あらすじ
明治二十五年から続く政府、軍、捜査機関、探偵、一般人による非公式調査報告体系。右園死児という名の人物あるいは動物、無機物が規格外の現象の発端となることから、その原理の解明と対策を目的に発足した。
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前日譚「久」を読んでからの拝読。
「久」の三田倉とその仲間たちの努力は、すくなくともいつ崩壊するかも分からない均衡を秘密裏に保つ事はできていた。しかし三田倉達が生きていた時代とは違い現代は簡単に情報が出回る時代。あの時の様に全てを秘密にすることはできない。目に見えていなかった脅威が見えるようになった時、驚異そのものよりも脅威に戸惑い混乱し、狂乱する人間達が一番の脅威になるのだろう。
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怖くて痛くて残酷で、こんなに震える本初めて出会いました。
ずっと報告書なので淡々と読めるけど、あまりにもな内容過ぎて若干目が滑る気がする。
それでもあり得ない事象の連続でどんどん惹き込まれていきました。
"人間であることを放棄するなら死ね"って一言がグサッと刺さる。
エツランシャが現れた、残酷で救いのないような世界で、金輪部隊に取り込まれて生きるより、人として散ることの高潔さを田島茜や神谷修二、朝倉光雄の言葉からヒシヒシと感じました。
悍ましくて、でも惹かれる不思議な本です。
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序盤は右園死児という現象の報告書が淡々と書かれていて不気味さを感じた
中盤、終盤辺りはかなり話が広がり最終的にはSFバトルアクション小説(笑)
特に終盤の展開は胸熱ですよ(笑)
個人的には全体的にとても楽しめました
昨今流行りのモキュメンタリーホラーではないからそれだと思って買うと失敗したなってなるかもしれません、ご注意を。
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最初は淡々としたただの報告書から、徐々に点と点が結びついていき、最後はバトル漫画のような展開が好きでした。
やはり報告書だけなので、私の脳内では完璧な世界が作り出せないので、映像作品としてみたいなと思いました。
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前半では淡々と右園死児案件について書かれているので、少し退屈になる時間もありましたが、後半からの展開は前半に出てきた物が再登場するなど、ここまで読んできて良かったと思えるようになっていました。個人的にはかなり面白かったです。
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これはかなり大好物でした。本当に短い話が積み重なっていく構成で、一つひとつの話にはオチがないような不気味な内容が多いのですが、読み進めるうちに全体像が少しずつ見えてきて、どんどん引き込まれました。登場人物もそれなりに多いので「この人誰だっけ?」と思うこともありましたが、それも含めて楽しめました。(人によってはストレスかも)
とにかく私は大好きです。
なお、この調査報告体系は安全である笑
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序盤から中盤にかけては「右園死児」という怪異が、とにかく不気味で恐ろしい存在として紹介される。報告書というスタイルを取り、事象を淡々と説明する描写がかえって現象の恐ろしさを引き立てる。報告が増えるにつれて「右園死児」のルーツも垣間見えるようになり、ホラーでありながらミステリーのような要素も楽しめる。
しかし中盤にあるキャラクターが登場する場面から、ジャンルがバトルファンタジーのような展開に一変する。そこからの展開も疾走感があってこれはこれで楽しめるのだが、個人的には前半の不気味な、“人間の手には負えない何か”の雰囲気を貫いていってほしかった。
とはいえ結構楽しめたのでこれは買って良かった。
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「右園死児」とは何を指すものなのかすら分からないまま読み進める。報告文書という体で、少しずつ実態が明らかになっていくモキュメンタリーホラー。
かと思いきや、途端に顔を覗かせるSF感。日本のホラーらしい、じめっとした気味悪さは最後まである。国産モキュメンタリーSFホラー。
個人的には前半部分のホラー強めパートがかなり好み。「右園死児」にまつわる不思議且つ、不気味な報告文書は読む手が止まらなかった。
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報告書形式のホラー小説。
最初はただただ災害を誘発する報告書が羅列されているかと思いきや、この報告書がこんな風に効いてくるなんて、そしてこんな展開になるなんて……!?と伏線回収を見ているようで面白かったです。久も楽しみ!
