【感想・ネタバレ】オーデュボンの祈りのレビュー

あらすじ

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか? 伊坂幸太郎、伝説のデビュー作見参!

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Posted by ブクログ

まず喋るカカシという異色の存在が作品に溶け込むユニークな設定のミステリー。非常に読みやすく、伊坂幸太郎ワールド全開の作品で、伏線回収が気持ちよく、爽やかなラストが印象的。

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2026年02月17日

Posted by ブクログ

うわぁぁぁ面白かった!!

もっと早く読むべきでした。
伊坂さんって本当にすごい。
新潮のミステリー賞を受賞してるけど、ミステリーだけじゃない。(怖いかなと思って読まずにいたけど怖くなかった!)

教科書で学んだだけの記憶しかない歴史に、伊坂さんの想像力で、日本の一部だけど誰も知らない全く新しい島が、そこで暮らす人々が、信じられないような社会が、できあがってるんです、ゾクゾクしました。

人と人だけでなく人と自然との関わり、私たちが当たり前と思っている法律の不確かさ、それから小説というジャンルの構造だったりそこでの名探偵の役割りだったり、ハッとさせられたり考えさせられる事が多すぎました。

ほんと、何でこんなストーリー思い付くんでしょう。夢中で読んじゃいました。小説の醍醐味がギュッと詰まったような本です。
まだの方は、全力でご一読お勧めします!!

最後、千葉さん(from「死神の精度」)に通ずるものを感じて叫びたくなりました。笑

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

2026年2月14日〜2026年2月17日 再読

伊坂作品で一番好きな物語。
数十年振りの再読だったから、新鮮に楽しめた。
心の柔らかい箇所を優しく撫でられているような。
何回読んでも桜が大好き。

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2026年02月17日

Posted by ブクログ

ありえない舞台の中のミステリーです。しゃべるカカシの殺人?事件を軸にストーリーが進みます。すべての辻褄が合うラストシーンには、驚嘆を禁じ得ません。

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2026年02月12日

Posted by ブクログ

現実離れのした話だが、いつかその閉ざされた島に 入っていってしまう。 不思議な力をもつ小説で、面白い。
伊藤は、突発的に退職して銀行強盗を思いつき、失敗して警官に殴られた、殴った警官は幼馴染で城山といい、整った顔に冷酷な心を隠している男だった。
逃げたつもりが、気がつくと男鹿半島のはずれの島にいた。
何がなんだか分らないままでその島になじんでいく。

住人は、未来が見通せてしゃべることが出来るカカシの「優午」。
家の庭で読書をしているが、悪いやつは有無を言わさず撃ち殺す「桜」という名の、美貌の静かな男。
半身を地面につけて心臓の音を聞いている少女「若葉」
足の不自由な「田中」
何時も同じ時間に散歩して、反対の言葉しか言わない画家「園山」
困った人を空家に運んで何かと面倒を見ている「日比野」
警官の「草薙」の妻「百合さん」は死んで行く人の手を握ってあげる仕事をしている。
喋るカカシも独創的だが、この手を握ってあげる仕事も現実にはありそうでない。

閉ざされた(閉ざした)島から唯一外にでかけている船乗りの「轟」。
肥満で座ったまま店番をしている「ウサギ」と彼女の世話をする夫。
そんな百年もの間島から出たことの無い人たちが住む島は、何か異次元のような奇妙さがあるが、伊坂さんが書くと、次第に現実と変わらなく思える。馴染んでしまって見えないだけで、現実もこういう奇妙なものかもしれない。


空き家のアパートの一室に住み着いた伊藤はその不思議な島で暮らすことになる。
そこで起きるミステリアスに思えるような生活の中の些細な出来事もあり、自殺をしようと高いやぐらに「田中」が登ってしまったり、外から来た男が殺されたりもするが、そんな出来事も島の人にとっては変わらない日常のようで、伊藤は時々疎外感を感じながらも親しみを覚えていく。
その中でも大変なことに、未来を話すことが出来るカカシが殺された。

