【感想・ネタバレ】しろがねの葉(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

銀(しろがね)の光を見つけた者だけが、この地で生きられる――。父母と生き別れ、稀代の山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、石見(いわみ)銀山の坑道で働き始める。山に穿(うが)たれた深い闇に恐れと憧れを抱きながらも、そこに女の居場所はない。熱く慕う喜兵衛や、競うように育った隼人を羨むウメだったが、勢いを増すシルバーラッシュは男たちの躰(からだ)を蝕(むしば)んでゆく……。生きることの苦悩と官能を描く、直木賞受賞作。(解説・北方謙三)

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Posted by ブクログ

直木賞にしては、個人的に読みやすいと感じた。闇を書けば書くほど生を感じる1冊 というあとがきに納得。

あとは、女性の複雑な感情(父性と憧れ、 愛情とライバル心の狭間みたいな)の描写が上手いのかも。女性としてのキャリア面でのやりきれなさ、その一方で家庭を持てる満足感 とか。400年も前を舞台にしてるはずなのに、なぜか親近感がわく。

そして、女性体と銀山洞窟を一緒と見立てたのがすごいな。。。改めて考えると共通点が多くて考えるほどエロさを感じる。どうやってこんな発想に至ったのか。。。
・掘り進めて探し当てる、でも掘り進める側が死ぬ
・respectが無いと悪い結果(死/無)となる
・冷たさと温かさ
・離れられない
とかとか。。。

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2026年10月11日

Posted by ブクログ

夜逃げの途中で山師に拾われた少女ウメの一生のお話

女だから生きたいようには生きられない
銀山に生まれた男たちもまた銀掘りという宿命から逃れられない

それぞれに与えられた役割の中で生きるしかなく
銀山に生きる人々は力強いんだけど諦めのようなものも見える

山は富をもたらす一方で
人の身体を蝕み命を奪い
それでも人々をそこから離してはくれない

そんな銀山を象徴するような しろがねの葉

うつくしく
おそろしく
だからこそ抗いがたいほど惹きつけられる

ずっとずっと同じようにはいられない
人も山も

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2026年09月13日

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江戸時代末期の話ですが
石見銀山で銀掘として働く男たちや
こどもを産み育てる女たち
女郎屋で生きる女たち
の姿が 動きや匂いをもって
描かれ、時代にタイムスリップして
傍観しているような
気持ちになりました。

ウメが喜兵衛を思う気持ちは
名前はなくても
生涯を通じて 道筋であり光であり
師範であり続けました。

父親のように 伴侶のように
慕う 大きな憧れのような
喜兵衛という存在

ウメを思い守りぬくと誓って
銀掘として生き銀掘として
逝った 隼人

どちらもが、 ウメのため、その先の人生のために
選んだ決意に胸が締め付けられました。
人を愛するってそういうことなんですよね。


ウメは 匂いや暗闇、音に 目、耳、鼻が効き
上橋菜穂子さんの香君のアイシャの様な能力があるなと思いました。

石見銀山にはこんな歴史があり、悲しみが
雪のよう溶けたりぬかるんだり凍ったりまた積み重なったりしてきた人たちの
生きていたた街がある

ということを知れて良かったです。



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2026年09月09日

Posted by ブクログ

とにかく胸がぎゅうっとなり、泣いた。
読み始めから読み終わりまででだいぶ印象を覆されました。
夜目がきくというスペックをもった孤児の女の子(ウメ)が男社会で奮闘していくのか?みたいな印象で読み進めていましたが、間歩という闇をベースに、人が人に対して抱える情念みたいなものがいい塩梅で官能的に描かれていて、よくあるそっち方向じゃない話の広がり方にまるで葉脈のようだと感じました。

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2026年09月01日

Posted by ブクログ

千早さんの紡ぐ世界はやはり繊細で、儚くて、胸がきゅうっと締め付けられるような切なさを覚える。

銀の山を舞台に、間歩で生きる男たちと、それらにどうしようもなく惹かれながらも、女であるために同じようには生きられないウメ。
どの人物もぶっきらぼうながらも愛に溢れていて、とても魅力的だった。

