【感想・ネタバレ】魔女の館の殺人のレビュー

あらすじ

この謎から、脱出せよ。

山奥の洋館で始まった
〈脱出ゲーム〉という名の怪奇殺人――

理系×文系の大学生コンビが挑む
リアル謎解きミステリー!

進藤理人は理学部に通う大学二年生。ルームメイトの柏木詩文とは、性格こそ正反対ながら「謎解き」という共通の趣味があり馬が合う。ある日二人は山奥の洋館で催される脱出ゲームに参加することに。だがその最中、何者かの焼死体が館内で見つかった。戦慄のなか、やがて次の犠牲者が……。館を出られる条件は唯ひとつ、九つの謎を解くこと――「殺人(マーダー)」×「謎解き(リドル)」の読者参加型ミステリー!


解説:若林 踏

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

初めてマーダー(殺人)とリドル(謎解き)のマードルミステリーを読みました.脱出ゲームやってる感じの伏線回収が何度もあり最初から最後までがっつり世界観にハマっていました.自分では謎は解けなくて,ちょっと悔しい..読み返すとそうだな!とはなったので,それもまた一興.数年ぶりにマーダーミステリーを読んだのですが,あらためて面白いなと思いました.
タイトルからはあまり惹かれなかった(ここ最近はマーダーミステリーを避けていたので)のですが,帯を見るとほんタメでたくみさんが推されていたとのことで,あらすじも読んだ上で買ってみたのですが,買ってとても良かったです!

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

令和のクローズドサークルに対するひとつの答えとして「脱出ゲームの舞台」が定番化してもいいのではというくらい導入がスムーズだった(犯人が絞りやすいけど)。異なる属性の素性のわからない人間を集めて違和感なく、前置きがとにかく短い。電波の妨害もそういう建物だからあっさり。その分謎解きパートが多くて読んでいて楽しかった。
探偵役の苦悩を書いて掘り下げる割にその他の人間が嘘臭すぎてノイズになる。鍛えてる人間が「俺はマッチョって呼んで!」まではまあいいとしてもそいつの彼女まで「マッチョくん」って呼ぶのも、交際を明かして同室に滞在しているのを全員がわかっているのに隠れて片方に言い寄るのも、自分の名前に姉ってつけて「〜わよ、〜なのよ」で話すのも気になる!続編では解消されてますように。

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

脱出ゲームの中で起きた本物の殺人事件。脱出ゲームの謎と殺人事件の謎、両方を解いていくエンタメとしての面白さがすごく良かった!
人物の設定も分かりやすく、スラスラと話が入るのと、実際に謎を読者にも解かせてくれるところがただの小説ではない。笑
これはシリーズ化してほしいなぁ
全てを解いた時の爽快感すら感じられる1冊です。

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2025年10月28日

Posted by ブクログ

個人的にめちゃくちゃ好きでした!
謎解き、ストーリー、キャラ設定は勿論のこと、作品への没入感、真相の衝撃度に至るまで凄く好きな作品です!

詩文&理人のコンビはどちらか一方の存在無くしては成り立たない良い関係が心地良かった。

物語はクローズド・サークルでの謎解き体感脱出ゲームに参加する所から始まり、実際に殺人が起きてしまう展開ですが、殺人事件の謎解きも脱出ゲームの謎解きも続行してしまうストーリー構成!
読みながらも上手く展開されていく物語に驚きでした。

作中は一緒に挑戦出来る謎解きが挿絵として挿入されているので、個人的にはこの謎解きで没入感が増したかなと思ってます。
また、殺人に関する証拠集めや真相解明の捜査中に起きる詩文&理人のすれ違い等含めてサクサク読み進めてしまう内容も手伝って気付けばあっという間の最後でした!

ラストに解き明かされる真相は、全てのパズルが組上がる感覚は快感を覚えました!

この作品、個人的にお勧めしたい10選に入れるかもです!
気になる方は是非読んで欲しい。

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2025年10月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ


脱出ゲーム✖️殺人 とにかく主人公の2人のキャラクターが好き。天才的なひらめきを持つ詩文と、真面目で見たものを全て記憶する理人。表紙の絵が、本当にイメージそのままで頭の中でイケメンを描きながらするする読み進めることができた。

