【感想・ネタバレ】オーロラが見られなくてものレビュー

あらすじ

それはわたしの人生に、ひさしぶりに点った、遠い目標だった。

壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ”のホットドッグ。輝かしい未来なんて想像もできなかった佳奈だけれど、胸にある思いが湧きあがる……。(「オーロラが見られなくても」)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

海外に出ることで引っ掛かりが何らかの方向で外れる話が集まっていて、それが救いになった。「移動と階級」といい話の並びになった。

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2026年02月09日

Posted by ブクログ

 旅には、日常と異なる環境に身を置くからか、日頃のことや人間関係、人生そのものなどを俯瞰して考える不思議な効果かある。悩んでいたことや蟠っていたことが小さく思え、一歩踏み出すきっかけになったりする。
 どのストーリーも、抱え込んでしまった出来事を、旅に出ることで自然と認知が変わり、気持ち新たに前進できるホッとできる内容だ。
 自分が行ったこともない、食べたこともないものばかり出てきて新鮮な気持ちになった。中でも、スペインとモロッコが1時間で日帰り可能は、ビックリで、思わず地図で確認してしまった。やってみたい。

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2026年02月01日

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どんな旅行本よりも、その都市でその料理を食べてみたくなる。馴染みの薄い都市で、馴染みの薄い料理がかえってそそられる。風景と料理がリアルに感じられる文章が秀逸。アムステルダムのコロッケの自販機はぜひとも食してみたい。

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2026年01月29日

Posted by ブクログ

世界中、どこに行っても美味しそうな食べ物があるんですね。
世界のどこに行くのにも躊躇する必要はないですね。

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2026年01月26日

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なんとなくいろんな事があったけど、明るい窓辺から爽やかな微風が吹いてレースのカーテンが揺れる、そんな午後のひと時の気分にさせられる小説達。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

レビューの前にこの本に対するワタシの珍道中を聞いてほしい…。
興味のない方は…☆まで読み飛ばしてください、遠慮なく!(笑)

新刊ニュースで、この書影とタイトルをみたときからワタシは(⁠●⁠♡⁠∀⁠♡⁠)
もうこの本絶対に書店で欲しい状態…♡
幸運なことに発売日に書店に行けたし、さぁ買うぞ!
と歩き回るも、見当たらない…
なんで? なんで? (・・?…
申し訳ないと思いつつ、書店員さんに調べていただくと、、
『入荷は土日をはさんで3日後になります』

(。_。`)チーン 

地方住みのかなしい現実…。
しばらく立ち直れませんでした…。

だって
その日から書店に行く暇がなかったから…(泣)
年末年始だし…。 

でも
ふとした時に、書店に立ち寄れる機会が!!
時間はないので書店にお願いして、取り置きしてもらい…
この本の受け取りのみでε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
そうして
この本は私のもとへとやってきたのでした♡♡

ここまで読んでくれたアナタはとっても善いひとです!
御礼!!

☆☆☆
表紙カバーからもぅ堪りません(⁠。⁠♡⁠‿⁠♡⁠。⁠)
ずっと眺めてられる♡♡
いちごのタルトがおいしそうだし、デザインが素敵♡

表紙カバーを開くと挟まれている航空券も素敵な演出
♡♡
『遠くの縁側』の主人公の航空券になってるんですよねぇ~((o(´∀`)o))ワクワク

扉ぺージのダーコイズブルーの色も素敵♡♡

もぅ〜。
私の大好きなものが、ぎゅっと全部つまっていて、読み終わるまでしあわせいっぱいでした♡

オランダ、リトアニア、モロッコ、アイスランド、ハルピンの物語の舞台も素敵でニヤニヤが止まりません♡(⁠ ⁠◜⁠‿⁠◝⁠ ⁠)⁠♡
画像検索できる時代に感謝しつつ、しあわせ♡

