【感想・ネタバレ】オーロラが見られなくてものレビュー

あらすじ

それはわたしの人生に、ひさしぶりに点った、遠い目標だった。

壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ”のホットドッグ。輝かしい未来なんて想像もできなかった佳奈だけれど、胸にある思いが湧きあがる……。(「オーロラが見られなくても」)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

舞台のチョイスが本当にいい。
派手な街ではないけれど、静かな中から魅力をみつけて物語にしてくれているのがものすごく惹き付けられる。

『ジブラルタルで会えたら』のシャフシャウエンは、調べてみたら何か物語の世界なんじゃないかと思うほど現実感のない素敵な街だった。
リヤドにも泊まってみたい。

『マイナス二十度のアイスキャンディー』のハルビンにも行ってみたい。
中国なのにこんなにもロシアの影響を受けた街並みがあることに驚いたし、だけど氷雪大世界は中国らしい派手さというか、その混ざりあっている感じを見てみたい。

登場人物がそれぞれ気持ちに折り合いをつけていく感じも、読んでいて心地良かった。

0
2026年04月11日

Posted by ブクログ

読みやすい話ばかりでした。
短編なので物語がしっかり切り替わって、次のお話からは違う国のお話やお料理が出てきて魅了されました。
世界を旅してみたら見える世界が変わりそうだなと思いました。

0
2026年03月14日

Posted by ブクログ

海外を一人旅する人たちのオムニバスの物語。
それぞれの登場人物にそれぞれの傷心を抱えて旅に出ています。
初めて訪れた国で、見た景色、食べたもの、出会った人。
思い切って旅したことによって考え方や見方が変わり、前を向くきっかけになる。
アイスランドのホットドッグとフライドポテトは猛烈に食べたい。でも遠すぎる…

風待荘もそうですが、年齢的にも経験的にも勇気がなくて
一歩踏み出すことができない人たち(もちろん私含む)に
前向きな気持ちを与えてくれるような優しいお話でした。

0
2026年03月06日

Posted by ブクログ

悩みを抱えた人々。
異国の地への旅はそんな悩みを軽くしてくれたり、解決策を示してくれたり。
どんな場所なんだろう?どんな食べ物なんだろう?とスマホ片手に検索しては行ってみたくなる風景が広がっていた。

1人でもいい、誰かと一緒でもいい。
心のリセットに旅に出るのもいいなあ。

0
2026年04月18日

Posted by ブクログ

傷心、落胆、いろいろ抱えて旅で癒される人たち。現地のおいしいものが物語にアクセントを与えている。ひとり旅はいつも出張で、食事も出張メシって感じで観光気分は味わえないけど、仕事の合間にぽっかり時間が空いて、見知らぬ土地で風に吹かれてぼーっとするのはいいもんだと共感した。

0
2026年04月15日

Posted by ブクログ

買ってからずっと積読してました…。

一つ一つ丁寧に大事に読み進めることができ、嬉しいです。特にタイトルにもなっている「オーロラが見られなくても」は、目の前のキラキラしたものではなくて、その奥に潜む自分にとって大切なものがあるということを教えてくれました^_^

ただ正直、好きな作家さんの本ということもあり、期待値が高すぎた感じは否めません…。

気軽な読書のお供にぜひ!

