【感想・ネタバレ】オーロラが見られなくてものレビュー

あらすじ

それはわたしの人生に、ひさしぶりに点った、遠い目標だった。

壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ”のホットドッグ。輝かしい未来なんて想像もできなかった佳奈だけれど、胸にある思いが湧きあがる……。(「オーロラが見られなくても」)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

海外を一人旅する人たちのオムニバスの物語。
それぞれの登場人物にそれぞれの傷心を抱えて旅に出ています。
初めて訪れた国で、見た景色、食べたもの、出会った人。
思い切って旅したことによって考え方や見方が変わり、前を向くきっかけになる。
アイスランドのホットドッグとフライドポテトは猛烈に食べたい。でも遠すぎる…

風待荘もそうですが、年齢的にも経験的にも勇気がなくて
一歩踏み出すことができない人たち(もちろん私含む)に
前向きな気持ちを与えてくれるような優しいお話でした。

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2026年03月06日

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ネタバレ

海外に出ることで引っ掛かりが何らかの方向で外れる話が集まっていて、それが救いになった。「移動と階級」といい話の並びになった。

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2026年02月09日

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 旅には、日常と異なる環境に身を置くからか、日頃のことや人間関係、人生そのものなどを俯瞰して考える不思議な効果かある。悩んでいたことや蟠っていたことが小さく思え、一歩踏み出すきっかけになったりする。
 どのストーリーも、抱え込んでしまった出来事を、旅に出ることで自然と認知が変わり、気持ち新たに前進できるホッとできる内容だ。
 自分が行ったこともない、食べたこともないものばかり出てきて新鮮な気持ちになった。中でも、スペインとモロッコが1時間で日帰り可能は、ビックリで、思わず地図で確認してしまった。やってみたい。

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2026年02月01日

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どんな旅行本よりも、その都市でその料理を食べてみたくなる。馴染みの薄い都市で、馴染みの薄い料理がかえってそそられる。風景と料理がリアルに感じられる文章が秀逸。アムステルダムのコロッケの自販機はぜひとも食してみたい。

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2026年01月29日

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世界中、どこに行っても美味しそうな食べ物があるんですね。
世界のどこに行くのにも躊躇する必要はないですね。

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2026年01月26日

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なんとなくいろんな事があったけど、明るい窓辺から爽やかな微風が吹いてレースのカーテンが揺れる、そんな午後のひと時の気分にさせられる小説達。

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2026年01月24日

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遠く離れた異国の地を体験し経験し、その土地のものを食べるという事も異文化を触れる中で自分の中にある気付きがある。人間誰しも抱える悩みは、もしかしたら自分が意図せず作り上げた悲劇のヒロインとして自分を作り出しているだけなのかもしれない。

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2026年03月07日

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いろんな国を旅する短編集。
読んでいると、どの国にも行きたくなる。
特にモロッコからスペインに行ってみたい!

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2026年03月07日

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旅をする本であった。旅をするには、料理が楽しみになる。何を食べても楽しくなるし、雪が降ってオーロラが見られなくても友達ができ、日本に帰ってからの約束もでき良い思い出。身近で旅をする人と旅をしない人といるけど旅をしないとわからない。旅はほんとに楽しい。何回も行ってみたい、海外は難しいので、まだ日本で行きたいところはたくさんある

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2026年03月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

​作中に出てくる海外の食べ物が、どれも本当に美味しそうで食欲をそそられる。
それぞれに人生の悩みを抱えた人々が、異国の地で過ごす時間を通じて、少しずつ心を解きほぐし前向きになっていく過程がとても心地よい。
​収録されている短編の中でも、やはり表題作の「オーロラが見られなくても」が一番好きだ。目当てのオーロラが見られなかったとしても、その旅で得たものや出会った人々との時間が、何よりも大切な「何か」を残してくれる。旅の醍醐味と人生の優しさを教えてくれる、心温まる一冊だった。