✈︎本文より✈︎
『どこかに行かなければいけないではなく、何かに急き立てられなくていい時間』

『違う場所から見たら、まったく違うように見えるのかもしれない』

『嫌いなものは増えていくかもしれないけれど、一方で好きなものが残る。
嫌いと好きが両手に抱えきれないほど増えていくけど、その代わりひとつの世界を嫌いになりすぎることはない』

素敵な文章とともにおいしそうなグルメもあって、お腹もいっぱいになりました(๑´ڡ`๑)

あ〜語っても語っても足りないので、自粛します(笑)

ココロが癒されたくなったとき、この本のぺージをめくるでしょう、ワタシ♡

本当に素敵な作品をありがとうございました、近藤史恵先生!!

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2026年01月08日

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ネタバレ

世界の料理が美味しそうで、どれも食べた事ないから食べてみたい!

色々な思いを抱えた人達が料理と出会い、前へ向いて歩いていく姿に元気を貰えました。

お気に入りは表題作の「オーロラが見れなくても」

大学を中退させられ、祖母の介護をずっとやらされてきた佳奈。祖母が亡くなり、父が亡くなり、ようやく一人になった。兄はいるが、全く介護に手を貸してくれず全て佳奈に丸投げ。
そんな時、テレビでみた美しい瀧を見るためにアイスランドへと赴く…

偶然出会った舞台女優・秋月千尋と過ごすうちに、アイスランドでの過ごした時間がキラキラと輝いている様に思えた。千尋の兄と遺産が半分と言う件は私もそう思います。多めに貰って今後の生活に潤いがある事を願っています。

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2026年01月01日

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この作家さんの描く美味しいごはんと旅の話しが好きだ。

今回は異国へ旅と、美味しいごはんの短編集。

最初の旅はアムステルダム。
「遠くの縁側」というこの話し。
あれ、読んだことがあるぞ!
同じ本を2度読もうとしているのかと焦ったけど、以前に読んだ「おいしい旅 はじめて編」というアンソロジーに収録されていたから読んだことがあるんだと分かってひと安心。

1人旅の心細さを感じている時に、自動販売機で売られている熱々のコロッケを頬張ることで、だんだんと旅を楽しめるようになっていくこの話し。
再読して「やっぱり好きだなぁ」と思う。

もうひとつ、アイスランドに旅をする表題の「オーロラが見られなくても」もよかった。

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2026年02月15日

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強烈な出来事があるわけではないが、その中でそれぞれの街の食事や環境、人によって影響を受けていく様子が丁寧であり、奥行き感のある世界観が良かった。

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2026年02月15日

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海外とごはんの短編集。
海外旅行したくなったし
登場するごはんが美味しそう。
食事にフィーチャーしすぎていない
ところが良い。

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2026年01月31日

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この世界には、旅をする人としない人の2種類が存在すると思う。特に最近は、海外を旅する人が減ってきていると思う。ネット経由で世界が近くなった今、非日常は旅をしなくても得られる体験なのかもしれない。だけどやはり旅はいい。そういうことを感じさせる短編集だった。

異国を旅することの良さは色々あるけど、最後の話での一節が一番心に響く。たくさんの世界を見るということは、嫌いなことが増えることだけれども好きなことも残るということ、そして、際限なく嫌いだと思う場所が減るということ。

自分が圧倒的マイノリティになれる場所を旅することで得られる自由がある。いつもと違う食文化に触れることで自分のなかに抱えていた問題がリフレームされる。自分がいた環境を客観的に比較することができ、好きが顕在化する。

ライトな読み心地の作品だが気軽に旅の良さを味わえて◎。オランダ、リトアニア、モロッコ、アイスランド、ハルビン。場所のチョイスもそそられる1冊だ。

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2026年01月31日

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旅はいいなー。北欧いいですね。
多分行くことはないだろうけど。食べ物の描写がとても美味しそう。せめて色んな国の食べ物を食べてみたいかも。

