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連続ドラマ原作『最後の鑑定人』が好調な著者が放つ、近未来バディ・ミステリ。 2029年、北京。常軌を逸した速さで進行する癌で有力者の息子が死亡した。これは仕組まれた連続殺人なのか? 刑事偵査総隊の刑事アーロンは、ウイグル人の遺伝子エンジニア、マリクとともに捜査を行なう。やがてアーロンとマリクは、生命科学上の闇に直面し……
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Posted by ブクログ
舞台は中国北京。アーロンとマリク。暗い過去(ヒトクローン)を背負った者同志がタッグを組み、国家陰謀を食い止めようと動き出す…頁を捲る手が止まらず。伏線回収のオチに唸る。岩井圭也先生の発想、筆力は秀逸。一押し。
タイトルの 「真珠配列(パールシークェンス)」とは、 理想的な人の遺伝子情報(ヒトゲノム)のこと。 遺伝子をその配列に操作することによって 病気にかかりにくく 頭脳明晰、運動神経抜群、見た目も麗しく、完全無欠な人間になれる。 近未来の中国、北京が舞台で 極度にバイオテクノロジーが進んだ世界では、...続きを読む真珠配列やヒトクローンが実際にもあり得るのではないかと思わされる。 正月ボケの頭で読み始めたせいか途中何度か挫けそうになったが、結末が衝撃的でした。 そう来るか。。まさに近未来ディストピア、、 さすが岩井圭哉さん! ウィグル人の差別や問題は 今もこのようなことがあるとは。。恐ろしい。 あまり報道されないよね。
実際、あり得る話だけに…。「完全無欠な仮想のゲノム配列を真珠配列と呼ぶらしい。全国民にゲノム編集を施せば世界最強の国民集団が完成する」勝手に他国を襲撃して最高指導者拉致して正義を行なったと嘯く民主主義の旗手。こんな時代ならなんでもアリだろうな。2026年に暗雲が。
遺伝子テクノロジーが発達した近未来、人間の卑しい欲望を描いたディストピアSF×ミステリ #真珠配列 ■あらすじ 近未来の中国、高速で進行する癌によって亡くなる人たちが居た。その中に有力者の息子も含まれており、何らかの事件の可能性を懸念した公安局では捜査を開始。刑事アーロンは、遺伝子の専門家であるマ...続きを読むリクに捜査協力を依頼するも、けんもほろろに扱われ… ■きっと読みたくなるレビュー 物語は近未来の中国が舞台、テーマは遺伝子テクノロジー、ゲノム編集ってやつですね。 ひと昔前に、遺伝子組み換えの大豆、クローン牛なんてのをよく報道されてました。技術の進歩は素晴らしいんですが、アンタッチャブルな神の領域の研究などと、異を唱えられてしまうこともあったんだと思います。 このゲノム編集、反発を受けることなく大きな進化を遂げていたらどうなっていたのか… 人類は幸せになるのか、不幸になるのか、そんな想像を駆り立てられる作品になっています。 本作のメインキャラはふたり、刑事のアーロンとウイグル人の遺伝子エンジニアのマリク。手を取り合って捜査を進めなきゃいけないんだけど… ふたりとも我が強くって、そりゃもう仲が悪いという。ちなみに個人的にはどちらも友達になりたくないね、うんうん。 ただ彼らの思惑、駆け引き、背景みたいなところが一番の読みどころ。ふたりの距離感どう変化していくか、そして読者としても、徐々に見え方が変わってくるんですよね。 そして本作で熱く語られる遺伝子テクノロジーですよ。真珠配列って、なんなのでしょう… フィクションとは言え、この物語を読んでいると人間ってのは欲望の限りがないことを痛感する。結局は自分が幸せになるためなら、他人が不幸になってもいいという考え方なんすよね。一体どこまで、むさぼり尽くせば気が済むのでしょうか。 でもこんなディストピアな世界になると、どういうことが起こるのかってのがよーくわかります。世界中で我意を通している人たちに、ぜひ読ませてあげたい一冊でした。 さて本作、かなり重めのテーマではありますが、構成もシンプルだし、文章も読みやすくわかりやすい。さすがの安定感の岩井圭也先生ですね、面白かった! ■ぜっさん推しポイント 本作でもうひとつ語られる重要なテーマ、ウイグル人、新疆ウイグル自治区、ウイグル人権問題。日本のメディアでは、ほとんど報道もされない。 21世紀も4分の1が終わろうとしているのに、まだこんな人種差別が現実にあるかと思うと悲しくてやりきれない。私も聞いたことはあったという程度で、現実を全く知りませんでした。知らない人も多いと思うので、ぜひ調べてみて下さい。
