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浪花大学教授・財前五郎の医療ミスを訴えた民事裁判は、原告側の敗訴に終わる。同じ大学の助教授の身で原告側に立った里見は、大学を去る。他方、裁判に勝訴した財前のもとに、学術会議出馬の誘いがもたらされる。学会人事がらみの危険な罠をかんじながらも財前は、開始された医事裁判控訴審と学術会議選挙をシーソーのように操り、両者ともに勝利することに野望をたぎらす。
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「白い巨塔」
2019年5月22日~26日 テレビ朝日系 出演:岡田准一、松山ケンイチ、沢尻エリカ
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Posted by ブクログ
財前が窮地に立たされる次巻を想像して、ワクワク。こんなに主人公が追い詰められてる事に楽しみを覚える小説って珍しい。 急ぎ最終巻を読みます。
この本を読んで、さまざまな思いが湧いてきました。 正直に言うと、私は里見先生にあまり共感できませんでした。 一見、誠実で患者想いに見えますが、患者自身の意思を置き去りにしてまで、自分の理想とする医師像を押しつけているように感じたのです。それが、私には偽善のように映りました。 一方で、財前教授もま...続きを読むた、手術の腕は確かでも、人として相手を敬う気持ちが欠けており、尊大な人物に見えました。 法廷シーンや、当時の医師たちの過酷な労働環境など、医療をめぐる社会的な問題が描かれており、考えさせられることが多くありました。 登場人物の中で、私が一番好感を持てたのは大河内教授です。 彼だけが「公正さ」というものを真に持ち合わせていて、その姿がとても印象的でした。 同時に、自分の中にある「事なかれ主義」や「甘さ」にも気づかされました。 正義のために私財を投げ打つような行動は、自分にはできない。だからこそ、この物語はそんな自分を問い直させてくるようにも感じたのです。 次巻がいよいよ最後。 読むのが辛いけれど、それ以上に楽しみでたまりません。
里見先生が医者としての本懐を腐らせなかったのは素晴らしいと感じた。 前3巻において、正直、医事紛争についてはよくわからないけれど、法律的な知見についてはある程度分かるので、はっきりしているのは、当時の医療で財前を裁くことは難しかったとは思う。のらりくらりと論う財前に対して、弁護士ともども原告が感情...続きを読む的に動くのは良くなかったと思った。裁判所とは、温情や民意の入り込む余地がないからだ。 今回は、財前が粘菌に這い寄られるように、足元から身動きを奪われるような内容だった。 不思議なもので、ちょっと可哀想な気もした。ただただ財前の転落を願うこの作品に。 山崎豊子さん。これはフィクションなのでしょうか?あなたの話を聞きたいです。
ドラマも映画も未見のため、結末が見えず終始ハラハラしながら読み進めている。 山崎作品は、どの作品のラストも、スッキリ勧善懲悪にはならないので、おそらく本作もそうであろうという半ば諦めの思いを持ちつつ読み終えた。 これが現実の人間社会であるだろうことを目の前に突きつけられる残酷さと徒労感にどっぷり浸...続きを読むかりつつも、人間の持っている正義感や高潔さも同様によく実感できる内容。
財前側の人間が皆ホントやな奴ばっかりです。 ケイ子さんだけは別。 特に国平弁護士と佃が本当に嫌。 逆に関口弁護士はすごく好感が持てました。 分野外のことを自分の知識にするのって難しいと思います。 佐々木さん一家の応援をしつつ最終巻に突入します。
前巻に引き続き法廷闘争。第二審へ。中小企業のワンマン社長が癌で死亡し、そこに医療過誤があったかどうかが争われる。 市井の人と大権力との戦いは池井戸潤作品にも通じるかと。 一方で被控訴人の財前教授は学術会議会員という更なる権威獲得のため選挙に打って出る。裁判、選挙の双方をシーソーゲームとなぞらえ、その...続きを読むどちらにも勝ってみせるという不敵さ。 けれど控訴した側の関口弁護士が必死に医学知識を身に付けて、財前側の手落ちを証明してくれる人を求めて日本中を駆け巡り、彼の元に強力な証人が揃ってゆく。 裁判の決着が着く最終巻へ。
一審の判決後から学術会議選の序盤、控訴審の始まりまで。 一件すると一審に勝った財前はいまだ絶頂期にあるようだが、徐々に綻びが出てきているさまが描かれている。
派閥を経験したことがないので、内部に対してこれだけの力量を使う事が無駄に感じてしまうのが、率直な感想です。その分外部に使えば、どれだけ世の中に貢献できるのかと考えられるのは、今が恵まれた環境で働いているからかもしれませんが。 しかし、こういったドロドロ感満載のテーマを緻密な取材をされた上で筆を取られ...続きを読むているのか、まったくもって飽きません。
控訴審と学術会議会員選。 金と権力により物を言わせない権力論争へと流れていき、裁判に至っては口裏合わせと事実の歪曲を推し進める財前サイド。細やかな部分ではあるが、ドラマとは少し設定が変わっていて、こちらが原作なのは承知の中でも『フムフム』しながら読めるのは楽しい。 さあ、最終局面だ。どんな終わりを迎...続きを読むえるのか。
読んだ本 白い巨塔4 山崎豊子 20250613 なんだろう、一回3巻までで完結して、続編として再開したってことなんだろうか。どうにも既視感のあるストーリー。教授選→学術会議選、医療過誤裁判→再審ってな置き換えで進んでいくんだけど。登場人物もほとんど変わらず、少しマンネリ感がありますかね。とはい...続きを読むえ、これまで読んできたお話の結末がどうなるかの興味は全然薄れることがない展開で、善と悪じゃないけど、それこそ傲慢と善良みたいな対比がより際立っている。 ドラマで観たはずなんだけど、なんかすっかり忘れてるみたいです。
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