【感想・ネタバレ】右園死児報告のレビュー

あらすじ

明治二十五年から続く政府、軍、捜査機関、探偵、一般人による非公式調査報告体系。右園死児という名の人物あるいは動物、無機物が規格外の現象の発端となることから、その原理の解明と対策を目的に発足した。

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Posted by ブクログ

序盤は右園死児という現象の報告書が淡々と書かれていて不気味さを感じた
中盤、終盤辺りはかなり話が広がり最終的にはSFバトルアクション小説(笑)
特に終盤の展開は胸熱ですよ(笑)
個人的には全体的にとても楽しめました

昨今流行りのモキュメンタリーホラーではないからそれだと思って買うと失敗したなってなるかもしれません、ご注意を。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

最初は淡々としたただの報告書から、徐々に点と点が結びついていき、最後はバトル漫画のような展開が好きでした。
やはり報告書だけなので、私の脳内では完璧な世界が作り出せないので、映像作品としてみたいなと思いました。

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

前半では淡々と右園死児案件について書かれているので、少し退屈になる時間もありましたが、後半からの展開は前半に出てきた物が再登場するなど、ここまで読んできて良かったと思えるようになっていました。個人的にはかなり面白かったです。

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

これはかなり大好物でした。本当に短い話が積み重なっていく構成で、一つひとつの話にはオチがないような不気味な内容が多いのですが、読み進めるうちに全体像が少しずつ見えてきて、どんどん引き込まれました。登場人物もそれなりに多いので「この人誰だっけ?」と思うこともありましたが、それも含めて楽しめました。(人によってはストレスかも)
とにかく私は大好きです。
なお、この調査報告体系は安全である笑

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2025年11月27日

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出だしはモキュメンタリーというか、SCPみたいな報告書を読んでいる感じ。所々でエピソード同士のつながりを見せつつも、基本的には淡々と進んでいく……のですが、中盤から思わぬ方向に全力で舵切ってきます。自分の場合、予備知識なしで読んでいたので完全に予想外でしたが、このタイプの小説でこの展開に当たったのは本作が初めてだったので滅茶苦茶面白かったです。終盤は激アツ、〆方も良き。
残る謎や曖昧な部分がかなり多いので、スッキリした読後感を求めている時に当たるとモヤッとするかも。

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2025年11月03日

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ネタバレ

SCPの類が好きな人はたぶんこれも好き。
「右園死児」という文言をめぐる異常現象の報告書群が、最終的に肥大化した異常現象とのバトルに収束していく。
報告書形式が肌に合わなかったり、ホラーからアベンジャーズ的なバトルものに変わるのが予想と違ったりと万人受けはしないかもしれないが、私はかなり好きだった。
人間讃歌に着地するとどうしても好きになってしまいがち。

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2025年10月12日

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ネタバレ

SCPすきだから最初からワクワクした
後半は各報告書に出てきてたネームドキャラのアベンジャーズ ノリが少年ジャンプ 大満足

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2025年10月02日

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いい意味で期待を裏切られた!いい映画を見たような感覚だけど、これは本ならではの体験。ラストが熱くて興奮した。次も楽しみ。

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2026年01月22日

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前半と後半でえらい変わるなぁ。前半はその異質さと統一性のない不気味さが淡々と進むのに対して、後半はSF戦争ものでした。異質だけれどその底に描かれる人間の不気味さ、醜さは現代に通じすぎてなんならこの先こうなってもおかしくないなと思った。

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2026年01月10日

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ネタバレ

面白かった。 またモキュメンタリー物かと思ったが全然違った。どちらかと言うとSF物。報告風の文書だけでストーリーを完結まで持っていくのが意外にも分かりやすくて新しい。スケールが想像を大きく超えて壮大になり映画の様に緩急があり熱かった。
右園の呪いの根源を割と序盤で匂わせ、解決させ、後半にそれを悪用する敵対勢力と戦わせるのは構成的に盛り上がるが同時に「ホラー」を読みたい人には向かないかもしれない。