またまた作者の幅の広さに感嘆。 中国が舞台である事も 私にこんな想像をさせる。 (今日すれ違った人の中にも クローン人間がいるかも…)と
終わりの100pくらいで、えっとなり、そこから先は何度も驚いた。 近未来の話。遺伝子操作が進み、怪我の治療などにも利用される世界。 人クローンはいけないと言われても、舞台になっている某国をはじめ、他の国もきっとやっちゃうよなあ、と思う。 騙し騙され、後味が悪い。
どんぐりさんのレビューで発売を知りました。 どんぐりさんありがとうございます! 近未来ディストピア小説だそうです。 時は2029年、二月下旬。 北京市公安局庁舎。 警察官のアーロン・ハオ、23歳が主人公です。 連続した不審死が起こります。 被害者は四名でいずれも謎の進行がんで亡くなっています。...続きを読む 被害者のうち一命胃がバイ・ムーアンという政治局の父を持つものだったため事件性があるとみなされ、アーロンが捜査に当たります。 四名のがんは人為的に引き起こされたがんとみなされますが…。 前半部分はその他、1989年に中国でヒトクローンが 初めて作成されたこと。 そしてアーロンの生い立ち。アーロンの兄は14歳で亡くなっていますが、なぜ警察官になったのか。 などが描かれていますが、いまひとつ盛り上がりに欠けるストーリー展開で、星3つかなとか考えながら読んでいました。 でも後半部分には大どんでん返しが待っていました! これは面白いと思い、みるみるうちに伏線回収されてゆき最後は前半とは全く違うストーリー展開で面白かったです。 主役はやっぱりアーロンでした。 アーロンの物語でした。 それ以上はネタバレなので言えませんが。
SL 2025.11.22-2025.11.24 2029年の北京。 ヒト以外はゲノム編集されたものが当たり前に出回っている世界。 ありえないスピードで進行する癌で亡くなった4人。ほんとにただの病死なのか? 刑事のアーロンは遺伝子エンジニアのマリクに協力を仰ぎながら事件の捜査を進める。 そして思って...続きを読むもいなかった結末にうなる。 あらゆるものをゲノム編集して優生的なものだけ残すような、こんな世界がいつか現実のものとなる恐ろしさを考えずにはいられない。
中国が舞台、遺伝子のお話ってことで難しいのかなと思ってたけど、とても分かりやすい文章ですんなり入り込めた。ディストピアなんだけど、将来こんな世界になっても不思議ではないような。展開から結末まで秀逸でした。
岩井圭也さんの新作です ザバイブも、土門の新作も なかなか借りられそうにない、、、 と思っていたら入荷ホヤホヤで本書が並んでおりました(o^^o) これは借りるしかない!!! 何も知らずに読み始めると どうやら中国が舞台のよう。 カタカナ苦手族なんだが、、、 と思いつつ...続きを読む読み進めました 聞き慣れない言葉や文化はありつつも 問題なく読めました(´∀`) 誰が誰かわかりやすくて 岩井さんうまいな、、、、 そして舞台が中国であることで 違和感が最小限になっているなと。 リアリティが増していて またまたうまいなと思いました どんな話かって?? 遺伝子の話です。 2029年、北京。 常軌を逸した速さで進行する癌で有力者の息子が死亡した。これは仕組まれた連続殺人なのか? 刑事偵査総隊の刑事アーロンは、ウイグル人の遺伝子エンジニア、マリクとともに捜査を行なう。 やがてアーロンとマリクは、生命科学上の闇に直面し…… 作中ではゲノム編集、つまり遺伝子を編集した食材や生物が一般的になっています。 たとえば肉付きのいい牛を養殖することで、同じ手間でも生産量を増加させたり 同じトマトでも栄養価を高めたり。 木材もゲノム編集することで生育スピードを速め、強度やしなやかさに優れた木材になったり そして人体にも、、、。 人の倫理観に訴えかける作品というか なんだか背筋がぞぞぞーとする話でした 後半は畳み掛ける展開で星一個増やしました(^^) 相変わらず作品のペースが速すぎ!! そしてまた新たな分野を開拓した岩井さん これからも追いかけます(゚∀゚)
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