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2026年02月28日

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心に傷がついている大人達が、海外で出会った気付きによって、癒され解放され光を見出すような旅の短編集。変わらない毎日からほんの少しはみ出して自分の人生楽しみたいって思った。

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2026年02月16日

Posted by ブクログ

この作家さんの描く美味しいごはんと旅の話しが好きだ。

今回は異国へ旅と、美味しいごはんの短編集。

最初の旅はアムステルダム。
「遠くの縁側」というこの話し。
あれ、読んだことがあるぞ!
同じ本を2度読もうとしているのかと焦ったけど、以前に読んだ「おいしい旅 はじめて編」というアンソロジーに収録されていたから読んだことがあるんだと分かってひと安心。

1人旅の心細さを感じている時に、自動販売機で売られている熱々のコロッケを頬張ることで、だんだんと旅を楽しめるようになっていくこの話し。
再読して「やっぱり好きだなぁ」と思う。

もうひとつ、アイスランドに旅をする表題の「オーロラが見られなくても」もよかった。

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2026年02月15日

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強烈な出来事があるわけではないが、その中でそれぞれの街の食事や環境、人によって影響を受けていく様子が丁寧であり、奥行き感のある世界観が良かった。

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2026年02月15日

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海外とごはんの短編集。
海外旅行したくなったし
登場するごはんが美味しそう。
食事にフィーチャーしすぎていない
ところが良い。

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2026年01月31日

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この世界には、旅をする人としない人の2種類が存在すると思う。特に最近は、海外を旅する人が減ってきていると思う。ネット経由で世界が近くなった今、非日常は旅をしなくても得られる体験なのかもしれない。だけどやはり旅はいい。そういうことを感じさせる短編集だった。

異国を旅することの良さは色々あるけど、最後の話での一節が一番心に響く。たくさんの世界を見るということは、嫌いなことが増えることだけれども好きなことも残るということ、そして、際限なく嫌いだと思う場所が減るということ。

自分が圧倒的マイノリティになれる場所を旅することで得られる自由がある。いつもと違う食文化に触れることで自分のなかに抱えていた問題がリフレームされる。自分がいた環境を客観的に比較することができ、好きが顕在化する。

ライトな読み心地の作品だが気軽に旅の良さを味わえて◎。オランダ、リトアニア、モロッコ、アイスランド、ハルビン。場所のチョイスもそそられる1冊だ。

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2026年01月31日

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旅はいいなー。北欧いいですね。
多分行くことはないだろうけど。食べ物の描写がとても美味しそう。せめて色んな国の食べ物を食べてみたいかも。

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2026年01月29日

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近藤史恵さんらしい、海外の旅と美味しいグルメが出てくる短編集です。
帯に「この旅はわたしたちへのご褒美なのだ」とありますが、ご褒美というよりはむしろ、辛くてままならない日々からほんの少しの間逃げるための休憩といった感じがしました。
出てくる料理がとても美味しそう。アイスランドのハンバーガー、ハルビンの餃子と春餅(チュンピン)は食べてみたいと思いました。
また、オランダでもコロッケサンドを食べるんだ?!とか、リトアニアでは甘いパンケーキにイクラが添えられているのが普通?!とか、知らない食文化が沢山出てきて面白かったです。

海外に行くことでしか分からないこと、感じられないことがあるよなぁとハッとしたのは以下の文章です。

「世界はそういうものかもしれない。未来に希望なんてないと思っていたけど、違う場所から見たら、まったく違うように見えるのかもしれない」

「たくさんの世界を見るというのはそういうことかもしれない。嫌いなものは増えていくかもしれないけれど、一方で好きなものも残る。嫌いと好きが両手に抱えきれないほど増えていくけど、その代わりひとつの世界を嫌いになりすぎることはない」

