【感想・ネタバレ】大人になったら、のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

35歳になったメイ。周りは子持ちで、親友のみっちゃんも婚活ばかり。当分は結婚しないと思ってた大ちゃんも若い奥さんと突然結婚。でも当のメイは十年前に別れたふうちゃんのことが忘れられず彼氏もできない。そこで羽鳥さんにあったことをきっかけに、店長試験を受け前に進む。

店長試験という非日常な成功に輝くメイを見て大人になっても前に進むことの大切さと、中学生の恋をしているメイを見て20代のうちにしっかり恋愛しなきゃとおもった。でも、マイペースに生きているメイを見て結婚するのは、特に男の場合はまだまだ焦らなくていいんじゃないかなとも思った。博士進んだら卒業する頃には28で遅いなって思ったけど、よみおわったまだまだ全然20代じゃんって感想。

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2024年05月12日

QM

購入済み

読みやすい

主人公の人柄も登場人物も、みんなそれぞれの悩みも全然ありふれたもので、自分の周りにもこういう人いそうだ~!と思いながら読んだ。人それぞれ色んな過去、生き方と夢があって、十人十色が当たり前なのについ忘れがちな世の中(結婚出産出世などに関しては相手にその気がなくても勧めてしまう)だけど、もっと自分に正直に生きていきたいね。かっこわるくても。面白かったです😊

#癒やされる

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2024年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

肩書き35歳会社員独身。
そんなメイを描いた作品である。

人生に何も目標はない、今のままの人生を生きたい。
それは定年までこのままずっと働く仕事ではないかもしれないという漠然という不安を抱えつつも、
現状維持を望んでいる。

店長になりたいのか、自分でカフェを開きたいのか(元カレとの約束)
キャリアを考えつつも年齢的には恋活や婚活、妊活をしていてもおかしくはない年齢だ。
周りはもうみんな結婚している、でも不倫を楽しんで自慢するような人もいる中で結婚が本当に幸せなことなのか、誰かと一緒にいたいのか。

両親から命よりも大事と行って育てられたメイ(命)のちょっとした成長を描いたそんな物語。

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2024年01月08日

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最高の読後感でした!
主人公のメイちゃんが悩む姿が自分と重なり、共感して切なくなったり、応援したり、自分もまるで本の中で一緒に過ごしているようでした
大人になったら、難しくなることもたくさんあるけど‥だからこそうまくいくこともきっとある♡

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2023年12月06日

Posted by ブクログ

個人的にとても好きな作品だった。
女って社会で上を目指すことが正解なのか、男性を見つけて結婚やその先を考えるのが正解なのか、分からない。そんな「大人」特有の悩みを一緒に抱えてくれてるような小説だった。新人へ「働く」とは何かを伝える描写はすごく納得のいくシーンでスッキリした。誰かに言いたいことを言えたり、会いたい人に会えたり、上司に正当な評価を貰えるって素敵だなと心から思えた。
もっかい読みたい!

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2023年11月25日

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畑野智美さんにはハズレはない。それぞれ違うしそれぞれ感動する。帯の8年振りの恋するとあるのでてっきりゴリゴリの恋愛純愛物語かと思ったら、ラストの札幌店に尋ねて来る羽鳥先生で終わるって、9ペースで仕上げるって、なかなか恋の出来事出てこないからどうなるのかと思ったら、メイが頭から離れないそれはもう恋でしょうが、10年引きずっている現在進行形は勘違いでしょうが先生しっかりしてよと思う、7年会話せずとか合わせる顔がないとか回り道だけ。3人の友情も羨ましいな、お別れ会の杉山君、フワちゃん登場、噛み砕く書き方好きだ

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2023年11月05日

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35歳独身女性の主人公に、年齢も環境も全然違うのにとても共感しました
話にぐいぐい引き込まれていって、わかる、わかると思って読んでました
作者の筆力なんでしょうね
いいところで終わってしまって、その後が気になります

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2023年11月01日

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大人になったからって、
大人でいる必要なんてない。

『子供のような自分を見せれる相手を好きになる』と
ストロボのマスターが言ってた言葉が沁みます。


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2024年04月20日

Posted by ブクログ

読みやすくてするする進めました。
穏やかに起伏激しくなく、やんわり終わっていくだろうと思っていましたが、最後の数行がグッと食い込みました。

最高の締め。
出会えてよかったと思えた本でした。

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2024年04月13日

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終盤の展開はときめいた〜〜
すごく丁寧にメイの心理描写がしてあって、感情移入しまくり。
向上心って言われても、だよね。わかるわかる。
考えさせられるという感じではなく、サラッと読めるドラマみたいだった。

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2024年04月13日

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ネタバレ

とにかく結末が最高だった。
杉本くんかわいすぎ、羽鳥先生胸きゅん。
読み終わったあとに続きが気になる話だった。この先めいちゃんが幸せになれますように。

人生に悩む35歳独身女性の話。
カフェが舞台ってのもあって読んでてワクワクしかなかった。
今しんどいけど結婚して子供に恵まれた自分は、めちゃくちゃ幸せな人生送ってるよなぁと再実感。
結婚ってなんでこんなに難しいんだろう。
子供産むってなんでこんなハードル高いんだろう。。。
ほんと。。。キツイなぁって思った。

