あらすじ
それはわたしの人生に、ひさしぶりに点った、遠い目標だった。
壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ”のホットドッグ。輝かしい未来なんて想像もできなかった佳奈だけれど、胸にある思いが湧きあがる……。(「オーロラが見られなくても」)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
レビューの前にこの本に対するワタシの珍道中を聞いてほしい…。
興味のない方は…☆まで読み飛ばしてください、遠慮なく!(笑)
新刊ニュースで、この書影とタイトルをみたときからワタシは(●♡∀♡)
もうこの本絶対に書店で欲しい状態…♡
幸運なことに発売日に書店に行けたし、さぁ買うぞ!
と歩き回るも、見当たらない…
なんで? なんで? (・・?…
申し訳ないと思いつつ、書店員さんに調べていただくと、、
『入荷は土日をはさんで3日後になります』
(。_。`)チーン
地方住みのかなしい現実…。
しばらく立ち直れませんでした…。
だって
その日から書店に行く暇がなかったから…(泣)
年末年始だし…。
でも
ふとした時に、書店に立ち寄れる機会が!!
時間はないので書店にお願いして、取り置きしてもらい…
この本の受け取りのみでε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
そうして
この本は私のもとへとやってきたのでした♡♡
ここまで読んでくれたアナタはとっても善いひとです!
御礼!!
☆☆☆
表紙カバーからもぅ堪りません(。♡‿♡。)
ずっと眺めてられる♡♡
いちごのタルトがおいしそうだし、デザインが素敵♡
表紙カバーを開くと挟まれている航空券も素敵な演出
♡♡
『遠くの縁側』の主人公の航空券になってるんですよねぇ~((o(´∀`)o))ワクワク
扉ぺージのダーコイズブルーの色も素敵♡♡
もぅ〜。
私の大好きなものが、ぎゅっと全部つまっていて、読み終わるまでしあわせいっぱいでした♡
オランダ、リトアニア、モロッコ、アイスランド、ハルピンの物語の舞台も素敵でニヤニヤが止まりません♡( ◜‿◝ )♡
画像検索できる時代に感謝しつつ、しあわせ♡
✈︎本文より✈︎
『どこかに行かなければいけないではなく、何かに急き立てられなくていい時間』
『違う場所から見たら、まったく違うように見えるのかもしれない』
『嫌いなものは増えていくかもしれないけれど、一方で好きなものが残る。
嫌いと好きが両手に抱えきれないほど増えていくけど、その代わりひとつの世界を嫌いになりすぎることはない』
素敵な文章とともにおいしそうなグルメもあって、お腹もいっぱいになりました(๑´ڡ`๑)
あ〜語っても語っても足りないので、自粛します(笑)
ココロが癒されたくなったとき、この本のぺージをめくるでしょう、ワタシ♡
本当に素敵な作品をありがとうございました、近藤史恵先生!!
Posted by ブクログ
世界の料理が美味しそうで、どれも食べた事ないから食べてみたい!
色々な思いを抱えた人達が料理と出会い、前へ向いて歩いていく姿に元気を貰えました。
お気に入りは表題作の「オーロラが見れなくても」
大学を中退させられ、祖母の介護をずっとやらされてきた佳奈。祖母が亡くなり、父が亡くなり、ようやく一人になった。兄はいるが、全く介護に手を貸してくれず全て佳奈に丸投げ。
そんな時、テレビでみた美しい瀧を見るためにアイスランドへと赴く…
偶然出会った舞台女優・秋月千尋と過ごすうちに、アイスランドでの過ごした時間がキラキラと輝いている様に思えた。千尋の兄と遺産が半分と言う件は私もそう思います。多めに貰って今後の生活に潤いがある事を願っています。
Posted by ブクログ
一緒に世界旅行。人には様々な悩みやシンドい気持ちあっても大自然や知らない街は大きく受け止めてくれる。
旅に行きたい、けど 今は何処へも行けない…
そんな時、近藤さんの本を手にすると連れて行ってもらえる。
そういう意味で助けられています。行き先の画像検索は欠かさずにね。
Posted by ブクログ
この本の主人公たちはそれぞれ悩みや心に傷を持っている。
沈んだ重い気持ちを抱えた人たちが海外の地でその国の人々や文化、風景、美味しい料理に触れ、少しずつ前を向く気持ちを取り戻していく。
街の描写もとても魅力的だしその場所で出会う食べ物もすごく美味しそう。興味が湧いて調べながら読んだ。
自分も一緒に街を回っている気分になれました。
アムステルダムにはコロッケの自動販売機が沢山あるらしい。食べ歩きしてみたい
Posted by ブクログ
ちょうどこんな旅の話を読みたいと思ってた今の自分の気分にピッタリで軽やかに読めるのも嬉しい。
いつもながら近藤さんの小説に出てくるご飯はなんと美味しそうなことか。
旅の空気感が伝わり、読むと私まで心がほぐれていく様な感覚で大好きな作品の一つになった。
Posted by ブクログ
円安だからどうせ海外行けないし…
と思っていたけど
ムショーに海外に行きたくなる。
今まで中国に行きたいと思ったことはなかったけど、初めて行きたいと思った。
冬のハルピン。
Posted by ブクログ
5編から成る短編集。
主人公は傷ついているとか目標を失っている人たち。
どのお話も一人旅をすることで少しずつ自分を取り戻していく。
一人で知らない土地にいると自分のことがはっきりと見えてくるのだろうか?
