あらすじ
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いつかぼくは、人工呼吸器をつけた気象予報士の第1号になるんだ!
“難病でも自立したい”――メディアでも紹介された実話にもとづく物語
『バスが来ましたよ』(アリス館)著者の最新作
中学2年生の主人公は、生まれつきの筋肉の病気で、人工呼吸器と車いすの生活を送っている。ハンディキャップがあっても、いつか仕事につき、母親を楽にしたいと願う彼は、「気象予報士」にひそかなあこがれを抱いていた。それを知った父親は、ある日、彼が寝ている居間の天井に、天窓をつくる。そこから見える空の表情をながめながら、主人公は、気象予報士になる夢をふくらませていくのだった……。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
医療的ケア児の、あきら君が天気予報に興味を持ち、予報士を目指すまでのことが描かれています。家族の温かい支え、憧れの予報士さんとの交流、そして天窓から見える大空。子供にとっても大人にとっても勉強になる良い絵本だと思います。
Posted by ブクログ
人工呼吸器をつけた気象予報士に!!
中学2年生のぼく、おおたあきらは「先天性ミオパチー」という、進行性の難病のため呼吸は人工呼吸にに頼り、移動は車いす、そして食事やトイレの介助、痰の吸引などのケアがあって生きている…。そんなぼくの楽しみは、気象予報士のしんたろうお兄さんの予報を聞くことだった…。
気象予報士になりたいという夢を抱いたあきらくんへ、家族からの心あたたまる贈り物がこのタイトルに込められています。あきらくんの夢を応援してくれる家族や周りの人がいる…そして、この作品も実話です!あきらくんが気象予報士になれたらいいなって思います。頑張れ!あきらくん!!