【感想・ネタバレ】オーロラが見られなくてものレビュー

あらすじ

それはわたしの人生に、ひさしぶりに点った、遠い目標だった。

壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ”のホットドッグ。輝かしい未来なんて想像もできなかった佳奈だけれど、胸にある思いが湧きあがる……。(「オーロラが見られなくても」)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

美しい景色に美味しそうな食事の描写。それぞれの抱えるモヤモヤとうらはらに、描かれる情景がとても素敵で今すぐ旅に出たくなる。外国語全くしゃべれないしお金も時間も自由もないから無理だけど。この本を読むだけでそこに行った気分になれた。不思議だ。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

2026.5.16
海外旅行をして得られる感情を思い出した。
日常で辛いことがあっても旅行で心がほぐされ前向きになっていく。

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

胸の中に生まれた不安や痛みを、旅先の食べ物や風景、そこにある空気がふわりと癒してくれる、そんな風のようなお話でした。
景色の想像がつかない時は、Googleマップで調べて、また本に戻って。何だか旅のガイドブックを読んでいるようなわくわく感があって、読んでいて楽しかったです。

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

短編集なのでとても読みやすかった。
わたしもいろんな国を旅行してきたけど、たしかに嫌なことや苦い思い出もあるはずなのに、楽しかったことばっかり思い出す。一度行くと、どうしてもその国が大好きになってしまうのです。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

舞台のチョイスが本当にいい。
派手な街ではないけれど、静かな中から魅力をみつけて物語にしてくれているのがものすごく惹き付けられる。

『ジブラルタルで会えたら』のシャフシャウエンは、調べてみたら何か物語の世界なんじゃないかと思うほど現実感のない素敵な街だった。
リヤドにも泊まってみたい。

『マイナス二十度のアイスキャンディー』のハルビンにも行ってみたい。
中国なのにこんなにもロシアの影響を受けた街並みがあることに驚いたし、だけど氷雪大世界は中国らしい派手さというか、その混ざりあっている感じを見てみたい。

登場人物がそれぞれ気持ちに折り合いをつけていく感じも、読んでいて心地良かった。

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2026年04月11日

Posted by ブクログ

短編集です。
各話の主人公たちは、人生に疲れてます。そんな時に旅に出て生きる活力を見つけます。旅と美味しい食べ物が絶妙なバランスで描かれていて、良かったです。癒される作品でした。

"航空券がある"というレビューを拝見して、どういう意味かな?なんて思ってました。ページを捲ると分かりました。この航空券の効果がすごいですね。まるで「さぁ、いってらっしゃ〜い」と言われた感じになり、私も一緒に旅に行けました。演出がとっても良いですね。

主人公たちが訪れた国に行ってみたいですね。主人公たちが食べた料理、食べたいな。私は行きたい気持ちはすごくあるけど、なかなか実行できない。旅に出る勇気がほしいな。


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2026年07月03日

Posted by ブクログ

異国を旅する短編集。

人生をリセットするためにひとりで旅をする。
疲れた心と体を癒してくれるのは、絵になるような風景と美味しい食べもの。
何を目的に…というよりも、癒しの旅という感じである。
美しい街をゆっくり歩けば、未知の料理との出会いがあり、心もほぐれていく。
リフレッシュ休暇は、必要だなって思う。

○遠くの縁側〜アムステルダムで、仕事で来たのだがパスポートを盗まれて、空いた二日間の思い出づくりとなる。

○パンケーキとイクラ〜リトアニアは妹が住んでいて、写真を撮るついでに寄ることに。彼女と来るつもりが失恋してしまい傷心中。

○ジブラルタルで会えたら〜モロッコにはひとりで来るが、親友は結婚したばかりで…。

○オーロラが見られなくても〜アイスランドは初めての一人旅。ずっと介護に明け暮れて…。

○マイナス十二度のアイスキャンデー〜ハルビンは、元同僚の故郷である。恋人の裏切りで仕事も辞めた。傷ついてはいないはずなのに…。



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2026年07月02日

Posted by ブクログ

読みやすい短編小説。
一人旅、美味しい食べ物、ビールが出て来て最高。
自分も旅した気持ちにさせられるし、一人旅がしたくなる一冊。

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2026年07月01日

Posted by ブクログ

楽しかった〜。海外旅行に1人で行くなんて私にはハードルが高すぎるのでそれぞれの主人公になったつもりで読みました。

オランダ、リトアニア、モロッコ、アイスランド、中国を旅する人たちの短編集。

どの国にも行った事がないので主人公が目にした景色や口にした食べ物がどれも新鮮で自分が旅してる気分になりました。

オーロラは私も叶うものなら見てみたいです。でも天候に左右されるから数日間の旅行だと難しいのかな…。

あと、コロッケが好きなのでオランダ行ったらコロッケの自販機で色々なコロッケ食べてみたいな。

表紙をめくるとダミーの航空券が挟まっているのも粋な計らいでした。本物の航空券を手にして私も旅をしたくなりました。

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2026年06月26日

Posted by ブクログ

2日ぐらいで一気に読んだ
全く知らない場所でしか気づけないこと 認められないこと 癒せないこと 納得できないこと わかる気がしてちょっとだけ泣いた
最後がハルビンの話で そういえばわたしはハルビンに行きたくて買ったのかもしれない
ハルビンは餃子が有名らしい あと冬はマイナス20度になるらしい
行きたかったの???ほんとに???
でもやっぱ行きたいかも マイナス20度でアイスキャンデー食べるべきかも

