【感想・ネタバレ】星を掬うのレビュー

あらすじ

手に掬い取れるものが、星のようにうつくしく輝きを放つものであればいい。
そのひとつに、わたしとの記憶もあったら、嬉しいな。


千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には、かつて自分を捨てた母・聖子がいた。他の同居人は、家事を完璧に担う彩子と、聖子を理想の「母」と呼び慕う恵真。
「普通」の家族関係を築けなかった者たちの奇妙な共同生活は、途中、うまくいきかけたものの、聖子の病で終わりを告げ――。
すれ違う母と娘の感動長篇。
〈解説〉夏目浩光

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

オーディオブックで
いつもよりゆっくり目の2倍速でも6時間くらい。
オーディオブックは
裁縫をしているときにうってつけ。
声優さんたちが臨場感たっぷりに語ってくれるので
ラジオドラマを聴いているよう。

1月にはおばあちゃんと呼ばれる人になる私
娘との確執
人間として、母として、の生き方
自分の母親との関係
諸々 かさなってくる。
それでも 最後はみんな落ち着いて
優しい気持ちで生きていくのだ。

(ワンピース3着のサイズ直しを自分でやって
これで2万弱ういたわ)

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

想いや考えを、口に出しすぎても出さなすぎても勘違いやすれ違いにつながると思った。
子どもの頃の親に対するどうして?を、大人になっても引きずって、人生がうまく行ってないのは辛すぎる。単に弱さや怠惰で切り捨てられるか、這い上がれるかは本人の気づき次第。
この元夫や同僚のようにヤバい奴って、実在するからとんでもない事件が後を絶たないのだろう。逃げる、関わらないことも大事。

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2026年07月22日

Posted by ブクログ

親子関係、介護問題、答えのない正解を探す旅。

自分の人生を、生きなさい。

ありきたりな言葉かもしれないけど、
物語を通して語られる台詞にぐっとくる。

町田さんの、辛さとか悲しさだけじゃなくって、
「空虚」の表現がすごく好きだなと思った。

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

町田そのこさんは心理描写がとても繊細で、様々な人の視点から物語が進んでいく。みんないろんな思いを胸の中に抱えていて、人と上手く噛み合わないときもあるけれど、ちゃんとその人と向き合えばいつかきっと歩み寄れる。
母に捨てられた娘が主人公で、その子にとっては母は自分を捨てたひどい人で、捨てられたせいで自分はこんなにもひどい生き方をしているんだって思っていた。でも、ずっと母のせいにして生きていても自分は幸せになれない。他の人の助言もあり、主人公が「わたしの人生はわたしのものだ!」って気づいて自分の苦しみを誰のせいにすることもなく自分の責任だと考えて生き始めたときにはすごく感動した。自分が弱かったらどうしてもそれが周りのせいって思って自分を守りたくなるけれど、それだと前には進めない。そんなことを教えてくれた作品だった。

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私はセンチメンタルな気分になると本を読みたくなるだが、そんな時にちょうど心に響く良作だった。
主人公の千鶴とその母親である聖子。2人を取り巻くそれぞれ複雑な境遇の恵真と彩子。少しずつ背景は違うもののお互いの足りない部分を補い合って共同生活を始める。一つ屋根の下、同じ時間を共有することで心を通じ合わせていく展開に心温まった。
主人公と母親のすれ違いにより、自分の不幸をその境遇のせいにし続ける。どうしようもないことなのかもしれないが、いつかはその呪いから解放されなければならない。辛くても自分の人生は自分のものだ、と聖子の言葉が思い起こされる。
また、聖子は認知症患者であり、「かえりたい」と口にする。「かえりたい」とは場所だけではなく、時間でもある。昔のあの時に戻りたいのだ。
自分の半生を顧みた時、両親の「かえりたい」ところを作ってあげられているだろうか。過去を取り戻すことはできない。今できることを一生懸命に取り組んでいくしかないのだ。

