作目から読むかな。

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2025年12月10日

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