でもカカシには予見できたのではないだろうか、カカシの「優午」は全て分っていたらしいとみんなは言う。

伊藤の書いた手紙が「轟」に運んでもらって、以前恋人だった「静香」に届く。
「轟」の船で「静香」と「城山」が来る。
そして最後に100年前から言い伝えられてきた「島に足りないたった一つのもの」もやってきた。

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2026年02月12日

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デビュー作から名作です。なんて魅力的な世界観なんでしょう。登場人物も個性的で面白いです。

さくら…いいよね。

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2026年02月19日

Posted by ブクログ

初・伊坂幸太郎!
難しいかな…と思っていたけど、文章は読みやすく、一気読み!初心者も大丈夫ですね!
殺人事件やミステリー小説は正直あまり好きじゃないのですが、こちらは人と人との関係や世界観がよくて、うまく物語に入り込めました!
そして足りないものが分かる手前…
鳥肌たった!!!!!!!
なんて素敵な物語でしょう…
伊坂幸太郎が人気な理由が、1冊目で分かった!
次は何読もう♪って考えるだけでワクワクです!

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2026年01月31日

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2000年初版。著者のデビュー作。読んでみてデビューから舞台の設定や登場人物の個性など楽しませてくれる部分が満載です。超現実的な舞台・人の言葉を話し未来が見える案山子、殺人が認められている男、コンビニ強盗の主人公。江戸時代まで物語が遡ったり。設定やアイデア、文章の力に引き摺り回される感じです。さすがです。

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2026年01月17日

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閉ざされた島という舞台設定に加えどこか風変わりで強烈な個性をもつ登場人物たちが次々と現れ、物語の終盤までまったく飽きることなく世界観に引き込まれた。

一方で、過去に起きた事件や物語の途中で散発的に起こる出来事は残虐で救いのないものが多い。
しかし島の住人たちは、それらを特別なこととしてではなく、まるで日常の一部のように受け入れている。その淡々とした態度が、かえって強い狂気を感じさせ、生々しい不安や恐怖を突きつけてた。

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

デビュー作とは思えないほど、内容がしっかりしています。
細かく言えば、今の熟練された著者の作品と比べて、少し粗があるように思いますが(デビュー作なので当たり前ですが)、それでも読み入ってしまう著者の才能に慄くばかりです。

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2025年12月25日

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ネタバレ

伊坂幸太郎は好きでよく読むけどこれは特に好きだった。
喋るカカシとかいうファンタジーな存在、変な島民たち、それらを変だと思いつつ順応していく主人公、すごく刺さった。現実には絶対にないのに、もしかしたらどこかにはこういう島があるのかも…と思わされた。
ちゃんとミステリーの部分もあって面白かったし、何よりキャラクターが良かった。

島に足りないものが何か、がわかったときの日比野の嬉しそうな様子で何故か泣いてしまった。日比野には幸せでいて欲しいと思った。

あと好きなのは、城山が島に着いて最初に民家を訪ねるシーン。それが桜の家だとわかった瞬間、こいつ踏むぞ、と思ったし、そのための花の種だったんだと気づいてすごく気持ちよかった。

そんなに上手いこといくか?って感じはあるけど、まあ未来がわかるカカシが考えたことだしな、と謎に納得した。最高に面白かった!

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2025年12月09日

Posted by ブクログ

高校生ぶりぐらいに読み返したけど、やっぱり伊坂幸太郎の中で一番好き。これがデビュー作なのすごい。5ページおきくらいに泣きそうになっていた。不思議。
ノスタルジックな世界だけど、この世界でもちゃんと悪が存在する。伊坂幸太郎の作品は、悪、不条理をがむしゃらにというよりはふわっと主人公なりの正義を持って飛び越えていく。
(言語化が難しい、、語彙力が足りない、、)(お前は逃げるよ、と言われた主人公だけど)

登場人物それぞれに正義があるところも魅力。(aはbだ、という表現も一種の正義)

逃げたくなるようなやるせない世の中でも、向き合ってみようという気持ちになれる。読後、少し世界が魅力を持って見えるようになるのは伊坂幸太郎作品のすごいところだと思う。

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2025年11月26日

購入済み

面白かった

面白くて、一気に読んでしまった。島の住人がユニークで凄く面白いかった。優午に私も会ってみたいなと思った。また読みたいと思える作品でした。

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2021年03月14日

Posted by 読むコレ

デビュー作。
余りにも非日常世界で繰り広げられるミステリーの
枠を越えた不思議な作品。

「音楽」をこうやって表現するんだ!!と思い知らされた、
衝撃的な手法。カッコいいー。
それから回想でしか登場しない祖母のキャラクターも秀逸。

流石です。凄い人は最初っから凄い!

