この気持ちもいつか忘れる(新潮文庫)

この気持ちもいつか忘れる(新潮文庫)

990円 (税込)

4pt

毎日が退屈だ。楽しいことなんて何もない。授業を受けるだけの日日を過ごす男子高校生のカヤは、16歳の誕生日を前に謎の少女チカと出会う。美しい目を光らせ不思議なことを話すチカ。彼女は異世界の住人らしいのだが、二つの世界では奇妙なシンクロが起きていた。そして、チカとの出会いを重ねるうちカヤの心にはある変化が起き……ひりつく思いと切なさに胸を締め付けられる傑作恋愛長編。(解説・菅波栄純)

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この気持ちもいつか忘れる(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    約一年前に失恋した。その前後にたまたま本屋で見つけて住野先生の作品且つタイトルが自分に向けられてる気がして購入。読み終わったあと、こういう風に恋の感情は風化して、思い出として記憶の一部になるのかと思うが自分もいつか忘れてしまうのかなって思っていたが、一年経った今も忘れられずにいる。。自分が主人公と同

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    何をしたかを覚えている、どんな気持ちだったのかもありふれた言葉でなら表せる。でも、あのとき心に生まれた感情の光をもう一度心に灯すことはできない。

    0
    2023年12月19日

    Posted by ブクログ

    バックボーンって知らない。これこそ聴きながら読めば良かったのだろうか、自問自答します。とても不思議な物語だったが、人生論の人は忘れると改めて聞き事が出来た気がする。ただ不思議なんだで終わらせないのが一番いいかな コラボも考え方が面白いしチカとカヤとこんな風に過ごしていたのかと想像した。こちらの世界も

    0
    2023年12月08日

    Posted by ブクログ

    住野よるさん初の恋愛小説ということで読んでみました。
    恋の気持ちがストレートに表現されているというわけではないのですが、恋のあの気持ちが表現されています(文章にするのが難しい...)
    恋の気持ちを伝えたい、でも...というもどかしさの表現が好きです。

    気持ちは『心の中で描けない。』いまこの瞬間の気

    0
    2023年11月17日

    Posted by ブクログ

    この主人公は所謂「痛い」タイプです。我々は読みながら、彼のおかしさをときに笑うでしょう。しかし、かつて私たちの中に、彼のような感情が少しもなかったかと言われると否定できないはずです。私たちが彼ほどまでになれなかった理由は、ただ突風が訪れていなくなるかもしれない。そう考えると、彼はある種うらやましい存

    0
    2024年12月22日

    Posted by ブクログ

    この気持ちもいつか忘れる
    楽しかったことも悲しかったことも、頑張ったことも、感動したことも、その時と同じ温度感を感じ続けることはできないし、どんなに仲良くしていた友達も、環境が変われば、ずっと一番楽しかったときのように仲良くい続けることはできない。主人公のような考え方はひねくれ過ぎていると思うけど、

    0
    2024年11月29日

    Posted by ブクログ

    ちょっとストーリー入ってこーへん部分もあったけど、今読んでよかったなって思った。
    歌を通しての再会って感動的やけど、昔の事は記憶薄れて忘れてまうのも人生やんなって思った。

    0
    2024年10月21日

    Posted by ブクログ

    ここでの評価はあまり良くない様だが自分は割とこの小説を楽しめた
    深夜のバス停で異世界の存在と知り合うなんて、普通は考えられないし
    この小説に出て来たバス停が部屋になってるって言うのが自分には良く分からなくて、地方ではバス停ってそうなってるの?
    こちら(都内)だと道路にバス停が在るだけだけど

    前半も

    0
    2024年10月20日

    Posted by ブクログ

    戦争が起きている日本。まったく違う世界に住むチカに出会った少年カヤ。
    不思議な感覚で読むことができた。少し変わったお話し。

    0
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ

    言語化出来ないけどものすごく面白かった
    不思議でファンタジーな感じの話だったけど
    主人公の気持ちに共感出来た
    主人公の世界にはない言葉とかが×××になってたところ
    の意味とかが気になった
    繰り返し読みたくなる本。

    0
    2023年12月09日

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