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2024年04月03日

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ネタバレ

主人公のメイと年齢が近いので、友人達が次々結婚したり、子どもがいたり、結婚しないだろうと思っていた人からの結婚の報告などあるある〜と思いながら読ませてもらいました。
自分も大人なり、好きってなんだろうと考えていた時期があります。なのでP127からのストロボのマスターとの会話がとても印象に残りました。「惹かれる方へ自然に行けばいいだけ」、「もういい大人のはずなのに、子供である自分を見せられる相手を僕は好きになる」、このマスターの言葉にとても共感しました。

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2024年03月29日

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自分の話かと思うくらいの共感。
でも多分、同じ年代の多くの人が考えることなんだろうな。

こんな自分が嫌いじゃないから、
「大人になりきれない大人」でいたいなと思ったりする。

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2024年03月05日

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ネタバレ

35歳独身のメイ。
高校から7年ほど付き合ったフウちゃんと別れてから
なんとなく恋愛から距離ができ、職場でのスキルアップもないまま。
毎日をただ過ごしている。

ちょっと気になる常連さんとの会話
高校時代からの友人の結婚
なにかとちょっかいをかけてくる後輩

このままでもいいと思っていた日常から
し足を踏み出す勇気を与えてくれる本。

前半は自分もメイと同化してグサグサ刺さったけど
読み切ってよかった。

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2024年02月09日

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最初の何行かを読んで35歳になったばかりの女性が主人公と分かり、34歳の私は同世代のお話かぁ〜と興味を持ちました。

読み進めるうちに
同世代だけど、独身でバリバリ?お仕事しているメイさん(主人公)と、子ども2人を持ち正社員からパートになった私とでは置かれている状況がまったく違うことがわかりました。

女性特有の結婚、出産、どうするか問題はいったんは30歳までに考えるけど、30歳をすぎたら今度は35歳までに、と思うの、わかります。
そしてその35歳になって、自分がどうしたいのか考えているメイさん。

人は人だし、置かれている状況や悩みも違うんだけど、だんだんと自分とは違う意見に耳を傾ける事が出来るようになっていくメイさんが素敵だなと思いました。

何歳になっても人との関わりは大事だし、
それを大事だと心に留めて過ごし、頑固にならず自分の中の気持ちをアップデートする事も大事なんだなと思いました。

育児で悩んでイライラしていたけど
読んで良かった。

冬から春へ、そういう、
気持ちが明るくなる本でした。

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2024年02月01日

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命さんより若いけどそのうちこんな風に悩むんだろうなとすでに思い始めてて辛い。
大人になってかかるはしかみたいな恋がしたい!

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2024年01月29日

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うわっこの主人公嫌いだな。
主人公メイに、「35歳独身女性」の既成概念を上塗りしていく周りの登場人物も、嫌いだ。
はじめそう思ったけど、読み進めるうちにその思いは溶解する。
劇的な変化があるわけではない。
主人公の少しの変化が、主人公自身と読者たる私の感じ方を丸く、優しいものにする。
最後には最も憎らしかった杉本君をすきになってしまうのは私だけではないはず。

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2024年01月27日

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三十五歳の誕生日を迎えたメイ。「いつから彼氏いないんですか?」「何が目標なんですか?」――失礼な後輩に憤慨しつつも、カフェの副店長として働く日々はそれなりに充実している。毎日同じメニューを頼むお客さんも、そんな日常の一部だったのだけど……。

恋愛部分は、読んでいてややむず痒くなったが、前向きな気持ちになれた。

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2024年01月07日

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中盤までは
「アラサー独身をどんだけ自虐してんねん。
可愛くない女やなー」
と思って読んでたけど、
なんかずっと読み続けて
読み終わった。
いろいろ背景とかあったけど、
それが伏線ってわけでもなく、残念かな。
不器用な大人の恋愛って感じ。

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2023年10月25日

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35歳、独身、恋人なし、かといって仕事に生きるというほどの熱意も覚悟もない

そんな主人公ならいくらでもいるだろうけど、私が特に刺さったのは、10年付き合った彼と8年前に別れてから恋愛そのものをしていない、というところ。
長く付き合うと、生活むしろ人生の一部に溶け込んでいるから、それを失くすと喪失感が大きい。
そして、その彼は結婚して子供も2人いるという。

ずっと避けていたけれど、共通の友達の大ちゃんの結婚披露宴で再会することにしたのは、主人公にとって大きな一歩で、そのシーンはなんだか泣きそうになってしまった。
昔のように名前を呼ばれ、笑った顔も、仕草も、みているだけで思い出が溢れ出てしまって、でもそこに溺れないように踏ん張って、今の自分で彼と向き合う姿がたまらなかった。