長く生きられないと知りながらも、間歩に入り銀を求め続ける銀堀たち。
夫が死ぬたびに他の銀堀のもとに嫁ぎ、男が生まれればまた間歩へと送り込む女たち。
銀の山で命を繋いでいく覚悟や強さが物悲しい。
子猿のようだったウメも立派にその環の一端となったことが、嬉しいような、切ないような。

千早さんは色や香りの表現が美しいので、映像化されたら是非見てみたい。

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2026年08月20日

Posted by ブクログ

「なにか縋れるもんを心の中に灯してないと呑まれるんじゃろうなあ」
最初から話の中に引き込んでくれた。
途中ウルッとするところもあった。
個人的には隼人が好きだった。ウメに対しての愛情深さにキュンキュンさせてもらった。面白かった。

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2026年08月16日

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千早茜にどハマりしたきっかけの作品。
女という概念を人にするとウメになるというぐらい、自らの選択で人生を切り開いていくウメがカッコよくてまさにロールモデル、理想の女性像だった。
しばらく余韻に浸かってて、いつもなら余韻がある時はまた二週目読むけど、二週目読んでしまってこの物語が全部理解できてしまったら勿体無いと思うぐらい面白かった。
本の内容を忘れた頃にまた読みたい!!!

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2026年07月03日

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1日で読破
女と男はいつまでもこうだね、、、、、、
仕方ないものは仕方ない
めまぐるしいほどのエネルギーのぶつかりと冷たいほどの自然の理

最近読んだ本で1番面白かったいっきよみ

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2026年07月02日

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戦国末期の石見銀山を舞台に、幼くして父母と生き別れた少女ウメがたくましく生きていく物語。
銀で潤う町の様子とは対照的な、まっ暗闇の坑道「間歩」(まぶ)。
「信じるものがないとその闇は耐えられない」という喜兵衛の言葉から、そこに向かう鉱夫たちがどうやって自分を奮い立たせていたかを考えてしまいます。
当時の鉱夫の平均寿命は30歳ほどだったとのことですが、そこに明るく健やかな女たちの存在は大きかったんだろうな。
間歩の闇に魅せられ、恐れたウメ。
目を覆いたくなるような酷い目にも遭い、胸にズシンとくる辛い場面も多いです。でも自分を見失わず、時にしたたかに立ち回るウメの姿に、どうか闇にのまれないでくれと願いながら読みました。
ツツジや血の赤、夕鶴の白いうなじ、にぶく光る銀、そして間歩や闇夜の漆黒など、色の描き方もとても印象的。
魅力的な登場人物も多いのですが、なんといってもヨキ。ヨキ何者。ヨキ気になりすぎる。ヨキに全部持ってかれた。

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2026年04月26日

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誰も入る隙のない2人で完結された空間に感無量。
変えられない運命を嘆きながらも、やはり間歩から離れずに、男たちを最期まで支えたウメは、銀堀にはなれずとも確かに喜兵衛の手子だったと思う。
胸が引き裂かれそうな闇の中でも、"おなご"として、母として、ひたむきに強く生き抜いたウメは
とても美しく輝いていました。

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2026年06月19日

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2022年下半期直木賞受賞作
戦国時代末期の石見銀山に生きる女性(ウメ)の話。
男女の生き方をぱっと見、前時代的に描いているようにも見えるが、そこには理由(男女の生物学的な特徴)が存在している事も表現されているからダイバーシティの在り方を考えさせられる。何より作者が女性という事がより興味を深くする。

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2026年10月10日

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かつて転勤先の山陰に住んでいた頃、本作の舞台である石見銀山に足を運んだことがあった。当日は生憎の空模様だったが、しっとりと肌にまとわりつく湿度がこの土地の雰囲気に不思議なほどマッチしていて、今も印象深く記憶に残っている。本書を読んでいると、あの日感じた空気感とともに、数百年前にこの地で生きた人々の姿がリアルに目に浮かんでくるようであった。

物語は、石見銀山で山師に拾われた少女・ウメの波乱に満ちた人生を描いている。男たちと同じように、銀堀として働きたいと願いながらも、抗えない身体の変化や性差の壁に直面し、葛藤する姿に胸を締めつけられる。