謎解きの内容としては、簡単なものが多くておまけ程度に感じたが、具体的に問題が出されるため一緒になって脱出ゲームを楽しんでいる感覚になり没入感があって楽しめた。

最終的に、犯人の悲しい過去の話やそれに準える形でアリスの物語を用いたことが明かされて、綺麗に謎が解けて気持ちよく読み終えることができた。

個人的に2人のキャラが好きだったので、続編を是非読みたいと思う一冊だった。

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

久々にクローズドサークルのミステリーを読みました。大学生の理人と詩文の掛け合いも読んでて楽しかった。脱出ゲームに来たはずが本物の事件に巻き込まれた2人。ぜひシリーズ化してほしいですね。
作中に出てくるクイズは巻末に答えが載ってるので、解けないものもあったけど解答を見てスッキリできます。

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2025年09月14日

Posted by ブクログ

理人と詩文の関係性がとても良い!!
推理小説に出てくる謎解きページを脱出ゲームと紐付けして物語の中で登場するので、違和感無く作品にのめり込めました。続編全裸待機してます。

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2025年08月05日

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コミカルな謎解きかと思いきや、意外と怖かった。
殺害方法や過去の事件など、ゾッとするところも多く。実際真犯人の思い通りに行ったとしても館から出たら色々警察にバレちゃうんじゃないかなーと思いつつ。
本の中にクロスワードパズル的なところもあり、新感覚で楽しめました。
次作があったら読むつもり。

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2025年06月28日

匿名

ネタバレ 購入済み

理系と文系の大学生二人組で脱出ゲームに参加するため館へ。そこで本物の焼死体が発見される。

いくつもの謎が出題され、読みながらゲームに参加している気分になれました。焼死体は入れ替わりトリックの定番だなと注意しながら読んだので分かったが、それ以外にも細かい会話が伏線になっていたりして楽しめました。
人公二人のバディものとしても丁寧に描写されていて、続編があれば是非読みたいです。

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2025年05月19日

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話のテンポがよくて読みやすかった。

ありがちな展開だけど脱出ゲームが絡んでいるところは今どきかなと感じました。

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2025年10月12日

Posted by ブクログ

思ったより内容がわかり易かったし、書き出しから没入できて、はやく続きを読みたいって思わせてくれる作品でした✨

謎解きと脱出に重きを置いたのかなって感じたので、もっといっぱい殺害されたり
ドロドロした本格ミステリーを求めてた人には刺激が少ないです…

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2025年10月11日

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館に閉じ込められるなかで殺人が起きる本格ミステリ×謎解きゲームという形式で、初めての体験でした。理学部数学科の理人と文学部哲学科の詩文、性格も得意な分野も異なる2人がお互いの不足を補い合って謎を解く関係性が良い。殺人事件の謎と並行して作中に散りばめられている小謎から大謎まで、全部著者が考えてるのはやっぱり好きじゃないと出来ないんだろうなぁ。

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2025年10月09日

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個人的にはかなり好きなタイプの作品だった。
まずキャラクターとして、探偵ものや警察もののバディとかが好きなタイプは好きだと思う。
私自身謎解きが好きなのもあって、いい掛け算だったように思う。
謎解きのあるあるとかは結構共感してしまった。
内容とはまったく関係ないが、こんな館ものの脱出ゲームがあったら参加してみたい。

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2025年10月04日

Posted by ブクログ

館ものってあまり好きじゃないんだよな。…って、ついこの間も思ったのに、なんでこの本読もうと思ったんだっけ??
と思ったら、この本は謎解き+ミステリーで面白そうだと思ったようです。

ストーリーの形式としては、リアル脱出ゲームに参加したら殺人事件に巻き込まれるという、コナンか金田一少年みたいな作り。ご遺体が残酷な感じなので、金田一少年寄りかな。
犯人の動機も金田一っぽかった。

でも、さすがは三日市零さん。
ストーリーが面白かった!
謎解きも楽しめて私としては大満足でした。

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々に本格的な謎解きミステリを読んだので、ワクワクしながら読み進めました。ストーリー的にも脱出ゲームで、ある意味シンプルなクローズドサークルだったので純粋に謎解きを楽しめた。

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2025年09月10日

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詩文と理人のお互い足りないところを埋め合う関係が良かった。推理苦手な私は謎も犯人も検討がつかなかったけど、一緒に考えたい人はこの読者参加型ミステリーを思いっきり楽しめると思う。
この2人がまた見たいのでシリーズ化されたら嬉しいな。

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2025年08月17日

Posted by ブクログ

理人と詩文の関係性がバランス良くて、シリーズ化を期待しちゃいます。

読者も謎解きに挑戦できて、なおかつその謎が初心者向けのライトなものなので解けた時の達成感が楽しめます。

フーダニット・ハウダニット・ホワイダニット、色んな“?”がしっかりあり、やや分かりやすいですがミスリードもあり、とても満足度の高い魅力的な一冊でした。

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2025年08月16日

Posted by ブクログ

面白かった〜!!
月に数回リアル脱出ゲーム行く私にとってはわくわくの設定でした
理人と詩文のコンビも魅力的 また彼らの活躍が見たいです

大切なのは役割分担と情報共有!
また脱出ゲームもマダミスも行きたいな〜!!