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2025年12月30日

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「うぞのしにこ」と命名された場所、物、人物は説明できないような怪現象が周囲で起こってしまう。それらを世間の目から隠すために政府が秘密裏に調査しており、それらの報告書をまとめたモノという設定の書物。その為、殆どは報告書のような記述方法で書かれているのだが、バラバラの記述が少しづつ「うぞのしにこ」の真相に迫っていくといったホラー&ミステリーのような形態である。…のだが、物語の終盤で異常物体への抵抗の為に異常物体をぶつける展開になり、その部分が下手なラノベ臭いストーリーに感じてしまう上に報告書としての形態も完全に失ってしまう。終盤の展開をどこまで許せるかで評価が割れそうな感じ。

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2025年12月03日

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宮部みゆき今年の3冊2024に入っている一冊

本屋さんでタイトルは気になってたけど、園児のホラーってイヤだなとか思って手に取ってなかった
読んでみたら、右園死児(うぞのしにこ)という怪異にまつわる有害情報を集めた報告書形式のモキュメンタリーだった

One of the works selected for Miyabe Miyuki’s Three Picks of 2024.

I had noticed the title at a bookstore, but the notion of a horror story involving kindergarteners made me reluctant to pick it up. Yet it turned out to be a mockumentary, framed as a dossier compiling harmful reports surrounding a mysterious apparition known as Uzono Shiniko.

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2025年11月16日

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【短評】
当世流行「モキュメンタリー・ホラー」に再び挑戦である。
良質な素材を揃えて「物語」を浮かび上がらせるという手法は明確に好みだが、未だ実験段階或いは発展途上の領域という印象であり、巷間に上る名著を摂取しながら「これぞ」という逸品を待ち望んでいる私である。

本作は「右園死児(うぞのしにこ)」という名称を冠する人物、動物或いは無機物が、狂気猟奇を励起した一連の事象を「報告書群」という体裁を取って纏めたものである。

以前読んだ『近畿地方のとある場所について』が種々の媒体に由来する「寄せ集め」であったのに対し、本作は一定の体裁のもとに記述された「報告書」である。どちらが優れているということではないが、本作は無味乾燥な文体と相まって読みやすく、そして不気味である。
仕立ての良い椅子に座りながら、怪奇的事象に関する報告を「ふむふむ」と読む読書を望んでいたし、最序盤はそれが実現されていたと思う。発狂や人体損壊と伴う事象を簡素な表現で読むと、否が応でも忌まわしい想像が膨らむというものだ。
それは上等なお菓子を摘む感覚に近い。

「残念ながら」というべきか、本作は終盤に掛けて「モキュメンタリー」であることを放棄する。個人的にはそれが実に惜しい。お菓子を取り上げられた気分になった。
「右園死児」の管理ひいては軍事利用という観点は、見え隠れする分には興味深いのだが、それが華やかに全面に押し出されるのはやや興ざめだ。「報告」も次第に速報性が増していき、臨場感を得た一方で、静かな不気味さは霧散してしまった。
3点評価としようか迷ったが、後半部もそれはそれで面白かったので4点とした。

【気に入った点】
●「乾物」「猿」「花ヒグマ」辺りが好みだった。淡々と事実を示す手法が奏功し、かなり不気味である。モキュメンタリーは徹頭徹尾淡々と摘めば良いのではないか、というのが今時点における私の意見だ。物語を無理に落とそうとしなくて良いと強く思う。
●一部例外は除くが、体言止めの多用など報告書然とした表記で統一されており、非常に読みやすい。粛々と進める読書は楽しいものである。

【気になった点】
●序盤をかなり良い感じで進めた末、終盤で予想外の方向に舵を切り、盛大に風呂敷をぶち撒けてくる。正直「違う。やめろ。そっちへ行くな」と思わなかったと言えば嘘になる。相応に面白かったのが幸いだが、期待したものではなかった。

「何故、奇を衒う」というのが正直な感想だ。
「モキュメンタリー・ホラー」は好みなジャンルなのだが、どうにもあらぬ方向に射出されて消失する傾向にあるように思う。一心不乱に舐め浸っていたいのに、何故か途中で取り上げられてしまうのである。嗚呼。

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2025年11月09日

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読書会で紹介されたことをきっかけに読みました。ジャンルでくくれない感じというか、映画を観てる感覚なんですが、情報が集約されていくにつれてどんどん面白くなります。一気読み。とにかくおもしれええええ!です。おすすめです!