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2026年06月05日

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ネタバレ

「美保ちゃんの苦しみは、彩子さんのせいじゃない。あなた自身の責任だよ。」
わたしの不幸は、母に捨てられたことではない。他でもない、わたしのせいだ。

抱えていた母への憎しみはただただ「愛されたかった」「寂しかった」とか、そういう気持ちが内側で腐ったり、歪んだりしたものなんだと思った。

それに気づけた主人公は本当に良かったと思う。

私もかつて親を憎しみ、恨んでいたからとても心に沁みたし、「私の人生は誰にも縛らせない!」って言葉も心にグッときた。

内容がとても重たいけど、また再読したい本です。

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

互いに愛し合う姿に感動した。
ただ、目を背けたくなるような描写が多かったので、ちょっとだけ読むのに覚悟が必要かも。

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

わたしたちが見ている相手は、相手の1つの側面でしかない。それぞれが過去を抱えながら生きているということの描き方がとても上手で引き込まれた。人間関係を構築する上で、若い頃から読みたかったとも思う。

客観的にみているから感情移入できないところも多々あったけど、「家族」の中にいる当事者になると、自分中心になってしまうこともあるのだろうな。だからこそ、終盤の母の言葉には心に残るものがあった。タイトルの由来も良かった。

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2026年04月07日

Posted by ブクログ

泣いた。
母親との関係は誰にとっても自分の根源であるし、それに執着して卑屈になったり、自分の今を自分で苦しめてしまうということは大人にっても結構心当たって、結城の言葉にドキリとする人は多いのではないかと思う。
でも今も未来も自分の人生っては自分のもの。辛いことの多い思い出も掬い上げれば、一片の救われる穏やかな出来事だってあるはず。そういうことを胸に抱いて生きていきたい。

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2026年04月05日

Posted by ブクログ

星を掬うは、本当の意味での「救い」を描いた作品である。読み進める中で印象に残るのは、相手に安心を与えることだけが思いやりではない、という視点だ。
本作では、あえて距離を取ったり、相手を突き放すような関わり方が描かれる。それは冷たさではなく、相手の抱える問題や依存に正面から向き合わせるための選択だと思った。
相手の痛みに共感し、理解したつもりになることは、本当の「救い」にはならない。その意味で、過剰な寄り添いは暴力性を帯びうるという示唆が、本作には含まれている。
本作における「救い」とは、状況を穏やかに解決することではなく、不完全なままでも他者とどう関わり続けるかという選択の中に見出されるものだと感じた。

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2026年04月04日

Posted by ブクログ

介護のリアルな描写とか、感情のぶつかり合いのシーンが多くて結構読んでて苦しいというかしんどち気持ちになっちゃったかも
でもだからこそ、最後まで読んだ時にジーンとくるものがあった
親子ってお互いの人生にとってすごく大きな影響があって、強く結ばれているのって割と当たり前なことだと思ってたけど、それぞれの歩むべき人生があって選択権があるということに気付かされたし、それを忘れてはならないと思った

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2026年07月27日

Posted by ブクログ

生き別れた母と娘の再会の物語。
それぞれの抱える事情が理不尽で苦しくて読み進めるのに心を削る場面が多かった。その分、再生や和解の描写が深く胸に残る。タイトルの背景が語られるくだりはぐっときた。「星を掬う」って良い言葉。詩的な美しさと、物語の中で意味を持っているところで文章の魅力が際立つ。やっぱり町田そのこさん好きだなぁ。

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2026年07月24日

Posted by ブクログ

なんとも言えない気持ちになった。

親子関係、あと何度自分の親に会えるか分からない選択をしてるんだから、1回1回大事にしないとな、と思った。

どう大切にすればいいかも分からないけど、突っぱねるのはやめよう。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