表題作の『オーロラが見られなくても』と『マイナス十二度のアイスキャンデー』が特に好きでした。『マイナス十二度〜』はとある事情から彼氏と別れた(かなりショックな事情で。彼氏ひどすぎる)女性が主人公なのですが、以下の文章がとても良くて。辛いことがあったとき思い出したいなと思いました。

「嫌いになったものをもう一度受け入れることはできなくても、嫌いなものを他の嫌いなもので薄めたり、好きなもので和らげたりしながら生きていくことはできるかもしれない。」

人が旅に出ることの意味みたいなものが詰まった優しい小説でした。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

何かに傷ついたり自分のことが嫌になったとき、家で膝を抱えているよりも日常から離れて違う景色を眺めるほうがよっぽど健康的だ。
自分を忘れ、そしてまた新しい自分と出会える。
楽しみを求めてというよりは落ち込んでしまった気持ちを励ましてもらえるような旅ばかりで元気が出た。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】

この旅は、わたしたちへのご褒美なのだ

それはわたしの人生に、ひさしぶりに点った、遠い目標だった。

壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ”のホットドッグ。輝かしい未来なんて想像もできなかった佳奈だけれど、胸にある思いが湧きあがる……。

【個人的な感想】
行ったことのない国の食べ物なのに、近藤史恵さんの文章を読むと、とても魅力的で食べてみたい!と思う食べ物が多かった!
海外旅行欲が高まった!

最後のマイナス十二度のアイスキャンデーの話がずん、、、と心に残った。
4年付き合った彼が不合意わいせつで民事訴訟を起こされる話。彼のあまりに反省していない態度にびっくり。彼女も傷つき仕事を辞めるが、自分も被害者の彼女からしたら加害者である。ということに苦しむシーンが私も苦しかった。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

五つのお話。
全てが旅先での食事の話。でも食事の話ではなく旅先で元気をもらえる、いろいろな考え方がある。そんな話。
淡々と話が進むけどなんか私も旅に行って 景色や食事を食べたくなってきた。

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

表紙は、外国のお店のショーケースに並ぶおいしそうな焼き菓子。イチゴと生クリームに誘われてページを開くと、アムステルダム行きの航空券。本扉は、飛行機で雲の上を飛んでいるときの空の色のよう。おしゃれな感じの装幀で、まずはこの本が好きになりました。

五編の短編の舞台は、読者の私が行ったことがない国ばかり。オランダ(アムステルダム)、リトアニアとラトビア、モロッコ(シャフシャウエン)、アイスランド、中国(ハルビン)。各国の風景や食べ物が気になるものばかりでした。ネットで調べたりもして楽しめました。だから読書で旅を体感できる本でもありました。

初めて訪れた場所、そこで口にするものも初めてのもの。そんな初めてのなかに身をおくことで、自分を見直すことができたのかもしれないと思う短編集でした。人生のリセットに旅はぴったりだと思いました。読後感は、どの作品もよかったです。


〈目次〉
遠くの縁側
パンケーキとイクラ
ジブラルタルで会えたら
オーロラが見られなくても
マイナス十二度のアイスキャンデー

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2026年01月21日

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ギクッとするほどの嫌なことがあっても、どうにかなるよ大丈夫だよといつも言ってくれるような近藤さんの作品。
海外旅行行ってほえーっとなりたい。

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

短編集。
それぞれの主人公が出張中や家族の様子を見に行く等々、理由は様々だけど旅をして普段見ない景色を見て、普段合わない人と出会いいつもと違う環境に身をおくことで、意外な自分を発見し自分を見つめ直して元気になる内容。

