あらすじ
産婦人科医の北条衛は、伊豆中央病院に異動を命じられた。予期せぬ都落ち、しかも鬼の老教授が医局を支配していると聞く。着任早々、その教授と手術を行うはめになった衛。彼は、地域の命の砦を守る重責を感じつつ、個性ゆたかな先輩医師に学びながら成長してゆく。激務に疲れた衛に活力を与えるのは、伊豆半島の海と山の幸だった。現役医師が描く、興奮と感動の医学エンターテインメント。(解説・杉江松恋)
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Posted by ブクログ
子を持ってから読むと泣けてしまう
4話、5話で泣いた
ごはんの描写がいちいち美味しそうで、伊豆にいきたくなる
適度にコメディもありつつ、シリアスな展開。
主人公の周りの先輩達がかっこいい。
教授憧れる
Posted by ブクログ
のんびりとした伊豆の温泉や美味しそうなご飯の情景。それと交互に現れるすごく怖い教授、そして凄まじい気迫の医師そして妊婦の妊娠との激闘、緊迫した手術と命の危機。気の緩みと緊張が幾度となる続く物語であった。才能ある医師が新たな出会いをし励まされ、時に休み時に覚悟を決めて挑む。いろんな形の強さと医師の生き様を感じさせる。
最初に頑迷にして旧弊な存在として現れた教授ルールが、この極限の環境においては非常に理にかなったものであるということが複数の段階で、複数の理解であらわになっていき、逆にそれが必要なほどに地域医療の抱える根本的な問題が浮かび上がる。そして合間にある伊豆の土地の温かさや美しさ、ご飯のおいしさなどが、その問題だらけの地域医療で支えなくてはならないものとして現れるのだ。そしてそれを支えて改善して発展させたい医師達の思いや、それに感銘を受けていく主人公の視点の説得力を生んでいる。
Posted by ブクログ
産婦人科の先生が書かれているという事で、すごく読み応えがあった。専門用語もたくさん出てくるので本の中、伊豆中病院の中にグッと惹き込まれるような感覚があり、緊迫感のある場面ではドキドキしたし、無事に命が誕生した時は胸が熱くなった。
リアルな医療小説が大好きなので、医療小説としても大満足!
そしてなによりご飯の描写が!とんでもなく美味しそう!!読んでいてご飯の香りがしてきそうな、口の中に味が広がるような美味しそうな描写に涎とニマニマが止まらなかった…
出てくるご飯、全部食べたい。伊豆に行きたい!!!
Posted by ブクログ
北条衛
大学医局員。教授から命じられ、天啓大学医学部附属伊豆中央病院に異動する。産科救急特化型の施設。ひよっこ2号。
佐伯
北条の前任者。わずか半年で伊豆中から逃げるように戻る。
三枝
教授。伊豆中のトップ。絶対権力者。頑固かつ医師の好き嫌いが激しく、一度嫌われたら、伊豆中では生きていけない。
神里真司
入局3年目。埼玉の有名な産科医院、神里病院の御曹司。ひよっこ1号。バツイチ。
城ヶ崎塔子
部長。教授の次に偉い先生。バツイチ。
下水流明日香
伊豆中の周産期をやりたいと、流浪人のように他大学からやってきた。
折原沙耶
衛の彼女。本院の集中治療室の看護師。
たがっさん
田川。タコ入道。
小幡八重
助産師5年目。20代半ばの黒髪ショートの女性。
岩関
岩関産婦人科院長。
下水流圭一
新生児科の部長。明日香の旦那。塔子の大学時代の同級生。
三枝善次郎
伊豆中の名物教授。東京大学医学部卒。数々の研究実績を残し、25年前に伊豆中の教授に着任した。その後に周産期医療センターを設立し、高い手腕で組織を成長させてきた。
箕輪
衛に異動を命じた本院の教授。東大卒。
勝呂伊織
居酒屋「いおり」の一人娘。
大将
尾崎。
女将
加藤恭子
患者。42歳、2経産婦。子宮筋腫。
東条
ポメラの店主。
美沙子
塔子の飼い猫。
工藤
三島病院。
佐々岡
外科。
笠原誠
麻酔科医。伊豆中の研修医上がり。
勝呂浩太
伊織の夫。伊豆高原の農家の跡取り息子。
白井美樹
マタ旅で「いおり」で食事中にお腹が張って塔子に見てもらう。
卓
美樹の息子。
石川直美
切迫早産。下田の白井医院から搬送。
望夢
伊織と浩太の息子。