知らぬ人と出会い話しこれからの人生を考える人もいた。
旅の素敵な効果かもしれないですね。
私が読んだ近藤さんの本はあまり多くないけれど、他にも外国が舞台のお話しや海外の食べ物のお話しがあったような…。
きっとご自身も旅行に行かれているのどろうな…。
などと余計なことを思いつつ読んでいました。
美味しそうなものがたくさん出てきてお腹が空いてしまいます。笑
(word)
未来に希望なんてないと思っていたけど、違う場所から見たら、まったく違うように見えるのかもしれない。 (オーロラが見られなくても)
どこかに行かなければいけないわけではなく、なにかに急きたてられなくてもいい時間。ほんの少しだけ、息をついて、なにをするでもなく、空を眺めている時間。 (遠くの縁側)
嫌いになったものをもう一度受け入れることはできなくても、嫌いなものを他のもので薄めたり、好きなもので和らげたりしながら生きていくことはできるかもしれない。 (マイナス十二度のアイスキャンデー)
Posted by ブクログ
短編集でとても読みやすかった。旅行のお話で、旅先がモロッコやリトアニア、ハルビンとマイナーな場所で知らない情報や食べ物が出てきてすごくワクワクした。旅に出る背景はそれぞれあるけど、その地で出会った人や料理から受け取る影響が前向きで素敵な物語だった。悩んだ時は思い切って1人で旅に出たくなる!有名な観光地じゃなくて、行ってみたいと思った場所に行くのがベストなんだと教えてもらえた。
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人生は思い通りにならない。恋人と別れたり、盗難に遭ったり、未来が見えなかったり。そんなときに日常から離れて訪れた異国で、自分のためだけに時間を過ごし美味しいものを食べる。ささやかなご褒美感が味わえる、幸せな短編集です。ただしお腹がすいているときには要注意かも……。
個人的には旅行は苦手だし、ましてや海外に行きたいなんて思いません。それでもこの物語は素敵。むしろこういうのを読むだけで旅をしたような気分になります。そしてこの物語の主人公たちと同じように、ふっといい感じに気の抜けたような気もしました。彼らが訪れる国も、観光地としてそれほどメジャーな印象がないところばかりなので、異国感も強く味わえます。
お気に入りは「オーロラが見られなくても」。アイスランドを舞台にした物語。たしかにそんなところにわざわざ行くのって、それこそオーロラを見るのがメインの目的だし、それが見られなかったら落胆しかないだろう、という印象ですが。これが一番楽しそうで、そして美味しそうな物語でした。主人公の感じる開放感も一番だったかもしれません。
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心がめげた時、ちょっと海外へ出掛けてみる。
タイトルみたいに、目的のオーロラが見えなくても、その街の良さを発見して心が癒される、そんな短編集。
思いもがけない食べ物の良さを知るのも醍醐味。
マイナス12度で食べるアイスキャンディーはどんなんかな?