働いて、自分で生きていくしかないんだ。恋をしてもしなくても、それは同じ。

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2023年10月15日

Posted by ブクログ

みんなそれぞれが大人であって子どもみたいなところもあるのがとても可愛らしく、気持ちに
寄り添える感じがとても心地よかったです。

主人公のめいちゃんの周りにいる人達も
それぞれみんな素敵なキャラクターで
温かくて…

毎日毎日を頑張っていると本当にあっという間に一日1か月一年が過ぎて、気持ちの方がついていってないとき、私はこれからどうなっちゃうのかなぁ。と漠然と不安がおそってきたり、
誰かの何気ないひと言で、
なんとかなるわーって気楽な気持ちになったり…
みんな同じなのかなぁって思いました。
ちょっぴり恋で一皮むけた
めいちゃんのこれからも、もっとみていたかったです。

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2023年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大人になったら恋愛や結婚、出産や仕事など人それぞれ違った生き方や考え方を持つようになる。そして自分の考えとは違った考えにもよく出会う。その中でモヤモヤすることや傷つくことがあるがそれでも生きている。
この作品でも独身で会社員の主人公や結婚して子供を育てたい友達で物事や人生に対する考えが違う。それに正解はない中で皆幸せになりたいと生きている。
特別な誰かが出てくる訳でもないが、皆自分の人生を全うする物語の主人公なのだと思った。
自分が今後、歳を重ねていった時に再読したら全然違う感想を持つのだろう。
杉本君が特に好きだった

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2024年05月09日

Posted by ブクログ

表紙と―「好き」だけでは動けない、大人のための恋愛小説―帯のコピーに惹かれて購入。
読み始めは気怠く感じたけれど、読後感は抜けていくようなかんじの落ち着きを感じた。

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2024年05月01日

Posted by ブクログ

読みごたえはないけどさらーっと読める

主人公の気持ちがわかるようなわからないような…
恋愛とか、仕事とか、生き方とか、そんなやつ

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

35歳という年齢、付き纏う世間の常識に向き合いながらも、35歳らしい恋愛をするお話。
起伏があまりないので刺激的ではないが、繊細で、尚且つ自分自身を掴めていないという主人公の曖昧な感情表現が素敵でした。

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2024年03月23日

Posted by ブクログ

わたしたちはこれから、時間をかけてたくさんのことを話すだろう。
雪がとけて春になるころには、
お互いが「命より大切」と思える存在に
少しでも近づいているといい。
この街の春は、東京よりも遅く来る。

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2024年02月13日

Posted by ブクログ

30代独身女性の心情と、それを取り巻く環境の描写がリアル。

帯にあった「8年ぶりの恋」というキーワードから、メイは今の状況を打開できるのか?と期待して読み進めたけれど、肝心の恋愛の部分が物足りなかった。
先生との会話は、なんだか平坦に感じたし、もっと恋愛的な描写が欲しかった。
逆に2人の関係の展開はよくある恋愛ドラマみたいで「そんなに上手くいかなくない?」と言いたくなってしまった。お店でばったり会ったり、家が近かったり。フィクションだからいいけれど、その他の現実的な描写と比べてアンバランスに感じた。
そしてラストのシーン…男性側の気持ちがそこまで感情が高まっていたなら、そこに至る過程をもっと書いてほしかった。
キュンとはしたけども(笑)

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2024年01月12日

Posted by ブクログ

丁寧な小説。
自分のペースで恋愛を進めていけたら、なんて素晴らしいのだろうか。現実的な絶望をちょっぴり教えてくれた、成熟が遅い僕にはありがたい本。

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2024年01月03日

Posted by ブクログ

35歳、独身。
女性としていろいろ考えてしまう年齢。仕事か、結婚か、子供が欲しいならそろそろ…とか。

メイちゃんには昔から知ってる大ちゃんと、みっちゃん、他に行きつけのバーのマスターなど話し相手や居場所がちゃんとあってそれは維持したいと思いつつも副店長でいいのか、店長になると移動もある、など悩みも出てくる

年下の杉本くんに対してのツンデレなメイの対応が笑える

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2023年10月25日

Posted by ブクログ


何歳になっても、心は大人になったつもりでも、
恋っていつまで経っても完全には分かりきれなくて
厄介なものなんだね。
そもそも大人になるってなんなんだろう。私の目指してる大人にだって結局は自分のエゴだし。
年齢を重ねるからといって沢山の経験をしてきたからといって果たして大人になれたと言えるのかな。
読み終えるまでにすごく時間がかかったし、変わり映えしない展開に飽きかけもしたけれど
実際の生活ってこの小説のようだなと読み終えて感じる。
毎日目まぐるしく色々なことが起きるのって学生までで、社会人の今はこの小説のように淡々と過ぎていく
毎日の中で小さな変化が積み重なって最終的に大きな変化になるんだよね。
だからこそ、最後のハッピーエンドには胸が熱くなった。
だから社会人なら尚更、何事も焦りすぎてはダメだ。
現実の恋愛面で焦っていた私に、この面でこの作品は本当に刺さった。

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2023年10月22日

Posted by ブクログ

周りが結婚出産ってなってる中で、
自分は、、、って思うことは本当にたくさんあって、周りの人と比べてしまうこともあるけど、
今が楽しくて、生き甲斐があればそれでいいのです!!

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2023年09月30日

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