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2013年01月30日

Posted by ブクログ

オーデュボンの祈りというタイトルにとても納得。
いつまでもこの島の話を読みたい気持ちになり、
優午の気持ちを思うとタイトルだけで泣けてくるし
ごめんなさいとも思う。

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

物語の場面である島ののどかさと異様な不穏さ(不気味さ)の両側面をもった雰囲気が好きだった。序中盤は謎が多く回りくどく感じたが、最後にすべてが分かったときには清々しい気持ちになれた。
確かに、「夜景」ってなんで夜に光る明かりのことを指すんだろう。夜の静けさ・暗さを楽しむという島の住人の考えの方に納得してしまった。
あと、タイトルの意味は読み進めるとわかるが、とてもおしゃれだと思った。

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2026年02月03日

Posted by ブクログ

The 伊坂幸太郎ワールドって感じで好きだなー
絶対フィクションなのに、ノンフィクション差が混じっている感じ。

私もいつの日か太陽を背負って生きたいな

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

全く関係のないと思っていたピースがどんどん組あわさって、最後に一枚の絵になる。
そんな作品だった。面白い!

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2025年12月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

伊坂幸太郎の『オーデュボンの祈り』を読み終えて、不思議な浮遊感に包まれた。現実と幻想の境目が曖昧で、読み進めるほどに自分も荻島に足を踏み入れているような感覚になる物語だった。

もし自分がこの島に来て、桜のような存在が当たり前に暮らしていたら、安心するどころか怖くなって外に出られなくなると思う。狭い島という閉ざされた空間だからこそ、異質な存在はより強く浮かび上がり、逃げ場のない不安を生むのだと感じた。

作中で語られる「この島には音楽が欠けている」という言葉には強く納得した。音楽は時間の流れや感情の起伏を実感させるものだ。もし自分が荻島にいて音楽を聴いたとしたら、そこで初めて「時が刻まれている」という感覚を取り戻すのではないかと思う。音楽がない世界は、穏やかであると同時に、どこか停滞しているようにも感じられた。

未来を知ることができる優牛についても印象に残った。未来が分かることは力である一方で、その重さに耐え続けるのは想像以上に苦しい。優牛は未来を知ることに疲れ、静かに限界を迎えていたのではないかと思う。その姿は、特別な能力が必ずしも幸福につながらないことを示しているようだった。

個性の強い人々が集まる荻島の中で、伊東は確実に成長していった。島の異質さや出来事に翻弄されながらも、彼は自分なりに物事を受け止め、前に進んでいく。その変化は派手ではないが、読後にしっかりと残る成長だった。

『オーデュボンの祈り』は、奇妙で静かな物語でありながら、人が生きることや時間、そして「知ること」の意味を深く考えさせてくれる作品だった。読み終えたあとも、荻島の空気が心の中に残り続けている。

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2025年12月15日

Posted by ブクログ

まるでアリスのような不思議な世界の中で進んでいく物語。
不思議な世界、回想、主人公が島に来る前にいた仙台での話と場面は何度も行き来するが、その場面ごとに文間にマスコットのようなキャラが記されており、「あ、ここからはこの話なんだ」とわかりやすい。

不思議な世界とは言うものの、その世界で翻弄される物語ではなく、主人公と共に現実的な目で物語を追っていける。

謎解き要素的なものは薄いのかもしれないが、それがきっと肝ではないので物足りなさはなかった。
何より、島の住人の言葉や、主人公の言葉の端々に妙に考えさせることが多く印象に残った。