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2025年08月12日

Posted by ブクログ

脱出ゲーム×ミステリーで、難しすぎずぶっ飛びすぎず丁度よく面白かった。
事件の真相自体はあまり気持ちのいいものでは無かったが、納得出来る道筋があり、脱出ゲームの謎解きもあるので飽きずに読み進められた。

キャラが理系×文系というところや、それぞれの役割分担で謎解きを進めていくところ、彼らの関係性の変化などの謎解き以外のストーリーも充実していてよかった。

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2025年07月26日

Posted by ブクログ

大学生コンビが謎解き&殺人事件を解き明かしていくストーリー。
読者も一緒に解ける謎が出てきます。
事件解決のための伏線がたくさん散りばめられていたんだと思いますが、一つも回収できず読み終えました(笑)
なので、殺人事件の解決に関しては、なるほど〜と純粋に思えて面白かったです。
シリーズ化されたら良いなと思います。

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2025年07月23日

Posted by ブクログ

ミステリーとしては、全然ありえる展開。だが、物語に入り込みすぎてどうなる!??と一緒に考えるのやめてた。にしても2人のタッグは最強だなぁ、、。

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2025年06月30日

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所謂リアル脱出ゲームの中で本物の殺人が起こるお話。作中に出される問題を読者も解くことができる作りになっていて、思った以上に楽しめました。
ミステリーとしてもしっかりロジックが構築されていて楽しめます。ただちょっと違和感を感じるのは、あきらかな異常事態にもかかわらず、参加者がみんな律儀にルールに従っている点です。あとイベント規模に比してスタッフが1人というのもちょっと違和感を感じます。ただ主人公コンビは結構魅力的なので、続編とかあるといいですね。

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2025年06月28日

Posted by ブクログ

またまた初読みの三日市零さん。脱出ゲーム×ミステリー。テレビでしか見たことないけどリアル脱出ゲームって流行ってるんだな。みんな謎を解きたいんだな。だったら本のミステリーももっと流行ってもいいのに…それはさておき、なかなか面白かった。とある会社のリアル脱出ゲームに参加したメンバー。途中で人の焼死体が発見される。時間が来るまでは脱出できない状況。脱出ゲームは淡々と続いていく。すると新たな死体が発見された。密室脱出殺人ゲーム。主人公の理人は映像記憶能力の持ち主で、相方の詩文と謎を解く。んー、ライトな読み心地。

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2025年10月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

体験型リアル脱出ゲーム内での密室殺人二連続。

主人公は絶対記憶の持ち主。相棒のルームメイトが探偵役。
魔女の館という本物の館に閉じ込められにきた。主催側は松橋という女性スタッフとチヨという老婆調理スタッフのみ。ライターのルミカ半分スタッフ。
参加者は主人公と探偵とJD1と劇団員と先生とSEとマッチョと司書。

松橋が焼却炉でバラバラ殺人され、先生が井戸に落ちて死ぬ。

松橋とルミカが入れ替わりで、ルミカのふりした松橋が犯人。松橋の妹がイジメで先生にレイプされて自殺。復讐。ルミカはその自殺の動画を撮影してネットに公開し、その動画を見た母親も自殺した。

結構面白かった。脱出ゲーム好きでミステリ好きは読むと面白いかも。あと、伏線がわかりやすいから、ちょっと全体像が複雑だけど、一部は解けやすくなってるから。

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2025年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