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5つの旅の短編集。
少し生きることに疲れてしまった主人公が、自分自身の為にする一人旅。行き先は、オランダ、リトアニア、モロッコ、アイスランド、ハルピン…とマイナーなところ。それぞれの国の描写が美しくて1編読むごとに、その国に行きたくなってしまった。
なかなかハードル高めだけど。
私自身は一人旅をしたことはないし、旅に出かけるのはもれなく楽しい気分の時。
でも、こんな風に辛い時や悲しい時に見知らぬ地に出かけてみることは、一旦リセットするのにいいかもと思った。
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初めての土地で知らない景色に出会ったり美味しいものを食べると前向きになったり元気になったりするよね。
すごく読みやすいから元気ない時に読むのおすすめです。
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海外に旅した人たちの短編集。
それぞれの話に素敵な場面があってほんわかした。
異国の景色や匂いをかぐと、自分の普段感じているストレスはちっぽけなものなんだなあと思えたりして海外旅行は大好きだけど、この本を読んだ後同じような気持ちになれて嬉しかった。
オーロラ、見てみたいなあ。
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仕事で行ったアムステルダム、妹の住むラトビア、モロッコ、アイスランド、ハルビン、海外旅行短編集。
軽く楽しく読める。ジブラルタル海峡に行ってみたいと思った。
Posted by ブクログ
「遠くの縁側」
「パンケーキとイクラ」
「ジブラルタルで会えたら」
「オーロラが見られなくても」
「マイナス十二度のアイスキャンデー」
5話収録の短編集。
人生に疲れた5人の男女が旅に出て、美しい景色や未知の料理と出会ったりしながら新たな一歩を踏み出す再生の物語。
行先はアムステルダム、リトアニア、モロッコ、アイスランド、中国。
5人の主人公が旅行先で新しい風に吹かれ、心と身体が少しずつほぐれていく様子に安堵する。
読みながら異国の空気感が伝わり彼等と共に旅をしている気分になった。
アイスランドの氷河やオーロラを観たくなる。
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「嫌いになったものをもう一度受け入れることはできなくても、嫌いなものを他の嫌いなもので薄めたり、好きなもので和らげたりしながら生きていくことはできるかもしれない。」旅に出るのはそういう意味があるのかもね。たしかに。
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未知の国をひとりで旅した気分になった。
でも、その旅は私をひとりにはさせなかった。
息を飲むほど美しい景色と、疲れを癒してくれる食べ物、思いがけない出会いに、自分はひとりじゃないんだって気付かされた。
登場人物それぞれの“その後“の人生が気になる、余韻の残る物語。
Posted by ブクログ
近藤氏の作品は必ずチェックする位好きな作家さん。今作は色々な辛い思いを抱えて、逃げる様に旅に出た5人の女性が主人公。場所もアムス、リトアニア、モロッコ、アイスランド、ハルビン、と様々。土地の持つ優しさや珍しさ、美味しい食べ物がそれぞれの女性達に元気と希望を与える。コロナで止まったままの旅の計画をしたいなと思った。
Posted by ブクログ
【収録作品】
遠くの縁側
パンケーキとイクラ
ジブラルタルで会えたら
オーロラが見られなくても
マイナス十二度のアイスキャンデー
海外旅行をしたいとは思わないけれど、その雰囲気を味わえるのはありがたい。
Posted by ブクログ
「遠くの縁側」オランダのコロッケが美味しくて食べ続けたら口内炎が出来るというあるあるを知った作品。
「パンケーキとイクラ」リトアニアのイクラ。自分はもちろん女性視点で読書するのだけど、さすがに本作の妹の主張(年齢で彼氏は察しろ)は無理ゲーに近いのでは…と気の毒に思うなどした。
「ジブラルタルで会えたら」モロッコ料理。ハリラとタジン。
「オーロラが見られなくても」主人公の搾取され具合は「人生に疲れた」で済ませていい訳ない。教育虐待でもある。初めての土地に行くことは生きる力を取り戻す勇気をもらえるという物語。
「マイナス12度のアイスキャンデー」この作品が一番魅力的だった。ハルビンの餃子食べてみたい!
Posted by ブクログ
いつもと違う環境に身をおいて、いつもと違う世界を見ること、外から自分を見つめ直すことができる。
海外旅行(仕事含む)が題材の作品は個人的に視野が広がるのでとても好きです。
短編集ですがすべての登場人物が自分の考えや置かれている立場を整理し、歩き出そうとする姿勢が、とても前向きになれます。
Posted by ブクログ
旅と料理を通して自分の人生を見つめ直す、ほろ苦くて美味しい短篇集。
アムステルダムやリトアニアなどの美しい街並みを想像するだけでも、結構ワクワクするなあ。
揚げたてのコロッケが買える自動販売機、イクラのパンケーキ、春餅や餃子…どれも美味しそう。
『マイナス十二度のアイスキャンデー』が良かった。
消えたいと思うほど自分の事が嫌になった畑野さんが、少しずつ自分を許せるようになっていく過程が良い。
それに十種類以上の餃子が本当に気になる。
絶対美味しいよねえ。
マイナス三十度のハルビン、死ぬほど寒いだろうけど観てみたい。