やがて自らの性を受け入れて暮らしていく中でも、しろがねへの思いと間歩の深い闇にどこまでも翻弄されていく。どんなに足掻いても逃れられない宿命を背負いながら、闇に魅せられ、その中で命を燃やしたウメの生き様に切なさと虚無感を感じた。

またいつか石見銀山を訪ねてみたくなったし、その時は銀堀たちに想いを馳せながら、間歩の底知れない闇を感じてみたいと思った。

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2026年10月04日

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石見銀山と共にあり続けた女性・ウメの物語。
ウメは誰よりも暗闇を見通す目という秀でた能力を持ちながらも、銀(しろがね)を掘りに山へ潜っていく男たちを羨ましく見送り、己は己の人生を送っていく。
山は男のものであり、女の居場所も男のもとであった。
しかし山は男たちの体を蝕んでいく。

休み休み読んだ本だったが、飽きることは一切なかった。
お陰で最後まで読み切ることが出来た。
是非ウメの晩年まで読み切ってほしい。

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2026年10月02日

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ネタバレ

本を読みながら涙が出たのは久しぶりでした。
特に描写シーンは凄まじく、多感な時期に読むと傷になりそうな程書き込みが深かった。
多感じゃない時期でも、なかなかに抉れた。
北方謙三さんの解説が入っていたが、その解説も相まって読後感が極まった。

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2026年09月29日

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千早さんらしい、色彩と香りが迫り来るような情景描写が本作でも印象的でした。
生そのものの生々しさ、強さ、しなやかさ。それとは対極にある「間歩」という闇。
うまく言葉で表現できませんが、人々の営みそのものが濃密に描かれていると感じました。

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2026年09月27日

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久しぶりに読んだ長編小説、かなり良かった
2、3回泣いてしまった
全体的にとても良かったんだけど、後半やや物語すぎる(物語なんだけど)というか、フィクション感が強すぎて少し冷めてしまった

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2026年09月21日

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第168回直木賞受賞作品
大変な時代だった…
祖母を残し、父母弟と一緒に村を出るウメ
逃げる途中で、父に弟は口を塞がれウメは両親とはぐれてしまう
山師(山で稼ぐ人)喜兵衛に助けられ、山で暮らしていく。銀を掘るため短命な男性…
いくつもの大切な人との別れ
一生懸命生きた人たち
現代との違いを感じます

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2026年09月13日

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星4.5

世界観、お話も素晴らしいです。
どのキャラも魅力的です。
時代小説が苦手でも読んでみて下さい。
後半は衝撃的な展開で、終わり方も心に残ります。

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2026年09月12日

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ネタバレ

銀山で働く人たちの話になります。
特にハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、日本の歴史には大きく知られているわけでもない、銀山に生きる一人の女性の物語です。

ただそこには女性に生まれた苦悩や絶望感、それを超えた時の幸福感など、当時の環境、様々な感情が混ざった作品でした。一人一人の人生があり、それが歴史なんだなと思う作品でした。

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2026年09月06日

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現代の小説ではなく少し時代もののようで新鮮だった。
かなりショッキングな描写が多かったが、愛とかエロとかを感じれてとても良かった。
ただ小説の前半部にあまり面白さを感じられなく、読むスピードが停滞したが、後半まで読み進めると素晴らしい物語だった。
千早茜さんは若い女の子と年配の男性間の恋愛に魅力を感じる人なのかな
石見銀山のお話だったので、歴史背景を事前インプットしてから読んだらもっと面白かったかも。ちゃんと勉強してもう一度読みたい作品

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2026年08月22日

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銀山の人たちは実際にこうだったんだろうな、当時はこうだったんだろうな、と思わされる。