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2026年06月22日

Posted by ブクログ

旅をしている気分になれる素敵な一作でした。短編集だけど、心に傷をかかえ、海外に行き、異国の地で立ち直る5編。
異国の描写やグルメが、今まで読んだことのある海外の旅行の小説より斬新で、とても良かった。オーロラが見られなくても、がとくによかった。

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

モヤモヤしてた人たちが旅とご飯を通して少しだけ前向きになる話たち
旅(というより経験?)は心を豊かにしますね
ホットドックとミントティーいただいてみたいです

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2026年05月30日

Posted by ブクログ

行ったことない国、もはや聞いたことない地名の景色や食べ物が気になって、思わず調べたくなる、もれなく行ってみたくなるような魅力的な文章。

個人的に最後のお話「マイナス一二度のアイスキャンデー」に出てくるハルビンは、大学時代の好きだった先生の出身地ということもあって特にお気に入り!
よく話してくれててもともと気になってたけど、当時は主人公と同じく行く勇気は全然正直なくて、でも今回この本を読んで行ってみたいって思えた。

最後の1文、かっこよくていいなあ…✨
常にそのマインドで生きていたい。

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2026年05月20日

Posted by ブクログ

旅をしようとする人は胸の内に何かを抱えている人なのだろう
私もときどき旅をしたくなる
何かを溜め込んでいるんだろうな〜
海外旅行はハードル高いんで国内旅行からやってみようかな?

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

悩みを抱えた人々。
異国の地への旅はそんな悩みを軽くしてくれたり、解決策を示してくれたり。
どんな場所なんだろう?どんな食べ物なんだろう?とスマホ片手に検索しては行ってみたくなる風景が広がっていた。

1人でもいい、誰かと一緒でもいい。
心のリセットに旅に出るのもいいなあ。

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

傷心、落胆、いろいろ抱えて旅で癒される人たち。現地のおいしいものが物語にアクセントを与えている。ひとり旅はいつも出張で、食事も出張メシって感じで観光気分は味わえないけど、仕事の合間にぽっかり時間が空いて、見知らぬ土地で風に吹かれてぼーっとするのはいいもんだと共感した。

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

買ってからずっと積読してました…。

一つ一つ丁寧に大事に読み進めることができ、嬉しいです。特にタイトルにもなっている「オーロラが見られなくても」は、目の前のキラキラしたものではなくて、その奥に潜む自分にとって大切なものがあるということを教えてくれました^_^

ただ正直、好きな作家さんの本ということもあり、期待値が高すぎた感じは否めません…。

気軽な読書のお供にぜひ!

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

マイナーな旅行先が、旅行好きとしてはかなりのツボ
実際行った事が有る所は、ああそうそうと懐かしく思ったり、行っていない所は是非行ってみたいと思わせてくれる本

それぞれに悩みを抱えた主人公たちが旅に出て、それで全てが解決する訳ではないけれど、少し前向きになって終わる所も好き

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2026年03月30日

Posted by ブクログ

短編集で読みやすくて旅行気分を味わえる。
主人公が旅での出会いで新たな気づきや価値観を広げていく様子が素敵だった。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

表紙は、外国のお店のショーケースに並ぶおいしそうな焼き菓子。イチゴと生クリームに誘われてページを開くと、アムステルダム行きの航空券。本扉は飛行機で雲の上を飛んでいるときの空の色のよう。おしゃれな感じの装幀で、まずはこの本が好きになりました。

五編の短編の舞台は、読者の私が行ったことがない国ばかり。オランダ(アムステルダム)、リトアニアとラトビア、モロッコ(シャフシャウエン)、アイスランド、中国(ハルビン)。各国の風景や食べ物が気になるものばかりでした。ネットで調べたりもして楽しめました。だから読書で旅を体感できる本でもありました。

初めて訪れた場所、そこで口にするものも初めてのもの。そんな初めてのなかに身をおくことで、自分を見直すことができたのかもしれないと思う短編集でした。人生のリセットに旅はぴったりだと思いました。読後感は、どの作品もよかったです。