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SCP財団みたいな内容、途中からバトル漫画化していくのは笑えるが、面白い。
なんかビデオゲームの脚本みてるみたいだし、路線変更した「少年マンガ」みたいで面白い。
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間違いなく面白くて一気読みできたんだけど、前半と後半の温度差が…。それぞれの話の展開が好きなだけに、分けて読んでみたかったと思ったり。
続刊も出ているみたいなんで、是非続いて最終メンバーの『自伝』も読んでみたいな。
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前半と後半でえらい変わるなぁ。前半はその異質さと統一性のない不気味さが淡々と進むのに対して、後半はSF戦争ものでした。異質だけれどその底に描かれる人間の不気味さ、醜さは現代に通じすぎてなんならこの先こうなってもおかしくないなと思った。
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面白かった。 またモキュメンタリー物かと思ったが全然違った。どちらかと言うとSF物。報告風の文書だけでストーリーを完結まで持っていくのが意外にも分かりやすくて新しい。スケールが想像を大きく超えて壮大になり映画の様に緩急があり熱かった。
右園の呪いの根源を割と序盤で匂わせ、解決させ、後半にそれを悪用する敵対勢力と戦わせるのは構成的に盛り上がるが同時に「ホラー」を読みたい人には向かないかもしれない。
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「うぞのしにこ」と命名された場所、物、人物は説明できないような怪現象が周囲で起こってしまう。それらを世間の目から隠すために政府が秘密裏に調査しており、それらの報告書をまとめたモノという設定の書物。その為、殆どは報告書のような記述方法で書かれているのだが、バラバラの記述が少しづつ「うぞのしにこ」の真相に迫っていくといったホラー&ミステリーのような形態である。…のだが、物語の終盤で異常物体への抵抗の為に異常物体をぶつける展開になり、その部分が下手なラノベ臭いストーリーに感じてしまう上に報告書としての形態も完全に失ってしまう。終盤の展開をどこまで許せるかで評価が割れそうな感じ。
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右園死児という概念はおもしろく、前半はドキドキしながら報告書を読んでいたら
後半から段々雲行きが怪しくなって、あれっ?なんでこうなったという展開。
ちょっとした、とんでも本だった。
ホラーから急に異種大戦争が始まるなんて・・
リングみたいなホラーになることを期待していたんだけど。
前半の雰囲気のままでいってくれたらと、ちょっと残念。
ただ結局、後半も気になって最後まで読み切ってしまったのでそこそこ面白かったんだと思う。
右園死児は富江的な感じなのかなと個人的に思った。
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最初の雰囲気は噂通りSCPみたいでワクワクしたんだけど、後半ごちゃごちゃして俺の能力が追いつかず 読みにくいと感じたな
短編とかあればそっちが好きそうな文体だった
特殊部隊ウグラが好きすぎる
いい酒飲んでくれよなー!!192ページ
Posted by ブクログ
本文で登場人物の詳細が語られることなく話が進んでいくので考察が捗りそうな本だなと思った。読者が触れているのは表面だけど、きっとこの文章の中に様々な思惑があったりドラマがあったんだと思う。
登場人物が少し多くかつどこで出てきたっけ?と途中途中読み返したりしたりして少し頭の中に入りづらさを感じだが、設定はとても好きで面白かった。
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「右園死児」という文字列が引き起こす呪いに対する報告書の形式で物語が進んでいく少し変わったモキュメンタリーホラー。
とにかく右園死児という存在が不可解で不気味であり、時に概念であったり実物の怪異として猛威を振るったりとやりたい放題。
後半はラスボスのような敵も現れ、決戦となり意外と熱い展開でした。中二病の自分にはなかなか刺さるワードも多く、怖さというよりはワクワクが勝りました。
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報告書形式のホラー。割と淡々と進むのに、ラストは大乱闘バトル。タイトル見て勝手に園児の話だと思ってたけれど違った。パラレル昭和史が好きな人はおすすめ。
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ドリームチーム結成して大きな敵に立ち向かう激アツ展開は良かった。
全体的に報告書の形態で書かれてるのは斬新で面白いけど、イマイチのめり込めなかったかな…
ちょこちょこ読んだせいで登場人物が整理しきれなかったから、もう1回読み直したい。続編も楽しみ!
Posted by ブクログ
報告書の体で書かれた小説。
右園死児という現象によって引き起こされた事件のモキュメンタリー的報告書だと思っていたのだが、それに関する大きな戦争の話でモキュメンタリーではなかった。
聖域に突入するまではどこか冗長な気がしていたのだが、聖域突入からの疾走感がとても良かった。
金輪部隊として戦ったのに、戦後素知らぬ顔で日常に戻ってきている人物たちへの嫌悪感が重ねて描写されていたのがとても印象的だった。
Posted by ブクログ
正直面白いとは思わなかった
全体的な構成はよく考えられているなと思ったが
最後のほうはRPGみたいだなと
そういう世界観にはあまり興味がないので
あまり楽しめなかった
逆に映像作品だと楽しめるのかも
Posted by ブクログ
SCP財団のノリで書かれているので慣れていないと読みにくい。全体的にはSFバイオホラーか?本を読む時に頭の中で無意識に映像化するのでどういうビジュアルか想像しにくい文章だとなかなかページが進まない。どんどん話が大きくなっていくにつれて身近な恐怖ではなくなるので私の好みには合わなかった。小さなコミュニティ内で起きる呪いや惨劇ぐらいが怖くて好きだ。