【感想・ネタバレ】大人になったら、のレビュー

あらすじ

三十五歳の誕生日を迎えたメイ。「いつから彼氏いないんですか?」「何が目標なんですか?」――失礼な後輩に憤慨しつつも、カフェの副店長として働く日々はそれなりに充実している。毎日同じメニューを頼むお客さんも、そんな日常の一部だったのだけど……。久しぶりの恋に戸惑う、大人になりきれない私たちの恋愛小説。〈解説〉渡辺雄介

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Posted by ブクログ

ネタバレ

社会人になって誰かを好きになったり、誰かと付き合うのが難しく感じる時がある。学生の頃はフィーリングで好きになったり、“推し”を作ったりしてドキドキ・ワクワクな人生を送っている人が多いと思う。社会人になると結婚や妊娠・出産が身近で、周りの結婚ラッシュに伴い焦りが出てくる。だけど、好きな人が簡単にできない。だって、“付き合う”と“結婚”は違うものだから。結婚を意識するとフィーリングより相手の収入や家柄、趣味など色んな面で相手を“評価”してしまう。そうなると、良いなって思った人でも将来を考えれない人とは自然に距離ができる。だから好きになったり、付き合ったりするのも難しくなると思う。                  

だから「もっとはっきりと“好きだ!”と感じられることが、恋なんじゃないかと思う。私は理性よりも、本能で恋愛がしたい」「ずっと一緒にいてくれて、わたしのことを“命より大事”と言ってくれる誰かを、わたしも“命より大事”と思いながら、暮らしていきたい」という言葉に衝撃をくらった。

いつの間にか“好き”という感情の前に将来のことを優先に考える自分がいる。これからは自分も理性よりも感情を大切に恋愛していきたいな。

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2026年03月04日

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ネタバレ

主人公と年齢が近いからこそ葛藤が自分のことのように感じられる。
仕事か、恋愛か。
女性はキャリアを積んでいく過程で結婚や出産というライフイベントは避けられない。でも相手がいないと結婚も出産もできない。そうなると自分一人で頑張れることは仕事しかない。でも誰もが仕事をバリバリやりたいと思っているわけではないし、そのために恋愛を疎かにしてもいいと思っているわけではない。

結婚して子供のいる同級生の振る舞いや話に思うこともある、、、、。
とても感情移入してしまった。

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2026年02月15日

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ネタバレ

羽鳥先生が札幌に来た瞬間、読んでいた気持ちが報われた気持ちになりました‬т т 大人になっても、恋愛って尊いものなんだと思います。出会いって日常のどこに潜んでいるか分かりませんね、、、。

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2026年02月09日

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ネタバレ

2026年、新年1発目に大当たりを引いた気分です。
「普通」ってなんなんでしょうね。
「普通という幻想」を追い求めるのも仕方がない。
でも「普通」のレベルは人それぞれ。
ものすごく今の自分に刺さる1冊でした。

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2026年01月01日

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ネタバレ

3.7

p113
目標を達成できる可能性のある自分になれば、新しい目標を持つことができます。苦手とか、怖いとか感じることにチャレンジするのは、大変です。だからこそ、その気持ちを乗り越えてチャレンジすれば、必ず人生は拓けます。もしも望んだ結果を得られなかったとしても、チャレンジした後には、自分はどうしたいという新たな目標が生まれるはずです。

p150
正しいことだけ言ってればいいわけじゃないと思う。正論っていうのは、どんな意見にも勝ってしまうから、何も言い返せなくなる。それは、一番の攻撃で、人を傷つける。

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2026年04月20日

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ネタバレ

すごく読みやすくて、落ち着く作品だった。
ヒーローもののように焦らされたり悲しくなったり嬉しくなったりの気分の変化はなく、ただ静かに日常が流れていく様を読んでいく感覚。私はこういうのが好き。

仕事に熱心なわけでもなく、恋愛も過去のものに囚われて意欲もなく独身。そんな自分は何年経ってもきっと何も変わらない。なにかの出来事に心に大きな変化があって人間性が大きく変わる、なんてこともなかなかない。
でも、本当に些細なことで、目標ができたり出会いがあって前向きになったりして。そんなリアルな人生が描かれていて、共感しやすかったです。

最後、恋愛で心に大きな傷が残っていた2人のことを「この街の春は、東京よりも遅く来る。」という一言で表していたのが胸に残りました。きっと、不器用ながらもお互い歩み寄って、その人の嫌なところもダメなところも支えていきたいと思える関係になるんだと思わせてくれる素敵な一言だと思いました。

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分と重なる部分が多くて、心にグサグサ。

"普通"という言葉、私は苦手です
普通ってまさに人それぞれの価値観が詰まった言葉だと思います
自分の価値観を"普通"という言葉で押し付けてる気がする

恋愛面では命ちゃんと関わる男性がたくさん出てきて、誰と恋愛に発展するのか楽しみでした

杉本くんにイライラしてたけど、
帰国子女の杉本くんにしか分からない悩みもあったり...。
頭ごなしに怒るんじゃなくて、
ちゃんとその見えないところにも気を配れる人になりたいと思った


P132 マスターの言葉がすごく好き
「もういい大人のはずなのに、
子供である自分を見せられる相手を僕は好きになる」

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2026年01月14日

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ネタバレ

「結婚した!」などの明確な締め方ではなかったからこそ、主人公の心の動きを鮮明に感じ取ることができた。

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2026年01月06日

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ネタバレ

P40 "恋人がいたから、結婚したい、子供を産みたいと思っていたのであり、わたしひとりでは、どうしたいとも考えられない。その可能性を考えられる相手もいないのに、結婚や出産を望むのは、おかしい気もする。"

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2025年08月28日

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ネタバレ

読み終わった最初の感想は「リアルやな〜」。
主人公は「恋人もいない、かといって仕事に励むわけでもない三十五歳の独身女性、会社員」で、物語の3/4くらいそのままで進んでいくけど、残りの1/4でぐんっと前に進んだ印象。

世間的にはちょっと触れづらいレッテルがある主人公やけど、その人なりの人生があって、しっかり前に進んでいるのがリアルやなあと思った。

羽鳥先生と結ばれて?よかった!

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2026年02月27日

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ネタバレ

大人になるということ、年齢を重ねるということを考えさせられる。
「相手のいいところ以上に、悪い部分、普通ではない部分を受け入れて支え合っていきたいと思えるのが恋」
「もういい大人なはずなのに、子供である自分を見せられる相手を僕は好きになる」
が好き。
最後は杉本くんが憎めなくなっていた。
羽鳥先生は不器用ながらストレートな感情表現で可愛い。

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2026年01月24日

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ネタバレ

主人公の恋愛と人生の悩みを描いた作品。
常連の羽鳥先生と恋があるかもと読み進めていたら、徐々に二人の距離が縮まったり、縮まらなかったりと楽しめました。一緒に働いている後輩の杉本くんに初めイラッとしましたが、最終的にいい子で応援したくなった。

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2026年01月10日

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