〈目次〉
遠くの縁側
パンケーキとイクラ
ジブラルタルで会えたら
オーロラが見られなくても
マイナス十二度のアイスキャンデー

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2026年07月04日

Posted by ブクログ

表紙が素敵。この作者さんの本はいつも装丁がきれいだよなぁ。美味しそうなものが沢山出てきた。海外旅行なんて何十年も行ってないけど、モロッコとか行きたくなった。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

この本を選んだきっかけは、好きな作者さんであることと、やっぱり表紙のお菓子が素敵だったからかな(๑´ڡ`๑)。中身は短編集で、どれもはるばる海外に来たのに、引きずってる悩みが消えなくて大きなため息が聞こえてきそうな内容だった。友達を心から祝福出来ないで訪れるモロッコと、家族の介護から解放されたはいいものの自分は独りで生きていけるか戸惑い隠せないアイスランドの話が、短く読める作品の中で心に残りました。

『それなのにわたしは笑えない。まるで砂漠でたったひとりで立ちすくんでいるみたいだ。-ジブラルタルで会えたら-』
『「アイスランドは風が強くて、植物が育ちにくいから、その分、食材は貴重で、大切に使うんだと聞いたことがあります」だから、パンやバターや、ハンバーガーや、フライドポテトなどシンプルなものがおいしいのだろうか。-オーロラが見られなくても-』

何気なく食べた物が意外と美味しいと、ハッと気付かされる。日本にいた時と海外にいる今と少し思考が変わる、そんな描写があちこちにあって良いなと思った。

2026.6

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2026年06月22日

Posted by ブクログ

傷ついたり、疲れたりした主人公がマイナーな海外旅行先で非日常な風景や景色、食事に癒やされて前を向けるようになる短編集。アフターコロナを実感。やっと自由に生活できるようになったと嬉しくなった。でもどれも短編過ぎん?で★3。

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2026年06月06日

Posted by ブクログ

旅エッセイていう感じですね!近藤史恵さんはよく書いてます。
オランダとアイスランド、中国にリトアニア?ラトビア?ジブラルタル、モロッコ?。
それぞれの旅行者の事情に触れながら旅エッセイですね!特筆すべき章は思いつかないですが、ちょっと異国の情景は浮かびました。

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2026年05月26日

Posted by ブクログ

傷ついた人たちが、海外旅行中に思いを馳せ、美味しいものを食べる話。
私は孤独に押しつぶされるのが怖くてできなかったけど、次にどん底だと思った時には海外へパッと行ってみたい。

女友達が結婚して寂しさを感じる話は、少し気持ちが分かった。遠くに行ってしまった気がしてしまうけど、意外と相手は何も変わっていなくて。今まで一緒に積み重ねてきた時間はその子が夫と積み重ねた時間とはまた別で、比べるものじゃないと思った。

「もしかすると、たくさんの世界を見るというのはそういうことかもしれない。嫌いなものは増えていくかもしれないけれど、一方で好きなものも残る。嫌いと好きが両手に抱えきれないほど増えていくけど、その代わりひとつの世界を嫌いになりすぎることはない」

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

2026.04.19
最初のオランダ旅行コロッケの自販機の話はなんか読んだことあるな?と思ったら「おいしい旅」に収録されている短編でした。
やっぱり近藤史恵さんの少し闇を抱えた(または暗い性格の)主人公が旅をする短編大好きだわ〜。読みやすいし旅先で読むのにもピッタリでもっと読みたい!

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

色々な人が異国の地を訪れることによって
希望を少しずつ取り戻す物語
主人公たちは大きな問題でもなく
日常にありそうな小さな問題だが
希望を取り戻すのもほんの少しで終わって
しまってるのが私は少し残念…
あと日本語の表現が少し苦手だった…
例えば、「あまりに美味しそうだ」、
「美しくてため息がでる」
私なら「頭の中で涎が出た」、
「美しすぎて息を呑んだ」とかにします。

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2026年04月11日

Posted by ブクログ

旅先で出会った食べ物や体験。人それぞれに抱えている現実を、少しだけ忘れることができる。そんな旅を綴った5作品。ニューヨークやパリといった王道の街ではなく、ラトビアとかアイスランド・ハルピンといった、ちょっとマイナー(失礼かな?)な旅先。近藤史恵らしく、おいしい食べ物も出てきて、旅心もくすぐられる。

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2026年03月30日

Posted by ブクログ

各国の風景や食べ物描写はリアルで、一緒に旅をしているような気分になれたけれども、「オーロラが見られなくても」と「マイナス十二度のアイスキャンデー」)の女性主人公のバックグラウンドが結構重たく、同じ女性として読んでいて少し辛かったです。

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

ちょうど旅行から帰って来て読んだ本。
まだ日常に戻る前だったので、なんとなく旅の延長のような気がした。
どの短編も、その国の空気感や街の様子が想像できる。
気分を変えたい時に読むといいかも。


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2026年03月28日

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