白い巨塔(五)
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白い巨塔(五)

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

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開始された医事裁判の控訴審は、原告側弁護人や里見たちの献身的努力によって、予断を許さない展開に。そして、財前自身の体に不吉な病魔の影が…。厳正であるべき“白い巨塔”大学病院の赤裸々な実態と、今日ますます重要性を増している医事裁判に題材をとり、徹底した取材によって、人間の尊厳と、二人の男の対照的生き方とを劇的に描ききった、社会派小説の金字塔の最終巻。

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  • ドラマ化

    「白い巨塔」

    2019年5月22日~26日 テレビ朝日系
    出演:岡田准一、松山ケンイチ、沢尻エリカ

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白い巨塔 の一覧

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~5件目 / 5件
  • 白い巨塔(一)
    825円 (税込)
    国立大学の医学部第一外科助教授・財前五郎。華麗なるメスさばきでマスコミでも脚光を浴びる彼は、当然、次期教授に納まるものと自他ともに認めていた。しかし現教授の東は、財前の傲慢な性格を嫌悪し、他大学からの招聘を画策。産婦人科医院を営み医師会の役員でもある岳父の財力とOB会の後押しを受けた財前は、あらゆる術策をもって熾烈な教授選に勝ち抜こうとするが…。教授選挙に絡む利権をめぐり蠢く人間模様を描いた医療サスペンスの傑作!
  • 白い巨塔(二)
    880円 (税込)
    現教授の東は、学会のボスから学外候補の推薦をうけ財前にぶつける。政界まがいの生臭い多数派工作のすえ、かろうじて勝利した財前に、国際学会から招聘状が届く。栄光に満ち多忙をきわめる日々のなかで、財前は、同僚の第一内科助教授・里見脩二から相談された患者の早期噴門癌を発見し、見事手術を成功させる。だが、財前がドイツに出発する日、その患者は呼吸困難に陥っていた。
  • 白い巨塔(三)
    693円 (税込)
    財前が手術をした噴門癌の患者は、財前が外遊中に死亡。死因に疑問を抱き、手術後に一度も患者を診察しなかった財前の不誠実な態度に怒った遺族は、裁判に訴える。そして、術前・術後に親身になって症状や死因の究明にあたってくれた第一内科助教授の里見に原告側証人になってくれるよう依頼する。里見は、それを受けることで学内の立場が危うくなることも省みず、証人台に立つ。
  • 白い巨塔(四)
    990円 (税込)
    浪花大学教授・財前五郎の医療ミスを訴えた民事裁判は、原告側の敗訴に終わる。同じ大学の助教授の身で原告側に立った里見は、大学を去る。他方、裁判に勝訴した財前のもとに、学術会議出馬の誘いがもたらされる。学会人事がらみの危険な罠をかんじながらも財前は、開始された医事裁判控訴審と学術会議選挙をシーソーのように操り、両者ともに勝利することに野望をたぎらす。
  • 白い巨塔(五)
    880円 (税込)
    開始された医事裁判の控訴審は、原告側弁護人や里見たちの献身的努力によって、予断を許さない展開に。そして、財前自身の体に不吉な病魔の影が…。厳正であるべき“白い巨塔”大学病院の赤裸々な実態と、今日ますます重要性を増している医事裁判に題材をとり、徹底した取材によって、人間の尊厳と、二人の男の対照的生き方とを劇的に描ききった、社会派小説の金字塔の最終巻。

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白い巨塔(五) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    山崎豊子、、人生88年の中でこのレベルの小説を何作品も執筆していることが信じられない。すごい。
    山崎豊子小説は、沈まぬ太陽、大地の子に続いて3作目。江口洋介のイメージが強かったけど、主役の財前五郎を演じたのは唐沢寿明だったのね!

    白い巨塔では、教授選挙、医事裁判、学術会議選挙、と、普通ならそれ単体でテーマになるであろう大きな出来事が息つく暇なく次々と展開されるため、読む手が止まらない。その長編の中で、初期に描いた登場人物の行動を、動機や伏線としてその後展開されていく仕掛けのおかげで、キャラクターの価値観や背景をすんなり理解しながら読み進めることができる。

    面白いなと思ったのは、主人公が「イヤなやつ」側であること!主人公を善とした勧善懲悪物語が主流な中で、主人公を懲悪したい気持ちになる小説は貴重では。ただ、主人公も完全なる悪ではなく、「白い巨塔」がそうせしめているというのがポイントよね〜。

    ラストシーンは悪として描かれてきた主人公を取り巻く「医療」に関わる人々の根源的な欲求に触れて、涙なしには読めない。終わった瞬間、心の中でスタンディングオーベーションの小説でした。

    0
    2026年05月22日

    Posted by ブクログ

    本小説は筆者が入院した経緯本小説の執筆にあたったらしい。最初は3巻までで1度完結していたが、社会的反響を受けて4巻5巻の続編が作製されたことを知った。私の中では3巻までで良かったと思う。4巻以降については善人であると思い込んでいる人が社会的弱者に寄り添っている描写が多々見受けられたが、その描写に私が納得できないからである。
    関口の厚かましさが本当に腹がたった
    筆者が入院した経緯から教授選からここまで話を膨らませる筆者の才能に敬服する。

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    白い巨塔の最終巻です。
    沈まぬ太陽に続き、2作目にこちらを読みました。
    山崎豊子作品の人生の複雑に絡み合った思惑を堪能できました。
    読者にも寄り添った結末なんだろうなと、沈まぬ太陽よりは後味が良かったです。