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2026年01月29日

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近藤史恵さんらしい、海外の旅と美味しいグルメが出てくる短編集です。
帯に「この旅はわたしたちへのご褒美なのだ」とありますが、ご褒美というよりはむしろ、辛くてままならない日々からほんの少しの間逃げるための休憩といった感じがしました。
出てくる料理がとても美味しそう。アイスランドのハンバーガー、ハルビンの餃子と春餅(チュンピン)は食べてみたいと思いました。
また、オランダでもコロッケサンドを食べるんだ?!とか、リトアニアでは甘いパンケーキにイクラが添えられているのが普通?!とか、知らない食文化が沢山出てきて面白かったです。

海外に行くことでしか分からないこと、感じられないことがあるよなぁとハッとしたのは以下の文章です。

「世界はそういうものかもしれない。未来に希望なんてないと思っていたけど、違う場所から見たら、まったく違うように見えるのかもしれない」

「たくさんの世界を見るというのはそういうことかもしれない。嫌いなものは増えていくかもしれないけれど、一方で好きなものも残る。嫌いと好きが両手に抱えきれないほど増えていくけど、その代わりひとつの世界を嫌いになりすぎることはない」

表題作の『オーロラが見られなくても』と『マイナス十二度のアイスキャンデー』が特に好きでした。『マイナス十二度〜』はとある事情から彼氏と別れた(かなりショックな事情で。彼氏ひどすぎる)女性が主人公なのですが、以下の文章がとても良くて。辛いことがあったとき思い出したいなと思いました。

「嫌いになったものをもう一度受け入れることはできなくても、嫌いなものを他の嫌いなもので薄めたり、好きなもので和らげたりしながら生きていくことはできるかもしれない。」

人が旅に出ることの意味みたいなものが詰まった優しい小説でした。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

何かに傷ついたり自分のことが嫌になったとき、家で膝を抱えているよりも日常から離れて違う景色を眺めるほうがよっぽど健康的だ。
自分を忘れ、そしてまた新しい自分と出会える。
楽しみを求めてというよりは落ち込んでしまった気持ちを励ましてもらえるような旅ばかりで元気が出た。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】

この旅は、わたしたちへのご褒美なのだ

それはわたしの人生に、ひさしぶりに点った、遠い目標だった。

壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ”のホットドッグ。輝かしい未来なんて想像もできなかった佳奈だけれど、胸にある思いが湧きあがる……。

【個人的な感想】
行ったことのない国の食べ物なのに、近藤史恵さんの文章を読むと、とても魅力的で食べてみたい!と思う食べ物が多かった!
海外旅行欲が高まった!

最後のマイナス十二度のアイスキャンデーの話がずん、、、と心に残った。
4年付き合った彼が不合意わいせつで民事訴訟を起こされる話。彼のあまりに反省していない態度にびっくり。彼女も傷つき仕事を辞めるが、自分も被害者の彼女からしたら加害者である。ということに苦しむシーンが私も苦しかった。

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2026年01月24日

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五つのお話。
全てが旅先での食事の話。でも食事の話ではなく旅先で元気をもらえる、いろいろな考え方がある。そんな話。
淡々と話が進むけどなんか私も旅に行って 景色や食事を食べたくなってきた。

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

表紙は、外国のお店のショーケースに並ぶおいしそうな焼き菓子。イチゴと生クリームに誘われてページを開くと、アムステルダム行きの航空券。本扉は、飛行機で雲の上を飛んでいるときの空の色のよう。おしゃれな感じの装幀で、まずはこの本が好きになりました。

五編の短編の舞台は、読者の私が行ったことがない国ばかり。オランダ(アムステルダム)、リトアニアとラトビア、モロッコ(シャフシャウエン)、アイスランド、中国(ハルビン)。各国の風景や食べ物が気になるものばかりでした。ネットで調べたりもして楽しめました。だから読書で旅を体感できる本でもありました。

