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離島「子泣き島」で暮らす小学生の拓海は、家の手伝いで釣りに出かけたところ、 同級生・涼子の飼い猫が海に転落したのを目撃する。 防波堤にいた、親友・風太の父である亮平に助けを求めるも、 台風一過の海に飛び込んだ彼は帰らぬ人となってしまう。 成長した拓海は島を出て働いていたが、忘れもしない、あの風太と「偶然」にも再会し……。
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Posted by ブクログ
先が気になってどんどん読み進めていくうちにもうラスト?っていうぐらい一気読み!森沢さんは色の表現がすてきで読んでる途中、目を瞑って空や海の色を想像するのがとても楽しい。それぞれ事情を背負った大人も子供も何とか自分なりに事情に向き合い傷ついたり孤独を味わったりして前向きに生きていた。数年後の【子泣き島...続きを読む】がどんなになっているのか楽しみです。
安定の森沢節で安心して読めた。いつも通りの他作品とのリンクは嬉しくなる。久々のエミリさん。初めて読んだ森沢さんの作品がエミリの〜だったので再会した気分。他にも名前だけとかでもチョイと出てくると一体感がある。 物語は嘘と隠し事。 黙っているのは辛い。さらけ出すと相手の反応が怖い。どんだけ相手を信じら...続きを読むるのかというところなんだろう。 初っ端からトラウマを抱えてしまうが、風太の底抜けな明るさや、涼子、亜美、母の優しさに救われる。 特に明るくコミ力お化けの風太はそれだけじゃなかった。風太も拓海をずっと信じていたんだ。 あんな感じで告白劇になるとは予想外だったけど、やはり森沢作品らしく爽やかだった。 さあ、力をつけに行こうぜ。
離島で暮らしていた拓海と風太。 ハレーション。 一つの出来事が、やがて人生に大きな重しとなって暗い影を落とす。 偶然の再会。二人とも島を離れそれぞれに抱えながら島へ帰る。 とても心地よい読後感。今回はエミリさんも登場し、やっぱり森沢明夫さんの作品は好きだなと思った。 あまり期待なく読み始め、後半で...続きを読むは、こみあげて電車の中でグッと堪えた。
森沢明夫作品には、いつもホロリとしてしてしまう なぜこんなに胸うたれるのだろう 心の奥に必ず潜んでるいる人がもつ “こころ”がホッとさせてくれる 普通の日常の中で 生きていく途中で 意図せず起こってしまうハレーション 自分のなかに収めているつもりなのに、波響をよんでしまう もやもやしているうちに広...続きを読むがって戻せなくなってしまう 素直すぎる拓海や風太、涼子亜美、杏奈たち 爽やかな青春そのもの 孤島の中で生き抜いていく母真知子が、娘と向き合う相撲の場面は母としての強さに胸がうたれる。 “悪い人”はいない みんな必死に生きているだけ 自分の生きづらさと向き合いながら、若者はこうあって欲しい、などと勝手に感じ入ってしまう なんで、こんなにも胸打たれるのだろう “自分なりの人間ドラマを描くべく、必死にあがくしかないのだ、しかも死ぬまで 俺たちは、生涯に一度きりの、自分の人生のドラマをゼロから創り出す「新人の脚本家」であり、その主人公を演じる「新人俳優」でもあるのにだから”
大人が思っている以上に、子供は、その繊細な心に無数の傷を負っている。そして、それから無数の傷のなかに生じた、いくつかの〝ずっと癒えない傷〟の痛みと折り合いをつけながら、ゆっくり、ゆっくり、〝大人と呼ばれる生き物〟に、なっていくのだ。(p298のフレーズより引用) 美しい海に囲まれた子泣き島で育っ...続きを読むた幼なじみの拓海と風太は、お互いに言えないことを心に秘めながら島を離れ、会えないまま大人になりました。そして、偶然(?)の再会が・・・二人の幼なじみ・涼子の明るく前向きな人柄も素敵で、友達って本当にいいものだなあ〜と改めて実感しました。 今年は、森沢さんの小説をたくさん読みました。どれも温かくて優しくて。 「ハレーション」の途中に、以前読んだ他の2作品の登場人物がチョイ役で登場したのには感激でした!(その二人の名前を書いてしまいたいけど、ぐっと我慢…)「元気に頑張ってますね!」って声をかけたい気持ちになりました。
ラストに涙が溢れやはり読む作品全て感動する作家の1人。 人を思いやる大切さと幼馴染の有り難さが充分に伝わる内容で子どもらに読んでもらいたい。
さわやかなエンディングに、じんわりあったまる。 「夏美のホタル」の慎吾くんのその後、しかと確認しました。 慎吾くんのその後の前に、「エミリの小さな包丁」のエミリさん、「癒し屋キリコの約束」のカッキーもいい感じに登場していて、そういうところも含めて、森沢明夫さんの作品が好きです。
心が暖まる物語でした。 それぞれが心の奥に秘めた想いを抱えながら、前に進まざるを得ない気持ちをふるさとがリセットしたり後押しをしてくれる。 最後はそれぞれの心の重しを取り去りハッピーエンドとなりさすがの森沢小説でした。 意外やエミリーさんがチョッと出てきてましたね!!
みみっちいた! 料理屋さんのあの人まで。 苦しくてあったかくて 幼馴染の3人みたいに泣き笑い。 都会の人は何にそんなに急いでるんだろう。 たしかに、田舎とは時間の流れが全然ちがう。 今この時にこの本を読めてよかった。
離島に住んでいた幼なじみが、いろいろな悩みを共有しながらふる里を中心に成長していく物語だと感じました。都会へ出ても帰る場所があるのは、つくづくいいなぁと改めて思いました。
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