    前巻では、財前側の弁護士が証人の夫を賄賂で丸め込もうとしたところで、証人になることを躊躇していた元看護婦長が出廷する流れになり話後終わった。

    今回も財前は選挙と裁判を掛け持ちして戦うことになるが、度重なる心労に、柳原医師に責任を押し付ける発言をしてしまうことで、新たな証拠を引き出すことになる。

    裁判は異議と正当な理由があれば、最高で3回まで行えることを知った上でどのような結末になるのか気になって読み進めてしまいました。

    財前が昏睡してしまう場面では、昏睡した財前の口から出た言葉が、どのような意味だったのか、昏睡する前の財前が、腕を認めていた里見に頼ったことや、どうすることもできないから本人には伝えなかったことなど、佐々木氏の心労を経験する。

    そんな中、財前から大河内に宛てた手紙に色々な思いがあっただろう中に医学の為に財前が選んだ選択を是非読んで確かめてほしいです。

    この本が書かれたのが、一度3巻までで完結していて、読者や世論が4,5巻を執筆するきっかけとなったと知って驚きました。その驚きも含め、山崎豊子の作品を楽しめました。

    0
    2026年02月09日

    Posted by ブクログ

    大学病院での派閥争い。財前五郎を中心に繰り広げられる駆け引きは、正直醜くもあり、しかし人間らしくもあり、最初から最後まで引き込まれっぱなしでした。
    古い作品ですが、入り込んでしまえば、全然古さは気になりません。
    長編を読むのはかなり大変ですが、読み終わった時の充実感は気持ちがいいですね。

    0
    2026年01月16日

    Posted by ブクログ

    柳原の証言
    江川の電報
    身震いした。鳥肌が立った。ゾワっときた。

    でも、こんな終わり方はあんまりだよ。
    財前教授。還ってきてくれよ。
    憎まれても嫌われても、やはり君は主人公だよ。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    改めて、作家としての山崎豊子さんてよくも医者でもなく弁護士でもないのにこのような作品を書かれたことに取材や勉強をされたのと思いすごい人だと思った。
    本の感想は、私個人としては、里見さんのように生きたいです。難しいですね、色々しがらみがあって!

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    イッキ展開の最終巻。
    あんなに憎たらしいと思ってた財前が何故か愛らしく感じられるラスト。
    自分の身体も定期的にしっかりと点検しなければと思う。

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    完読!!傑作ですよ!
    この作品が描かれたのは昭和中期。癌という病が一般的にまだ不治の病として恐れられており、医学もまだ未発達で現代のような緩和治療がない時代。大学病院の在り方として研究の学会発表とあらゆる症例のレポートがメインとなり、少なからずとも患者の扱いが現代とは異なり、悪い言い方をすれば研究材料だったのだろう。本書裁判における国が捉える『医師』の定義付けとしては『人の命を扱う重要な立場故に可能な限りの手段を用い治療努力をすべき』といった医療現場への警笛。そして、日進月歩である医療現場への尊重がある中での医師の立場と責任感の追求。医師である前に一人の人間であることを忘れるなかれ、といった現代医療にも近しい考えがこの頃はまだ不定着だったのだろう。人は皆考え方が違うし仕事への向き合い方も違う。求めているものも同じではない。財前と里見、正反対の二人が共通して持っていたものはお互いの仕事に対する信頼だけである。何だか寂しい気もするが、全てにおいて分かり合えることなんて絶対にないもんね。もっと上手くやれれば良かったのにね。地位や名誉に溺れないような人でありたいですね。

    0
    2025年07月23日

    Posted by ブクログ

    読んだ本 白い巨塔5 山崎豊子 20250518

     後書き読んだら、やっぱり4巻以降は続編だった。しかも、財前勝訴への批判の声から続けたとのこと。やっぱりな。正直、裁判の行方としては、色々あったとしてもあんな難しい手術をして誤診って言われたら堪んないだろうって思ってしまう。そこだけで言うと、3巻で終わってた方がリアルだった気がします。
     と言いつつ、夢中で読んじゃいましたね。今日だけで300ページ。財前の破滅を描いて溜飲を下げるってだけじゃこうはならないんだと思う。そもそも財前の独善も医者としてのプライド、人の命を救うってところから始まってて、それも難しければ難しいほど悦に入るってのは、悪じゃないんだよね。
     そして、権力におぼれた人たちも、その根源に医師としての生命へのリスペクトが描かれてて、決して善人になったわけではないけど、底流にあるものにほっとしました。
     次は「華麗なる一族」だな!

    0
    2025年06月18日

    Posted by ブクログ

    圧倒的な濃厚な壮大なストーリーでした。

    財前教授を自業自得、因果応報、医者の不養生など言ったらあまりにも薄いのだが、彼自身もこの白い巨塔の中で歯車の一つとして翻弄された犠牲者のひとりなのではと考えると完全に悪と決めつけられない自分がいました。

    40年以上も前の話なのに今読んでも決して色褪せないと感じるのは時代背景、社会状況以外の人間ドラマが強く息づいていたことなのだと思います。

    読み終わってもしばらくはなにか心に重くおりみたいなものがずーんと感じます。

    また読み返すべき名作です。

    0
    2025年05月24日

白い巨塔(五) の詳細情報

  • ドラマ化

    「白い巨塔」

    2019年5月22日~26日 テレビ朝日系
    出演:岡田准一、松山ケンイチ、沢尻エリカ

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