途中は胸を抉られるような場面も多く、こんなことが本当にあるのだろうかと苦しくなりました。

それでも読み終わった後は、ほっとした気持ちになりました。辛い過去を抱えながらも、それぞれが前を向いて歩き始める姿に救われた気がします。

認知症になっても大切な人を思う気持ちは変わらず、「生きなさい」という母親の言葉がとても印象に残りました。

過去に縛られるのではなく、自分の人生を生きること。人との出会いや支えによって、人は生き直すことができるのかもしれないと感じた一冊でした。

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2026年06月17日

Posted by ブクログ

ただの母娘の再会がハッピーエンドだったで終わらず、お互いの葛藤が徐々に分かってくる。介護問題にしても一緒にいたいと思う家族でも限界はあるし、その上本人も自分らしくありたいと思うおもいもある。ラストは色々な問題に対峙することで母娘が分かり合えることも増えていくことに安らぎを覚えた。

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

幼いころに母に捨てられた千鶴は、それが自分を卑下する理由となり、自分を肯定することがどうしてもできない。
父と祖母に育てられたが、父の病により家産を手放すことになり、貧乏暮らしを強いられた祖母は、千鶴の母を恨みながら死んでいった。

千鶴が結婚した相手は、借金に借金を重ねてはその返済を千鶴に押し付け、断ると手加減なく暴力をふるうモラハラ男。
逃げても逃げきれないこの生活から逃れるため、死ぬしかないと思い詰めていた時に、母の知り合いが「会いたい」と連絡してくる。
人生最後に、なぜ自分を捨てたのか聞きたくて、千鶴はその知人と会うことにする。

普通だったら涙の再会。
「悪かった」「後悔しなかった日は一日もなかった」という流れになると思うが、再会した母は千鶴を見て気を失う。
若年性認知症を患っている母は、時に落ち込み、時にテンション高く、だが概ね千鶴のことは見ないふりをしている。

千鶴に連絡を取った恵真、家事全般を担当する彩子とともに、母が所有する「さざめきハイツ」に暮らすことになった第一の理由は、元夫から身を隠すことだ。
幼いころに両親を事故で失い、親戚の家でしぶしぶ育てられた恵真。
妊娠中から産後にかけての体調不良から、育児や家事を義理の母に任せることになり、家に居場所がなくなり、ついに家を出ざるを得なくなった彩子。

千鶴の母・聖子もまた、過干渉で反抗を許さない母に厳しく育てられ、それに反発しながらも、自分の中に母の影を感じ、千鶴を守るために千鶴を捨てざるを得なかった(とその時は信じていた)のだった。
それぞれに家族関係で悩み、傷つき、その痛みを抱えながら生きる。

そしてそれぞれに「あたしの人生は、あたしのものだ」の覚悟を持つまでの話。

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2026年06月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

親に捨てられた女性が人生を取り戻す話。めっちゃ良かった。
主人公は幼少の頃母に捨てられた。そのひと月前に二人で行った小旅行の思い出をラジオの賞に応募すると、母と同居しているという女性からのコンタクトがあり、主人公は母と再会を決める。しかし、対する母は若年性認知症を患っており、みたいな話。
小旅行を美化していたことに気づく描写が良かった。序盤の恵真の無遠慮な行動と、結城が主人公(初対面)に正論くらわせすぎなシーンと、美保が急に感情移入しやすいキャラになったのが少しあれだけど、他はすごく良かった。序盤の恵真はやばい。
面白かった。

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2026年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

記憶が自分の底に沈んで自分でも手で掬えなくなるのが認知症っていう表現が良すぎ。
色んな傷を負った4〜5人の女性が同じ屋根の下でぶつかり合い、苦しみながらも少しずつ溶け合う感じが好きだった。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