ミステリーととると、少し物足りないかもしれないが、物語としたら満足できる作品。

不思議なタイトルも、読み終えると意味がわかる。

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2025年12月11日

Posted by ブクログ

デビュー作から会話のキレの良さや伏線回収の上手さといった伊坂ワールドが既に完成されていたことに驚いた。コメディと不気味さ、ミステリとヒューマンドラマを同居させられる著者の腕力に脱帽!読後は名状しがたい不思議な気持ちになった。

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2025年12月09日

Posted by ブクログ

伊坂幸太郎さんの『オーデュボンの祈り』
デビュー作です。とても不思議な小説です。

主人公は伊藤です。彼は元システムエンジニアで、コンビニ強盗をして捕まりました。彼を捕まえたのは、中学時代の同級生で今は警察官の城山でした。パトカーで連行される途中、偶然にも事故が起こり、その隙に伊藤は逃げることができました。しかし、そこから先の記憶がありませんでした。

意識を取り戻すと、彼は見知らぬ島である萩島にいました。この島は、長い間外界との交流を断っていると言われています。轟という島で唯一島内外を行き来する男に出会い、彼が伊藤をこの荻島に連れてきたのです。

荻島にはこの百五十年間、島外からの人間が来たことはなく、伊藤が二人目でした。そして三週間前、一人目となる曾根川という男も轟が連れてきたとのこと。
伊藤は訳が分からないまま、日比野という馴れ馴れしい男に荻島を案内してもらいます。
癖の強い島民が多い中でも特に伊藤を驚かせたのが、優午という名前の喋るカカシでした。
優午は未来を見通すことができ、伊藤が来ることを予め知っていました。そして、荻島についてもいろいろ教えてくれます。
日比野から、この島には足りないものがあると聞きます。そして、それを外の人間が置いていくというものだという言い伝えがあることを教えられます。
そして萩島での物語が始まります…

伊坂幸太郎さんの小説にはいつもとても残酷な人間や現実が出てきます。それでも、それを笑い飛ばすようなユーモアや、強い人間も。
この作品もそういった人間讃歌に溢れている気がしました。
萩島に足りなかったもの。それも、とても美しいものでしたね。

「あの丘で、君はアルトサックスの演奏をするんだよ。チャーリー・パーカーでも、君が好きで編曲したビートルズでもいい。あそこで思い切り吹くんだ。」

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

はじめは進みがイマイチだったけど
途中から一気に引き込まれた!
ありえない世界なのに、どこかリアリティーもあって
謎が一気に解けそうになったり、ならなかったり
面白かった!
ちゃんとすべてに意味があって繋がっている伊坂幸太郎ワールドのデビュー作

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初は、「カカシが喋った??」と信じられなかったが、伊藤と同じように、そういうものか、と受け入れて読み進めている自分がいた。
優午の気持ちを思うと辛い。未来を知っている。でも変えれるわけではない。

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2026年02月22日

Posted by ブクログ

なんとシュールな小説か。解説の冒頭の一文につきます。YouTubeで一番感銘を受けたと紹介されていて、この方は何回も読むとの言葉に惹かれ読んでみました。伊坂作品は殺し屋シリーズが面白く、伊坂先生の初作品との期待もありました。冒頭からシュール過ぎてなんだこれはと。ただラストは一気読み。優午に会ってみたいし、島の人達と会話もしてみたい。あ、桜に会う時は注意しないと撃たれそうだな。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

喋る案山子とか、人殺しが黙認されている人物とか、、世界観に慣れるまで時間を要したが、伊坂幸太郎作品特有の?あらゆる場面、人物から物語が進んでいき、最後にパズルのピースがうまっていくような感覚は面白かった。場面が変わる際のカカシとか、警察のシルエットは可愛らしかった。

ただ、城山サイドの話が最後どうなるかはあらかた予想はついた。「この島に足りないもの」とやらで議論されていたのも、それが何かすぐ分かった。伏線(ヒント?)を撒きすぎのように思えた。

案山子とカカシで表記が違っているのが不思議だったが、特に意味はなかったらしい。謎。

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2026年02月09日

Posted by ブクログ

読みやすいけど読みにくい。没入するまでに時間がかかってしまった。主人公の周りが変化していく書き方が刺さった。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

