風車と巨人

風車と巨人

小説・文芸
2,640円 (税込)

13pt

3.6

彼女は、真実を撮っているつもりだった。

「不老因子」の発見で脚光を浴びるがん研究者・嘉山宗弘。
彼を追う人気ドキュメンタリー番組「十一時の肖像」の撮影を始めた三田紗矢子は、やがて嘉山の成果の根幹を揺るがす研究不正疑惑に辿り着く。
否定する大学と告発する医師で証言は食い違う。
それでもカメラを回し続けるなかで、疑いは次第に“真実”の輪郭を帯びていく。
疑いを抱いたまま切り取られた世界は、どこまで現実なのか。

記録と虚構の境界が静かに崩れていく――。

【著者略歴】
岩井圭也 いわい・けいや
1987年生まれ、大阪府出身。北海道大学大学院農学院修了。2018年『永遠についての証明』で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞してデビュー。多彩なジャンルの作品を発表しており、近著に『サバイブ!』『真珠配列』『あしたの肖像』『拳の声が聞こえるか』がある。

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風車と巨人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    がんの治療に役立つ「不老因子」を発見したという嘉山教授を題材にしたドキュメンタリーをを制作するため、撮影を始めた三田。しかしその途中で嘉山の研究不正疑惑を知る。母ががんに罹患したこともありがん研究の発展を願う三田は番組の制作に執念を燃やし、さらに調査を進めるのだが疑惑は増えるばかり。真実はどこにある

    0
    2026年08月06日

    Posted by ブクログ

    自分の主張を信じているからの行動なのか、別に何か狙いがあるのか。しかし、捏造はいただけない。結局は暴こうとした方まで同じことをしてしまうなんて。信用ゼロ、残念な結果だ。

    0
    2026年08月01日

    Posted by ブクログ

    若手ディレクターの三田紗矢子は、「不老因子」の発見で脚光を浴びるがん研究者・嘉山宗弘教授を追うドキュメンタリー番組『十一時の肖像』の撮影を始める。
    だが、嘉山教授の研究不正疑惑に辿り着き…。

    捏造、疑惑、虚構のなかで、真実を見つけるのは至難の業であり、そのために何をしたのか…。
    そして…。


    0
    2026年07月23日

    Posted by ブクログ

    自分だけの真実があるからかそれ以外を軽んじている性質が好ましくない
    それがドキュメンタリーと言うなら彼女の作品は見ない

    0
    2026年08月01日

    Posted by ブクログ

    不老不死の新薬の秘密。話の先は読めるのだが、不思議とスラスラ読めて苦にならない。ただし、終わり方がなんだかなぁというもの。それが残念。

    0
    2026年07月26日

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