初めて訪れた場所、そこで口にするものも初めてのもの。そんな初めてのなかに身をおくことで、自分を見直すことができたのかもしれないと思う短編集でした。人生のリセットに旅はぴったりだと思いました。読後感は、どの作品もよかったです。


〈目次〉
遠くの縁側
パンケーキとイクラ
ジブラルタルで会えたら
オーロラが見られなくても
マイナス十二度のアイスキャンデー

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

1話目、読んだことあるかもと思ったら、おいしい旅で読んでたのね。外国より日本と思っていたけど、外国にも行きたいなぁと思えました。
アムステルダムとか仕事で旅費計算したばかりだったのでとても新鮮でした。

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

円安だからどうせ海外行けないし…
と思っていたけど
ムショーに海外に行きたくなる。
今まで中国に行きたいと思ったことはなかったけど、初めて行きたいと思った。
冬のハルピン。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

5編から成る短編集。

主人公は傷ついているとか目標を失っている人たち。
どのお話も一人旅をすることで少しずつ自分を取り戻していく。
一人で知らない土地にいると自分のことがはっきりと見えてくるのだろうか?
知らぬ人と出会い話しこれからの人生を考える人もいた。
旅の素敵な効果かもしれないですね。

が読んだ近藤さんの本はあまり多くないけれど、他にも外国が舞台のお話しや海外の食べ物のお話しがあったような…。
きっとご自身も旅行に行かれているのどろうな…。
などと余計なことを思いつつ読んでいました。

美味しそうなものがたくさん出てきてお腹が空いてしまいます。笑

(word)
未来に希望なんてないと思っていたけど、違う場所から見たら、まったく違うように見えるのかもしれない。   (オーロラが見られなくても)

どこかに行かなければいけないわけではなく、なにかに急きたてられなくてもいい時間。ほんの少しだけ、息をついて、なにをするでもなく、空を眺めている時間。   (遠くの縁側)

嫌いになったものをもう一度受け入れることはできなくても、嫌いなものを他のもので薄めたり、好きなもので和らげたりしながら生きていくことはできるかもしれない。 (マイナス十二度のアイスキャンデー)

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2026年01月17日

Posted by ブクログ

言葉が踊って心の中に入り込んできた短編集だった。外の世界を知ることは、自分を知ることなんだと、改めて実感した作品。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

短編集でとても読みやすかった。旅行のお話で、旅先がモロッコやリトアニア、ハルビンとマイナーな場所で知らない情報や食べ物が出てきてすごくワクワクした。旅に出る背景はそれぞれあるけど、その地で出会った人や料理から受け取る影響が前向きで素敵な物語だった。悩んだ時は思い切って1人で旅に出たくなる!有名な観光地じゃなくて、行ってみたいと思った場所に行くのがベストなんだと教えてもらえた。