全般的に暗い雰囲気で進む。

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2026年08月10日

Posted by ブクログ

石見の銀掘りと夜目の利く女の話。喜兵衛メロい。
銀の出るという山へ夜逃げする最中、ウメは両親と弟を失う。天涯孤独となったウメは銀脈の目利きである喜兵衛に拾われ、同じく銀掘になることを志すようになる。
性暴力描写が苦しい。かなりえげつない。辛いこといっぱいあるけどなんとか生きていかないといけないよね!みたいな。性描写がねっとりしててたまにうおお…となる。満員電車で読んでたのでエヘヘすいません(照)になった。
キャラクターが魅力的だけど結構諸行無常でリアリティがあった。他の作品も読みたい。

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2026年05月24日

Posted by ブクログ

描写が素晴らしくて、ウメと共にいるような感覚に何度か襲われた。
そのせいか少し息苦しさを感じるほど。
久しぶりにこういう重厚な作品を読んだかもしれない。

この方の他の作品も読んでみようと思う。

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

石見銀山で生きたウメの物語。直木賞受賞作。
分厚いわけではないのに、すごく重厚で、その時代、その場所にいるような没入感。
大河ドラマになりそうな濃密な人生(ウメはフィクションだけど)。
読み終えた後も余韻が残ります…

先に『マリエ』を読んだけど、雰囲気?テイスト?作風?が全然違ってびっくり。

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2026年04月29日

Posted by ブクログ

千早茜さんの文庫新刊。
こちらもずっと読みたかった作品♪‹‹‪⸜(*ˊᵕˋ* )⸝‬›‹‪⸜( *)⸝‬›‹‪⸜( *ˊᵕˋ*)⸝‬››♪

家族と生き別れ、山師・喜兵衛に拾われたウメは石見銀山の坑道で働き始める。石見銀山に魅入られた少女の生涯を描く圧巻の長編。

終始、間歩の暗さ、冷たさが漂っているかのような空気感だった。

女に産まれたために、望むようには生きられない。
こういう描写を読む度に、私は恵まれた時代に産まれたんだなぁと思う。
それも、世の中を変えようと抗った女性たちがいてくれたから。感謝しなくては。

生きることを諦める者もいる中で、真に望むようには生きられなくても、生きることを諦めず、強く逞しく生きていくウメの姿に胸を打たれた。
特にウメと夕鶴が対峙した場面では銀堀へのそれぞれの想いがひしひしと伝わってきて、胸にグッときたし、ウメの強さが際立っていたように思う。

そして、自らの定めを受け入れ、命尽きるまで懸命に生き抜こうとする銀堀たちの生き様にも胸を打たれた。
銀堀と女郎の命の儚さが、物悲しい。

生きること、愛すること、生を繋いでいくことの喜び、尊さ、厳しさ、哀しさ、醜さが凝縮されたような重厚な作品だった。

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

ふとしたことから銀山でもらわれた女の子が主人公。鉱夫になれないため男性に抱く葛藤を抱きながら、自分の生き場所を必死に探しながら成長していく。今以上に危険が大きい炭鉱では非常な現実が次々に怒るが、そのなかでも静かに暗い口を開け人を受け入れる銀山こそがこの作品全体の最も中心の主人公、そんな印象であった。

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

時代ものは初めてで、想像するのが難しい内容だった。
厳しい時代に、男性たちを支え続けるウメがかっこいい。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

肺を病み、死んでゆく銀堀達と残される女達。
凄く厳しい世界だった。
龍の「足掻きましょう。無為に思えても。どこにも逃げられはしないんです」という言葉が、凄く心に残った。
石見銀山に行ってみたくなりました。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

世界中でありとあらゆるものが命を削り採掘され我々は生きていけるがそれによる争いが絶えず永遠に平和は訪れない。

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2026年04月28日

Posted by ブクログ

重たい。
ウメは女でも手子だと胸を張ったものの、間歩に入れず銀堀にはなれなかった。菊は男でもウメの覚悟を見て、おなごの恰好で踊れるようになった。
男たちは死んでいく。生きたいと願った夕鶴は首を吊った。ウメは生きたけれど、間歩へ還ることを望む。
何かを捨てないと思い通りにはいかない。捨てたから思い通りにいくものでもない。楽しそうにも思えない過去の景色が鮮烈なのはなぜだろう? 何か拠り所があれば、逃れられない業の中でも生きていけるのか?

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2026年04月01日

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