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2025年11月07日

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次々と断片的な報告が積み重なっていくことで、少しずつ全体像が立ち上がってくる構成が印象的で、読んでいてワクワクしました。モキュメンタリーのような「調査報告」形式の体裁や、SCP風の異常存在の報告書のようなリアリティがあり、その形式自体が作品の魅力になっています。

各報告は短いですが、そこに描かれている怪奇現象がどれも鮮烈で魅力的です。また、「右園死児(うぞのしにこ)」という名前も強烈で、一度聞いたら頭から離れません。架空の怪異としてのネーミングセンスも、SCP的な「固有名を与えられた異常存在」としての存在感を強めています。

別々に行動していた登場人物たちが、最後に集結して共闘する展開も痛快で、バラバラだった報告が一つの物語へと収束していく流れが心地よかったです。

一方で、最後に現れる敵の存在がそれまでの物語からやや飛躍して唐突に感じられたこと、その動機も十分には理解しきれなかったことから、やや消化不良な印象も残りました。さらに、全ての謎が解き明かされたとは言い切れない部分が残ったため、評価を1ポイントだけ減らしました。

それでも、モキュメンタリー的手法やSCP的世界観を思わせる構成が功を奏し、全体としてとても刺激的で楽しい読書体験ができました。

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2025年11月07日

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ホラーだと思って読み始めたけれど、これはジャンルはなんだろう。SFか……?一番近いのはSCPだと思う。
かなり好きだけど、人に勧めるのも、説明するのすら難しい。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

「右園死児」という文字列が引き起こす呪いに対する報告書の形式で物語が進んでいく少し変わったモキュメンタリーホラー。

とにかく右園死児という存在が不可解で不気味であり、時に概念であったり実物の怪異として猛威を振るったりとやりたい放題。
後半はラスボスのような敵も現れ、決戦となり意外と熱い展開でした。中二病の自分にはなかなか刺さるワードも多く、怖さというよりはワクワクが勝りました。

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2026年02月07日

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報告書形式のホラー。割と淡々と進むのに、ラストは大乱闘バトル。タイトル見て勝手に園児の話だと思ってたけれど違った。パラレル昭和史が好きな人はおすすめ。

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2026年02月04日

Posted by ブクログ

てっきりモキュメンタリーみたいな内容なのかと思ってたら、SFホラーバイオレンスだった笑

「右園死児」はもう実体を持った概念。

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2026年01月30日

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ドリームチーム結成して大きな敵に立ち向かう激アツ展開は良かった。
全体的に報告書の形態で書かれてるのは斬新で面白いけど、イマイチのめり込めなかったかな…
ちょこちょこ読んだせいで登場人物が整理しきれなかったから、もう1回読み直したい。続編も楽しみ!

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2026年01月26日

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ネタバレ

報告書の体で書かれた小説。
右園死児という現象によって引き起こされた事件のモキュメンタリー的報告書だと思っていたのだが、それに関する大きな戦争の話でモキュメンタリーではなかった。
聖域に突入するまではどこか冗長な気がしていたのだが、聖域突入からの疾走感がとても良かった。
金輪部隊として戦ったのに、戦後素知らぬ顔で日常に戻ってきている人物たちへの嫌悪感が重ねて描写されていたのがとても印象的だった。

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2026年01月04日

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SCPのような、漫画を読むような
モキュメンタリーとして期待して読んだのでちょっと拍子抜け
でも、1日で読める量。サクッと楽しめた。

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2025年12月31日

Posted by ブクログ

ジャンルはホラーなのかな?
報告の形なので、最初は読みにくかった。

鬼譚とか呪術廻戦と新世界よりとか、なんかそんな片鱗がみえたような。

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

正直面白いとは思わなかった
全体的な構成はよく考えられているなと思ったが
最後のほうはRPGみたいだなと
そういう世界観にはあまり興味がないので
あまり楽しめなかった
逆に映像作品だと楽しめるのかも