0
2026年04月12日

Posted by ブクログ

マイナーな旅行先が、旅行好きとしてはかなりのツボ
実際行った事が有る所は、ああそうそうと懐かしく思ったり、行っていない所は是非行ってみたいと思わせてくれる本

それぞれに悩みを抱えた主人公たちが旅に出て、それで全てが解決する訳ではないけれど、少し前向きになって終わる所も好き

0
2026年03月30日

Posted by ブクログ

短編集で読みやすくて旅行気分を味わえる。
主人公が旅での出会いで新たな気づきや価値観を広げていく様子が素敵だった。

0
2026年03月21日

Posted by ブクログ

旅は自分と価値観を変えてくれるご褒美。

5つの短編で全ての話が良かったです。
自分の知らない世界が海外にはあると思うとやはり旅をしたくなる内容でした。

自分のほっとする時間を持てているか、その時の出会いや関係。
自分自身と向き合うために少し羽を伸ばしてみるのもいいですね。

近藤史恵さんの小説はスラスラ読めるのが魅力な気がしました。
また、未知の料理に出会う楽しさもあります。

海外にこだわたず日本を旅するにもいいかもです。

0
2026年03月15日

Posted by ブクログ

最近流行りの連作短編ではなく、それぞれ独立した短編集。
共通しているのは、みな、心に鬱屈したものを抱えて異国の地にいる、というところ。
だからといって、暗すぎるわけでもなく、ことさらに前向きになれました!すっきり解決しました!みたいな能天気さもなく。悩みは一旦保留、ぐらいな決着なところが良い。海外に行っただけで、お悩み全て解決!になるわけないもんね。
ひとつひとつが短くて、手軽に読みやすかった。

0
2026年03月15日

Posted by ブクログ

オランダ、リトアニア、アイスランド、モロッコ、中国、Googleマップで確認しながら読んで、こんなところかと思い、機会があればいつか行ってみたいと思った。

0
2026年03月13日

Posted by ブクログ

とても読みやすくあっという間に読めてしまった。
傷心の主人公が、外国旅行で前を向けるようになるアンソロジー
町並みや食事の描写が楽しめた。
「ジブラルタルで会えたら」親友が結婚する寂しさわかるなぁ。モロッコ行ってみたい。
「パンケーキとイクラ」子どもの頃、振り回された妹に教えられた兄。こういう兄妹いいな。

0
2026年03月13日

Posted by ブクログ

遠く離れた異国の地を体験し経験し、その土地のものを食べるという事も異文化を触れる中で自分の中にある気付きがある。人間誰しも抱える悩みは、もしかしたら自分が意図せず作り上げた悲劇のヒロインとして自分を作り出しているだけなのかもしれない。

0
2026年03月07日

Posted by ブクログ

いろんな国を旅する短編集。
読んでいると、どの国にも行きたくなる。
特にモロッコからスペインに行ってみたい!

0
2026年03月07日

Posted by ブクログ

旅をする本であった。旅をするには、料理が楽しみになる。何を食べても楽しくなるし、雪が降ってオーロラが見られなくても友達ができ、日本に帰ってからの約束もでき良い思い出。身近で旅をする人と旅をしない人といるけど旅をしないとわからない。旅はほんとに楽しい。何回も行ってみたい、海外は難しいので、まだ日本で行きたいところはたくさんある

0
2026年03月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

​作中に出てくる海外の食べ物が、どれも本当に美味しそうで食欲をそそられる。
それぞれに人生の悩みを抱えた人々が、異国の地で過ごす時間を通じて、少しずつ心を解きほぐし前向きになっていく過程がとても心地よい。
​収録されている短編の中でも、やはり表題作の「オーロラが見られなくても」が一番好きだ。目当てのオーロラが見られなかったとしても、その旅で得たものや出会った人々との時間が、何よりも大切な「何か」を残してくれる。旅の醍醐味と人生の優しさを教えてくれる、心温まる一冊だった。

0
2026年02月28日

Posted by ブクログ

心に傷がついている大人達が、海外で出会った気付きによって、癒され解放され光を見出すような旅の短編集。変わらない毎日からほんの少しはみ出して自分の人生楽しみたいって思った。

0
2026年02月16日

Posted by ブクログ

色々な人が異国の地を訪れることによって
希望を少しずつ取り戻す物語
主人公たちは大きな問題でもなく
日常にありそうな小さな問題だが
希望を取り戻すのもほんの少しで終わって
しまってるのが私は少し残念…
あと日本語の表現が少し苦手だった…
例えば、「あまりに美味しそうだ」、
「美しくてため息がでる」
私なら「頭の中で涎が出た」、
「美しすぎて息を呑んだ」とかにします。