クローズドサークル+謎解きゲーム
物語としては面白いんだけど、登場人物たちの行動と殺人事件とのちぐはぐさというか違和感があった。
まずクローズドサークル内で起こった殺人事件で焼死体ならばまず成り変わりを想像するし、実際に考えた。
でも登場人物たちはそこからずっと行動を共にすることもなく、遺体をブルーシートに回収して写真まで撮る冷静さがあるのに誰もその遺体が本当に松橋のものかを疑わない(終盤まで話題にも出ない)ことに違和感がある。
そこから二日目も謎解きと殺人事件を解決させることに注力するが、案内役が殺されてるのにみんな各々行動しすぎでは?クローズドサークル内で明らかな他殺って普通怖くてたまらなくならないか?と疑問に思った。主催者から「仕事は毎食の世話だけであとは部屋で過ごしてね」って言い含められてる派遣社員(チヨさん)でも流石にもっと危機感持つでしょ……。劇団員かと見せかけて実は警察や探偵とかなのかと思いきや、そんなこともなかった。
そして語られた怪談、先生という名称が出ている時点でおそらく関係者が揃えられていることが読者は分かるし、先生の動揺もなんとなく想像がつく。
さらに遡ればまず怪談を話し出した時点で「何故いきなり話せたの?仕込み?」って思わないのかも疑問。
もっと言えば署名の時点で『そこに何か書いたものが後々出てくるんだろうな』と思ってしまう。
決して面白くないわけではないんだけど、登場人物たちの冷静さな言動と読者の想像や予想が上手く噛みあわずチグハグな印象をもった。
謎解きの答えがキーワードにはなっているが、謎解きは謎解き以上の意味を持たない。
殺人事件に関しては古典的なものが多いし、説明も多く優しいので分かりやすいと思う。実際にミステリをあまり読まず、謎解き好きな人の感想も聞いてみたい。

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2025年08月11日

Posted by ブクログ

読者参加型の謎解き脱出ゲームを主題にしたミステリーというのはありそうであまりないのではないだろうか。ミステリーしか読んでないくせに謎解きは全く得意ではないので、ちょっと考えてすぐに読み進めてしまったので謎が解けたスッキリ感は残念ながら感じられなかった。とはいえ、謎解きの一つ一つはよく考えられていてとても面白く、ストーリーのプロットも良かった。後味は良いものではなかったが、謎解き脱出ゲームを利用する犯人のそれとは思えないほど重かった。

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2025年08月07日

Posted by ブクログ

謎解きゲーム×ミステリ。
謎解きゲームのために訪れた館で、大学生コンビが殺人事件を解決する物語。
謎解きゲームとミステリの組み合わせって、何気に珍しいのでは?親和性が高そうなのに、意外と今までなかった組み合わせで良かったです。
読者も謎解きをいっしょに考えながら読めるという、体験型の謎解きミステリになっています。
著者の三日市さんはどうやら謎解きがお好きなようで、『復讐は合法的に』より先にこちらを書き始めたそうです。
ミステリとしては密室殺人なのですが、トリックを推理するのではなく、アリバイから犯人を絞り込んでいくという形のオーソドックスなミステリでした。
主人公はとある特殊能力があるのですが、主人公の同居人で探偵役の友人共々、いまいち印象が薄いのが残念。他の登場人物たちも謎解きゲームに参加したのにあまり謎解き得意そうじゃなかったり、なんかチグハグ感がありました。

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2025年07月24日

Posted by ブクログ

謎解き本が好きでよく読んでいたので、久しぶりに読みたいなぁ〜と思って読んでみたけど、謎解き要素は薄くて普通の小説って感じ。もっと自分で頭を使わないと読み進められないものが読みたかったので、ちょっと期待外れ。
内容も特に驚くようなこともなかった。

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2025年07月15日

Posted by ブクログ

謎解きが好きなので書店で見かけてすぐに購入してしまいました。「復讐は合法的に」の作者先生のお話ですね。

謎解きイベントに参加した主人公達が館に閉じ込められ、その中で実際の殺人事件が起こり…とベタな設定、大歓迎!です。実際に死体が発見されて閉じ込められてたら、もっとパニックになりそうな気もしますが、パニック映画は嫌いなのでちょうどよいのかな?

イベントの謎解きは読者も挑戦できるようになってて、そちらでも楽しませてもらいましたがストーリーが気になって、すぐに解けないやつはさっさと飛ばしてしまいました。読み終わったのでちゃんとやり直してみようかな。

主人公達のキャラが良かったです。お友達の詩文くんの背景が描かれてない気がしたので、また続きが出るのかな?出たら必ずまた読みます!

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2025年07月15日

Posted by ブクログ

大学のルームメイト理人と詩文。

館に3日間泊まりがけでの脱出ゲームに参加した先で、殺人事件がおこる。

2人のコンビがすごくよかった。

殺人事件の真相が…

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2025年07月02日

Posted by ブクログ

脱出ゲーム×ミステリー


脱出ゲームの問題は解こうとも思わなかったのでスルーしてしまったし、最後の解答みても全然スッキリしなかった!問題を作る人ってすごいなぁ。

犯行動機は分からなくもないんだけど、この施設にかかってるだろう費用ってどこから、、。?とフィクションなのにいらないところが引っかかった

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2025年06月27日

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