母と子。それぞれにしかわからない気持ちがあるのだなと思った。
ゴールデンウィークに母に会って、元気に会えるうちに色々と連れて行ってあげたいと思った。

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

しんどい。
なんてものじゃなかった…。
町田そのこさん、初めて読んだけど最後までしんどい気持ちでいっぱいで。
だけど最後にはすごく胸がいっぱいになった。

いつか、またみんなで旅行のつづきができますように。

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

親子ものとして個人的には今までなかった視点や考え方の小説だったなぁ

幼少期に母に捨てられた千鶴。「捨てられた」「いらない子」「全て自分を捨てた親のせい」と思うのも最もだと思いながら読み進めてて、結城の「不幸を親のせいにしていいのは、未成年の間だけだ」「自分の人生を、誰かに責任を取らせようとしちゃダメだ」って言うセリフにも反感を覚えながら読んでたけど、ただ突き放すための言葉じゃないってのが最後まで読んで納得できた。確かに子供じみてるし、いい大人になってまでその考え方ならただの自縄自縛で時間を、人生を無駄にするだけ。

『52ヘルツ〜』からの流れで「世間から非難される親の視点」で描こうと考えついたこと自体がすごい。
確かにその人なりの理由が良かれ悪かれあるはずだし、その立場を描くこともすごく意義のあることだと思う。

人生の困難は誰のせいでもなく、自分で乗り越えていくんだ、って言うメッセージがあると言われると、確かに読者にとっても「すくわれる」ところがあるだろうなと思った。他の作品にもすごく興味が湧いた1冊になった。

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2026年05月03日

Posted by ブクログ

母娘のこんなにも苦しい関係性があるのか、と読みながら辛くなりました。
「自分の人生を誰かに責任取らせようとしちゃだめだよ」が凄く心に響きました。自分の人生は自分だけのもの!

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2026年04月29日

Posted by ブクログ

 誰かのせいにして自分を省みず思考を停止させる。不幸に浸るのって自作自演というか自傷行為みたいなものだよな、と。一種のドラッグみたいな。その時は満たされるけど、ふと現実に戻った時に何も変われてない現状にどんどん苦しさが増していって、また不幸に浸っていたくなる。不幸に依存してる。対症療法でしかないから、同じ苦しみを繰り返す。時間が経てば薄れていく不幸を、自らしがみつくように掻き集める。惨めな姿を晒していることに気がつけない。
 他責思考が染み付いていると、自分の意思がわからなくなる。それすらも他人のせいにして負のループ。でも気持ちはわかってしまう。不幸をなかったことにはされたくないよね。でも慰めるべきは苦しんだ過去ではなくて、苦しんでも生きてきた今なんだよ。

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2026年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

捨てられた娘と捨てた母の物語。
元夫のDVから逃れられない千鶴。自分を捨てた母と再会する機会ができ、それをきっかけに母親の所有するシェアハウスに逃げることになります。

自分の不幸は母親のせいだと思っていた千鶴。
「不幸を親のせいにしていいのは、せいぜい未成年の間だけだ」と言われ、ハッとします。
分が不幸のどん底にいると、つい、自分だけが不幸で世の中は不平等だと思ってしまいます。でも、周りをよく見ると、気付くことはたくさんあります。
親子だって別々の人間。
一見身勝手な母親でも、母親側の気持ちを読めば、その気持ちも痛いほどわかります。

娘には自分の人生を生きていってほしい。

自分の母のことを想い、自分の娘のことを想い読みました。重いテーマですが、読んでよかったです。

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2026年06月02日

Posted by ブクログ

久々の町田そのこさんです✩
『52ヘルツのクジラたち』もそうでしたが、重いし辛い。切なさとちょっとの幸せが感じられる作品でした。

自分を捨てた母。DVする元夫。最悪の環境から一つの思い出が状況を変え、新生活がスタート。そこにいたのは、認知症を患っている母と母を「ママ」と呼ぶ恵真、そして娘と縁を切っていた彩子。
複雑な親子関係が、お互いの傷が、それぞれの不幸が、複雑な生活の中で母の病によって終わりに向かっていく物語でした。

