ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
写真家志望の大学生・慎吾。卒業制作間近、彼女と出かけた山里で、古びたよろず屋を見付ける。そこでひっそりと暮らす母子に温かく迎え入れられ、夏休みの間、彼らと共に過ごすことに……。心の故郷の物語。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
登場する誰も、悪い人はいなくて、でもみんな人間くさくて、好きな作品です。 先日発行された「ハレーション」に、夏美のホタルの彼氏だった慎吾くんのその後が…と森沢明夫さんがご自身のインスタでおっしゃっていたので、ハレーションを読む前に、再読しました。
日本の夏の原風景を感じる温かさがしました。自分の子供の頃はこんな風景でしたが、今はもう失われつつあるんですよね。なんか、発展とともに失われていくものもあるんだとこの小説読んで感じました。
読後感が良すぎて言葉が出てこないくらい 素敵な本だった。 たくさんのシーンで涙して、たくさんのシーンで笑顔になった。 季節の移り変わりも風鈴の音も、実際に好みで体験しているかのように鮮明に感じられて、私自身の思い出にもなったような気がする。 エピローグまで読んでからプロローグに戻るの好きで この本は...続きを読む特に、それをしてよかったと思った。 生まれてきてくれてありがとう 親子のみならず 大切にしたいね。
本で読んでオーディブルでも聴きました。 どっちも良かった。 小説はいつも寝る前に心を落ち着けるために読んでいるが、心が温かくなって穏やかな気持ちで眠れる。
田舎で出会った老人宅に、夏の間居候させてもらうカメラマンを目指す大学生と保育士カップルのお話 以下、公式のあらすじ -------------------- 写真家志望の大学生・慎吾。卒業制作間近、彼女と出かけた山里で、古びたよろず屋を見付ける。そこでひっそりと暮らす母子に温かく迎え入れられ、夏休...続きを読むみの間、彼らと共に過ごすことに……。心の故郷の物語。 -------------------- 夏美の運転でタンデムでツーリング中にトイレを貸してもらった山間の雑貨屋 たけ屋 そこはヤスばあちゃんと息子の地蔵さんのお店 気さくな二人の成すままに自然の体験をする相羽慎吾と河合夏美 写真についてスランプだった慎吾はその光景を写真に写し、卒業制作のため、ひと夏を二人でここに住まわせてもらう事にする ていく。 近所に住む子供達 拓也、ひとみ 、気難しそうな仏師の雲月さんなどとの交流もあり、人生の様々な岐路としての経験を得る 地蔵さんの本名である恵三の話がよかった 親から子への贈り物 三つの恵 この世に生まれてくる喜び、親に愛される喜び、伴侶と一緒に子供の幸せな姿を見る喜び 自分の子供に産まれてきてくれてありがとうという言葉 一つ目と二つ目はわかるけど、三つ目は達成できてないなぁ 元妻と別れてからも、上の子はちょくちょく合っているけど、下の子はほとんど会えてないわけで 幸せでいてくれればいいんだけど…… 「人間ってのは、何かと何かを比べたときに、いつも錯覚を起こすんだって。だから、自分と他人を比べない方がいいって」 「他人と比べちゃうとさ、自分に足りないものばかりに目がいっちゃって、満ち足りているもののことを忘れちゃうんだってさ」 他人と比べないというのはある程度はできていると思う 上を見ればきりがないし かといって、自分で勝手に下と思っているのを見ても自分とは違う環境なわけで意味がない やはり、今の自分がどう足りた生活ができているか、そのためにどうするかを考えた方がいいと思うよ あと、「才能ってのはな、覚悟のことだ」という雲月さんの言葉 まぁ、それが全てではないけど、楽しむ心、諦めない気持ち、挑戦し続ける気概もある意味で才能だと思う センスという意味合いの才能とは別に、そこにどっぷりと浸かる方面の才能もあるよね 総じて、悪い人が出てこない話は読んでいて穏やかな気持ちになる そして、あとがきによると、著者の実体験を元にしたフィクションらしい ヤスばあちゃんや地蔵さんのような人が実際にいるかと思うと、やはり心穏やかになるなぁ
とてもハートフルな作品だと思います。 温かい気持ちになりました。 私もこんな夏休みを過ごしてみたいと思いました。 最後、癖のある仏師・雲月が、写真家志望の大学生・慎吾にするアドバイスがとても素敵だと思いました。
時に躍動、時に静寂な大人の夏休み。じわじわ頭の中にストーリー、景色、感情が沁みる。ホタル、たんぽぽ、色々なキーワードあったが、軒下の風鈴が彼女達をずっと見守ってくれているようで優しい。
拓也とひとみの最初の登場シーンで、可愛いなと感じてしまった。 最初は雲月のこと感じの悪い人と思ってたけど、可愛いとこもあり、カッコいいなと感じた。 心温まる物語だった
「プロだけが知っている小説の書き方」著者の小説。 小説を書いてみたいなぁと思いながら書籍を調べていたら 森沢明夫さんに出会い、まずは彼の小説を読んでみようと 思い立ったのがきっかけでした。 そしたら冒頭から引き込まれました。 読み終わった後に、また冒頭を読み返したくなる。 ストーリーを楽しんでいる間...続きを読むは涙腺管理が大変でした。 電車内で泣くわけにいかないと必死でした。 悲痛な思いをする場面もありますが、全体的に暖かい温度で楽しめました。 人の温かさというより、ぬくもりが伝わるといった方が 適切だと思う作品でした。 他の森沢明夫さんの作品も読みたいと思いました。
バイクのエンジン音 竹林から吹く優しい風 軒下の錆びた風鈴の音 ホタルブクロに入れた蛍の幻想的な光 ぬるま湯みたいな夏の雨 夏の雨後の強い木漏れ日 早起きの蝉たちの合唱 パイナップル色に染まる夕陽の空 たんぽぽと恵三。 登場する人物達の暖かくて優しい物語が「光」「蛍」「夏」「涙」「心」「...続きを読む願」「命」「凛」こうした言葉達に込められていて、見た事も行ったこともないその景色達が胸の奥にしみわたる。 途中何度も物語の中へ吸い込まれ、優しい言葉たちに何度も何度も涙が浮かんでいた。 心温まるストーリーと胸に響く読後感でした。 たくさんの人に読んで欲しいと思います。 おすすめです。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
夏美のホタル
新刊情報をお知らせします。
森沢明夫
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
プロだけが知っている 小説の書き方
さやかの寿司
津軽百年食堂
試し読み
青い孤島
あおぞらビール 〈新装版〉
青森ドロップキッカーズ
あなたへ
雨上がりの川
「森沢明夫」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲夏美のホタル ページトップヘ