【感想・ネタバレ】オーデュボンの祈りのレビュー

あらすじ

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか? 伊坂幸太郎、伝説のデビュー作見参!

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Posted by ブクログ

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正直読み終わった瞬間の評価は星4だったのだが、じわじわ好きになってきて星5とした。
この感想は読み終わってから3ヶ月以上経過してから書いているので正確とはいえないかもしれない。
ただ私の敬愛する伊坂幸太郎のデビュー作と聞いて読み、その期待を軽々超えてきたことは確かである。
少々内容に触れるが、リョコウバトの話は私も好きな逸話?というかエピソード?なのでその内容が本作に登場してとても嬉しかった。
また魅力的なキャラクターたちは最初から変わらずなようで、私は桜が特にお気に入りだった。
伏線回収、キャラクターの魅力、読みやすい文章、心に残る一文と私が伊坂幸太郎に求めるものが凝縮されたような一作であり、普段本をあまり読み返さない私でもいつかまた読み返したいなと思えるような私にとって大切な一作となった。

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2026年10月08日

Posted by ブクログ

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信頼できない語り手:
小説や映画などで、語り手の主観や記憶違い、あるいは悪意などによって、語られる内容の真実性が歪められ、読者や観客をミスリードする表現手法(叙述トリック)のこと。(ウィキペディアより)

伊坂さんの小説の魅力はこれの逆にあると思う。
主人公が受け手として誠実であるだけでなく、この人となら一緒にこの物語を旅してもいいな、案内人を任せられるな、と感じられる。

どんな状況に直面しても受け止めようとし、自分の気持ちやなすべきことについて考えることを止めない。
この物語の「伊藤」しかり、殺し屋シリーズの「天道虫」しかり。

まさに“心から信頼できる”語り手。

その分私たちは気を散らすことなく物語の“問い”に向き合い、贅沢な読書体験ができる。

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2026年09月21日

Posted by ブクログ

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いやー!これは面白い。

流石デビュー作なだけあって、伊坂節が炸裂してる。

桜が城山撃つシーン、スカッとしすぎてニコニコだった。

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2026年08月18日

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物語の中心にいるのは、未来を知り、人間の言葉を話すカカシの優午だ。未来が見えるはずの優午は、なぜ殺されなければならなかったのか。そして、未来を知っていながら、なぜそれを人々に伝えなかったのか。

カカシの死の謎だけでなく、島に足りないもの、住民たちの不可解な行動など、一見するとばらばらに見える要素が、物語が進むにつれて一つの結末へと向かっていく。伊坂さん特有の気の利いた会話やテンポのいい語り口によって、伏線や物語のパーツが自然に散りばめられている。そして最後には、それらがぴたりとはまっていく。この感覚がとても気持ちよかった。

特に印象に残ったのはラストシーンだ。優午が本当に聞きたかったものを、最後には無事に聞くことができたのだと分かる。読み終えた後もしばらく余韻が残った。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

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なんだこれー!面白すぎる。
読む手が止まらず、1日で読み終わってしまった!
なんというファンタジーミステリー。
冷たさだけじゃなく、人と人とのつながりの温かさもちゃんと描かれているのが良かった。

城山の最期は呆気なかったな〜。
ある意味、爽快でもあった。
最初は怖いなあと思っていた桜も、伊藤との会話や物語が進むにつれてどんどん好きになっていった。

園山さんの奥さんが生きていると分かった場面で、
「まいったな、ベッドは彼女が独り占めだ」
と、嬉しさと寂しさが混じった言い方をしたのが印象的で、、
そのシーンを読んで、草薙の百合ちゃんに対する向き合い方を思い出した。
荻島の男女は精神的に支え合っていて、
お互いがお互いを宗教的に信仰しているような、、
それほどまでに愛が深いのだとここで感じて、ぐっときた、、

すべての出来事に意味があるんだと、改めて気付かされたな
余韻がすごい〜、、面白すぎる一冊だった。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

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この人の本、初めてだけどなんか文章に浮遊感があるというか、でも所々に着地点が用意されてて噛み締めるべき点が見つけられるというか・・・不思議だけど悪くない本格ミステリーと思って気合いれて読むと肩透かし食うけど・・・70点。

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2026年10月12日

Posted by ブクログ

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デビュー作とは思えない。。

喋るカカシだとか殺人が許されている住人だとか設定からワクワクした!

島に欠けているものを、道徳的なことじゃなくて音楽にしたところがなんか好き

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2026年09月21日

Posted by ブクログ

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不思議な設定の最後までよくわからない話。けどそのよくわからなさに全くストレスを感じることなく自然と受け入れて読み進められる。終盤で小さな伏線が次々ハマっていく感じが心地よかった。

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2026年08月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初1/3はなんだかお話が進まず長く感じた。
面白いのかどうかも分からない。
後半からは気がついたら読み終わっていた。

面白いというのとは違う感覚。
好きか嫌いかでもない感じ。
ただ城山の登場シーンだけはどうにも受け付けられなくてこの本を手に取ったことを後悔している。早く忘れたい。

最後はなんというか
伏線は回収されたし
ファンタジーというのか現実なのか。

個人的にはやっぱり好きではない。
けど気がついたら読み終わってるくらいに文才があるのを感じた。

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2026年08月11日

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