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2026年01月07日

Posted by ブクログ

旅行から戻ったとき
旅立つ前と同じ駅なのに、ほっとするあの感じ。見方を変えれば、見え方も変わる。
地名を検索しながら、一緒に旅しました。

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

傷ついたことを表に出すこともできない人たちが、海外で次のステップのきっかけをつかむ、という構図が興味深かった。
悩んでいる人たちは変化を避けていたり、関係者との距離が近いなと思う人が多かった。「パンケーキとイクラ」の翔太や、「ジブラルタルで会えたら」の岬は、今のままの関係を相手に望んだ。しかし、時が経てば相手も自分も、環境や状況ありとあらゆるものが変化する。接し方も状況に合わせて変化する方がむしろ自然だろう。私との関係性のために、相手に変わらないでいてというのは、果たして愛情なのだろうか。
「オーロラが見られなくても」の佳奈は、家族を維持するために抗うことができなかった。自らが望んだ選択ではなかったことを認めて、前に進むことを考えられるようになった。「マイナス十二度のアイスキャンデー」の畑野が自分も加害者だと思い込むのも、傷ついたことを認められないからなのかもしれない。
それぞれ、海外で出会った日本人だが知り合いではない人、家族だが今は独立しておりしかも海外生活で雰囲気が変わった妹、元同僚だが今抱えている問題については何も知らない人、とは素直に向き合えていた。それぐらいの距離間の方がうまくコミュニケートできるようだ。
また、「遠くの縁側」の橋本は、新しいスタートを切った茂木と日本で会った時には、茂木の意図が理解できずにいた。けれども、海外でそれに思いを馳せ始める。畑野は、日本が大嫌いだといった。日本そのものが意志を持った大きな世間で、思うように振舞えないという息苦しさが表現されているように思えた。
私はこれだけあなたのことを想っているのだから、同じだけの愛情を返して欲しいとか、いつまでも変わらない愛情や友情を要求するなどは、相手を尊重しているようには思えない。そして対話を避け、思いを呑み込んで我慢するのもいつかは破綻する。やはりコミュニケーションの中で、お互いのほどよい関係を構築していくしかないのだろうと考えさせられた。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

どの話も氷が溶けていくような心地よさを感じる。出てくる料理はどれも美味しそうだけれど、最初のコロッケが一番美味しそう。カバーの写真も美味しそう。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

様々な理由でひとり旅をして、その旅先で出会ったことや、自分を見つめなおして気づきまた前を向いていこうと歩き出す短編、5編が納められている

その旅とは普段あまり訪れることの少ない外国ばかりで、そこでは主人公はその場所で珍しい、そしておいしい食べ物に出会う、その食べ物を食べに行くためだけの旅でもいいな

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

星3.5

『旅に出るカフェ』などで海外旅行を題材にした小説をたくさん書いている近藤史恵さん。
今回も楽しみにしていた。

しかし、加齢のせいか、五篇のうち二篇がアンソロジー『おいしい旅』シリーズに収録されていたらしいのだが、全く読んだことすら覚えていない。ショック過ぎる。ま、読むたび新鮮と思えばいいのかも。やはり、アンソロジーって記憶に残りにくいな(私だけ?)

五篇ともいつもの近藤史恵さんらしく、読みやすく、海外に行ってみたいと思わせる。早く『旅に出るカフェ』の続編出ないかな?

追記:直前に読んだ『おもしろ雑学 世界地図のすごい読み方』にのっていた、イギリスとスペインの飛び地の話がタイムリーに出ていた。
私もぜひ行ってみたい。夢で終わるだろうけど。

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

近藤氏の作品は必ずチェックする位好きな作家さん。今作は色々な辛い思いを抱えて、逃げる様に旅に出た5人の女性が主人公。場所もアムス、リトアニア、モロッコ、アイスランド、ハルビン、と様々。土地の持つ優しさや珍しさ、美味しい食べ物がそれぞれの女性達に元気と希望を与える。コロナで止まったままの旅の計画をしたいなと思った。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】
遠くの縁側
パンケーキとイクラ
ジブラルタルで会えたら
オーロラが見られなくても
マイナス十二度のアイスキャンデー

海外旅行をしたいとは思わないけれど、その雰囲気を味わえるのはありがたい。

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

「遠くの縁側」オランダのコロッケが美味しくて食べ続けたら口内炎が出来るというあるあるを知った作品。
「パンケーキとイクラ」リトアニアのイクラ。自分はもちろん女性視点で読書するのだけど、さすがに本作の妹の主張(年齢で彼氏は察しろ)は無理ゲーに近いのでは…と気の毒に思うなどした。
「ジブラルタルで会えたら」モロッコ料理。ハリラとタジン。
「オーロラが見られなくても」主人公の搾取され具合は「人生に疲れた」で済ませていい訳ない。教育虐待でもある。初めての土地に行くことは生きる力を取り戻す勇気をもらえるという物語。
「マイナス12度のアイスキャンデー」この作品が一番魅力的だった。ハルビンの餃子食べてみたい!

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2026年01月03日

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