伊坂幸太郎の小説を10年以上前に読むきっかけとなった本、いや伊坂幸太郎に限らず小説を読むようになった思い出の本の読み返し。
初めの感動した印象とまた別の印象を受けた。
時が経って年齢を重ねて、経験を重ねて読むとまた別の意味合いをもった。感慨深い。
子供に優という文字をつけたいと思い付けた。
子供も今年大学生になる。
時が経つのは早い。

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2026年01月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

未来が見える喋るカカシや、嘘しか言わない画家、ルールとして殺人を許されている男…といった人達が住む外界から閉ざされた島が舞台というシュールな世界観の物語でした。よく分からない世界観でファンタジーっぽくも思いましたが、カカシの死の謎を巡るミステリー要素が興味を引きます。未来が見えてもその結果を変えることは出来ない現実に苦しんで自殺することにした優午(カカシ)の苦悩を思うと、未来が見えるのを羨ましいと簡単には思えないなと思いました。悲しい結末に向かうことを誰も止められない。でも静かに祈ることは出来る。

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2025年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なぜ音楽なんだろうと思った。

終わりとしてはきれいだけど、でもなんで、という疑問が残っていた。
でも他の人が書いていた「動物がたくさん出てくるのが印象的」という感想を見かけた時、ふと頭に浮かんだことがあった。

それは、なぜ桜は人を殺すことを認められているのかという疑問の答えにも通じる気がした。

音楽は人間だからこそ楽しめる芸術だからかもしれない。絵もある、読書もある。残るは音楽。

優午は話せるけど案山子だから、音楽を知らない。楽しむこともできない。
それに、この島に音楽が持ち込まれるためには優午は殺されないといけない。

桜が人を殺しているのはきっと自然だからだ。実際は桜になりたがっている人間ではあるけど、天災が起きた時に誰のことも責められないように、殺したのが桜なら受け入れるしかない。そういう立ち位置なんだ。
振り返れば本文にもそのようなことが書いていたのに、あの時は何も引っ掛からなかった。

皮肉なものだ。
何億羽といた鳥を絶滅にまで追い込んだり、生き物の命や精神を無碍に扱う人間に失望して、本当は片っ端から撃ちたいけどそれができないから悪意を持った人間から殺して数を減らしているのに、最後の最後は人間に希望を見出す。

この島を変えてくれるのは、動物や自然の概念で溢れているこの閉鎖的な世界の外からきた人間。

きっと変えてくれる。まるで祈りだ。

この島に音楽が持ち込まれたのは、結果として関わっていたすべての人が優午の言葉を守ったからだ。誰か1人でも跳ね除けていたら、最後のリョコウバトは撃ち殺されていたし、城山が島を脅かして支配いたかもしれない。
1つ1つの選択が何億通りもある未来の道筋を作っていく。

その選択には、人間の善意や良心に依るところもあるのかもしれない。




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2025年12月09日

Posted by ブクログ

最初はどーいう話か分からんかったけど
(結局どーいう系かわからんけど)おもしろかった
伏線も回収できた

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

物語の舞台となる島には独自の習慣やルールがあって、その設定がすごくおもしろかったです!
出てくる島民の一人ひとりに個性があって、最後まで飽きない展開になってました!

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2025年11月08日

伊坂作品でしかあじあえない読み心地でした。前半ぐらいはのめり込めませんでしたが、後半から先が気になる展開でした。再読はしないなぁと思いました。

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2020年10月12日

Posted by 読むコレ

購入済み

良く言えば天才的、悪く言えば理解不能。
氏のデビュー作との事ですが確かに若々しさというか尖った印象を受けました。
虚と実を織り交ぜた不条理な世界観は何故の連続で頁を捲る推進力にはなっていましたが、それも納得できる解答や伝えたい命題が明確であってこそ。
後期クイーン問題やカオス理論の独自解釈については解りやすく述べられていたものの、ただそれだけを伝えたいにしては舞台装置が異質で、もっと別の命題があると想像させられるのが自然でしょう。
そこが読み取れない所に読後をモヤっさせている一因があるのかと。
読解力のある方向け。

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2014年06月09日

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