0
2026年04月11日

Posted by ブクログ

旅先で出会った食べ物や体験。人それぞれに抱えている現実を、少しだけ忘れることができる。そんな旅を綴った5作品。ニューヨークやパリといった王道の街ではなく、ラトビアとかアイスランド・ハルピンといった、ちょっとマイナー(失礼かな?)な旅先。近藤史恵らしく、おいしい食べ物も出てきて、旅心もくすぐられる。

0
2026年03月30日

Posted by ブクログ

各国の風景や食べ物描写はリアルで、一緒に旅をしているような気分になれたけれども、「オーロラが見られなくても」と「マイナス十二度のアイスキャンデー」)の女性主人公のバックグラウンドが結構重たく、同じ女性として読んでいて少し辛かったです。

0
2026年03月29日

Posted by ブクログ

ちょうど旅行から帰って来て読んだ本。
まだ日常に戻る前だったので、なんとなく旅の延長のような気がした。
どの短編も、その国の空気感や街の様子が想像できる。
気分を変えたい時に読むといいかも。


0
2026年03月28日

Posted by ブクログ

旅には、心をほぐす力があると感じた。そして、世界にはいろいろな場所があり、それぞれのおいしい料理がある。ますます旅行が好きになりそうだ。

0
2026年03月15日

Posted by ブクログ

表紙の写真に一目惚れ
この作者さんの外国の食べ物を取り入れた作品なら読みたい!と思い手に取りました

外国の風景もですが、出てくる食べ物が美味しそうなものばかりでした。凝ったり映える食べ物ではなく、地元の人に愛されている食事、シンプルで素材の旨味が伝わるストリートフードやパンなどどれも食べてみたいものばかりでした。

生きていてうまくいかないと感じた時に、近場でも非日常へ身を置いてみるのもよいのかもと思いました

『ジブラルタルで会えたら』『オーロラが見えなくても』が良かった

0
2026年03月14日

Posted by ブクログ

海外へ旅をする人たちを描いた5話の短編集。
それぞれの話しは他と関係は無く独立している。

現実の嫌なことも旅をすることで少し前向きになれるような旅の持つ魅力を感じられた作品だった。

日本の良いところは勿論沢山あるのだが、息苦しく感じることもあるので、旅をきっかけに自国を離れ異文化の中で自分自身を見つめ直すのも良いなと思った。

0
2026年03月14日

Posted by ブクログ

旅が持つ力、非日常を味わうことの大切さを感じた。
場所が変われば視点も変わる。いろいろな景色を見て経験をしていきたい。

0
2026年03月13日

Posted by ブクログ

5つの短編集で、サクッと読めた。

皆色々な事情がありながらも、海外に赴き美味しい食べ物と巡り合う。
海外の食べ物を食べたくなった。

0
2026年03月11日

Posted by ブクログ

ギクッとするほどの嫌なことがあっても、どうにかなるよ大丈夫だよといつも言ってくれるような近藤さんの作品。
海外旅行行ってほえーっとなりたい。

0
2026年03月08日

Posted by ブクログ

短編集。
それぞれの主人公が出張中や家族の様子を見に行く等々、理由は様々だけど旅をして普段見ない景色を見て、普段合わない人と出会いいつもと違う環境に身をおくことで、意外な自分を発見し自分を見つめ直して元気になる内容。

最近の自分の旅は国内でお決まりプランで、大体どこにいっても同じ様なサービスで、特段トラブルもなければ印象も薄いものばかり。
やっぱり海外かな。

最近先々で食べているものが美味しそうで、お腹がすく本。

0
2026年03月03日

Posted by ブクログ

旅行に行きたくなった。

美味しく無さそうな地元の料理とかも食べたいって思った。
近藤史恵さんの書く食べ物が出てくる文章、なんだかいつも惹かれてしまう。

一人旅で色々な所に行ってみたいけど、度胸も無けりゃ、金もない。

0
2026年02月20日

Posted by ブクログ

どの国も観光で行く分には素敵そう。美しい街並み、美味しいご飯。私は海外に行くことはないと思うけど、見てみたいなぁ〜

0
2026年02月17日

「小説」ランキング