正直に言うと、ずっとキツイし、再読はしたくないです。
それぞれの状況を見ていると否定はできないけど、家族って?自分の娘だよ?って自分は思っちゃいました。
命を産むってことは、責任が伴うし、どんな理由でも捨ててはいけないけど、その子の幸せのために捨てるっていう行為は、どう表現したら良いのだろう…。本当にその子のことを想っているけど想えていない。かといって自己犠牲してでも…とは言えないし。
みたいな感じで感情めちゃくちゃ。
状況を読めない美保にもちゃんと理由があったし、とにかく全員理解できないけど、責めれないのがキツかったです。
(褒め言葉です笑)

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

町田そのこさん、コンビニ兄弟シリーズ以外を読むのが久しぶり。
嫌な人ももちろん出てくるけど、基本的には心の優しい人たちが出てくるから、安心して読み進められるし、読み終わってやっぱり今回も心が救われる思い。

ここから、千鶴と聖子の新しい思い出がたくさん増えていくといいな。恵真と結城にも、彩子と美保にも、たくさんの良い変化があるといいな。

自分の人生の責任を、誰かに押し付けてはいけない。私の人生は、私のもの。私も忘れないように生きていきたい。

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

幼少期に母親に「捨てられた」主人公千鶴が20年ぶりに再会した母は、若年性痴呆症を患っていた。

親から受けた傷が、その人の人生に影響をもたらすことは大いにある。でもその人の人生の不幸そのものは、果たして親の責任なのか。

痴呆症やDVの描写がリアルで苦しい。

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2026年07月01日

Posted by ブクログ

読んでて苦しい場面もあったけど、、
最後は少し温かさが残るお話でした。
みんな不器用でそこがリアルに描かれてた。
ラジオから繋がっていく展開が好きです。

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2026年05月12日

Posted by ブクログ

んー、痛々しい場面が多かった

内容としてはそこまでかな
それぞれの登場人物に感情移入ができなかった

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

短編はどれも傑作揃いなのに、長編に関してはこの作品もそこまで乗れなかった。

千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には
かつて自分を捨てた母の聖子がいた。
他の同居人は家事を完璧に担う彩子と、聖子を理想の母と呼び慕う恵真。
普通の家族関係を築けなかった者たちの奇妙な共同生活は
上手くいきかけたものの聖子の病で終わりを告げる。
傷つけながらも求め合う母娘の再生物語。

52ヘルツのクジラたち同様、まぁとにかく重い。
千鶴の詰んでいるとしか言いようがない生活、
そして逃げ込んだ先で再会した母が患う若年性認知症、
恵真の抱える過去の傷、突如として現れる彩子の娘など
多岐に渡る詰んでいる人生をこれでもかと見せつけられる。
もう、読んでいて苦しい以外言葉が浮かんでこない。

結局、不幸を一身に背負っている云々が問題なのではなく
最近のトレンドとも言うべきかもしれない主人公の度を超えた弱さ。
要は主人公に魅力が一切感じられない構造。
徹底してるかの如く、主人公を好きになれる瞬間が訪れない。
これが個人的に乗れない大きな要因なのかもしれない。
傑作な筈なのに、その壁を突き破れずに
可もなく不可もなくといった曖昧な印象のまま終わりを迎える。

それでも踠きながらも何とか必死に生きていくサマは
胸に来るものがあるのだが、千鶴の元旦那に関しては、
今やもはやステレオタイプでしかないのではないかという描かれ方。
そしてこれまたステレオタイプな彩子の娘・美保の存在。
結局聖子が千鶴を捨てた理由もわかるようで納得できない。
共感は最後までできなかったなぁというのが正直な感想。

誤解を恐れずに言うと、これが男性の作家が書いたものだったら、
これほどまでに評価される作品となり得たのだろうか。
むしろ、そもそも男性には描けない重厚さということなのだろうか。

決してダメな作品ではないし読み応えも十二分にある作品なのだが、
何だかモヤっとした感触だけが残ってしまったのもまた事実である。

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2026年04月24日

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