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2025年11月25日

Posted by ブクログ

SCP財団のノリで書かれているので慣れていないと読みにくい。全体的にはSFバイオホラーか?本を読む時に頭の中で無意識に映像化するのでどういうビジュアルか想像しにくい文章だとなかなかページが進まない。どんどん話が大きくなっていくにつれて身近な恐怖ではなくなるので私の好みには合わなかった。小さなコミュニティ内で起きる呪いや惨劇ぐらいが怖くて好きだ。

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2025年11月25日

Posted by ブクログ

難しかったー!
ホラー大好きな義姉が貸してくれました。
ホラーは苦手なものの、雨穴先生や背筋先生の作品は何個か読んだことがありこれも報告の形式で綴られるものと聞き興味があったので喜んで借りました。
む、むずかしい…。
報告形式だからこそ、ストーリーで流れで読めない。後からあの時のこの人が出て来てどうした?となるわけで、何回も前の報告書を読み返す。途中で謎の現象がたくさん起きる。混乱する。
最後はスケールがでかい。すごい。
最初からスケールはでかいのだけれどもう何が何やら。
でも借りたやつだし感想は言わなきゃと頑張りました。
最近、掌編が苦手かもしれない。情報量が多くなって、疲れてきてしまうのかも。ひとつのストーリーをじっくりと流れで読むのが今の自分の精神状態に合っていたのかもしれません。また挑戦したいな、映画みたらまた違うかな、とか思ってます。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

これは…モキュメンタリーホラーになるのだろうか?
とても壮大な群像劇、ある種の歴史ものを読んでいるかのような。
その名を付けられたモノが怪異的に変質してしまうという現象にまつわる報告群。

他の作品でも見たことがあるけど、この国で恐れられているモノが、国外への牽制・脅威にもなるという部分がやけに好きで、嬉しくなってしまう。
まったく味方というわけではないのに。

不可解で抑圧的な報告が多いなか、アイスランド特殊部隊ウグラの部分の爽快感がすごい。

あとみんな好きだと思うけど神谷さん好きです…幸せになってほしいけど永遠に活躍してほしい。

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2025年10月24日

Posted by ブクログ

すごく好きな作風というかテーマの扱い方だった。
序盤はモキュメンタリーホラーって感じで、中盤以降に歴史的な経緯とか政治的な思惑が交錯するような話、そして最後には巨大な異形の怪異との直接的な戦闘という感じで、いくつかのストーリー展開が見え隠れするような印象。

ちょっと小林泰三を思い出す感じで、後半の生々しくてグロテスクな異形な怪異たちとの戦闘シーンはけっこう熱いものがあった。
主人公サイド?も怪異の集団って感じだし、こういった異能力者集団みたいなところでは、どうしても手に汗を握ってしまうという感じ。
まさかこういう展開になるとは読む前には思い至らなかったので、驚く気持ちもしたしなんだか感心してしまった。

一方では徹底して話を小出しにしながら、あくまでもモキュメンタリー的な表現において物語ろうとしている点も特徴的で、体裁へのこだわりにはすごく好感がもてた。
ただ、やはりどうしても話が断片的にはなってしまうので、こうなるといっそ終盤は一般的な物語の形式の中で語られた方が、さらに具体的なイメージで、熱い気持ちになって読むことが出来たかもしれない。
そういう感じがしないこともなかった。

良し悪しというか、さまざまな報告を断片的に書き連ねる形であることによって、中盤までは読むスピードがぐんぐんあがっていく感じがしたんだけど、終盤にはそれがかえって少し感情移入しにくくて、ちょっと読みにくい感じがしてしまったかも。
それでも、明らかに異質な作品で、読めて良かったなと感じさせられた。
続編もある?っぽいので、そっちも見てみたい。

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2025年10月21日

Posted by ブクログ

人智を超えた厄災の数々に関する報告書を通して、厄災と人類との戦いを描く。
途中までは基本的にSCPの亜種のようなモキュメンタリーホラー作品。
ところが中盤からはその様式、文体を放り投げて、突如としてSFバトルアクションの様相を呈する。予期しない味変だったが楽しめた。

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2025年10月05日

Posted by ブクログ

発想は画期的 こんな小説ってあるんだ、と驚きつつ、だんだん同じトーンに飽きてくる。頭の良い人にはかなり面白く感じるかも

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2026年01月12日

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