最近の自分の旅は国内でお決まりプランで、大体どこにいっても同じ様なサービスで、特段トラブルもなければ印象も薄いものばかり。
やっぱり海外かな。

最近先々で食べているものが美味しそうで、お腹がすく本。

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2026年03月03日

Posted by ブクログ

旅行に行きたくなった。

美味しく無さそうな地元の料理とかも食べたいって思った。
近藤史恵さんの書く食べ物が出てくる文章、なんだかいつも惹かれてしまう。

一人旅で色々な所に行ってみたいけど、度胸も無けりゃ、金もない。

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2026年02月20日

Posted by ブクログ

どの国も観光で行く分には素敵そう。美しい街並み、美味しいご飯。私は海外に行くことはないと思うけど、見てみたいなぁ〜

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2026年02月17日

Posted by ブクログ

旅行から戻ったとき
旅立つ前と同じ駅なのに、ほっとするあの感じ。見方を変えれば、見え方も変わる。
地名を検索しながら、一緒に旅しました。

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

傷ついたことを表に出すこともできない人たちが、海外で次のステップのきっかけをつかむ、という構図が興味深かった。
悩んでいる人たちは変化を避けていたり、関係者との距離が近いなと思う人が多かった。「パンケーキとイクラ」の翔太や、「ジブラルタルで会えたら」の岬は、今のままの関係を相手に望んだ。しかし、時が経てば相手も自分も、環境や状況ありとあらゆるものが変化する。接し方も状況に合わせて変化する方がむしろ自然だろう。私との関係性のために、相手に変わらないでいてというのは、果たして愛情なのだろうか。
「オーロラが見られなくても」の佳奈は、家族を維持するために抗うことができなかった。自らが望んだ選択ではなかったことを認めて、前に進むことを考えられるようになった。「マイナス十二度のアイスキャンデー」の畑野が自分も加害者だと思い込むのも、傷ついたことを認められないからなのかもしれない。
それぞれ、海外で出会った日本人だが知り合いではない人、家族だが今は独立しておりしかも海外生活で雰囲気が変わった妹、元同僚だが今抱えている問題については何も知らない人、とは素直に向き合えていた。それぐらいの距離間の方がうまくコミュニケートできるようだ。
また、「遠くの縁側」の橋本は、新しいスタートを切った茂木と日本で会った時には、茂木の意図が理解できずにいた。けれども、海外でそれに思いを馳せ始める。畑野は、日本が大嫌いだといった。日本そのものが意志を持った大きな世間で、思うように振舞えないという息苦しさが表現されているように思えた。
私はこれだけあなたのことを想っているのだから、同じだけの愛情を返して欲しいとか、いつまでも変わらない愛情や友情を要求するなどは、相手を尊重しているようには思えない。そして対話を避け、思いを呑み込んで我慢するのもいつかは破綻する。やはりコミュニケーションの中で、お互いのほどよい関係を構築していくしかないのだろうと考えさせられた。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

どの話も氷が溶けていくような心地よさを感じる。出てくる料理はどれも美味しそうだけれど、最初のコロッケが一番美味しそう。カバーの写真も美味しそう。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

様々な理由でひとり旅をして、その旅先で出会ったことや、自分を見つめなおして気づきまた前を向いていこうと歩き出す短編、5編が納められている

その旅とは普段あまり訪れることの少ない外国ばかりで、そこでは主人公はその場所で珍しい、そしておいしい食べ物に出会う、その食べ物を食べに行くためだけの旅でもいいな

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

星3.5

『旅に出るカフェ』などで海外旅行を題材にした小説をたくさん書いている近藤史恵さん。
今回も楽しみにしていた。

しかし、加齢のせいか、五篇のうち二篇がアンソロジー『おいしい旅』シリーズに収録されていたらしいのだが、全く読んだことすら覚えていない。ショック過ぎる。ま、読むたび新鮮と思えばいいのかも。やはり、アンソロジーって記憶に残りにくいな(私だけ?)

五篇ともいつもの近藤史恵さんらしく、読みやすく、海外に行ってみたいと思わせる。早く『旅に出るカフェ』の続編出ないかな?

追記:直前に読んだ『おもしろ雑学 世界地図のすごい読み方』にのっていた、イギリスとスペインの飛び地の話がタイムリーに出ていた。
私もぜひ行ってみたい。夢で終わるだろうけど。

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2026年01月22日

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