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「准教授・高槻彰良の推察 Season2」
2021年10月10日~ WOWOW
出演:伊野尾慧、神宮寺勇太、岡田結実
「准教授・高槻彰良の推察 Season1」
2021年8月7日~ フジテレビ系
出演:伊野尾慧、神宮寺勇太、岡田結実
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Posted by ブクログ
准教授シリーズ2巻。読ませてくれます。読みやすいですし、読書が苦手だという人にも入りやすいのではないかという作品の一つかなと思います。
変な言い方ですが、懐かしかったり(コックリさんとか)身近に感じる現代怪異の現象が起こるんですが、そこに潜む人の心の様々な形に触れていくようなお話。
各章、傷と痛み、悲しみと苦しみ、やるせなさ、エゴ、救済、誰もが持つその時々に身を置かれた場合の心情が綴られており、もしも自分が同じ立場であったならどうするだろう?そんな出会いたくもない直面の人の心理が暴かれていく展開。
それらに何とも言えない苦味を感じもするし、正しくはないとも思うけれど、理解出来ないとも思えない。読んでいて伴う胸の締め付けられるような、見たくないような、けれどきちんと考えなければいけないなと、思わせる切ないお話もありました。
特に3章の『奇跡の子供』の親子は読んでいて胸が詰まりそうでした。自分も母親であるので、もしも子供がこういった状況にあったらどうするだろう?そう考えながらお母さんや愛菜ちゃんの動向にはらはらしたり、お母さんに思わず「お願ーいっ!」と読みながら言葉を何度もかけたくなりました。
はー、私、出来た母ではないので身につまされる(笑)。
どの章もなんですが渦中の当事者、第三者、そして関わっていく高槻先生と尚哉くん達の、それぞれ動き見せてくる展開や思いなどが丁寧でわかりやすい。
言い方はアレですが誰が怪しいのか、原因とされる主要人物は途中で分かるんですけれど、それがどうしてそういう事をしたのかなどの理由、これらが解明される時が本当にスッキリするまとめ方なので読む手がドンドン止まらなくなります。早く先を急いで真相を知りたいけれど、途中経過も面白くて楽しい!と。いや、楽しいだけじゃないんですけど作品としての読む面白さでの楽しさとして。
毎回読んでいて思うのですが、この作品には喜怒哀楽がバランスよく散りばめられてます。辛さも甘みも全テイスト含む旨味。ヒヤリとする冷静と客観的なものもありつつの、ほっこりと癒されるような温かさに優しさ。そして忘れていないよといった愛情。クスリと笑えるコミカルさ。偏らせずにあるのは登場人物の魅力ある設定と肉付けからもきているのだと思います(前回でも同じ事書いた気がしますが/笑)。
今回の高槻先生は見所がより増しておりまして、3章は心に残りました。
彼の発する言葉は胸に沁み入るというか、聞き入って解かれていくいくような力があるなぁと。今回初めて感情的な面も見せるんですけど、それですらもグッとくる。苛烈であっても打ち付けられるような衝撃は受けない、そんなどこまでも丸みを残したものを覚えました。
それは高槻先生の過去の経験も知れたせいだとも思うのですが、それだからこそ時々に伺える陽だけではない影も持ち合わせる色に惹きこまれます。
尚哉くんも今回、風邪の件でより可愛いが爆発でした!
あの嘘を聞き分けられる耳の不調で複雑な気持ちになっていく所とか、高槻先生に寄りかかる事も覚えてきたかな?ってシーンがすっごく可愛い!高槻先生も可愛いんですけど、尚哉くんもまた違ったクソ可愛さですよね!(誰に聞いてる)何だろ、大型ワンコと猫ちゃんみたいかな。
今回、耳の不調で嘘が分からなくなった事に普通に戻れる喜びと、特殊な力を持つ者同士の高槻先生を残してしまう後ろめたさとか、逆に力がなくなった事で高槻先生に不要だと思われてしまう怖さとか、今まで嘘が分かる事が当たり前になってしまっていて、突然無くなって却って不安と孤独を感じてしまうとか、そういった彼の心の動きが丁寧でウンウンと頷きたくなる。「わかるー、でもきっと先生気にしないよ!」って語り掛けてた私(笑)。
あの嘘音がもう少し柔い音だったらとか思ったりもしたけど、それだと死者祭りの罰にならないわな(;^ω^)
でも本当に真面目ですよね、尚哉くん。そういう風になっちゃった背景があるからって思うと悲しくなるんですが、高槻先生の心にもまた近づいて、新たに知れた過去もまた哀しいものなのですけど、そこに入った、入れた尚哉くんと高槻先生の関係が良い締めでした。
最後に、佐々倉の健ちゃんは今回もワイルドカッコイイ!!いいなー、お近づきになりたいなー。写真撮らせて欲しいなー。←アホ
似ていないようで似た者同士な高槻先生と深町は事件を通して距離を縮めていきます。
事件はどれも怪異によるものではなく人間が人為的に起こしたものか自然発生的に起きてしまったものですが、そう信じたいと思う人間の気持ちの強さを感じられました。
深町くんになりたい
どれ程深町くんになりたかったのか数え切れないぐらい苦しくて高槻先生が大好きになりました。読めば読むほど深くひきこまれるに違いないなぁと思っていました。これから呪いと祝いの語りごとを読みます!
Posted by ブクログ
ただの怪談と侮るなかれ、伝承やら、集団心理やら、理由を追い求めているというのが、ある意味勉強になる箇所が多い。
特にトイレの怪談関係は、なぜトイレなのか、そしてなぜ学校なのかというのがわかって知識となった。
人間は「非日常」が怖いというのも納得。
あるあるだが、母親の小学校でこっくりさんをやったあと気が触れて狐憑きになった人がいたという話しを聞いたが、母親が親から聞いた話だと、元々気が触れていたのを、こっくりさんのせいにしたという話だった、という何気ない会話が今でも自分の中に残っているということは、やはり自分的でも何かしら怖かったから印象深く覚えてるんだなと思った。
「准教授・高槻彰良の推察 Season2」
2021年10月10日~ WOWOW
出演:伊野尾慧、神宮寺勇太、岡田結実
「准教授・高槻彰良の推察 Season1」
2021年8月7日~ フジテレビ系
出演:伊野尾慧、神宮寺勇太、岡田結実
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